2016.04.22

【ボリビア】

■エボ、地震被災地へ El Díaの記事
エボ・モラレス大統領は、16日夕方の大地震で被害を受けたエクアドルを訪れる。レイミ・フェレイラ国防相が21日、明らかにしたものだ。26日、モラレス大統領は人道支援物資を運ぶ輸送機に同乗し、同国入りする。大きな被害を出しているマナビ県のマンタ空港に降り立つ予定だ。ボリビアは同国に、物資を積んだ空軍輸送機を2便、送っている。

■エボ、海の問題をアピール La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は、ニューヨークで開催されている地球温暖化など気候変動にかかる会議で、「海の問題」をアピールした。19世紀末の太平洋戦争で海岸線を失ったボリビアは、平和条約に基づきチリに海岸線を求めている。モラレス大統領は、海へのアクセス権は各国が持つ主要な権利の一つで、国際社会が担保すべきと断じた。

■エボ、米国の薬物政策を批判 El Díaの記事
エボ・モラレス大統領は、米国の薬物政策を批判した。ニューヨークの気候変動にかかる国際会議の場で発言したものだ。米国は薬物政策に基づき、ラテンアメリカ各国などへの要求を行なっているが、自国内の薬物問題をそのまま放置していると、述べたものだ。またアンデス原産のハーブであるコカ葉について、国際社会の規制を緩和するよう求めた。

■サンタクルス、ネット停電 El Deberの記事
サンタクルスでは20日、インターネットが利用できなくなる事態が起きた。利用できなくなったのはコタスやTigoのインターネット接続だ。同社によると、チリ北部のアリカとペルーのルリンを結ぶ海底ケーブルにトラブルがあり、この事態を引き起こしたという。ネット接続ができない状態は17時から23時頃まで、6時間に及んだ。

■政府とCOBの対話、26日まで Página Sieteの記事
ボリビア政府と有力労働組合連合COBとの対話は、26日まで行われる。政府はインフレ率や経済成長などの数字から、最低賃金を4%引き上げる方針だ。しかしCOBはこれを8.5%にするよう要求している。この件についての対話が行われ、エボ・モラレス大統領もこの対話の場に臨む予定だという。政府側はこの引き上げを5月1日に正式発表する方針だ。

■TAM、エンジンを受領 El Díaの記事
ボリビア空軍航空(TAM)は、ボーイング737型機のエンジンを受領した。同社によると、主力としている旅客機のエンジンの交換の必要があり、米国の製造元に発注していたという。この調達で、この機体が使用できるようになり、輸送力がアップする見通しだ。名前の通り空軍の一部門である同社は今後、公企業化される予定となっている。

■ポトシ、M4.8の地震 El Deberの記事
ポトシ県で21日14時7分頃、地震が起きた。ラパスのサンカリクスト地震機構によると震源はケテナ・チコから36キロ、サンアントニオ・デ・リペスから103キロの地点で、震源の強さはマグニチュード4.8、深さは163キロだ。地表での揺れは小さく、この地震による人や建物への被害報告はない。

■スクレ空港、空軍機の事故 El Deberの記事
スクレの空港で空軍の小型機が事故を起こした。21日午前11時頃、フアナ・アスルドゥイ・デ・パンディーリャス空港に空軍のパイパー機が緊急着陸したものだ。車輪が出ないことから胴体着陸したが、乗組員らに負傷などはない。機体撤去に時間がかかったことから、同空港は同日14時頃まで滑走路が閉鎖された。

■身障者ら、カラマルカへ Página Sieteの記事
身体障碍者らの行進は、ラパス県のカラマルカに到達した。身障者らは年金増額を求めコチャバンバからラパスへの苛酷な行進を行なっており、ラパスでエボ・モラレス大統領に直訴する機会を求めている。政府側との対話は中途、オルーロ県内で行われた決裂に終わった。政府側は財源不足を理由に、この引き上げには消極的だ。

