2016.03.22

【ボリビア】

■パラグアイ議会、審議開始 El Deberの記事
パラグアイ議会は、ボリビアのメルコスル正規加盟の是非について、審議を開始する。ボリビアはこの経済ブロック加入を目指しているが、各国議会の承認を得る必要がある。保守勢力が強いパラグアイ議会の承認が、最大のネックとみられている。同国メディアによると、数日以内に上院議会でこの件を問う票決が行なわれる見通しだという。

■今年は特別な海の日 La Razónの記事
政府は今年の「海の日」を特別なものと位置づけている。3月23日は、ボリビアへの海の回帰を願う日とされている。政府はチリに対する要求をハーグの国際司法に持ち込んでおり、昨年9月にはボリビア側の主張を認める最初の裁定が出された。政府は今年の海の日は、過去もっとも海岸線回帰に近づいた年として、特別なものになるとの見解を示している。

■エボ「勝った負けたではない」 Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領は、海岸線問題について「勝ち負けではない」と語った。23日はボリビアでは「海の日」で、19世紀にチリに奪われ以降失った海岸線を思う日だ。これを前に21日、国民に向けて演説し、海岸線は国民の悲願であり、ハーグの国際司法の判断などで勝ち負けを争う問題ではない、と断じた。この23日で、ボリビアが海を失って137年となる。

■エボ、タラブコへ Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領は、インディヘナ(先住民)であるケチュアの村、タラブコを訪れた。この地では地域に伝わるダンス「プフリャイ」の祭りが開かれ、これに参加したものだ。この祭りには、在ラパスの中国大使も訪れており、中国のCAMC社による汚職疑惑が持ちあがって以降、大統領と大使がもっとも近づいた。

■サパタ氏、上院選出馬を画策か Los Tiemposの記事
汚職の容疑で拘置されている、エボ・モラレス大統領の元交際相手ガブリエラ・サパタ氏は、上院議会選出馬を画策していたという。この件を調べている検察が明らかにしたものだ。同氏はオルーロ県の現職知事などを通じ、この出馬を模索し動いていたことが裏づけられたという。

■エボの子、判事1人にのみ公開 El Díaの記事
エボ・モラレス大統領の子とされる男児が、家裁の判事1人にのみ公開されたという。大統領の元交際相手ガブリエラ・サパタ氏の弁護士が明らかにしたものだ。サパタ氏は2007年にこの子を出産したが、存否などについて憶測が広がり、政界を巻き込むスキャンダルとなっている。サパタ氏側は、この子が今もラパス市内で生活していることを明らかにした。

■エボは嘘を言っている、64% El Deberの記事
国民の64%は、ガブリエラ・サパタ氏の件でエボ・モラレス大統領が「嘘をついている」と考えている。中国のCAMC社のトップを務めた同氏の汚職疑惑などが、モラレス大統領のイメージ低下を起こしている。世論調査で、大統領への支持率は昨年11月の76%から、今月は55%に急落した。支持しないと答えた人は22%から、40%に増えている。

■エル・シジャル、改善されず El Díaの記事
サンタクルスとコチャバンバを結ぶ道路のエル・シジャルの交通事情は、改善されていないという。道路管理局(ABC)は先週、このルートを3日間閉鎖して、メンテナンス工事を実施した。しかし工事以後にこの区間を通過した運転手らによると、状態の改善などはみられていないという。この地は地盤が弱く、土砂災害が繰り返されている。

■ラパスへ、身障者キャラバン Página Sieteの記事
身体障碍者らがラパスに向けたキャラバンのため、コチャバンバを出発した。身障者らは、国による障碍者年金の倍増などを求め、政府に要求行動をとっている。これを実現するため、コチャバンバからオルーロを経てラパスに向かう、行進を行なう。コチャバンバやサンタクルスでは、車椅子が吊り下げられるパフォーマンスも行なわれていた。

■建設現場、防護ネット義務化へ La Patríaの記事
オルーロでは、建設現場への防護ネット使用が義務づけられる。オルーロ市側が建設業者などに通達したものだ。高層で作業する労働者の安全保持のため、ネットを使用することを義務づける措置をとった。市内では先週、14階建ての建物の建設現場から作業員が転落する事故が起きていた。

■コチャバンバ、テレフェリコ休止 Los Tiemposの記事
コチャバンバの観光用テレフェリコ(ロープウェイ)の営業が、休止された。このテレフェリコは、クリスト像が建つコンコルディアの丘に向かうものだ。運営側によると、ケーブルを損傷したことから営業を見合わせているという。再開時期は不明で、今週末にかけてのセマナサンタ(聖週間)の繁忙期を前に、観光に打撃となるおそれがある。

