2016.04.08

【ボリビア】

■米国は12人の刺客を送り込んだ El Díaの記事
エボ・モラレス大統領は、「米国は12人の刺客を送り込んだ」と語った。2月、モラレス大統領の再選を認めるかどうかが焦点の憲法改正を問う国民投票が行われ、反対多数で否決された。この際、米国は12人を送り込み、SNSで反対運動を起こしたとモラレス大統領は述べた。モラレス大統領はこの動きを受け、「SNSを活用して右派を撃退しよう」とMASに呼びかけている。

■パナマ文書、ボリビアは特定できず La Razónの記事
独立系記者らの団体ICIJは、パナマ文書においてボリビアの特定団体、個人の関与は特定できないとの見解を示した。3日に公開されたこの文書は、世界の要人や関係者、企業のオフショア投資を明らかにした。ボリビアでも団体や個人95件の関与が明らかにされたが、その具体的内容は特定できないとした。ボリビア政府はICIJに、さらなる情報を求めていた。

■シララ提訴、2年を要する El Díaの記事
ダビド・チョケワンカ外相は、シララ水系問題の国際司法裁判所の提訴には2年を要するとの見方を示した。ポトシ県南部のこの水系からチリが無許可取水している問題だ。エボ・モラレス大統領は3月末、この提訴を行なう方針を示したが、準備に相当の時間を要するという。このボリビアの主張に対しチリ側は、国際河川であり問題ないとの見方を示している。

■サパタ氏、野党議員との面会を辞退 La Razónの記事
エボ・モラレス大統領の元交際相手で、汚職容疑で拘置されているガブリエラ・サパタ氏は、野党議員らとの面会を辞退した。女性議員ら8人は7日、拘置されているミラフローレスの受刑施設を訪れた。面会を申し出たが、サパタ氏側がこれを辞退したという。サパタ氏側はこの理由について、「怖い」と語ったと伝えられた。

■サンタクルス-コチャバンバ道、再開 El Díaの記事
サンタクルスとコチャバンバを結ぶ道路の通行は、再開された。コチャバンバ県のコロマで、道路封鎖が行なわれていたものだ。これはコロマとビジャ・トゥナリとの間の境界紛争によるものだ。コロマの住民らは、県側の斡旋の申し出を受け入れ、この封鎖を中断することに合意し、封鎖は解除された。現在、物流や交通は平常に戻りつつある。

■薬剤散布、1万人参加へ El Díaの記事
サンタクルスでは10日、1万人が薬剤散布に参加する。県内ではネッタイシマカが媒介するデング、チクングニヤ熱、ジカ熱の感染が増えている。この蚊を抑止するため、県保健局はこの日、一斉に薬剤散布を行なうことを決めている。この集中散布は、朝6時から14時まで、県内各地で実施される予定だ。

■政府、身障者との対話受け入れ Página Sieteの記事
政府は、身体障碍者らとの対話を受け入れる方針を固めた。身障者ら100人は、年金増額や雇用機会確保などを求め、コチャバンバからラパスに向け行進中で、一行はオルーロに到達している。政府側は年金増額の原資不足などを理由に、対話には消極的だったが、受け入れる方針を決めた。この一行とは別に、各地で身障者らがデモを続けている。

■アビアンカ便、11時間の遅れ La Razónの記事
ラパス発ボゴタ行きのアビアンカ航空246便の出発が、実に11時間も遅れたという。6日発のこの便は午前3時35分の予定だったが、実際に出発したのは14時35分だった。同社側から遅れの原因についての説明もなく、乗客らは寒さの中、待たされ続けたという。同社は今になっても、この件について一切コメントしていない。

■ボリビア、イロ合意履行を待つ El Deberの記事
ボリビア政府は、ペルーの新政権が「イロ合意」を履行することを待つ姿勢だ。内陸国のボリビアは外港機能をチリから、ペルー南部のイロ港に移す方針で、アラン・ガルシア前政権とこの合意に達していた。この10日、新大統領を選ぶ選挙が行われるが、新政権もボリビアとのこの合意を履行すると期待している。

■リャフタイマンタコンサート El Deberの記事
オルーロではフォルクローレグループ「リャフタイマンタ」が7日夜、コンサートを行なう。同グループはフォルクローレの都、オルーロのグループで、結成30周年を記念するものだ。ユネスコ無形文化遺産であるカルナバルに欠かせないモレナーダやディアブラーダ、カポラルの楽曲などを数多くリリースしてきた。コンサートは市内のスポーツ競技場で、19時スタートだ。


【ペルー】

■選挙運動は終了へ Los Andesの記事
10日に投票が行われる大統領選、議会選の選挙運動は、7日24時をもって終了する。選挙基本法の190条に定められているもので、8日以降の選挙運動は禁じられる。8日午前8時から48時間は、国内ではアルコール類の販売、提供も禁じられる「禁酒期間」となり、違反した場合には最大で2250ソルの罰金が科せられる。