■ラパス、土砂災害のおそれ El Deberの記事
ラパスの住宅地で、また土砂災害に対する警報が出された。この事態が起き、一時パニックが起きたのは、アグア・デ・ラ・ビーダ地区だ。地下水の変化などを受け、住宅が建つ斜面が大規模に崩れるおそれがあるとされたものだ。一部のエリアで、地盤にひびが入るなどの現象もみられている。市内では2011年2月、メガ土砂崩れが起きている。

■コカ葉農家、公正取引を強調 El Díaの記事
コチャバンバ県チャパレ地方のコカ葉農家らは、生産コカ葉の「公正取引」を強調した。コカインの原料となるコカ葉は、法令1008号でその生産や流通が規制されている。かつてのホルヘ・キロガ政権下で同地域のコカ葉は「敵視」されたが、農家らは現在、この地域で生産されているコカ葉は法令に基づき、合法的に流通していると断じた。

■スクレ、ハトが大量死 La Razónの記事
スクレで、ハトが大量死しているのが見つかった。市側によると、市内の中心である5月25日広場で、200羽のハトが死んでいるのが発見されたという。何者かが毒入りの餌を撒き、これを食べたハトが犠牲になったとみられる。動物愛護法における虐待行為にあたるとして、警察が捜査を開始した。


【ペルー】

■リマのメトロ、耐震性高い Perú21の記事
リマのメトロ(電車)について、耐震性は高いと説明された。エクアドルでの大地震を受け、運営側が明らかにしたものだ。同国と同様に環太平洋造山帯にあるペルーは、世界有数の地震国だ。このメトロは近海でマグニチュード9クラスの地震発生を想定し、十ブナ構造で作られているという。

■チャンカイでバス事故 El Comercioの記事
リマ県北部のチャンカイでバス事故が起きた。リマから108キロのパンアメリカン道で、アビアドーレス・エクスプレス社の便が衝突事故を起こしたものだ。この事故で、乗客ら18人が負傷している。消防によると負傷者のうち8人は、地元の病院で手当てを受けているという。事故原因などは分かっていない。


【チリ】

■警察官が同性パートナーシップ El Universoの記事
国内では初めて男性警察官が、同性パートナーシップの関係を築いた。この制度は、同性間でも婚姻と同等の関係を認めるもので、多くの同性カップルが誕生している。今回初めて、警察官がこの制度を利用し、パートナーシップ関係となった。チリでは長年にわたり同性愛行為は違法とされてきたが、この制度がようやく実現している。

■テムコの市場が全焼 BioBio Chileの記事
20日夜、第9(ラ・アラウカニア)州テムコの市場が全焼した。市場内部から出火し、全体が燃えたもので、市内のすべての消防が出動し、消火活動を行なう事態となった。検察によると今の時点で、この出火原因は分かっていないという。この火災による死傷者などはおらず、また現場からの盗難の動きもなかった。


【アルゼンチン】

■コンコルディア、200人避難 Clarín.comの記事
エントレ・リオス州のコンコルディアでは、住民200人が避難している。上流部の雨の影響で町を流れるウルグアイ川が増水し、一部で氾濫したためだ。流域一帯の住民らは自主的に避難した。この町では昨年12月にも、同じくウルグアイ川の増水、氾濫が生じ、一帯は水浸しになったばかりだ。

■下院、Uber禁止を準備 La Nacionの記事
下院議会は、配車アプリケーション「Uber」の禁止に向け、法案の準備に入った。ブエノスアイレスではこのアプリ普及で白タク営業が増え、タクシーが影響を受けるとして抗議、道路封鎖を続けている。司法もこのUberの問題点を指摘しており、こうした動きを受けて下院が禁止に向けた具体的検討を始めたものだ。

■銀行、スト突入 La Nacionの記事
国内の銀行は21日、48時間のストライキに突入した。銀行員らの労働組合が、賃金の引き上げなどを求めた動きだ。このストのため、週末を合わせ4日間、銀行業務がストップする見通しだ。銀行自動機(ATM)は21日、通常どおり動いたが、充填されている現金がなくなれば開店休業状態となる見通しだ。

