2016.03.01

【ボリビア】

■政府、経済対策で新基金 Prensa Latinaの記事
政府は経済対策で、8億2千万ドルの新基金を設ける。ボリビア経済はこの数年、地域有数の成長率を記録しているが、中国経済の減速など世界経済の影響を今後、大きく受けることが想定される。レネ・オレジャナ大臣はこの基金創設を通じ、国内経済の下支えをする新たな政策を示した。

■サパタ氏の親友を逮捕 El Díaの記事
汚職の容疑で拘置されているガブリエラ・サパタ氏の友人、クリスティナ・チョケ容疑者が逮捕された。ラパスの警察によると、同容疑者もサパタ氏の容疑に関わった可能性が高まったという。チョケ容疑者はサパタ氏とともに、エボ・モラレス大統領が率いる与党MASの政治運動にも参画していた。

■エボ「息子に会ってみたい」 El Díaの記事
エボ・モラレス大統領も「息子に会ってみたい」と語った。汚職の容疑で拘置されている元交際相手ガブリエラ・サパタ氏が2007年頃、モラレス大統領の子を産んだと報じられた。この子については死産だったと伝えられていたが、先週末同氏のおばがこの子が生存していると発表した。モラレス大統領もこの子の存在は知らなかったとし、会ってみたいと語った。

■サパタ氏側「子は認知されている」 La Razónの記事
ガブリエラ・サパタ氏側は、子について「認知されている」とした。同氏の弁護士、アンヘラ・ブルゴア氏が子供の生存証明を示し、その上で語ったものだ。汚職の容疑で拘置されている同氏は2007年頃に、エボ・モラレス大統領の息子を生んだとされている。また同弁護士は、サパタ氏の逃亡の可能性はないとして、拘置決定の解除を求めた。

■ポスト・エボ、MAS空転も El Díaの記事
与党MASは、エボ・モラレス大統領の後に求心力を失い、空転するおそれもあるという。2月21日の国民投票でモラレス大統領の再選が否決され、2019年次期選挙への出馬ができなくなった。MAS内にはモラレス大統領に変わる、リーダーが今の時点で見つかっていない。2006年以降、MASにより国内政治は比較的安定していたが、再び不安定化する可能性がある。

■BoA、オルーロ就航 El Díaの記事
国営ボリビアーナ航空(BoA)は、オルーロへの就航を発表した。同社は3日から、週3往復のペースでサンタクルスとの間の便を運航する。2013年2月にオープンしたフアン・メンドサ空港はアマスソナスの撤退、アエロコンの運航停止で、便数が大きく減る事態となっている。オルーロ市や県は、BoAに早期の就航を求めていた。

■サンタクルス、ジカ熱11件に El Díaの記事
サンタクルス県でのジカ熱感染例は、11件となった。同県保健局のホアキン・モナステリオ氏が明らかにしたもので、新たに感染例が2件、確認されたという。県内ではジカ熱とともに、同じネッタイシマカが媒介するデング、チクングニヤ熱の感染も広がっており、同保健局は県内に警報を出している。

■番号ポータビリティ、11月から El Díaの記事
国内では11月から、携帯電話の番号をキャリアを超えて持ち運びできるようになる。交通通信省が明らかにしたものだ。現在は携帯電話会社が変わる場合、番号は必然的に変更されている。この持ち運びを可能とするシステムを同省が導入するもので、運用が11月から始まるという。

■フパピナ、全壊12棟 Página Sieteの記事
ラパス県ソナスールのフパピナでの土砂災害で、住宅12棟が全壊した。26日夜から28日未明までに発生したこの事態で、地域の広い範囲の地盤が動いた。このため地域に住む多くの人が避難している状態だ。市内では2011年2月26日、「メガ土砂崩れ」が発生し、6千世帯が被害を受けた。

■TAMの中国旅客機を調査へ El Díaの記事
国防省は、ボリビア空軍航空(TAM)が保有する中国製旅客機について、調べを進める。同社は公営航空会社に転換される予定だが、保有しながら使用されていない機材を抱えている問題が指摘されている。とくに政府が中国から調達したこれらの機材はほとんど使用されていない。同省はこれらの機材の現在の状況などについて、緊急に調べる。


