2016.03.17

【ボリビア】

■副大統領、「エボの子は嘘」 El Díaの記事
アルバロ・ガルシア・リネーラ副大統領は、エボ・モラレス大統領の子について「嘘」と断じた。元交際相手のガブリエラ・サパタ氏が、モラレス大統領の子を2007年頃に出産したと報じられていた。副大統領はこの件について、サパタ氏による嘘と語り、今も生存していると発表したサパタ氏親族についても同様、と断じた。

■サパタ氏、書類偽造か La Razónの記事
エボ・モラレス大統領の元交際相手ガブリエラ・サパタ氏は、書類を偽造した疑いもある。同氏は2007年頃、エボ・モラレス大統領の息子を出産し、その後子は死んだとしていた。しかし出産の事実はなく、出産したように装う偽造書類を作成していた可能性が高まった。出産日が4月30日となっていたが、実際の書類は2006年に生まれた子のものの偽造だったという。

■議会、ロシアとの覚書を承認 Página Sieteの記事
下院議会は、政府とロシアの間で交わされた覚書について、承認した。エルアルトに「原子力センター」を建設する計画で、ロシアから支援を受けることになっている。さらに、ウラン資源開発についても、同国との間で協力することが覚書に示された。与党MASが多数を占める同議会はこれを承認した。

■アギナルド売払い、気候変動の影響 El Díaの記事
政府が過去2年実施してきたアギナルド(クリスマス手当)売払いは、気候変動のため今期は実施しないという。給与生活者の向上のため企業や自治体に、アギナルドの売払いを義務づけていた。しかし今季、エル・ニーニョ現象による気候変動で国内経済にも翳が見えることから、今期は実施しない方針とルイス・アルセ経済相が明らかにした。

■ワルテル・チャベス氏、アルゼンチンで拘束 Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領の元側近のペルー人、ワルテル・チャベス氏がアルゼンチン、サルタ州で拘束された。国際刑事警察機構(Interpol)が明らかにしたものだ。ボリビア国境近くの潜伏先で拘束を受けたという。同氏には1990年代にペルーで起きたテロ事件との関与の疑いがある。同氏はボリビア政府に、身柄引き受けの要請を出しているという。

■エルアルト、被害700万ボリビアーノ La Razónの記事
エルアルトで起きた放火、略奪事件の物的被害額は700万ボリビアーノだという。2月17日、デモ隊が庁舎内になだれ込み、火を放ち略奪を行なった。市側の分析で被害額が明らかになったものだが、6人の死者や負傷者らの人的被害の額は、これに含まれていない。この焼き討ちでは、重要書類なども損なわれている。

■アラライ、非難合戦 El Deberの記事
コチャバンバのアラライ湖での魚大量死で、行政などによる非難合戦が起きている。数千匹の魚が死んだこの事態は、汚水流入による汚染と富栄養化による酸素不足の可能性が指摘されている。地域行政は国の環境行政を批判し、また政府はコチャバンバの地域行政を批判する状態だ。相互に責任を押しつけ合う状況となっている。

■操縦士、酒酔いだった可能性 El Deberの記事
ベニ県でセスナ機が墜落した事故で、当時操縦士が酒酔いの状態だった可能性がある。13日、サンタアナ・デ・ヤクマの市場で墜落事故があり、乗っていた4人が負傷した。この機体は異常な低空飛行を行ない、市場の屋根に接触し墜落したことが報告されている。検察は、操縦士の遺体のアルコール濃度などを今後、調べるという。

■TAM、国際線参入の可能性も La Razónの記事
ボリビア空軍航空(TAM)は今後、国際線に参入する可能性もあるという。レイミ・フェレイラ国防相が明らかにしたものだ。同社は空軍の一部門だが、公企業化され管轄が民間航空局に移ることになっている。この移管終了後、同社が国際定期便を就航する可能性は否定しない、と同大臣は語った。

■エル・トロンピーリョ、緊急着陸 El Deberの記事
サンタクルスのエル・トロンピーリョ空港で、小型機が緊急着陸した。15日16時30分頃、機体トラブルを起こした小型機が、同空港に着陸した。この際、有事に備え消防車輛も待機した。機体は無事に降り立ち、操縦士らに負傷などはない。この空港は市街地に近く、通常は小型機の離着陸に使用されている。

■マウリ川、流量減少 La Patríaの記事
オルーロ県を流れるマウリ川の流量が、減少しているという。この川はデサグアデーロ川の支流のひとつで、地域環境局はこの流量減少の原因はつかめていないとした。同県にあるポオポ湖は水が干上がり、昨年12月に地域行政が「消滅」を宣言したが、2月以降の雨で水量が戻りつつある。