■サンタクルス、橋が落ちる El Díaの記事
サンタクルス市内南部で、歩行者専用の橋が落下する事故が起きた。12区のヌエボ・パルマールの小川にかかるこの橋が、突然に崩落したという。この事故に巻き込まれた人はいなかったが、地域住民はこの川を渡るため、大幅な迂回を強いられることになる。橋は建造からそう時間は経っておらず、市側は施工業者の手抜きがあった可能性を指摘している。


【ペルー】

■ケイコ氏、依然リード El Comercioの記事
投票まであと3週間となった大統領選では、ケイコ・フヒモリ氏が依然リードしている。イプソスが行なった世論調査によると、同氏に投票すると答えた人は30.8%だ。時点はペドロ・パブロ・クチンスキー氏で15.1%、以下アルフレド・バルネチェア氏、ベロニカ・メンドサ氏が11%台で続く。

■ケイコ氏除外なら2候補が有利か Los Andesの記事
大統領選でトップを走るケイコ・フヒモリ氏が「除外」された場合、ペドロ・パブロ・クチンスキー氏とベロニカ・メンドサ氏が有利だという。選管は、買収の告発があったケイコ氏を候補者から除外するかどうか最終判断に入っている。政治アナリストの分析で、同氏の除外があった場合、この2候補にケイコ票が流れる可能性が高いという。

■クスコ空港、20時間ぶり再開 Perú21の記事
クスコのアレハンドロ・ベラスコ・アステテ空港は、20時間ぶりに運用が再開された。20日11時頃、離陸しようとしたペルービアン航空のボーイング737型機が、滑走路を外れる事故を起こした。この影響で滑走路が使用できず、後続便にはキャンセルや迂回が生じていた。21日朝8時すぎに同空港は再開されている。

■LAN、3地点乗り入れへ El Comercioの記事
LANペルーは新たに3地点への乗り入れを発表した。同社が路線を開設するのは、ハウハ、ハエン、ラス・マルビナスの各地だ。このうちハエンについてはリマとの間の便を、エアバス319または320型機で運航するという。同社は2004年のアエロコンティネンテ(ヌエボコンティネンテ)廃業後、国内市場ではガリバー状態となっている。

■トゥンベスでもバードストライク El Comercioの記事
トゥンベスの空港でも、航空機エンジンに鳥が飛びこむ「バードストライク」が起きた。20日13時30分、同空港からリマに向かおうとしたLANペルーの旅客機でこの事態が発生し、同便はキャンセルされた。国内ではこの事故の直前、クスコの空港で同様事態があり、ペルービアン航空機が滑走路を外れる事故に至った。

■クントゥルワシで強盗事件 Correo Perúの記事
プーノ市のミラドール(展望台)、クントゥルワシで強盗事件が起きた。この地を訪れた18歳の学生が、7人組の若者らに襲われ、金品を奪われたものだ。この際学生は殴られ、目を負傷している。標高4017メートルのこの展望台はその眺望で知られるが、この地に至る階段ルートでは事件が頻発しているとして、観光局が注意喚起を行なっている。


【チリ】

■夏時間延長、59%が支持 La Terceraの記事
チリ政府が決めた夏時間の通年化について、国民の59%が支持している。Cademが行なった世論調査の結果だ。国内では夏の間、時計の針を一時間早める夏時間が採用されているが、省エネルギーなどを目的にこの夏の時制を冬の間も適用することが決まった。59%の支持に対し反対は34%で、サンティアゴ首都圏を含むメトロポリターノ州では賛成が80%に達した。

■ダカール、チリ回帰を BioBio Chileの記事
イキケの自動車の愛好家らが、ダカールラリーの国内開催回帰を求めている。治安の問題からラリーが南米開催となり、チリは毎年そのルートとなっていた。しかし今年1月に開催されたラリーで、チリはこのルートから外れている。愛好家グループはSNSを通じ、国内開催回帰に向け、賛同者を募っている。


【アルゼンチン】

■アビアンカ、アルゼンチン進出へ La Nacionの記事
アビアンカ航空のアルゼンチン市場への進出が内定した。マウリシオ・マクリ大統領一家がオーナーのMacairを、同社が買収することで合意したという。これを足がかりに、アルゼンチンの国内線などに参入する方針とみられる。スターアライアンス加盟の同社が国内進出すれば、3つの航空連合が揃うことになる。

■ミトレ線、6時間のスト Clarín.comの記事
ブエノスアイレスの近郊鉄道ミトレ線では21日、6時間にわたるストライキが行われた。レティーロとサンホセ・レオン・スアレス、ミトレを結ぶ区間で運転が見合されたものだ。この日の早朝、駅の警備員が暴力を受ける事件があり、組合側が安全確保を求め、行なったストだ。同路線は昼過ぎに、運転を再開したという。

■電力、13%の不足 La Nacionの記事
アルゼンチンでは電力の最大需要に対し、供給が13%不足しているという。政府がまとめた報告書が公開されたものだ。不足分は、アトゥチャ2にある原発稼働分に相当する。この夏、ブエノスアイレスなどでは暑さによる電力需要増加のたび、大規模な停電が起きる状態となった。背後に、電力供給不足の深刻化があるという。

