2016.01.29

【ボリビア】

■原油下落は準備済み La Razónの記事
アルバロ・ガルシア・リネーラ副大統領は、ボリビアは5年前から、原油価格の下落に対する準備を進めていた、と語った。現在、国際市場で原油価格が下がり、天然ガスを輸出するボリビアも大きな影響を受けている。しかし副大統領は、1バレルあたりの価格が20ドルに下がっても耐えられるよう、ボリビアは準備を済ませていると語った。

■環境省、水遊び規制へ El Díaの記事
環境省はカルナバル時期の水遊びを規制する方針を示した。この時季、こどもたちや若者らは水をかけあったり、グローボ(水風船)を投げ合うなどの遊びを行なう。しかし今季、各地で少雨による水不足が起きていることから、規制し取締りを行なうことを決めたという。水不足とは別に、この水遊びの暴走による暴徒化が毎年、問題となっている。

■コスタス知事、10周年 La Razónの記事
サンタクルス県のルベン・コスタス知事が、就任から10年を迎えた。議会での挨拶でこのことに触れたものだ。右派の同知事は、エボ・モラレス政権と対峙する立場を取り続けている。同知事は2月21日に行なわれる、モラレス大統領の再選の是非が焦点の憲法改正を問う国民投票で「No」への運動を展開することをあらためて示した。

■横断鉄道、チャパレを経由 La Razónの記事
国内鉄道を活用し新たに整備が計画されている大陸横断鉄道について、政府はコチャバンバ県のチャパレ地方を経由させる方針であるという。キトで開催された会議でエボ・モラレス大統領とペルーのおゃんた・ウマラ大統領が会談し、この計画の推進で一致したとみられる。国内鉄道は東西に分かれており、これを結ぶ鉄路をチャパレに設けるという。

■蚊の封じ込めに薬剤研究 El Díaの記事
保健省はサンタクルス市内で、蚊を封じ込めるための薬剤研究を行なっている。国内では現在デング、チクングニヤ熱の感染が拡大し、またラテンアメリカ全体でジカ熱の脅威が高まっている。保健省は市内第7区で、薬剤の組み合わせを変え、効率を高める研究実験が行なわれている。国内でもジカ熱感染が4例、報告されている。

■トリニダ、感染症センター6個所 La Raónの記事
ベニ県都トリニダ市内には、ネッタイシマカが媒介する感染症への診療、手当てを行なうセンターが6個所に設けられた。市内ではデング、チクングニヤ熱の感染が増加し、さらにジカ熱の上陸の可能性もある。これに備えるため、既存医療機関施設を活用し、専用のセンターを設けたものだ。診療は朝7時から22時までだ。

■コチャバンバ県もジカ熱対策 Los Tiemposの記事
コチャバンバ県保健局も、ジカ熱への対策を開始している。ネッタイシマカが媒介するこの感染症は、ラテンアメリカ全体で流行すおそれがある。国内ではサンタクルス県で4例が報告されているが、今後県内にも波及するおそれがある。熱帯地方であるチャパレを中心に、県保健局は薬剤散布などの対策に乗り出した。

■エル・ニーニョの影響、6898ha El Deberの記事
国内では今季、エル・ニーニョ現象によるとみられる悪天候で、6898ヘクタールの農地が被害を受けている。セサル・コカリコ農村開発相が明らかにした数字だ。今の時点でタリハ、コチャバンバ、ラパス県で雨や雹などによる被害が報告されている。また今後オルーロ、ポトシ県などでは同じ理由による雨不足の影響が懸念されるという。

■パルマソラ刑務所スキャンダル El Deberの記事
サンタクルスのパルマソラ刑務所で、新たなスキャンダルの発覚だ。この刑務所内で、受刑者らが飲酒し、喫煙する写真などがSNSに流出したという。ある受刑者の、収監30周年を祝う、パーティが行なわれたという。警察と刑務所側は事態を重く見て、このパーティに参加したとみられる受刑者への処罰を検討しているという。

■ボリビア郵便、道路封鎖 Página Sieteの記事
ECOBOL(ボリビア郵便)の職員らが、ラパス中心部で道路封鎖を行なった。封鎖されたのはマリスカル・サンタクルス通りで、職員らは同社に対し、未払い賃金の即時支払などを求めている。ECOBOLは現在、経営再建中だが、職員らによるとこの経営危機表面化以降、賃金の未払いがたびたび発生しているという。

