2016.04.17

【ボリビア】

■エボ「資金洗浄対策を」 El Deberの記事
エボ・モラレス大統領は、国際協調のもとでマネーロンダリング(資金洗浄)対策をとるべきと語った。訪問先のローマで行われたメディア向けの会見の場で語ったものだ。パナマ文書流出を受け、世界各国の要人や企業のオフショア投資の実態が明らかになっている。モラレス大統領はこの状況を看過した米国の責任を指摘し、国際的枠組みが必要と語った。

■エボ「ボリビアはもう植民地ではない」 El Díaの記事
エボ・モラレス大統領は、「ボリビアはもう植民地ではない」と語った。ローマでの会見で、シララ水系問題の国際司法裁判所への提訴について語ったものだ。ポトシ県南部のこの水系からチリが無許可取水を続けている件について、「ボリビアはチリに対して要求する権利を持つ」と述べ、この問題の解決に強い決意を示した。

■エボ、サンダース氏を「支持」 El Díaの記事
エボ・モラレス大統領は、次期大統領選について民主党のバーニー・サンダース候補への「支持」を表した。ローマを訪れているモラレス大統領はバチカンで、同氏と短時間ながら会談の場を持った。モラレス大統領は同氏について「大きな変化をもたらす力がある」と述べ、同氏が当選することに期待を示した。

■ウユニでモータースポーツの大会 El Paísの記事
ポトシ県のウユニ塩湖を舞台に、モータースポーツの祭典が行なわれるという。マルコ・マチカオ文化相が明らかにしたものだ。今年10月8日、この塩湖で「ウユニ・ロードスターズ3600」が開催される。この大会には15のグループが今の時点で参加を予定している。ウユニ塩湖は今年にかけ3年連続で、ダカールラリーのルートとなった。

■エボ・ツイート、フォロー7700人 Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領が15日に突如開始した「ツイッター」のフォロワー数が、早くも7700人に達した。モラレス大統領はSNSやツイッターの活用に消極的だったが、2月の国民投票でこの役割を再認識し、参入する意向を示していた。モラレス大統領はローマ訪問中で、ローマ法王フランシスコ1世との会談の写真を投稿している。

■エボ、「米国はダブルスタンダード」 Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領は、米国は「相反するダブルスタンダード」を持つと批判した。ローマの会見の場で語ったものだ。自国の民主主義を振りかざす一方、相対する人権の考え方で他国を翻弄していると断じた。エボ・モラレス政権は2006年の誕生以降、一貫して米国と距離を置く姿勢を貫いている。

■サンタクルス、車炎上で2人焼死 El Díaの記事
サンタクルス県で車が炎上し、きょうだい2人が死亡した。15日夜、この事故が起きたのはサンタクルス市と、ブラジル国境のプエルト・スアレスを結ぶ道路だ。車輛同士が正面衝突し、スズキの4WD車が炎上したものだ。対抗車輛に乗っていた二人も、この事故で重傷を負い、病院で手当てを受けている。

■チモレ空港、また遅れ Los Tiemposの記事
コチャバンバ県の熱帯地方に整備されているチモレ空港の実質開港は、さらに遅れる。同空港は昨年開業予定で、滑走路は完成したことから開港の宣言は出されている。しかしターミナルやアクセス道の整備遅れから、商業航空便が就航できる見通しがまだ立っていない。同空港の実質開港は、これで2度めの延期だ。

■オルーロ、BoAに増便陳情 La Patríaの記事
オルーロ県は国営ボリビアーナ航空(BoA)に対し、増便を陳情した。BoAはサンタクルス、コチャバンバとオルーロのフアン・メンドサ空港を結ぶ路線を週4便運航している。県側は同社に対し、この便をデイリー化することを求めた。この上で県側も、航空便利用の需要喚起に努力する姿勢を示している。

■テレフェリコ、進捗55% La Patríaの記事
オルーロのテレフェリコ(ロープウェイ)の進捗率は55%となったという。建設を請け負うフランスのポマ社が明らかにしたものだ。このテレフェリコは市内中心部と、聖母ソカボン像が立つサンタバルバラ山を結ぶものだ。同社によると、予定通りこの7月末までに竣工する見通しだ。このテレフェリコ建設には1850万ドルが投じられている。

■輸入バイク、中国製が席巻 El Díaの記事
ボリビアに輸入されるバイクは、中国製がまさに席巻している状態だ。輸入業の団体によると、2015年の輸入バイクの実に71%は中国製で、全価格に占める割合は89%に達したという。在来で多かった日本、インド、ブラジル製バイクの輸入は、漸減傾向が続いている。日本製バイクを扱う代理店によると、この年の同社販売は8~9%落ち込んだという。

