2016.04.20

【ボリビア】

■ボリビア軍、救助活動開始 Página Sieteの記事
エクアドルの大地震被災地に入ったボリビア軍の兵らは、救助活動を開始した。政府が派遣したのは18人で、16日夕方の地震で大きな被害を受けたマナビ県の被災地で、生存者の捜索にあたっている。派遣された兵らは、こうした災害発生時の対応について、訓練を受けてきたという。

■支援物資第2便を準備 El Deberの記事
ボリビア政府は、エクアドルへの物資を運ぶ第2便の準備を進めている。16日の大地震での被害を受け、政府は飲料数3千リットルや医薬品などを第1便として、同国に空軍機で運んだ。レイミ・フェレイラ国防相は、食料品や衣料品など、第2便を送る準備を進めているという。とくに被害の大きいマナビ県への供給を念頭に置いている。

■野党議員、コカ葉税を提言 El Díaの記事
野党所属のホセ・カルロス・グティエレス議員は、生産されるコカ葉に新たな課税を行なうことを提言した。現在身体障碍者らが年金増額を求め、コチャバンバからラパスに向けて行進を行なっている。政府は財源不足を理由にこの増額に難色を示しているが、同議員はコカ葉に課税し、これを障碍者福祉に利用する案を示した。

■障碍者行進、アヨアヨで足止め El Díaの記事
身体障碍者らによる行進は、ラパス県のアヨアヨで雨のため足止めされた。年金増額を求め身障者らはコチャバンバからラパスに向けての苛酷な行進を続けている。雨が降り、気温も低いことからこの日の行進は中止となった。政府との間でオルーロのカラコリョで対話が行われたが決裂している。

■政府、SNS総局設置 El Díaの記事
政府は新たに、「SNS総局」を交通通信省内に設けることを明らかにした。マリアネラ・パコ報道官が発表したものだ。政府としてのSNS活用や、SNSアクセスの向上などを図る部局となる。2月の国民投票で、SNSが果たした役割をボリビア政府が再認識し、政府はSNSを今後活用する方針を示していた。

■新国会議事堂建設始まる El Deberの記事
ラパスでは、新しい多民族国議会議事堂の建設が着工された。ムリーリョ広場に面する建設現場では、アルバロ・ガルシア・リネーラ副大統領参列のもと、着工式が行われた。新議事堂は地上20階、地下5階建てで、総工費は1億8900万ボリビアーノだ。この完成後、1905年建造の現行議事堂は、博物館となる予定だ。

■カラカラ、廃タイヤ火災 El Díaの記事
コチャバンバ県のカラカラにある廃タイヤ置き場で、大きな火災が起きた。19日午前3時頃、この現場から火が上がっているとの通報が消防に入った。消火活動がすぐはじめられたが規模が大きく、鎮火するのに10時間を要した。この間、黒い煙が激しく立ち上り、一帯には悪臭が立ち込めた。

■テレフェリコ、2周年 El Deberの記事
ラパスの新交通システム、テレフェリコ(ロープウェイ)赤線が開通して、2年となった。運営するミ・テレフェリコによるとこの2年で、3路線を利用した人は4300万人となり、移動時間は市民1人あたり10時間短縮した計算になるという。市内では現在、新たに7路線が建設中または計画中となっている。

■サパタ氏「こどもの安全を」 El Díaの記事
汚職容疑で拘置されているガブリエラ・サパタ氏は、オンブズマン機関に「こどもの安全」を求める書簡を送った。同氏は2007年、エボ・モラレス大統領の息子を出産したが、この子の安全確保を同機関に求めたものだ。一方汚職について捜査している検察は、同氏のこの子についての申請書類などに多くの偽りがあると、あらためて主張した。

■ジカ熱、ミモンテロに El Díaの記事
サンタクルス県第2の都市モンテロに、ジカ熱が上陸した。県保健局によるとモンテロ中心部に住む住民の感染が明らかになり、県内での感染例はこれで49件となったという。県内ではこのジカ熱やデング、チクングニヤ熱を媒介するネッタイシマカを抑止するため、県内一斉に薬剤散布や清掃が、この10日に行われたばかりだ。

