2016.01.28

【ボリビア】

■エボ-ウマラ会談 Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領と、ペルーのオリャンタ・ウマラ大統領の会談が行なわれた。キトで開催されている中南米カリブ海ょ国共同体(CELAC)サミットの場で行なわれたものだ。両首脳はティティカカ湖の保全問題について話し合い、さらにボリビアが計画しているラパスとイロを結ぶ鉄道、道路の整備について意見を交わした。

■ブラジルとエネルギー協力強化へ El Deberの記事
ボリビア、ブラジル両国はエネルギー分野での協力関係を強化する姿勢だ。エボ・モラレス大統領は2月2日、ブラジリアを訪れ、ジルマ・ルセフ大統領と会談する。この場で、ガス、電力などのエネルギーの相互協力について話し合う見通しであることが分かった。ボリビアは電力を新たな輸出品と位置づけており、同国への輸出の可能性を探っている。

■来訪観光客、120万人 El Deberの記事
2015年にボリビアを観光で訪れた外国人は、129万5729人となった。文化観光省が明らかにした数字で、この数は統計開始以降、もっとも多いという。エボ・モラレス政権が誕生した2006年以降の累計来訪者数は880万人に達した。観光地別でもっとも来訪者が多いのは、ポトシ県のウユニ塩湖となっている。

■カミリ、市民ゼネスト El Díaの記事
チャコ地方のカミリでは、27日午前0時から「市民ゼネスト」が始まった。行政に対し、約束された公共事業などの早期実現や、司法システムの整備を求めた動きだ。サンタクルスと、アルゼンチン国境のタリハ県ヤクイバを結ぶ幹線道路が封鎖され、多くのトラックなどが足止めされている。

■ECOBOL闘争が再燃 Págia Sieteの記事
ECOBOL(ボリビア郵便)の労使間の問題が、再燃している。ラパスではECOBOL職員が、公共事業省の建物前で抗議デモを行なった。同社は現在経営再建中だが、職員らによると約束された賃金が払われない状態がまた起きているという。同様のデモはサンタクルスやコチャバンバでも行なわれている。

■失業率、3.2%に Página Sieteの記事
2015年のボリビアの失業率は、3.2%となったという。労働農業開発統計局が明らかにしたデータだ。この数字は2000年代以降もっとも低い水準で、2014年の3.5%からも0.3ポイント下がっている。エボ・モラレス大統領の就任直前の2005年のこの数字は、8.7%だった。ボリビア経済は順調に成長しており、これが奏功したと政府側は発表した。

■10歳児が助けを求めた El Deberの記事
先週末、ユンガス地方で起きた事故で、命を取り留めた10歳の少年ホルヘが、近隣に助けを求めたという。ペルーのクンビア楽団のメンバーや関係者を乗せたミニバスが谷に落ちたこの事故で、10人が死亡、4人が負傷した。父親の手により車から押し出され、助かったこの少年が傷を負いながら助けを求め、生存者らの命をつないだとみられるという。

■ラパス、エルアルトで医療スト El Deberの記事
ラパス、エルアルトでは28日、医療ストライキが行なわれる。医師や看護師らの団体が、賃金や待遇の改善を求め、通告したものだ。ストは24時間の予定で、この間緊急医療以外の医療サービスはすべて停止するとみられる。国内ではサンタクルスで、今週初めから同様のストが行なわれたばかりだ。

■テレフェリコ青線、鉄塔届く Página Sieteの記事
ラパスで建設が進むテレフェリコ(ロープウェイ)青線の、鉄塔18本分の部品がオーストリアから届いた。2014年に3路線が開業し、政府と市は新たに6路線を整備する計画だ。先行する青線はエルアルトを周遊するルートで、運営するミ・テレフェリコは近く、鉄塔建設が着手されると発表した。現在白線の建設作業も、同様に進められている。

■オルーロでも鉄塔建設始まる La Patríaの記事
オルーロでも、テレフェリコ(ロープウェイ)の鉄塔建設が始まった。市内中心部と、聖母ソカボン像が立つサンタバルバラ山を結ぶ、観光用テレフェリコの建設作業が進められている。工事を請け負うフランスのポマ社が調達した部品による、鉄塔の建設がいよいよ始まったという。

