2016.03.21

【ボリビア】

■DNA検査の前に本人を El Díaの記事
マリアネラ・パコ政府広報官は、「DNA検査の前にまず本人を」と述べた。エボ・モラレス大統領の元交際相手ガブリエラ・サパタ氏が2007年に出産したとされる子についてだ。同氏はモラレス大統領の子であることを立証するためDNA検査を求めているが、広報官はこの子の存否確認を優先するべき、と語った。この件は政界を巻き込むスキャンダルとなっている。

■サパタスキャンダル、致命傷か El Díaの記事
ガブリエラ・サパタ氏のスキャンダルが、エボ・モラレス政権の致命傷になる可能性があると政治アナリストが語った。元交際相手の同氏が汚職の容疑で拘置され、さらにモラレス大統領との間の子の存否が問題となっている。この件についての泥仕合が激化し、あたかもメロドラマを見るような展開だ。しかしこの事件は、大統領のイメージの悪化を確実に招いたと分析された。

■CAMC、230万ドル増額要求 El Deberの記事
汚職疑惑の渦中にある中国のCAMCは、230万ドルの増額支払いを要求しているという。同社が落札した、ポトシ県ウユニのカリウム工場の建設計画で、不足分が出ているとしたものだ。この工事については現在、差し止めの措置がとられている。同社のガブリエラ・サパタ氏のスキャンダルを受け、政界が揺れ動く状態となっている。

■中国からの融資、条件悪い Página Sieteの記事
国内事業への中国からの融資は、条件がきわめて悪いという。外国や国外機関から融資を受ける場合、利息を支払うことになる。中国からの融資の利率は平均で年率2.7%で、スペインの0.4%、ドイツの0.9%などに比して高く、これを上回るのはアルゼンチンの3.2%だけだ。またアンデス開発公社(CAF)は1.8%、世界銀行は0.8%となっている。

■パラグアイ、説明を求める La Prensaの記事
パラグアイ政府はボリビアに対し、説明を求めた。ボリビアは、エルアルトに原子力センターを建設する計画について、ロシアとの間で調印を行なった。パラグアイはこの計画に疑問があり、周辺国に危険が及ぶおそれがあるとして、この計画についての説明を求めた。同国の技術者は、この計画が国際基準を満たしていないと指摘したばかりだ。

■海を求める3日間 La Razónの記事
国内各地では21~23日、「ボリビアの海」を求めるさまざな行事が行われる。23日は政府が定める「海の日」だ。太平洋戦争で海岸線をチリに奪われたボリビアは、ハーグの国際司法に海の回帰をめざし提訴を行なっている。昨年にはボリビア側の言い分を認める最初の裁定があり、ボリビアへの海の回帰の機運が高まっている状況だ。

■タンボ・ケマード、200メートル道路 El Díaの記事
オルーロ県のチリ国境、タンボ・ケマードに幅200メートルの道路が整備される。道路管理局(ABC)が明らかにしたもので、国境通過を待つ車輛の駐車スペースを確保するための措置だ。この国境は、国内とボリビアの外港であるアリカ、イキケに向かうメインルートだ。このため多くのトラックが通関待ちをする。

■エチョ・エン・ボリビア、拡充中 El Deberの記事
国内産品につけられる「エチョ・エン・ボリビア」(メイド・イン・ボリビア)が拡充されている。2001年から政府認定の下で専用ラベルが導入されているが、国内産品であることをアピールするためこの数が増え、現在は2500社の製品にこのマークがつけられているという。国内の流通、小売店の中にも、このマークつき製品を優先するところがある。

■アラライ湖、危機は80年代から Los Tiemposの記事
コチャバンバのアラライ湖の危機は、1980年代から続いている。この湖では今月、数千匹の魚が大量死する事態が起きた。この原因について、流入するロチャ川の汚染と富栄養化による酸素不足の可能性が指摘されている。環境団体は、この湖の汚染は1980年代以来続いており、新しい問題ではないとした。長年にわたりこの問題を放置した行政の責任と断じている。

■ビジャモンテスで道路封鎖 El Díaの記事
チャコ地方のビジャモンテスで道路封鎖が行われている。サンタクルス、ヤクイバとを結ぶ道路が封鎖され、多くの車輛が足止めされた。チャコ地方は独立した文化、言語を持つ地域ながらサンタクルス、タリハ、チュキサカ県に分断されており、地域の人々は独立した行政の創設を国や各県に求めている。

■キヌア価格下落に不安 La Patríaの記事
オルーロ県のキヌア生産者らは、価格の下落に不安を抱いている。2013年の「国際キヌア年」を機にキヌア価格が高騰し、一時は1キンタルあたり600ボリビアーノだったが、今は200ボリビアーノに下がった。キヌアブームの終焉にともなうものだが、生産者らの生活を直撃しており、先行きに対する不安が広がっているものだ。