■オルーロ-ポトシ道で封鎖 La Raz&oacut;enの記事
オルーロとポトシを結ぶ道路で、ブロック封鎖が行なわれている。ビントの住民が、地域で起きている水質、土壌汚染に抗議したので、環境省や地域行政、企業との対話を求めている。この封鎖を受け、ラパスのバスターミナルからポトシやタリハ、ビジャソンに向かう便は、出発が見合されている。

■TAM公企業化、膠着中 El Díaの記事
ボリビア空軍航空(TAM)の公企業化プロセスは停滞し、膠着化している。空軍の一部門である同社は、実質的な営利営業をしていることから、管轄が民間航空局に移されることになった。このため公企業化されることとなったが、この手続きが遅れに遅れている。昨年10月の予定が今年3月に延期され、現在また再延期されているところだ。


【ペルー】

■CPIではケイコ氏が僅差でリード Los Andesの記事
大統領選の決選についてCPIの調査では、ケイコ・フヒモリ氏が僅差でリードしている。10日の大統領選の結果を受け、6月5日に上位2候補による決選が行なわれることになった。この調査ではケイコ氏が43.6%、ペドロ・パブロ・クチンスキー氏が41.5%となっている。先にイプソスが発表した内容では、クチンスキー氏がリードする展開となっていた。

■英国の観光客、遺体で発見 Perú21の記事
クスコ県で7日から不明となっていた英国人の19歳の男性観光客が、遺体で発見された。この男性は、バジェ・サグラド(聖なる谷)のピサックを訪れていたが、その後行方が分からなくなっていた。ピサックから歩いて4時間ほどの山間部で、谷に転落した状態で死亡していたという。警察はこの男性が山歩き中、事故にあったとみている。

■ワイナピチュ山、再開 Correo Perúの記事
クスコ県のマチュピチュ遺跡に隣接するワイナピチュ山の観光が、再開された。文化省は今月1日から15日まで、観光スポットであるこの山への観光を中止し、メンテナンス作業を行なっていた。この作業が終了し、観光が再開されたものだ。続いて16日から30日には、隣接するマチュピチュ山が同じくメンテナンスのため閉鎖されている。

■ボリビアへのバスが事故 Los Andesの記事
クスコからボリビア、ラパスに向かっていたリトラル社のバスの便が、事故を起こした。18日午前4時頃、この事故が起きたのはプーノ県ランパ郡のカルプハ付近だ。バスが道路を外れて衝突事故を起こしたもので、乗っていた17人が負傷している。警察はこのバスの運転手が居眠りをしていたとみている。


【チリ】

■エイルウィン元大統領が死去 La Terceraの記事
1990年から1995年まで大統領を務めたパトリシオ・エイルウィン氏が死去した。97歳だった。同氏はチリ大学出身の弁護士で、17年に及んだピノチェト軍事独裁政権からの民政移管後、初めての大統領に就任した。同氏は昨年暮れに自宅で転倒後、療養生活を送っていたという。ミチェル・バチェレ大統領はこの報を受け、ニューヨーク訪問を中止した。

■南極でやや強い地震 BioBio Chileの記事
南極大陸付近で、やや強い地震が起きたという。チリの観測機関によると、地震が起きたのは19日午前2時25分頃で、震源はアルトゥロ・プラット南極基地の北東2031キロの地点、震源の強さはマグニチュード6.6だ。南極基地に被害はなく、チリ本土ではこの揺れも感じなかった。


【アルゼンチン】

■マクリ、ブラジル政情に懸念 Clarín.comの記事
マウリシオ・マクリ大統領は、ブラジルでの政情の変化に懸念を示した。同国では下院議会がジルマ・ルセフ大統領の弾劾を可決し、今後上院が可決すれば同大統領は職務停止となる。南米最大の経済、人口の同国の政情が不安定化すれば、アルゼンチンのみならず地域各国が影響を受ける、とマクリ大統領は指摘した。ルセフ大統領とは緊急の電話会談を行なったという。

■アエロパルケ、便に乱れ Clarín.comの記事
ブエノスアイレスのホルヘ・ニューベリー空港(アエロパルケ)では19日午前、多くの便に乱れが生じた。一帯で降った雨の影響と、計器着陸装置(ILS)にトラブルが生じたものだ。アルゼンチン航空とLANアルゼンチンの合わせて20便が欠航となり、ほかの多くの便にも遅れが生じた。午前10時頃には、出発便はおおむね平常化している。