【ペルー】

■中央道、3日まで制限 Perú21の記事
リマと中央アンデスを結ぶ中央道では、新たにリマック川の増水、氾濫の影響を受けた。先週末、ワロチリで起きた土砂災害で通行が制限されているが、さらにリマに近いエリアで道路交通に支障が生じている。交通通信省の部局によると、リマック川流域地域では3日にかけて、この道路の通行は午前10時から16時までとなる。

■プティナ、28棟浸水 Los Andesの記事
プーノ県のプティナでは、住宅28棟で浸水被害が生じた。局地的な大雨が降り、排水能力を超えたため街路などが浸水し、住宅にも水が流れ込んだものだ。被害が起きたのはサンアントニオ・デ・プティナの住宅地で、住民らは後かたづけに追われている。今後、農地の被害も明らかになる可能性がある。

■プカルパ、8時間の雨 El Comercioの記事
ウカヤリ県都プカルパでは29日、8時間にわたり強い雨が降り続いた。この町はもともと雨が多いが、降った雨は排水機能を超え、市街では道路陥没などさまざまな被害が生じている。市街地では道路交通が制限され、公共交通機関の運転にも影響が残っている。隣接するサンマルティン県でも一連の雨で、ワジャガ川が増水し、氾濫の危険性がある。

■2月29日生まれ、1万6231人 La Repúblicaの記事
2月29日生まれのペルー国民は、1万6231人だという。この日を迎え、市民登録局がツイッターを通じて明らかにした数字だ。内訳は女性が7994人、男性が8237人だ。閏年は、世紀の変わり目の年を除き、原則4年に1度ある。この日に誕生日を迎える人々にとっては、特別な日だという。


【チリ】

■1月はマイナス成長に La Terceraの記事
チリ経済の減速も、数字に表れた。中央銀行が月次経済報告を示したもので、この1月の国内経済は0.1%のマイナスとなった。マイナス成長になるのはリーマンショック直後の2009年10月以来、7年ぶりだ。中国経済の減速などから、銅輸出が13.8%、機械輸出が4.6%のマイナスとなったことなどが響いた。

■マイプ、マクド強盗 BioBio Chileの記事
サンティアゴ、マイプのマクドナルドの店舗が、強盗に襲われた。ロス・トーレス・デ・パハリートス通りにある店舗に、8人組の武装強盗が押し入った。職員を脅して金庫を開けさせ、この週末の売り上げである2千万ペソ相当の現金を奪ったという。この事件による、職員などの負傷はない。


【アルゼンチン】

■AR、前大統領家族らの「利権」に Clarín.comの記事
国営化されたアルゼンチン航空は、クリスティナ・フェルナンデス、ネストル・キルチネル元大統領らの家族の「利権」となっていたことが書類などで明らかになった。家族の資本によるホテルが、2007年から2016年にかけ同社から470万ドルを受け取っていたという。現マウリシオ・マクリ政権は、同社の高コスト体質の背後に、こうした利権構造があるとみて改革を急いでいる。

■2月29日にはニョッキ Clarín.comの記事
ブエノスアイレスでは4年に1度の2月29日、イタリア伝来の「ニョッキ」を食べる習慣があるという。クリスマスやセマナサンタ(聖週間)など、行事や暦で習慣的に食べられる料理がある。この一つで、この日にニョッキを食べることで幸運を呼び込み、さらにひもじい思いをしなくて済むという言い伝えがあるという。

■ミトレ線、通常体制に Clarín.comの記事
ブエノスアイレスの近郊鉄道ミトレ線は29日、通常体制の運転に戻った。レティーロとティグレを結ぶこの路線は、1月28日から電線工事などのため、間引き運転が行なわれていた。ピーク時には混雑も起きていたが、この日から従来の体制に戻り、ラッシュ時には10分おきに便が運転されるようになった。

■リネアCも全線再開 Clarín.comの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)リネアCも29日、全線再開となった。ターミナル駅のレティーロは、駅と線路の工事のため、休止した状態が1月から続いていた。この工事が終了し、この日からレティーロ-コンスティトゥシオン全線での運転が再開されたものだ。レティーロは近郊鉄道ターミナルや、バスターミナルが集中する交通の要衝だ。