■リネアC、短時間のスト Clarín.comの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)リネアCでは21日、短時間のストライキが行なわれた。労働組合が、運賃決済に使用されるICカード「SUBE」の運用方法への反発から、突如ストに突入したものだ。朝5時から7時にかけ、同路線は全線で運転が見合された。早朝時間帯だったため、利用者への影響は最小限にとどまった。


【エクアドル】

■マンタ、100時間ぶりの救出 El Universoの記事
マナビ県のマンタでは、16日夕方の大地震で生き埋めになっていた3人が、およそ100時間ぶりに救出された。ホルヘ・サンブラノ市長が明らかにしたものだ。市内のタルキ地区のホテル倒壊現場で、3人が生存した状態で発見、救出されたものだ。この現場からは多くの遺体も収容されている。

■地震死者577人に El Comercioの記事
16日夕方のエスメラルダス大地震による死者数は、577人となった。震源に近いマナビ県海岸での被害が大きく、地域別の死者はマンタが174人、ペデルナレスが172人、ポルトビエホが116人となっている。また政府側の把握では、現時点の不明者数は155人だ。負傷者は7015人、今の時点の避難者数は2万3千人だ。

■余震回数、621回 El Comercioの記事
16日夕方のエスメラルダス大地震後の余震とみられる揺れの回数は、21日午前9時20分の段階で、すでに621回に達している。地質機構が明らかにしたもので、直近の12時間の余震は26回と、回数としては落ち着きつつあるという。しかし同機構は、今後しばらくはまだ、大きな余震が起きるおそれがあるとして、注意を呼びかけている。

■1942年の地震に類似か El Comercioの記事
16日夕方に発生したエスメラルダス大地震は、1942年に発生した大地震に類似しているという。地質機構が見方を示したものだ。今回の地震は、ナスカプレートと南米プレートの境界付近で発生したが、震源の場所や規模、アスペリティの破壊状況がこの74年前の地震に非常に似ているという。

■ジカ熱、被災地の脅威に El Comercioの記事
保健の国際機関は、今後ジカ熱やデングなどの感染症が、地震被災地の脅威になると指摘した。これらの感染症はネッタイシマカが媒介するが、地震の影響で衛生状態が悪化し、この蚊発生を誘発する可能性が高いという。同機関は今後、被災地周辺で薬剤を撒くなどし、この発生を抑止する必要があるとした。

■付加価値税率、緊急引き上げ El Comercioの記事
ビニシオ・アルバラード大臣は、日本の消費税にあたる付加価値税(IVA)の税率を緊急に引き上げることを明らかにした。国内では物品購入の際に12%の付加価値税がかけられるが、これを14%にする。16日夕方の大地震の対応と復興のための予算確保が理由だ。同大臣は、食品の90%については税率を据え置く措置も同時に発表している。

■水と食料のために8時間 El Universoの記事
16日夕方のエスメラルダス大地震の被災者らは、飲料水や食料を得るために、一日8時間を要しているという。この地震によりマナビ県を中心に建物倒壊など甚大な被害が生じている。物流も大きく影響を受け、一部では水道や電気などのライフラインも復旧していない。このため被災者の多くは、日々の糧を得るため、多くの時間を削っている現状だ。

■5日ぶりにアヒルを救出 El Universoの記事
16日のエスメラルダス大地震による甚大な被害を受けたマナビ県ペデルナレスの建物倒壊現場で、一羽のアヒルが救出された。行方不明者の捜索にあたっていた救助隊員が、生きているアヒルに気づき、救出作戦を展開したものだ。人の発見と同じように、助け出された際には、一帯は拍手に包まれたという。


【ベネズエラ】

■ビール生産、8日間ストップ Excelsiorの記事
ビール生産最大手のポラール社は、国内の生産ラインが8日間止まっていることを明らかにした。同社によると、生産に必要な材料が確保できなくなったためだという。同国では経済失政で輸入制限が生じ、多くの物資、食料などに不足が続いている。同社の工場の再稼働がいつになるか、今の時点で分からないという。

