2016.01.27

【ボリビア】

■ポオポ湖、1994年に類似 La Razónの記事
オルーロ県のポオポ湖の現在は、1994年の事例に類似しているという。国内第2のこの湖は水が干上がり、地域行政が「消滅」を宣言した。米国のNASAは衛星写真を使用して説明し、今回の涸渇が初めてではないとした。この水の干上がりは極端な雨不足が原因で、雨が戻れば湖は再生する可能性が高いとの見方を示している。

■ラパスも渇水警戒 Página Sieteの記事
ラパス県でも渇水への警戒が呼びかけられた。インディヘナ(先住民)のアイリュ(コミュニティ)の団体が指摘したもので、県内20地域では雨不足による渇水が深刻化しつつあるという。農作物や家畜に今後、大きな被害が及ぶおそれがある。国内の広い範囲は現在雨季だが、ラパス、オルーロ県などでは雨が降らず、今後への不安が高まっている。

■アルゼンチン閣僚、来暮を中止 El Díaの記事
アルゼンチンのエネルギー担当、フアン・ホセ・アラングレン大臣はサンタクルス訪問を急遽、キャンセルした。同大臣はボリビアの天然ガス担当、ルイス・アルベルト・サンチェス大臣と会談予定だった。アルゼンチン側によると、この訪問と会談は2月中旬に延期するという。両国はエネルギー分野での協力関係の強化を急いでいた。

■サンタクルス、Noの行進 El Deberの記事
サンタクルス市内では26日、「No」への投票を訴える大規模集会と行進が行なわれた。2月21日、エボ・モラレス大統領の再選の是非が焦点となる、憲法改正を問う国民投票が予定されている。野党などを中心に、「No」への投票を呼びかける選挙運動が国内各地で行なわれており、この日の集会にはおよそ600人が参加した。

■ペルー、また不適切使用 El Díaの記事
ペルーがまた、ボリビアの文化を自国プロモーションに不適切使用したという。エルネスト・ロッセル観光副相が明らかにし、同国に抗議したものだ。カルナバルのプロモに、ユネスコ無形文化遺産に登録されているオルーロの画像などを使用したという。ペルーはアンデス文化をすべて自国のものと扱う傾向があり、ボリビアは神経をとがらせている。

■国外からの投資、36.3%減 Página Sieteの記事
2015年のボリビアへの国外からの投資は、7億7400万ドルとなったという。コンサルタント企業が試算した数字だ。この額は、2014年の13億3900万ドルから、実に36.6%も減少したことになる。原油安などが進み、国内での資源開発への投資が冷え込んだ影響ともみられる。投資額減少はボリビアだけでなく、ラテンアメリカのほとんどの国でみられる。

■ネッタイシマカ感染、52件 El Díaの記事
サンタクルス県でのデング、チクングニヤ熱、ジカ熱の3つの感染症の感染者は今シーズン、52件となった。県保健局が明らかにしたものだ。これらの感染症はネッタイシマカが媒介するもので、雨季に感染が広がりやすい。ラテンアメリカで大流行のおそれがあるジカ熱については、今の時点では4件にとどまっている。

■父親、息子を決死の放出 La Razónの記事
谷に転落する車輛の中から、父親の手で放出された10歳の少年は、奇跡的に命を取り留めた。ラパス県のユンガス地方で、ペルーのクンビア楽団のメンバーや関係者を乗せたミニバスが転落する事故が起きた。この事故で10人が死亡、4人が負傷したが、父親のとっさの判断が少年の命を救ったことが明らかになった。

■カラコリョ闘争 La Patríaの記事
オルーロ市中心部の2月10日広場で、カラコリョの住民らがデモを行なった。住民らは、過去に県側が約束した公共工事などの即時履行を求めている。住民らは合意文書などを掲げ、ビクトル・ウゴ・バスケス知事との直接対話の機会を求めた。このデモの影響で、市内中心部の交通などにも影響が出ている。

■政府、カルナバルを発表 La Razónの記事
エルネスト・ロッセル観光副相は、今年のオルーロのカルナバル日程を正式に発表した。主催するフォルクローレ委員会発表を、承認した形となる。ユネスコ無形文化遺産のパレードは2月6日の開催で、1月31日にはブラスバンド祭、2月4日にはアウトクトナ(古典)ダンスのアナタ・アンディーナが開催される。