■梶田隆章氏が来暮へ La Razónの記事
昨年ノーベル物理学賞を受賞した日本の物理学者、梶田隆章氏がボリビアを訪れる。ラパスのマヨール・デ・サンアンドレス大学(UMSA)の物理学研究所が同氏を招くもので、5月2日にラパス入りする。同研究所はラパスから37キロのチャカルタヤに新たな実験施設を設けており、ガンマ線研究などで同氏からの助言を得る予定だ。


【ペルー】

■パスコ県でバス事故、20人死亡 El Comercioの記事
パスコ県でバス事故があり、20人が死亡、25人が負傷した。現場となったのはシエラ・ノルテの道路で、16日朝6時10分頃、エストレージャ・ポラール社のバスが道路を外れて20メートル下に転落したという。このバスの便はセロ・デ・パスコに向かうところだった。事故原因はまだ分かっていない。

■ジカ熱、初の性交渉感染 Perú21の記事
国内で初めて、ジカ熱の性交渉感染の事例が報告された。保健省が16日、明らかにしたものだ。32歳のリマ在住の女性が、ジカ熱を発症したという。本人に渡航歴はなく、夫がベネズエラがこの感染症を持ち帰っていたことから、性交渉による感染の事例と判断された。この件は同時に、国内初の二次感染の事例でもある。

■チンチェロ空港、着工秒読み Correo Perúの記事
クスコ、チンチェロでの新空港は、着工秒読みの状態だという。工事を受注した企業連合クントゥル・ワシが明らかにしたものだ。クスコのアレハンドロ・ベラスコ・アステテ空港はキャパシティが限界で、この地に新空港が建設される。建設予算は3千万ドルで、新空港開港後は欧米などからの直行便の就航も可能となる。

■有名日本シェフが死去 El Comercioの記事
日本の有名料理人、コニシ・トシロウ氏が16日午後、死去した。同氏は1977年に来秘し、リマで本格的な日本料理店を設けた。今も「トシロウズ・スシバー」や「日本料理店おいしい」などを展開している。同じく有名料理人のガストン・アクリオ氏がFacebookを通じて同氏の死去を伝え、悼んでいる。同氏は63歳だった。


【チリ】

■サンティアゴ大断水 La Terceraの記事
サンティアゴでは16日、大断水が起きた。大雨、悪天候の影響で土砂災害が発生し、マイポ川からの取水、浄水ができなくなったための事態だ。アグアス・アンディーナス社によると、市内の300万人が水道を利用できない状態だという。水道供給は通常の35%まで落ち込んでおり、今の時点で復旧の見通しは立っていない。

■プンタ・アレーナス、車輛放火相次ぐ BioBio Chileの記事
第12(マガジャネス)州のプンタ・アレーナスでは、車輛放火事件が相次いでいる。市内ではこの数日だけで、路上や駐車場に停めていた車輛に火がつけられる事件が相次いだ。こうした車輛放火は、今年に入ってすでに14件起きている。警察は連続放火の可能性が高いとみているが、放火犯の姿はまったく見えないという。


【アルゼンチン】

■コスタ・サルゲロ、音楽ライブの悲劇 La Nacionの記事
ブエノスアイレス、コスタ・サルゲロで行われた野外音楽ライブで、薬物を使用した若者ら5人が死亡する事態が起きた。死亡したのは20歳から30歳の若者らで、このほか5人も病院で手当てを受けている。これらの若者は、MDMAやLSDなどの違法薬物を使用し、この状態に陥ったとみられている。

■Uber闘争、続く Clarín.comの記事
配車アプリケーション「Uber」に反対する闘争が、続いている。ブエノスアイレスのタクシー運転手らが、このアプリにより「白タク」が増え、タクシー営業が難しくなるとして、市内で道路封鎖などを行なっているものだ。この闘争で、運転手らとこれを咎めた者との間で小競り合いも起きた。運転手らは、法によるこのUberの禁止を求めている。

■モンテビデオ線に遅れ El Díaの記事
ブエノスアイレスの2つの空港からウルグアイの首都モンテビデオに向かう航空便には、軒並み遅れが生じた。16日、同国の広い範囲は悪天候に見舞われ、ドローレスでは竜巻により甚大な被害が出ている。ブエノスアイレスからの便に欠航は出ていないが、天候の理由によりいずれの便にも遅れが起きた。