■日本、タラコリョの水道協力 Página Sieteの記事
日本政府は、ラパス県このタラコリョのコミュニティの水道システム整備に、9万ドル近い協力を行った。在ラパス大使館の了泉庵達士氏が現地に赴き、水道サービスの開始に立ち会った。地域の280世帯が、新たに水道を利用できるようになったという。政府は水へのアクセス権を基本的人権と位置づけており、日本政府がこれに協力したものだ。


【ペルー】

■リマ、また反ケイコデモ RFIの記事
リマではまた、ケイコ・フヒモリ氏に対するデモが行われた。サンマルティン広場に集まった4千人は、4月10日の大統領選に出馬しているケイコ氏に「退場」を迫った。ケイコ氏の父である元大統領、アルベルト・フヒモリ氏は在任中の人権問題などで有罪となっており、ケイコ氏に対する拒否感を持つ国民も少なくない。世論調査でケイコ氏は、選挙戦をリードしている。

■インディヘナ言語法、成立間近 Los Andesの記事
インディヘナ(先住民)言語法が、議会で成立間近となっている。国の公用語はスペイン語だが、国内にはインディヘナ言語が現在、55存在するとみられる。ケチュア、アイマラ語のように今も話者が多いものがある一方、多くは消滅する可能性が指摘されている。この新法は、インディヘナ言語の保存や文化的開発を図るものだ。

■ウカヤリ、スト8日め El Comercioの記事
ウカヤリ県では、ストライキが泥沼化している。電気料金の値上げ発表をきっかけに、県都プカルパなどで市民らがストを行なっているものだ。このストはすでに8日間にわたり、このほかの社会闘争とも合わせ、激化している状態だ。デモ隊と行政側の対話が、22日にも行われる見通しとなっている。

■ピウラ、雨で856世帯が避難 El Comercioの記事
ピウラ県では今の時点で、大雨の影響などにより856世帯が避難している。同県側が明らかにしたものだ。この雨期、末期に近づく今大雨の影響が、県内65地域中、55地域で発生している。自宅が損壊するなどし避難する人が相次ぎ、損傷住宅数は4千棟を超えた。同県とトゥンベス県は、県内に緊急事態を発令している。


【チリ】

■第10州、サーモン非常事態 La Terceraの記事
第10(ロス・ラゴス)州のサーモン(サケ)養殖が、まさに非常事態となっている。赤潮発生などプランクトンの異常や、細菌の発生などから、養殖サーモンの大量死が続いているものだ。2月22日以降だけで、3万9千トンサーモンが死んだ。養殖サーモンは欧州やアジアに輸出されるなど、地域の重要な産業となっている。

■中東へ、6時間の短縮 Economia y Negociosの記事
サンティアゴから中東に向かう所要時間は、6時間の短縮となる。カタール航空は2017年初めから、ドーハとサンティアゴを結ぶ路線を運航することを発表した。現在、サンティアゴからドーハに向かう場合、近隣国やマイアミの乗り換えが必要で、24時間を要する。この世界最長路線は片道18時間で、6時間ほどの短縮になる計算だ。


【アルゼンチン】

■パラナ川増水、1600人避難 La Nacionの記事
サンタ・フェ州ではパラナ川の増水により、今の時点で1600人が避難している。州都の北330キロのプエルト・レコンキスタを中心に、避難の動きが出ているものだ。この地では、この川の水位は5日間で67センチ上昇している。上流部の雨の影響で、水位が高い状態はしばらく続き、今後影響は下流域にも広がるおそれがある。

■中国、懸念を表明 La Nacionの記事
中国漁船を撃沈した件について、中国政府は懸念を表明した。チュブ州プエルト・マドリン沖で、経済水域内で違法な漁を行なった船が警備船に体当たりして逃走しようとし、撃沈したものだ。この漁船の船長は、今も拘束されたままとなっている。この2月29日にも経済水域内で違法な漁をした中国船と警備船の間で、銃撃戦が起きていた。

■リネアB、突然のスト Clar&iaucte;n.comの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)リネアBでは16日、突然のストライキが行われた。この日の早朝、同路線の労働者らがマラビア駅に集合し、待遇改善などを求める声を上げた。同路線は全線で運転が見合され、この状態はその後8時間にわたり続いた。13時20分に運転が再開されるまで、30万人に影響が広がったとみられる。

■ミシオネス、デング8千件 La Nacionの記事
ミシオネス州でのデング感染は、8千件近くに達したという。同州保健局が16日、明らかにしたものだ。州内ではネッタイシマカが媒介するこの感染症の流行が今年初めから、顕著になっている。感染は州都ポサーダスと観光地プエルト・イグアスに集中している。同局はこの感染が4月頃まで、拡大する可能性があるとした。