■カルナバル、20カ国に中継 La Razónの記事
2月6日にパレードが行なわれるユネスコ無形文化遺産、オルーロのカルナバルは20カ国に、生中継されるという。マルコ・マチカオ文化観光相が明らかにしたものだ。ケーブルテレビなどを通じて毎年国内外に中継されるが、今年は新たに中国に配信されるという。このカルナバルのスポットCMは、ラテンアメリカ各国を中心に放送されている。

■コンドーム200万個を配布 La Razónの記事
このカルナバルの機会に、国内で200万個のコンドームが無料配布される。保健省が行なうこの取り組みは、国民にHIVなどの性行為を通じた感染症の啓発を行なうことが目的だ。毎年同様の配布が行なわれており、今年もラパス、コチャバンバ、サンタクルス、オルーロで配布が行なわれる。


【ペルー】

■ペルー、不適切使用を認める Correo Perúの記事
ペルー政府側は「不適切使用」を認めた。ボリビア文化省が、オルーロのカルナバルの画像が、ペルーのプロモーションに使用されていると指摘し、外交ルートを通じて抗議した。政府側はこの事実を認め、このプロモーションに使用したポスターなどの撤去を検討し始めた。プーノのカンデラリア祭と、オルーロのカルナバルの音楽やダンスには、共通点が多い。

■タクナ-アリカ海岸道路 La Repúblicaの記事
国内南端のタクナと、チリ北端のアリカを結ぶ新たな道路の建設が提言された。タクナ県のオマル・ヒメネス知事と同県内自治体首長会が計画を示したものだ。両都市を結ぶ、両国間唯一の国境道を補完するため、海岸にもう一つルートを設けるというものだ。この建設にかかる予算は530万ソルにのぼると試算される。


【チリ】

■ヨットの日本人を救出 BioBio Chileの記事
第12(マガジャネス)州の沖で27日、小型ヨットの日本人が救出された。このヨットは難破し、チリ海洋当局に救助を要請してきたという。巡視船とヘリコプターがプンタ・アレーナスの南西740キロ地点に向かい、このヨットに乗っていたハマグチ・ジュンイチさんを救助した。この男性の健康状態に問題はないという。

■メトロ5号、緊急事態 BioBio Chileの記事
サンティアゴのメトロ(地下鉄)5号線で27日、緊急事態が起きた。17時45分頃、モンテ・タボル駅近くを走行していた編成の一部から、煙が立ったものだ。消防が出動しすぐに消火活動が行なわれ、メトロ職員の誘導で乗っていた全員が近くの駅に避難した。整備上の問題で火が出たとみられている。この事態でマイプ広場駅とモンテ・タボル駅間の運転が見合された。


【アルゼンチン】

■200ペソ札、デザイン変更の可能性 Clarín.comの記事
今年発行される予定の200ペソ札について、デザインが変更される可能性がある。中央銀行が発表したこのデザインは大西洋に現れるミナミセミクジラだが、その特徴の描写が誤っていると専門家などが指摘していた。批判の先頭に立っていたプエルト・マドリン市長が、中央銀行側がこの変更を検討し始めた、と明らかにした。

■電力、350%値上げか La Nacionの記事
国内の電力料金は、350%程度の値上げとなる見通しだ。エネルギー担当のフアン・ホセ・アラングレン大臣が明らかにしたものだ。12月に政権が変わり、政府にとって過重な負担となっていた助成を見直すことになったものだ。国民としては痛みをともなう改革となるが、大統領選で支持を受けたことになり、値上げが近く決行される見通しとなった。

■イナゴ戦争、続く CBA24Nの記事
国内中北部ではイナゴとの闘いが続いている。イナゴの大群による農作物などの食害が起きているものだ。保健省の衛生食品品質局はサンティアゴ・デル・エステーロ、カタマルカ、コルドバの3つの州の121個所で、このイナゴ掃討を行なったことを明らかにした。しかし新たな食害発生も続いており、完全にコントロールするには時間を要するとみられる。