■アンデス航空、フフイ線再開 El Tribunoの記事
サルタにベースを置くアンデス航空は、フフイ線を再開する。州側が明らかにしたもので、同社は新たにフフイとブエノスアイレスのホルヘ・ニューベリー空港(アエロパルケ)を結ぶ路線を開設するという。5月2日から、毎日1往復の運航だ。同社は以前、フフイに乗り入れていたが、休止していた。


【エクアドル】

■コトパクシ訓練、関心低く El Comercioの記事
コトパクシ火山の噴火を想定した訓練への、市民の関心は低かったとみられる。ラタクンガ、サルセドでは県と政府防災機関が協力し、この訓練を実施した。2万人の参加を見込んでいたが、実際に参加したのは1500人にとどまったという。この火山が噴火に至れば、周辺地域には甚大な被害が生じると予想されている。


【コロンビア】

■ジカ熱感染、6万8630件に Perú21の記事
国内でのジカ熱感染例はさらに増えて、6万8630件となった。保健省が16日、明らかにした数字だ。しかしこの1週間で新たに感染が確認された事例は3200件と、前の週からは減っている。胎児に影響が出るおそれがある妊婦の感染は1万2380件で、小頭症が確認された乳児は2件となっている。


【ベネズエラ】

■経済悪化で移民が増える Listinの記事
国内経済の悪化を受け、移民するベネズエラ国民が増えているという。ドミニカ共和国、サントドミンゴの空港の移民局によると、この1か月だけで、定住目的で入国したベネズエラ国民は2500人にのぼる。国内では経済失政による高いインフレ率と、物資不足の深刻化があり、こうした事態がさらに経済を悪化させる悪循環が起きている。

■医薬品不足、日々悪化 Blasting Newsの記事
国内での医薬品不足は、日に日に悪化しているという。薬剤師の団体が指摘したものだ。経済失政により物資不足が深刻化するが、とくに医薬品をめぐる状況は厳しい。地域によっては必要量の95%が不足となっており、常時医薬品が必要な患者ですら入手が難しい状態だ。医師や薬剤師らは、カラカスなどで状況改善を求めるデモを繰り返している。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ウルグアイで竜巻被害 El Universoの記事
ウルグアイ西部のドローレスで16日、竜巻が発生した。国内の広い範囲は大雨などの悪天候に見舞われたが、この人口2万人の町は突風に襲われ、多くの住宅が損傷を受けた。地域行政によるとこれまでに4人の死亡が確認され、負傷者は200人にのぼるという。さらに不明者が12人いるとの情報もある。

■ウルグアイ政府、非常事態を宣言 Clarín.comの記事
ウルグアイ政府は国内に非常事態を発令した。ドローレスで16日、竜巻が発生し、多くの死傷者を出している。タバレ・バスケス大統領は、この被害を受け、非常事態を発令し国民の安全を最優先にする方針を示した。ドローレスだけでなく国内では大雨の影響、被害も起きており、マルドナードでは川の氾濫で1人が死亡、35人が避難している。

■パナマ、日本国民との連帯 Clarín.comの記事
パナマ政府は16日、日本国民との「連帯」を表明した。九州で地震が相次ぎ、大きな被害が生じ、多数の死傷者が出ていることがパナマでも報道されている。外務省がこの被災者への見舞と、連帯を表明するコメントを出したものだ。フアン・カルロス・バレラ大統領は、パナマシティのメトロ3号線建設に関連し、予定通り日本を訪れるという。

■コスタリカ、再生可能エネルギー97%に Caracol Radioの記事
コスタリカではこの上半期中までに、使用される電力の97%が、再生可能エネルギーになるという。同国の電力機関が明らかにした数字だ。同国では火力発電を抑え、水力や風力、地熱、バイオマス、太陽光発電に切り替える取り組みが進められている。全電力の65%は水力が占めるが、雨不足に備えほかの発電を今後増強する姿勢だ。

■ニカラグア-ベネズエラの関係、弱まる La Informaciónの記事
ニカラグアとベネズエラの間の経済関係が、弱まっている。両国政府は米国と距離を置く政治的スタンスの近さから、これまで政治的な関係が強まり、同時に経済関係も強まっていた。しかしベネズエラ経済の極度の悪化から、両国の経済関係は2008年以降、実に28%も減ったとニカラグア中央銀行が明らかにした。

■パンディージャから学校を守る Aletejaの記事
ホンジュラスでは「パンディージャ」から学校を守る取り組みが、新たに始まる。パンディージャは組織犯罪のメンバーで、国内ではこの存在が大きな社会不安を招いている。同国政府は経済開発協力機構(OECD)の協力を得て、学校の生徒らをこうした組織やパンディージャから守る新たな取り組みがなされる。