■県境闘争、紛争化は回避へ La Patríaの記事
ラパス県のコルキリとオルーロ県のカラコリョの間で争われている県境闘争について、当面の紛争化は避けられることになった。県境の未画定区間の線引きについてのこの闘争で、事態が緊迫化していた。しかし両地域行政間の対話がコチャバンバで行なわれ、継続して協議することで合意した。当面、さらなる緊張や衝突は避けられることになった。

■BoA、カルナバル増便 Correo del Surの記事
国営ボリビアーナ航空(BoA)は、カルナバルに合わせ国内線の便を増やす。ロナルド・カッソ会長が28日、明らかにしたもので、タリハへの4便と、今は定期便が就航していないオルーロに6便を運航する。同社は新たに設立したBoAレヒオナルを通じ、オルーロ就航を模索しており、今回の実績をもとに今後についての判断が行なわれるとみられる。

■TAMもオルーロ増便 Opnionの記事
ボリビア空軍航空(TAM)もカルナバルに合わせ、オルーロ線の増便を行なう。来週、サンタクルス、コチャバンバとオルーロを結ぶ便を合わせて12便、運航する。ユネスコ無形文化遺産のカルナバルのため、この町を訪れる人が増えるとみられるためだ。アエロコンの停止、アマスソナスの休止を受け、TAMはオルーロに定期便を持つ唯一の航空会社となった。

■オルーロのカルナバル、ベルギーへ Opinionの記事
ユネスコ無形文化遺産、オルーロのカルナバルはこの週末、ベルギーの首都ブリュッセルに出張する。2月6日に迫る本番のプロモーションのため、同市内で30日、ダンスが披露されるものだ。セント・キャスリン広場で、16時からディアブラーダが踊られる予定だ。ボリビア文化省と、在ベルギー大使館が企画したイベントだ。


【ペルー】

■タクナ、水不足深刻化 Perú21の記事
国内南端のタクナ県で、水不足が深刻化している。地域の水道会社は事態の深刻さを伝え、各方面に節水を呼びかけた。地域の水がめとなっているパウカラニダムは、貯水率が50%まで減っているという。この事態は、エル・ニーニョ現象による雨不足が原因で、当面まとまった雨は期待できない状況にあるという。

■不明フランス人、遺体で発見 El Comercioの記事
消息を絶っていたフランス人観光客が、モケグア県内で遺体で発見された。セドリック・ドゥリョヴァさん(43)は12月26日、アレキパ市内の宿を後にしたまま戻らなかった。この男性とみられる遺体が27日午後、モケグア県の山中で発見されたという。趣味のオートバイで出かけ、何らかの理由でこの場で死亡したとみられる。調べが進められている。


【チリ】

■ジカ熱、イースター島では小警戒 BioBio Chileの記事
保健省は、イースター(パスクア)島でのジカ熱の感染拡大の可能性は低いと判断した。ラテンアメリカで大流行のおそれがあるこの感染症について、世界保健機関(WHO)はチリをその範囲から除外している。しかし媒介する蚊が棲息するこの島では流行するおそれがあるが、保健省はその可能性は低い、との見解を示した。

■トーレス・デル・パイネ、搬送に10時間 BioBio Chileの記事
第12(マガジャネス)州のトーレス・デル・パイネ国立公園で負傷した観光客の搬送に、10時間を要したという。28歳の国内旅行客の女性が、この公園内を散策中に偶発的な事故に遭い、動けなくなった。森林組合の職員や公園関係者が搬送のため動いたが、現場がアクセスが難しい場所だったため、大きく難航したという。


【アルゼンチン】

■ジカ熱、アルゼンチン上陸 La Nacionの記事
国内で初めて、ジカ熱の感染者が確認された。保健省によると感染したのはブエノスアイレス在住の、コロンビア国籍の23歳の女性だ。今月初め、コロンビアから帰国しており、同国で感染して持ち帰ったとみられる。国内にもこの感染症を媒介するネッタイシマカがいるため、感染が広がる可能性があると保健省は指摘している。

■蚊よけスプレー、政策的値下げ La Nacionの記事
国内では蚊よけスプレーが、政策的に値下げされる。産業省が明らかにしたもので、平均で36%価格が抑えられるという。国内ではネッタイシマカが媒介するデング、チクングニヤ熱の感染が増え、さらにジカ熱の脅威にさらされている。蚊に刺されないことが最大の予防策で、市民にこうしたスプレーの使用を推奨する。生産者に対しては増産を要請した。