■スプレー販売が大幅増 La Nacionの記事
国内ではスプレーが今、売れに売れているという。ブラジル、パラグアイで流行しているデングが国内に入り、ミシオネス州などで感染が広がっている。ネッタイシマカが媒介するこの感染症にはワクチンがなく、蚊に刺されるのを避けることが最大の予防策だ。このため殺虫剤や虫よけスプレーが今、国内で飛ぶように売れている。

■コルドバ-リオ・オンド線開設か El Liberalの記事
アルゼンチン航空は、コルドバとサンティアゴ・デル・エステーロ州のラス・テルマス・デ・リオ・オンドを結ぶ直行便を季節運航するこことを検討している。リオ・オンドは温泉保養地で、休暇時期などに移動の需要が高まる。サンティアゴ・デル・エステーロ州側の要請を受け、この路線の可能性を探っているという。

■リネアD新車輛 Clarín.comの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)リネアDに、新車輛が導入される。運営側が明らかにしたもので、新たに調達されるのは中国製の60輛だ。各路線では車輛の刷新が行なわれており、リネアAやHでの導入がすでらになされている。新車輛はいずれも空調つきで、利用環境が大きく改善されるという。


【コロンビア】

■サンアンドレス島の空港、危機的 W Radioの記事
カリブ海に浮かぶサンアンドレス島の空港は、手探り運用が続いている。同空港の唯一の滑走路の痛みが激しく、穴が開いて応急処置を続ける状態が続いている。この26日にもボゴタからのアビアンカ航空の便が、滑走路状況から着陸できない事態となった。空港側は大補修を行ないたい考えだが、閉鎖すれば経済に影響を与えかねず、判断が難しいという。


【ベネズエラ】

■議会、人道危機の宣言 El Paísの記事
ベネズエラ議会は27日、「人道危機」を宣言した。同国では経済失政などにより、食料や基本的物資の不足が深刻化している。議会は、とくに医薬品の不足から国民が健康上の問題に直面しているとし、この危機を宣言してニコラス・マドゥロ政権に揺さぶりをかけた。昨年12月6日の選挙で野党が圧勝し、議会は反政府勢力に占められている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ジカ熱、ニカラグアにも上陸 La Prensaの記事
ニカラグア保健省は、同国にもジカ熱が上陸したとみられると発表した。ラテンアメリカに広がるこの感染症は国内では確認されていなかったが、2人について感染が濃厚だという。2人はマナグアに居住しており、同省は薬剤を撒くなどし蚊を抑止する方針だ。またパナマ保健省は、同国内のジカ熱感染例が42件となったことを明らかにした。

■パラグアイ、デング243件 ABC Colorの記事
パラグアイ国内でのデング感染は今季、243件となったという。同国保健省が明らかにした数字で、感染が疑われる例は1万4千件を超えている。とくにアスンシオン首都圏で多くみられ、先の年末年始の洪水による衛生状態の悪化が、媒介する蚊を増やしたとみられている。国内では2013年シーズン、15万人が感染する大流行が起きた。

■アラス・ウルグアイ、BsAs就航 ABC Colorの記事
新会社アラス・ウルグアイは27日、ブエノスアイレスのホルヘ・ニューベリー空港(アエロパルケ)に乗り入れた。21日にアスンシオンに就航したばかりの同社は、モンテビデオ、プンタ・デル・エステとブエノスアイレスを結ぶ路線をこの日から運航する。この就航で、両国首都間の「シャトル便体制」が復活することになった。


【国際全般】

■ジカ熱、デンマークに飛び火 News24の記事
ラテンアメリカの広い範囲で流行しつつあるジカ熱が、欧州はデンマークに飛び火した。同国の病院が明らかにしたもので、中南米への渡航歴がある人が発熱や筋肉痛などの症状を示し、この感染症に罹っていることが確認されたという。同国内にはこの感染症を媒介するネッタイシマカ、ヒトスジシマカがいないため、周囲に感染が広がる危険性はない。