■メンドサ空港、9月にも閉鎖へ Mensajeroの記事
メンドサの空港はこの9月にも、一時閉鎖となる。空港を管理するアルゼンチン2000が見通しを示したものだ。この空港の滑走路の路面の傷みがひどく、早急に再舗装工事を行う必要性がある。同社は閉鎖期間は1~3か月としているが、この空港は乗り入れ便数が多く、各方面に影響が広がりそうだ。

■タンディル、牛乳スト La Nacionの記事
ブエノスアイレスのタンディルでは、牛乳生産者らがストライキを行なった。この地にはマール・シエラス社の工場があり、この付近でデモが行われたものだ。現在同工場は生乳を1リットルあたり2.60~2.80ペソで買い取っているが、生産コスト上昇で生産者側は4ペソへの引き上げを求めている。

■ビジャ・クレスポ、コレクティーボ事故 Clarín.comの記事
ブエノスアイレスのビジャ・クレスポで、コレクティーボ(路線バス)が事故を起こした。21日朝9時半頃、71番と76番のコレクティーボ同士がスカラブリーニ・オルティス通りで衝突したものだ。この衝撃で一方の車体は、近くの店に突っ込んでいる。この事故で双方の乗客など18人が、負傷した。


【コロンビア】

■コロンビアからの「ムラ」で逮捕 Caracol Radioの記事
メキシコで「ムラ」の容疑で男が逮捕された。「ムラ」はカプセル入りの薬物を胃袋の中に仕込み、輸送する手口だ。メキシコシティの空港にコロンビアから到着したこの男は、腹部の激痛を訴えて搬送され、胃の中の薬物が見つかったという。逮捕されたのはメキシコ国籍の男で、胃の中からは15錠が取り出されている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ラウル-オバマ会談 El Universoの記事
キューバ、ハバナではラウル・カストロ議長と、米国のバラク・オバマ大統領の会談が行われた。88年ぶりの米国現職大統領の同国訪問で、両国は関係改善をアピールしたい姿勢だ。しかし会談では、両国間の間で認識に大きな差がある人権問題や民主化などで、あらためて隔たりがあることを示した。

■ラウル、制裁全面解除を求める Caracol Radioの記事
ラウル・カストロ議長は会談で、米国のバラク・オバマ大統領に早期の制裁全面解除を求めた。米国が長年にわたり課しているこの制裁解除が、両国関係の本当の改善であり、キューバ経済にとって重要な問題であるとした。両国の正常化交渉進展で段階的に制裁は緩和しているが、米国議会内での反発もあり、オバマ大統領は難しい舵取りを迫られている。

■オバマ氏「制裁はいずれ解除される」 Caracol Radioの記事
米国、バラク・オバマ大統領はキューバのラウル・カストロ議長に対し、「制裁はいずれ解除される」と述べた。2014年12月から関係正常化交渉に入っている両国だが、米国によるこの制裁解除がキューバ側の最大の要望だ。オバマ大統領は解除の道筋は示したが、「その時期は分からない」とも言及した。

■ウェスタン・ユニオン、キューバへの送金可能に Caracol Radioの記事
米国に本部を置くウェスタン・ユニオンは、キューバへの送金が可能になることを明らかにした。同社の国外送金や貿易網を通じて、世界200か国からキューバへの送金の受付を開始するという。このサービスの開始時期は、今年中盤になる見通しだ。米国からキューバへの制裁緩和を受けた動きだ。

■パナマ、ジカ熱149件 La Estrellaの記事
パナマでのジカ熱感染例はさらに増えて、149件となった。フランシスコ・ハビエル・テリエンテス保健相が21日、明らかにした数字だ。前回の発表から15件増えたことになり、局地的流行が起きているインディヘナ(先住民)の村グナ・ヤラがこのうちの10件を占める。保健省は国内全土に対し、この感染症への警戒を呼びかけている。

■パナマでジャガイモ会議 Criticaの記事
パナマではこの22~24日、ラテンアメリカ・ジャガイモ会議が開催される。国内のジャガイモ生産者の団体によると、ラテンアメリカ各国から合わせて5千人が参加する、国際会議だ。ジャガイモ生産技術や市場分析などを行なう。南米アンデス原産のジャガイモは、ラテンアメリカだけでなく世界じゅうで生産されている。

■カラスコ、エクスタシーで逮捕者 El Paíaの記事
ウルグアイ、モンテビデオのカラスコ国際空港で、合成麻薬MDMA(エクスタシー)を保持していた2人が逮捕された。2人は個別にイベリア航空の便でこの空港に到着した。58歳のスペイン男性は1万450錠、34歳のオランダ男性は1万20錠をそれぞれ、荷物の中に隠し持っていた。