■ミシオネス、デング大流行 Misiones Cuatroの記事
ミシオネス州では、デングが大流行の段階に入りつつある。同州保健局によると、州内でデング感染が疑われる事例が、1862件に達したという。州都ポサーダスと、観光地イグアスを抱えるプエルト・イグアス一帯での感染例が多い。この感染症はネッタイシマカが媒介するため、同局は各地で薬剤を撒くなどし、蚊の発生を抑止する方針だ。

■対イナゴの「戦闘機」 perfilの記事
国内中北部では、対イナゴ戦争で25機の「戦闘機」が使用されている。サンティアゴ・デル・エステーロ、コルドバ、カタマルカ各州でタナゴの大群による農作物の食害が起きている。通常、薬剤散布などに使用されている機材が、この戦争での戦闘機として最前線で活躍しているという。農村連盟は、このイナゴ禍がこの50年で最悪、と表している。


【コロンビア】

■バランキージャ線大増便 Caracol Radioの記事
航空最大手のアビアンカは、カルナバル前後、ボゴタとバランキージャを結ぶ路線を大増便する。カルナバル行事で知られるバランキージャを観光で訪れる人が増えるためだ。両都市を結ぶ路線は一日42往復の運航だが、さらに同社は12往復を追加する。この追加便に使用される機材は、150席のエアバスA320型機だ。


【ベネズエラ】

■不足危機、交通機関にも El Impulsoの記事
国内で深刻な物資不足が続いているが、この状況は都市部の交通機関にも及んでいる。カラカスなどでは市民の足となっているバスなどの交通機関が、目立って不足しつつある。便数が減り、一台あたりの利用者が激増して大混雑となっている。使用される車輛に故障が発生しても修理ができず、使用できる絶対数が減っていることが原因だ。

■ジカ熱、4700件 El Universalの記事
保健省は、国内でジカ熱感染が疑われる事例が4700件に達したと発表した。ルイサナ・メロ大臣によると、カラカスを含むバジェでの感染拡大が続いているという。国民に対し、高熱や筋肉痛などの初期症状が出た場合、医療機関にすぐ相談するよう呼びかけた。同国では感染概要の発表がないことに、医療機関などから懸念が示されていた。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ジカ熱、数百万人感染のおそれ El Universoの記事
世界保健機関(WHO)は、ラテンアメリカで数百万人がジカ熱に感染するおそれがあると警告した。ネッタイシマカが媒介するこの感染症はブラジルを震源に、ラテンアメリカ全体で大流行が起きると同機関は指摘している。すでに23の国と地域で感染が確認されている状態で、とくに妊婦が感染すると胎児に影響が生じる可能性がある。

■ブラジル、対ジカ熱戦争宣言 News24の記事
ブラジル、ジルマ・ルセフ大統領は、ジカ熱との「戦争」を宣言した。キトで開催されているラテンアメリカ・カリブ海諸国共同体(CELAC)サミットの場で語ったものだ。同国を震源にこの感染症がラテンアメリカに拡大しているが、各国が一致して立ち向かう必要があると述べた。来週にはモンテビデオで保健相会議があり、この件について話し合われることになった。

■ホンジュラス、ジカ熱1000件 La Tribunaの記事
ホンジュラス保健省は、国内でのジカ熱感染例が1000件を超えたと発表した。同国では12月に初めて感染例が確認されて以降、急速にその数が増えている。また国立自治大学によると、この感染症による2人めの死者が出たとみられるという。前日に初めて国内感染者が出た隣国ニカラグアは、感染例が1件増えて3件となった。

■ウルグアイ、妊婦渡航自粛勧告 El Paísの記事
ウルグアイ保健省は、国内の妊婦に対し、ジカ熱の流行地域への渡航を自粛するよう勧告した。隣国ブラジルを震源にラテンアメリカで感染が急速に拡大しているこの感染症で、胎児に小頭症や奇形などが起きる可能性が指摘されている。保健省は妊婦に対し、ブラジルやコロンビアなどへの渡航を控えるよう、異例の呼びかけを行なった。

■ジェットブルーもジカ熱払い戻し Review Journalの記事
米国のLCC、ジェットブルーも、ジカ熱流行地域への渡航を控えるための、チケット払い戻しに応じると発表した。この感染症がラテンアメリカで猛威をふるいつつある中、LAN、TAMを傘下に持つLATAM航空と米国のデルタ航空が、同様の措置をとることを発表している。