■危険ドラッグ禍、3人が重篤 La Nacionの記事
ブエノスアイレスのコスタ・サルゲロで行われた音楽ライブでの「危険ドラッグ」中毒で、依然として3人が重篤な状態だという。病院側が明らかにしたものだ。合成薬物を使用した5人が死亡し、今も治療を受けているこの3人の症状は、悪化が続いているという。この薬物の成分や使用された経緯について、未だ分かっていない。

■ベルグラノ貨物線、補修工事へ El Liberalの記事
ブエノスアイレス首都圏と国内北西部を結ぶベルグラノ貨物線の補修工事が行われる。ギジェルモ・ディエトリッチ交通相が明らかにしたものだ。2018年に向け、全長1500キロのこの路線の補修、増強が行なわれるものだ。同大臣はこの事業で直接雇用1万人、間接雇用3万8千人が生まれるとした。


【エクアドル】

■死者480人、不明2000人に El Comercioの記事
16日夕方のエスメラルダス大地震による死者は480人となった。19日朝、ディエゴ・フエンテス内務副相が明らかにした数字だ。海岸を中心に建物倒壊など、甚大な被害が起きており、今もなお2000人が不明となっているという。捜索活動とともに、政府は被災地に警察官4500人を派遣し、被災者などの安全確保を強化する。

■コレア、被害は30億ドル El Comercioの記事
ラファエル・コレア大統領は、今の時点でのエスメラルダス大地震による被害額が、30億ドルにのぼると発表した。マナビ県を中心に建物倒壊などで多くの人命が損なわれ、住宅やインフラの被害も甚大だ。この被害額は、エクアドルの国内総生産(GDP)の3%に相当する。コレア大統領は19日朝、被害の大きいマナビ県都ポルトビエホを訪れた。

■オバマ氏、エクアドルへの支援を El Universoの記事
米国のバラク・オバマ大統領は、エクアドルへの人道支援を行なうことを明らかにした。ホワイトハウスからラファエル・コレア大統領のもとに直接電話があり、この申し出があったという。オバマ大統領はエクアドルの国民に見舞いを述べるとともに、協力を惜しまないと語った。またケリー国務長官も、ロング外相に同様の電話をかけている。

■キトから応援続々 El Comercioの記事
内陸の首都キトから、沿岸の被災地に応援が続々と入っている。16日夕方のエスメラルダス大地震で被害を受けたマナビ、エスメラルダス、グアヤス県にキトから消防士などが入っている。さらにキト市は、物資などを積んだトラック120台を、被災地に向かわせた。キトでは大きな揺れは感じたものの人的被害は免れており、現在は支援に全力を挙げている。

■被災地、銀行ATMが一部再開 El Universoの記事
地震被災地では、一部の銀行の自動機(ATM)が再開した。パシフィコ銀行では、大きな被害を受けたマナビ県内やエスメラルダス、サント・ドミンゴ県内の一部のATMを稼働させた。同行によると、今も電力が供給されていないマナビ県都ポルトビエホなどを除き、ATM稼働は正常化しつつあるという。

■エスメラルダス精油所も再開 El Comercioの記事
エスメラルダスにある精油所も再開した。この精油所は国内産の原油を精油する国内最大の施設だ。16日夕方のエスメラルダス大地震を受け、操業を止めていたが、再開に至ったという。この精油所は一日当たり5万5千バレルを精油できる。地震からの復興を見据え、経済活動が徐々に正常に戻りつつある。

■マナビ、電力73.5%復旧 El Universoの記事
16日夕方のエスメラルダス大地震で大きな被害を受けたマナビ県では、全県の73.5%で電力供給が再開されたという。ホルヘ・グラス副大統領が明らかにしたものだ。建物倒壊など甚大な被害を受けている同県では、一時はほぼ全域で停電となった。一方で県都ポルトビエホはほぼ全域で今も、停電が続いているという。

■ムイスネ、90%が避難生活 El Universoの記事
16日夕方のエスメラルダス大地震の震源にもっとも近いムイスネでは、住民の90%が今も避難生活を送っている。エドゥアルド・プロアニョ市長が明らかにしたものだ。大きな揺れに見舞われたこの町では、803棟の住宅が全半壊している。とくにムイスネ島では被害が大きく、建物の95%が倒壊した状態にあるという。