■ラパスブス、軌道侵入を告発 El Díaの記事
ラパスで、BRTであるラパス・ブスの軌道侵入が告発された。専用軌道を走るバスサービス「プマ・カタリ」が運行されているが、この軌道内にほかの車輛や人などが入り込む事例が報告されているという。この立ち入りは違法とされており、運営側は今後、立ち入り事例の摘発を警察に依頼する方針だ。


【ペルー】

■クスコ空港、一時閉鎖 El Comercioの記事
クスコのアレハンドロ・ベラスコ・アステテ空港は20日、一時閉鎖された。同空港からリマに向かうペルービアン空港のボーイング737型機が午前11時頃、滑走路上で動けなくなったためだ。この事態は、エンジンに鳥が飛びこむ「バードストライク」によるものとみられる。この影響でこの空港を発着する便に遅れや他空港への迂回、欠航が生じている。

■ケイコ氏、無実を訴える Correo Perúの記事
4月10日に投票が行われる大統領選をリードするケイコ・フヒモリ氏は、無実を訴えた。買収が告発されたとして選管が調査に入り、この結果次第では同氏は候補者から除外される可能性がある。ケイコ氏は遊説先のプーノ県で自身の無実を訴え、選挙戦を戦い抜く姿勢を示した。この選挙では有力2候補が相次いで除外される、異例の事態となっている。


【チリ】

■トランサンティアゴ、安全のためのスト La Terceraの記事
サンティアゴの交通システム、トランサンティアゴのバスは20日、突然のストを行なった。市内ではウニベルシダ・チレとコロコロのフットボールの試合が行われたが、暴徒化、過激化するおそれがあるサポーター対策が不十分として、抗議をするための動きだという。トランサンティアゴの12路線で、運転が見合された。

■エレベータートラブルで患者死亡 BioBio Chileの記事
エレベーターが開かなくなるトラブルで、緊急搬送された患者が死亡する事態が起きたという。バルディビアの病院で起きたこの事故の、患者家族が告発したものだ。緊急搬送され、手術室に向かう患者を乗せたエレベーターが停止した。このため手術が間に合わず、この患者が死亡したという。利用されたこのエレベーターはこの病院内唯一のものだった。


【アルゼンチン】

■ミトレ線、突然のスト La Nacionの記事
ブエノスアイレスの近郊鉄道ミトレ線では20日朝から、ストライキが行われている。突然のストが決行されたのはレティーロとティグレを結ぶ区間だ。労働組合内の問題から、朝6時よりこの区間の列車の運転は見合されている。組合側によると、軟化の兆しはなく、ストは継続される見込みだという。

■スブテ、開業予定は5駅のみ Clarín.comの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)で、今後2年間に開業予定なのは5つの駅にとどまる。市民の足を担うスブテは拡張計画があり、延伸工事などが行われている。この10年、多くの区間開業があったが、このペースが鈍化し、新駅開業はリネアHの一部にとどまる。市側は計画路線のリネアFの着工に向け、準備を進めている。

■メンドサ、新規就航相次ぐ Diario Unoの記事
メンドサの空港への外国航空会社の新規就航が相次ぐ。パナマのコパ航空、コロンビアのアビアンカ、ペルーのLANペルーがそれぞれパナマ、ボゴタ、リマ線開設方針を示した。さらにチリのLCCスカイ航空がサンティアゴ線開設を予定し、サンパウロ線が好調なGOLは新たにリオデジャネイロ線の開設を計画している。

■イグアス、セマナサンタ好調 Territorioの記事
ミシオネス州のプエルト・イグアスのホテル予約は好調だ。20日の枝の日曜日から27日の復活祭までのセマナサンタ(聖週間)のとくに後半は、旅行の繁忙期となる。この期間中のこの町の主なホテルは、予約率が70%を超えた。連休の機会に、イグアスの滝を訪れる人が増加するためだ。国内だけでなくパラグアイやブラジルからの予約も多いという。


【エクアドル】

■アスアイ-モロナ・サンティアゴ道、脆弱 El Universoの記事
アスアイ県とモロナ・サンティアゴ県を結ぶ道路は、脆弱な状態だ。国内のコスタ(海岸)からシエラ(アンデス)は雨期を迎えているが、雨の影響でこのルートは、通行に支障が生じかねない状態にあるという。公共事業省もこの事実を認識しているが、緊急に工事を行なわなければならない地点が多く、手が回らない。

■コレア、奨学金に苦言 El Universoの記事
ラファエル・コレア大統領は、奨学制度に対し異例の苦言を呈した。国内の優秀な若者は、企業などからの奨学金を得て大学に進学したり、留学したりする。しかしこの返済免除の代わりに、長期間の就労を約束させられるケースが多い。コレア大統領は、職業選択の自由を阻害するような条項を見直すべきと発言した。