■タリハ、グローボを禁止 El Díaの記事
タリハ市は、カルナバルでのグローボ(水風船)の使用を禁止した。カルナバル時期にはこどもたちや若者らが、水遊びをする習慣があり、グローボの投げ合いも行なわれる。しかし通行人などが巻き込まれたり、標的にされるケースも少なくなく、近年はトラブルが多く発生していた。市側はこのグローボの投げ合いを禁じ、違反した場合には罰金を徴収することを決めた。

■環境省、毛皮を監視 El Deberの記事
環境省はカルナバルのダンス衣装での毛皮について、監視を強化する。ダンスによっては伝統的に、野生動物の毛皮や羽などが使用されることがあったが、今は保護を目的に禁止されている。オルーロやサンタクルスなどのパレードで、毛皮などの使用がないかチェック体制を強化し、使用が判明した場合は摘発する方針だ。


【ペルー】

■防災サイレン、142個所に設置 Perú21の記事
政府の防災機関は、太平洋岸に面する72の行政地域に、合わせて142基の防災サイレンを設置する。環太平洋造山帯に位置し世界有数の地震国であるペルーも、津波に見舞われる可能性が高い。このサイレンは日本政府からの協力を得て、津波発生の危険性を市民にいち早く知らせるため設けられる。また携帯電話を通じた日本の警報システムも、近く導入される見通しだ。

■国境や空港、ジカ熱警戒 Perú21の記事
国内の空港や国境、港湾では、ジカ熱に対する警戒が強化されている。ブラジルで広がるこの感染症について世界保健機関(WHO)は、ラテンアメリカ全体で流行する可能性があるとしている。国内での感染例はまだないが、保菌者が国内に上陸する可能性があり、保健当局が警戒を強めているものだ。

■ミスティ山、20万人に危険 El Comercioの記事
国内第2の都市アレキパのランドマーク、ミスティ山が噴火すると、20万人に影響、被害が及ぶおそれがある。地質鉱山機構が試算した数字だ。この火山火口とアレキパ都心はわずか17キロしか離れておらず、火山に近い市街地も噴火の直接的影響を受ける可能性があるという。同機関は集団移転を含め、対策が必要と指摘している。

■カマナで事故、7人死亡 Correo Perúの記事
アレキパ県のカマナ郡で事故があり、7人が死亡した。25日17時10分頃、パンアメリカン道のハワイ橋付近で、乗客8人を乗せたミニバスと4WD車が正面衝突したものだ。プランチャーダからアティコに向かっていたこのミニバスの5人と4WD車の2人が死亡した。事故原因についてはまだ分かっていない。


【チリ】

■LAN、妊婦の渡航変更を受けつけ BioBio Chileの記事
LAN航空を傘下に持つLATAM航空は、妊婦の渡航の行き先変更を受けつけると発表した。ラテンアメリカ各国でジカ熱の流行が起きつつある。妊婦がこの感染症にかかると、胎児に小頭症や奇形などが起きるおそれがあり、流行地への渡航を予定している妊婦について、無料で行き先変更に応じるという。

■第8州、5個所でクラゲ禍 BioBio Chileの記事
第8(ビオビオ)州の5つのビーチで、俗に電気クラゲと呼ばれる「カツオノエボシ」の出現が確認された。州保健局が調査結果を示したものだ。リルケン、ベジャビスタ・デ・トメ、コブケクラ、タウク、ブチュプレオで確認され、これらのビーチは遊泳が禁止された。このクラゲに刺されると最悪の場合、命を落とすこともある。隣接する第7(マウレ)州でも、この出現が続いている。


【アルゼンチン】

■LANが突然のスト La Nacionの記事
LANアルゼンチンは26日朝、突然のストを行なった。同社の複数の労働組合が待遇の改善を求めた動きで、同日朝5時30分からストを行なったものだ。ブエノスアイレスのエセイサ国際空港を発つ同社とTAM航空の国際線の便に、遅れが生じた。その後組合側はストを中止しており、以降は平常化に向かいつつある。

■ジカ熱、ついに上陸か El Universoの記事
ジカ熱がついに国内に上陸した可能性がある。ロサリオ市内に住む男性が、この感染症の症状を示しているもので、サンタ・フェ州保健局が確認を進めているものだ。この男性は流行地であるブラジルから帰国したばかりで、持ち帰った可能性がある。世界保健機関(WHO)はラテンアメリカ全体でこの感染症が流行する可能性を示している。