■サクサイワマンに落書き El Comercioの記事
クスコのサクサイワマン要塞の石垣に、落書きが見つかった。公園の管理側が明らかにしたもので、プカ・プカラとプクロの中間付近にスプレー塗料で文字が描かれていたという。クスコではこうした文化遺産への落書きは重罪とされている。市内ではインカの石壁に、やはり落書きされているがこの前日に見つかったばかりだ。

■ジョサ氏、オフショア投資を否定 ABC.esの記事
ノーベル文学賞を受賞した作家、マリオ・バルガス・ジョサ氏は、オフショア投資を否定した。3日に公開された「パナマ文書」の中に、同氏がこの投資に関わったとの記述が見つかったものだ。しかし同氏は「1ドルたりともこのような投資には向けていない」と、この報道を否定した。

■ナスカ、違法鉱山摘発 Perú21の記事
イカ県のナスカで、違法鉱山が摘発された。7日、検察官6人がこの摘発展開を行ない、男女2人を拘束したほか、採掘に使用されていた器具などを押収した。現場は観光地であるナスカの地上絵のすぐ近くで、現場では爆破に使用したとみられる爆薬なども見つかっている。検察によると、違法採掘が続けば、地上絵にも影響が生じかねなかったという。


【チリ】

■スカイ航空、スト突入 El Comercioの記事
国内2位のスカイ航空の操縦士の労働組合は7日、ストライキに突入した。組合は待遇や労働環境の改善を求めており、直前まで労使交渉がなされたが妥結に至らず、スト決行となったものだ。ストは8日までの48時間の予定で、同社の全便が停止している。スカイ航空側は利用者への返金や、便の変更を受けつけている。

■バチェレ支持、26% La Razónの記事
ミチェル・バチェレ大統領の支持率は、26%となった。調査会社Adimarkが行なった世論調査の結果だ。この支持率は前の月の27%から1ポイント下落した。一方、支持しないと答えた人は67%で、前の月と同じ水準だ。同政権については災害対応などの不満などから支持が下落し、低水準となっている。

■違法サメ漁の船を拿捕 La Terceraの記事
チリ海軍は、違法なサメ漁を行なっていたペルーの漁船を拿捕した。この漁船は、第4(コキンボ)州トンゴイの沖166キロの地点で、海軍により拿捕された。この船の中には、違法に捕獲されたサメ40頭があったという。サメは絶滅が危惧されるため漁が禁じられているが、アジアでヒレが珍重されるため、違法な漁が後を絶たない。

■南米最古のテニスコート、閉鎖へ BioBio Chileの記事
南米最古のテニスコートが、閉鎖される。第5(バルパライソ)州のビーニャ・デル・マールにあるイングレステニスクラブのコートについて、運営側が営業終了と閉鎖を発表したものだ。このテニスコートが設けられたのは150年前で、南米で最古のものとみられている。1877年にウィンブルドンに初出場したチリ選手は、このコートで練習を積んだ。


【アルゼンチン】

■検察、マクリ大統領を捜査 El Universoの記事
検察は、マウリシオ・マクリ大統領への捜査に着手した。3日に公開された「パナマ文書」で、マクリ大統領やその周辺が、オフショア投資を行なっていた実態が明らかになったものだ。検察は、この動きが脱税や汚職にあたるかどうか、この捜査を通して判断する方針だ。マクリ大統領側はこの件について否定している。

■マクリ政権、公務員1万人削減 La Razónの記事
マウリシオ・マクリ政権は昨年12月10日の誕生後、1万921人の公務員が解雇されているという。アンドレス・イバラ大臣が6日、明らかにした数字だ。同政権は財政再建と経済活性化を掲げており、財政負担となっていただぶついた公務員の削減も公約としていた。一方、同政権に対する労働組合からの反発は強まっている。

■コレクティーボ運賃、8日から値上げへ Clarín.comの記事
ブエノスアイレスのコレクティーボ(路線バス)運賃は8日から、大幅な値上げとなる。今月1日、マウリシオ・マクリ政権がこの値上げを発表していたものだ。政府の助成見直しによる財政負担軽減策で、交通運賃が大幅に上昇することになる。最低の運賃はこれまでの3ペソから、倍の6ペソに引き上げられる。

■イグアス入園料、5月から値上げへ Territorio Digitalの記事
ミシオネス州のイグアス国立公園の入園料は、5月1日から値上げとなる。公園側が明らかにしたものだ。外国人成人の入園料は現行の260ペソから330ペソに、メルコスル各国民は200ペソから250ペソ、アルゼンチン国民は160ペソから200ペソ、そして一般のミシオネス州民は30ペソから40ペソ、また6歳から12歳のこどもは65ペソから80ペソに値上げとなる。

■水害、3州で1万2千人に影響 La Nacionの記事
大雨による河川増水などを受け、コリエンテス、エントレ・リオス、サンタ・フェの各州で合わせて1万2千人が影響を受けている。季節外れの大雨の影響によるもので、コリエンテス州のエスキーナでは浸水が生じ、400人が避難している。また増水した川で溺れ、サンタ・フェ州では少年1人が死亡している。