■ペデルナレスの荒廃 El Universoの記事
マナビ県北端のペデルナレスでは、「荒廃」が進んでいる。16日夕方の地震で壊滅的被害を受けたこの町では、150人の死亡が確認され、今も多くの人が不明だ。町の中では、死臭とみられる強いにおいが立ち込め、衛生面の悪化が顕著に進んでいるという。この町では地震の3時間後に大規模略奪が起きたことも報告されている。


【コロンビア】

■邦人犠牲者、無言の帰国へ Caracol Radioの記事
16日夕方のエクアドル、エスメラルダス県で起きた大地震によるコロンビア人犠牲者の遺骸は、空軍機で帰国するという。コロンビア政府は空軍機を使用し、13トンの物資や25人の救助隊員を被災地に輸送した。この帰国の便で、犠牲となったコロンビア国民の棺を輸送するという。今の時点で、コロンビア国籍の7人の死亡が確認されている。


【ベネズエラ】

■マドゥロ折り返し、抗議デモも Jornadaの記事
ニコラス・マドゥロ大統領は19日、任期の折り返しとなる3年を迎えた。2013年に死去したウゴ・チャベス前大統領の後継として就任した同大統領だが、経済失政などで求心力が低下している。カラカスではこの日、多くの市民が参加し、マドゥロ大統領の辞任を求めるデモを大規模に行なった。

■プラスチック類が涸渇 Runrun.esの記事
国内では新たに、ビニールやペットボトル、容器などのプラスチック類が涸渇したという。同国では国営企業が、国産の石油からこうした製品を生産してきた。しかしこの生産量が激減し、市場にこうした品々が供給されなくなっているという。同国では経済失政による物資不足が深刻化しており、食料や医薬品、衛星関連品など涸渇の分野は多岐にわたる。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ウルグアイ、8千人避難 La Razónの記事
悪天候の被害が広がっているウルグアイでは、今の時点で8千人が避難生活を続けている。同国の非常事態局が明らかにしたものだ。この被害は19の県のうち18県で発生している。先週、竜巻による大きな被害が出たドローレスを中心に、死者も8人にのぼるという。ラ・プラタ川沿いの観光地コロニアでも、3千人が避難している状態だ。

■ニカラグア、ジカ熱感染妊婦が出産 La Prensaの記事
ニカラグアでは初めて、ジカ熱に感染した妊婦が出産したという。同国保健省が明らかにしたもので、この妊婦は今月12日、マナグア市内の病院で帝王切開で出産したという。懸念されていた小頭症などの症状は現れなかった。国内では今の時点で、ジカ熱感染例が139件となっている。

■サンティアギート火山が噴火 La Prensaの記事
グアテマラのサンティアギート火山が噴火した。観測機関によると19日午前8時頃、火口で爆発が起きたという。この噴火による噴煙は4500メートルの高さまで立ち上った。周囲のモンテ・ベリョ、ロマ・リンダ、サンマルコス・パラフノルなどで火山灰の降灰が確認されている。この火山は首都から200キロの位置にあり、標高2550メートルだ。

■アラス・ウルグアイへの支援は難しい El Observadorの記事
ウルグアイのマリアノ・ロペス交通相は、航空会社アラス・ウルグアイへの政府からの財政支援は難しいとの立場を示した。今年1月に商業運航を開始したばかりの同社だが、早くも財政難になりつつある実態が明らかになっている。アラス・ウルグアイは2012年に破綻したプルーナ航空の元職員らが立ち上げた航空会社だ。

■パラグアイ、小型機事故 CDNの記事
パラグアイのコンセプシオンで、小型機が墜落する事故が起きた。同国空軍が明らかにしたもので、墜落したのは空軍が保有する単発の小型機だという。この事故で30歳の男性操縦士と、24歳の女性操縦士の2人が死亡した。この機体は、訓練などのため飛行中に事故を起こしたという。事故原因は明らかにされていない。

■アスンシオン-イキケ線開設 La Nacionの記事
アマスソナス・パラグアイは21日から、アスンシオンとチリ北部のイキケを結ぶ直行便を開設する。この路線はボンバルディアCRJ200型機を使用し、週3往復運航するもので、飛行時間は片道2時間10分だ。ボリビアのアマスソナスとスペイン企業が合弁で立ち上げた同社にとって、アスンシオンからの2路線めの国際線となる。