【エクアドル】

■空軍機事故、22人死亡 El Universoの記事
パスタサ県内の農場に空軍機が墜落した事故で、乗っていた22人全員の死亡が確認された。遺体は全員分収容され、キトの空軍基地に運ばれている。死亡したのは操縦士2人、整備士1人、パラシュート部隊の19人で、墜落した原因などはまだ分かっていない。エクアドル政府はこの事故を受け、16日と17日の両日、喪に服すことを通達した。

■緊急通報、911に統一 El Universoの記事
国内の緊急通報電話は「911」に番号が統一される。国内での緊急通報はこれまで警察が「101」、消防が「102」など複数に分かれていた。17日から、この番号が統一されることになる。一方、従来使用されていた番号も、当面は使用できる状態となる。自治体や警察、消防などはこの新しい番号を周知徹底させる方針だ。


【コロンビア】

■アビアンカ機、引き返す Minuto30の記事
ボゴタのエルドラード空港を発ったばかりのアビアンカ機が、引き返す事態が起きた。16日、オーランドに向け149人を乗せて飛び立った便が、離陸時にタイヤに不具合が生じたとして、戻ったものだ。乗客らに負傷などはないが、機材の調整などに時間を要し、再び離陸したのは2時間後になったという。


【ベネズエラ】

■受刑施設で暴動、5人死亡 Caracol Radioの記事
ララ州の受刑施設で暴動が起こり、受刑者4人、刑務官1人の合わせて5人が死亡した。検察によるとこの事態が起きたのはフェニックス受刑センターだ。この暴動では銃器が使用され、受刑者52人、刑務官4人、管理官1人の合わせて57人が負傷している。国内の刑務所などでは、このような暴動が起きやすい状況にある。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■キューバ、初の二次感染 News24の記事
キューバ国内では初めて、ジカ熱の二次感染の事例が報告された。ハバナ市内に住む21歳の女性の感染が確認されたが、この女性には国外への渡航歴がなかったという。同国でのこれまでの感染例は、いずれもベネズエラからの来訪者や帰国者のみだった。国内には媒介するネッタイシマカが棲息しており、この感染症が定着するおそれがある。

■メキシコシティ、車輛規制 News24の記事
メキシコシティは乗用車の使用規制措置を発表した。この町では、排気ガスによるスモッグが長年にわたり問題となっており、この対応策が示されたものだ。乗用車を使用しない場合、メトロ(地下鉄)やバスの利用を無料とする措置などがとられる。市側は、一日当たり百万台の車輛使用の削減を狙っている。

■コスタリカ、中米最古の人骨 El Universoの記事
コスタリカ東部で、中米最古の人骨が見つかったという。同国の電源開発機構が建設している、ダムと発電所の現場で見つかったものだ。見つかった人骨は、1万2200年前のものと推定されている。考古学者の調査によると、人骨が見つかった場所は、古代の墓の跡ではないかとみられるという。

■アエロメヒコ、サント・ドミンゴへ El Díaの記事
メキシコ最大の航空会社アエロメヒコが、ドミニカ共和国の首都サント・ドミンゴに乗り入れた。同社が開設したのはメキシコシティ-サント・ドミンゴ線で、16日に99人乗りのエンブラエル190型機で就航したものだ。両国間の移動は年率8%のペースで増えており、ビジネス、観光双方の需要獲得を狙う。

■アマスソナス、モンテビデオ線 Hoyの記事
アマスソナス・パラグアイは、アスンシオンとウルグアイの首都モンテビデオを結ぶ路線をこの18日から運航する。同社はボリビアのアマスソナス航空とスペイン企業が合弁で立ち上げた。アスンシオンをベースに昨年、国内線に進出したが、初めて国際線を運航することになる。アマスソナス本体はサンタクルスから延伸する形でこの路線をすでに運航している。

■米国-キューバ、郵便航空便 Caracol Radioの記事
米国とキューバを直接結ぶ、郵便用の航空便が就航した。米国のIBCエアウェイズが運航するこの路線は、フロリダ州のマイアミとハバナを結ぶものだ。両国間ではこの1月、航空交渉が妥結し、直行便の開設が可能となった。旅客便に先駆け、郵便用の貨物便が新たに開設されたことになる。

■ニカラグア、観光客消費減る La Prensaの記事
ニカラグアを訪れた観光客の一人当たり消費額は昨年、前年比して下がったという。中央銀行が明らかにしたものだ。同国を訪れる観光客数は増加し、総消費額も増えた。しかし一人当たりの消費額は一日当たり41.5ドルと、2014年の41.8ドルからわずかに減った。一方平均滞在日数は2014年の7.8日から、この年は8.8日に増えている。

■パラグアイ、デング死10人 20Minutosの記事
パラグアイでこの1月以降、デング感染により死亡した人の数は、10人に達した。広い範囲が雨期を迎えている同国では、ネッタイシマカが媒介するこの感染症が、流行状態にある。保健省によると40代から50代の3人の死亡が、デング感染が原因と新たに確認されたという。