■コレクティーボに投石、男性重傷 Clarín.comの記事
ブエノスアイレス州のラ・プラタで、コレクティーボ(路線バス)に投石があり、乗客の35歳男性が重傷を負った。アエロプエルト地区の609番街を走行していた車輛に、何者かが石を投げたものだ。この便に唯一乗っていた乗客男性は、石を顔に受け、市内の病院に運ばれ手当てを受けている。投石した者については、分かっていない。


【エクアドル】

■スペイン在留邦人、58%が失業 El Universoの記事
スペインに在留する生産年齢人口の邦人の実に58.7%は、失業中だという。エクアドルからはよりよい仕事や生活を求め、多くの国民が移民しており、欧州では言葉の障壁が低いスペインが人気だ。しかし同国の経済悪化で、失業する人が増加している。2008年のリーマンショック以降は、エクアドルに帰国する移民の動きも増えている。

■道路の雨被害、10県に El Universoの記事
大雨による道路の被害は現在、10の県で発生しているという。交通公共事業省が明らかにしたものだ。国内ではコスタ(海岸)とシエラ(アンデス)が雨期にあり、各地で大雨が降っている。地盤が緩むなどし、各地で土砂災害などが発生している。同省によると被害はとくにアンバト、トゥングラワ、チンボラソ、マナビ県で大きい。


【コロンビア】

■憲法法廷、同性婚を認める El Universoの記事
憲法法廷は、同性婚を認める決定を出した。同国メディアが7日、伝えたものだ。同性間の婚姻を認めるかどうか、憲法規定に照らし審議が続けられていた。この結果、同性間でも異性間の婚姻と同様の権利が認められるべきと判断された。これを受け、議会などは今後同性婚の枠組みを定める法案を準備することになる。

■メタ県で航空事故 Caracol Radioの記事
メタ県で7日未明、航空事故があった。ボゴタから同県の県都ビジャビセンシオに向かっていた、ジャノ航空の小型旅客機が、プエルト・ガイタン付近に不時着し、その後炎上したという。この機には乗客、乗務員合わせて14人が乗っていたが、火が回る前に逃げて全員無事だった。県の広報は、死傷者が出なかったことを「奇跡的」と表した。


【ベネズエラ】

■2か月間、週休3日制に El Universoの記事
ニコラス・マドゥロ大統領は7日、2か月間にわたり、週休3日制とすると発表した。金曜日を休日とするもので、6月6日まで、期間限定の措置をとる。同国ではエル・ニーニョ現象の影響による雨、水不足で水力発電が十分に機能せず、エネルギー危機が表面化している。エネルギー消費削減のためのものだが、一方でこの措置によりさらに経済が悪化する可能性がある。

■国民の衛生状況が悪化 Cronicaの記事
水不足と物資不足の影響で、国民の衛生状況が著しく悪化しているという。ミランダ州の保健機関が指摘したものだ。この状況を受け、疥癬やマラリア、下痢、アメーバ赤痢といった疾患が、国民間に増えている。またネッタイシマカが媒介するデング、チクングニヤ熱、ジカ熱は引き続き流行が続く可能性が高い。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ニカラグア、空港航空投資 Naciónの記事
ニカラグアでは国内空港の基盤強化と、新国営航空会社設立が行なわれる。ロシアからの投資を受け、これらの計画が事業化される見通しとなったものだ。基盤強化されるのは首都マナグアの空港で、2億5千~3億ドルの投資が必要とみられる。また国営航空会社は1990年台以来途絶えており、国側はこの新設は国民の利益になるとしている。

■パラグアイ、住宅街にプーマ Paraguay.comの記事
パラグアイで、住宅街に野生のプーマ(ピューマ)が現れた。この事態が起きたのはアルト・パナマのトレス・フロンテーラス地区だ。一軒の住宅内にプーマが侵入し、地域の人々や消防が出動して取り押さえたものだ。このプーマはイタイプの施設に移されており、今後野生に返すかどうかを判断する。

■ボラリス、36.9%増 Economía Hoyの記事
メキシコのLCC、ボラリスのこの3月の利用は120万人と、前年同月比で36.9%の増加となった。また第1四半期(1~3月)の利用者数は340万人と、同じく36.6%の増加だ。同社によると、この2月は利用が前年同期比で42%も増加するなど、高い伸びを示したという。また第1四半期の国際線の利用の伸びは、42.5%だった。

■メリダ-ハバナ線就航 Sipseの記事
メキシコのLCC、インテルジェットは7日、ユカタン半島のメリダと、キューバの首都ハバナを結ぶ路線を就航した。一番機はハバナで、放水の歓迎を受けている。同社はキューバのハバナとメキシコシティ、モンテレイ、カンクンを結ぶ路線と、バラデロとメキシコシティを結ぶ路線を運航しており、これでキューバへは5路線めとなった。