【エクアドル】

■アルゼンチン女性殺害で容疑者特定 El Universoの記事
サンタ・エレーナ県のモンタニータで、アルゼンチンの女性2人が殺害された事件で、警察はグアヤキル出身の男を容疑者として特定した。女性らは2月23日未明、飲み物を買おうと外出した際にこの男と出会い、殺害されたとみられるという。現在警察はこの男から事情を訊き、さらにガードマンの別の男性も拘束しているという。

■トゥングラワ、小康状態 El Universoの記事
トゥングラワ火山は小康状態を保っている。キトの南140キロにあるこの活火山について、防災機関は警戒度を上から2番めのランクの「オレンジ色」に引き上げた。観測機関は内部での活動が活発と発表しているが、表面的には落ち着いた状態にある。この火山は1999年から断続的に活発化し、2006年には火砕流で死傷者も出している。

■国産タマゴ、厳しい状況 El Universoの記事
国産のタマゴは、厳しい状況に置かれているという。養鶏業の団体が明らかにしたものだ。国内には、隣国ペルーやコロンビアから、安価なタマゴが違法に持ち込まれているという。飼料代や維持管理費などから、国産タマゴは割高で、厳しい競争にさらされている状態だ。国境などでの摘発は難しいという。


【コロンビア】

■クンディナマルカでも小頭症か El Universoの記事
首都ボゴタを抱えるクンディナマルカ県でも、小頭症の乳児が生まれたとみられる。県保健局が、確認を進めているものだ。妊娠中にジカ熱に感染した女性のこどもが、この症状を示しているという。県内ではこれまでに3143人の感染が確認され、このうち102人が妊婦だ。国全体では、感染者総数は4万2千人を超えている。

■国内電力、厳しい状況 Caracol Radioの記事
国内の電力事情は、厳しい局面となっている。2月、グアタペの水力発電所で火災があり、同施設は現在、発電ができない状態になっている。この復旧には相当の時間がかかる見通しだ。さらに国内は、異常気象による雨不足で、ほかの水力発電所も発電が限られる状態だ。コロンビア政府は先週、エクアドルから電力を輸入することを決めている。


【ベネズエラ】

■マドゥロ任期をめぐり論戦へ El Universoの記事
議会では3日から、ニコラス・マドゥロ大統領の任期をめぐる新たな論戦が始まる。大統領の任期は2019年までだが、これを短縮する新たな法案を野党側が準備しているものだ。経済失政などから昨年12月に行なわれた議会選挙で、野党が圧勝している。強大な権力を握る大統領の任期短縮は、同国の民主主義回復のために必要と野党側は断じている。

■カラカス、森林火災で5人逮捕 El Universoの記事
警察はカラカスの公園で森林火災を起こしたとして、5人を新たに逮捕したことを明らかにした。2月21日、ワライラ・レパノ公園で火災があり、少雨による雨不足の影響もあり森林の広い範囲を焼失した。25日に最初の逮捕者が出たが、これまでに合わせて5人を逮捕したという。この消火活動には軍のヘリコプターも出動した。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ニカラグア、ジカ熱92件に La Prensaの記事
ニカラグア国内でのジカ熱感染例はさらに増えて、92件となった。保健省が29日、明らかにした数字だ。感染者のおよそ半数はマナグア首都圏に集中している。また胎児に影響が生じるおそれがある妊婦の感染例は、6件のままだ。国内では1月27日に初めてこの感染症の感染者が確認され、以後ほぼ毎日、新たな感染例が確認されている。

■LAN機、イグアスに戻る BEM Paranáの記事
ブラジル、フォス・ド・イグアスの空港に、離陸したばかりのLAN航空機が引き返す事態が起きた。28日、この機はリマに向けて離陸したが、その後技術的問題が生じ、戻ることを機長が判断したという。緊急着陸には至らず、問題なく同空港に降り立った。この事態による乗客や乗務員の負傷もない。

■グアテマラ、コカイン100キロ押収 El Universoの記事
グアテマラで、コカイン100キロが発見、押収された。同国警察によると、カリブ海側のサント・トマス港で、3つのスーツケースに入れられた100の包みが見つかったという。成分を調べたところ、コカインと確認された。この薬物はパナマから持ち込まれたとみられ、米国に向かう途中と考えられている。