■航空利用、8.7%増 AA2000の記事
アルゼンチンでの航空便利用は2015年、2957万7911人と、前年比で8.7%の増加となった。交通省が明らかにした数字だ。国内線の利用は1794万4458人と前年比で12.4%増、国際線は1135万1807人で2.9%増だ。ブエノスアイレスのエセイサ国際空港は同じく6.1%増、ホルヘ・ニューベリー空港(アエロパルケ)は7.5%増となっている。

■トゥクマン、ピットブル禍 La Nacionの記事
トゥクマンで、ピットブルに襲われた67歳の女性が死亡した。この事故が起きたのは州都から65キロ、モンテロスのワサ・パンパだ。自宅近くでこの女性が薪を探していたところ、3歳オスのこの犬に突然襲われ、重傷を負った。女性は病院に運ばれたが、後に死亡したものだ。この犬は、女性の息子により殺されている。


【コロンビア】

■サントス、クマ殺し検挙を命じる El Universoの記事
フアン・マヌエル・サントス大統領は、警察に対し「クマ殺し」の検挙を命じた。チンガサ公園内で、野生のメガネグマが死んでいるのが発見された。このクマは頭部に銃弾を受けており、違法な猟により死んだとみられている。アンデス一帯に棲息するこのクマは絶滅が危惧されており、猟は禁じられている。

■ジカ熱感染、60万件か Caracol Radioの記事
アレハンドロ・ガビリア保健相は、国内でのジカ熱感染が60万件に達したとみられると語った。ブラジルを震源にラテンアメリカで感染が急拡大しているこの感染症は、国内でも爆発的に広がっている。この感染症に妊婦が罹ると胎児に小頭症や奇形が起きるおそれがあり、保健省は媒介する蚊が落ち着く7月まで妊娠を延期するよう、異例の勧告を出している。

■ボゴタ空港、霧の影響 Caracol Radioの記事
ボゴタのエルドラード空港は26日朝、濃霧の影響を受けた。空港の管理側によると、午前9時頃までこの霧による視界不良の影響が残り、多くの便に支障が生じた。カルタヘナからの便については、アビアンカ航空の4便と、LANコロンビアの1便に遅れが生じた。天候の回復後、同空港は平常化に向かっている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■WHO、ジカ熱への警報 El Universoの記事
世界保健機関(WHO)は、北中南米のほぼ全域に、ジカ熱への警報を出した。ネッタイシマカが媒介するこの感染症はブラジルを震源に広がり、現在はこの地域の21カ国で感染が確認されている。妊婦が罹ると胎児に小頭症や奇形などが現れるおそれがある。WHOはカナダ、チリを除くすべての国で、流行が起きるおそれがあるとの見方を示した。

■エルサルバドル、穀物危機 El Salvadorの記事
エルサルバドル国内の穀物生産が、厳しい状況にある。中小零細農家の団体によると、トウモロコシやコメ、小麦などの栽培の実に47.5%が今季、損なわれたという。もっとも大きいのは病害だが、これに加え気候変動による生育不良と、栽培作物の盗難が事態をさらに悪化させている。

■アラス・ウルグアイ、ブエノスアイレスへ 180.comの記事
21日にアスンシオン線を就航したばかりの新会社アラス・ウルグアイは27日から、ブエノスアイレスに乗り入れる。同社はモンテビデオ、プンタ・デル・エステとホルヘ・ニューベリー空港(アエロパルケ)を結ぶ路線をこの日から運航する。同社は2012年に破綻したプルーナ航空の元職員が立ち上げたもので、2月にはブラジル、3月にはチリに路線を拡大する予定だ。

■アスンシオン空港利用、0.53%減 Ultima Horaの記事
パラグアイ、アスンシオンのシルビオ・ペティロッシ空港の2015年の旅客利用は、前年比で0.53%の減少となった。空港側によるとこの年の利用総数は91万5425人だったという。航空会社別ではTAMメルコスルが31.35%のシェアでトップとなり、コパ航空が15.12%で続く。今年はソル・デル・パラグアイの再開やアラス・ウルグアイの就航など好材料がある。


【国際全般】

■イベリア航空、日本線再開へ El Paísの記事
スペインのイベリア航空は日本路線を再開する。同社は10月18日から、マドリードと東京、成田空港を結ぶ路線を就航することを明らかにした。月、水、土曜の週3往復の運航だ。同社は以前、日本路線を運航していたが1998年12月に運休しており、18年ぶりの再会となる。また同社はウルグアイ、モンテビデオ線も同月から運航を開始する。