【コロンビア】

■アビアンカ、ボゴタ新空港には慎重 CMIの記事
アビアンカのヘルマン・エフロモビッチ会長は、ボゴタの新空港建設計画に慎重な姿勢を示した。エルドラード空港を補完する新たな空港の建設が叫ばれている。増加し続ける航空需要に対し有効と認める一方同会長は、運営体制を分割することになり、企業としては慎重な姿勢にならざるを得ないとメディアの取材に答えた。


【ベネズエラ】

■ジカ熱、2万6千件 Globovisiónの記事
国内でのジカ熱感染例は、感染が疑われた例も含め、2万6千件に達しているという。ルイサナ・メロ保健相が20日、明らかにした数字だ。隣国ブラジルを震源に流行するこの感染症は、国内でも広がっている。胎児に影響が生じるおそれがある妊婦の感染例は2900件で、このほかギラン・バレー症候群の発症例も報告されているという。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■オバマ氏、ハバナ上陸 Caracol Radioの記事
米国のバラク・オバマ大統領が20日午後、キューバの首都ハバナの空港に降り立った。現地時間16時20分、専用機で到着した同氏はミシェル夫人、2人の娘とともに機外に姿を見せている。米国大統領のキューバ訪問は実に88年ぶりだ。この訪問でキューバ、米国両国は関係正常化と、新たな関係に入ったことを世界にアピールする。

■オバマ氏来訪、記者1500人 Carcol Radioの記事
米国、バラク・オバマ大統領のキューバ訪問を伝えるため、同国には50か国から1500人の記者らが集まった。この訪問に合わせ設置されたプレスセンターが明らかにした数字だ。88年ぶりの米国大統領のキューバ訪問への関心は高く、新聞やテレビメディアなど400社が集結しているという。

■キューバ市民、オバマ氏来訪に感慨 El Universoの記事
キューバ、ハバナ市民の多くは、米国のバラク・オバマ大統領の来訪に深い感慨を抱いている。60代の女性はこの来訪について「誇りに思う」と語り、新しい時代の到来を予感するとした。また、在米のキューバ系移民の40代の男性は、この訪問について「信じられないこと」と述べた。

■オバマ氏演説、全土中継へ Caracol Radioの記事
バラク・オバマ大統領の演説は国営メディアを通じて、キューバ全土に中継される。オバマ大統領は20日夕方にハバナに到着し、22日まで同国に滞在する。22日にオバマ大統領はキューバ国民に対する演説を行うが、キューバ政府はこれを全土に中継することを認めた。21日にはオバマ大統領はラウル・カストロ議長と会談する。

■オバマ氏到着直前に逮捕者も News24の記事
米国、バラク・オバマ大統領の歴史的訪問の直前にキューバ、ハバナでは逮捕者も出た。この訪問に反対する活動家らが、ハバナ市内でデモを行ない、鎮圧行動をとった警察が数十人を逮捕したという。デモを行なった中には、かつての政治犯らの妻らの団体も含まれている。

■ルセフ解任支持、68% El Universoの記事
ジルマ・ルセフ大統領の解任、辞任を支持するブラジル国民は、68%にのぼる。深刻な経済不振に加え、相次ぐ汚職報道から、同政権への求心力は急速に低下している。Datafolhaが行なった調査で、同政権を「よい」と評価したのは10%にとどまり、「悪い」と評価した人は69%に達した。

■ニカラグア、渇水悪化 La Prensaの記事
ニカラグアでの渇水は、さらに悪化している。同国の広い範囲では、極端に雨が少ない状態が続き、川や湖の水量が減り続けている。観光地でもあるラス・プライータス湖群は、水がほぼ干上がる状態となった。この異常気象は、ペルー沖の海水温が上昇するエル・ニーニョ現象の影響とみられ、今の時点で改善の兆しはない。

■パナマ観光、やや不振 El Universalの記事
パナマ観光はやや不振に陥っているという。この数年にわたり、ラテンアメリカからパナマシティを訪れる観光客は増加してきた。しかし今、来訪観光客は顕著に減っているという。米ドル高で、パナマ旅行の割高感が広がったためとみられる。市内で営業するタクシー運転手も、利用者の減少を指摘した。

■パラグアイ、肥満との戦い Hoyの記事
パラグアイ政府は、「肥満との戦い」を宣言した。同国保健省は、国民の実に23%が肥満または体重過多の状態にあるとの数字を発表した。とくに若年層からこどもの肥満の割合が顕著に増えている。政府はこの事態を受け、2025年までにこの肥満、体重過多の割合を引き下げる「戦い」を開始すると宣言したものだ。

■対米牛肉輸出、認可待ち Prensa Latinaの記事
パラグアイから米国への牛肉輸出は、バラク・オバマ大統領からの認可待ちの状態だという。牛肉生産、輸出業者が明らかにしたものだ。米国が定める基準を、パラグアイの生産側が満たし、この認可を待っているところだ。国産牛肉の多くはロシアに輸出されており、近年はアルジェリアやモロッコ、韓国などの市場にも向けられている。