■停電、一日4時間 Caracol Radioの記事
国内では一日平均で4時間の停電となるという。雨不足による渇水の影響で、電力の多くを頼る水力発電が機能せず、国内は電力不足が深刻化している。このため政府は「計画停電」を実施しているが、停電時間がさらに伸び、一日4時間となると発表した。同国ではこの事態を受け週休3日制が時限で導入され、5月1日からは時制も変更される。

■帰国よりも被災地にとどまる Caracol Radioの記事
エクアドルの大地震で被災したベネズエラ移民の多くは帰国せず、同国での生活を選んでいる。甚大な被害を受けたマナビ県マンタに住むある家族は、自宅の建物が倒壊したが、帰国の道は選ばなかった。ベネズエラは経済失政で商売などが難しく、このまま同国にとどまることを選んだという。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■イルカ大量死、原因調査続く Nacionの記事
パナマの太平洋岸で大量のイルカが浜に打ちあがった原因の調べが、今も続いている。この事態が起きたのは首都から340キロ、トノシのオストナルのビーチだ。海洋資源局によると50頭のイルカが打ちあがり、このうち6頭は発見時にすでに死んでいた。研究者によるとこの一帯の海岸では、イルカなどの座礁が相次いでおり、本格的な原因究明が必要だという。

■ニカラグア、津波訓練 La Prensaの記事
ニカラグアでは21日、大きな地震と津波の発生を想定した訓練が、太平洋岸で行われている。学生や公務員、地域住民など2万7千人が参加するもので、避難にかかる時間などを計測した。また海岸に設置されている防災無線60個所を実際に使用したが、このうち7個所でトラブルがあったという。環太平洋造山帯に位置する同国は、繰り返し地震に見舞われている。

■日本、ホンジュラス産カカオに関心 La Tribunaの記事
日本企業が、ホンジュラス産カカオに関心を示している。チョコレートソムリエさつたにかなこ氏のワークショップのイワキ・ノリコ氏と、記者のヨコタ・ノリコ氏が国内の生産現場などを5日間の日程で訪れた。ホンジュラス政府は、カカオを新たな国の農業生産品と位置づけており、受け入れる側もアピールを行なった。

■ニカラグア湖、渇水で縮小 Nacionの記事
ニカラグア湖が、同国での渇水を受け、縮小しているという。この湖は同国最大の面積を持つが、雨不足による渇水が続いた影響で、通常の水際から、200メートル程度後退している。今の時点では、この湖での漁などに影響はないが、今後さらに事態が悪化すれば、こうした産業も打撃を受けるおそれがある。

■リオ、シクロビア崩落事故 Caracol Radioの記事
ブラジル、リオデジャネイロの海岸に設けられていたシクロビア(自転車道)が崩落する事故が起きた。このシクロビアは8月に行われるオリンピックに向け整備されたものだ。波の浸食で基礎部分が壊れ、この事態を招いたとみられる。この崩落に巻き込まれた2人が死亡したことも明らかになった。

■日本、パナマに295億円投資 PR News Wireの記事
日本政府は、パナマシティのメトロ3号線建設に、295億円を投じる。フアン・カルロス・バレラ大統領が訪日し、安倍晋三総理と会談し、合意したものだ。市内と西部を結ぶこのメトロはモノレール方式で建設され、日本の技術、経済援助が行なわれる。この路線は全長26.75キロで14の駅が設けられ、路線はパナマ運河の上部にかられる橋を通る。

■パラグアイ、遺体収納袋を送る Hoyの記事
パラグアイ政府は、大地震に見舞われたエクアドルに、遺体収容袋を500組、送った。オラシオ・カルテス大統領は、この被害を受け同国に飲料水や食料などの人道援助物資を送ることを明らかにした。この被災地ではすでに500人以上の死亡が確認されており、収容袋が必要と判断し、この措置をとったという。