2016.04.23

【ボリビア】

■カラコレス鉱山で落盤事故 El Díaの記事
ラパス県の鉱山で落盤事故が発生した。事故が起きたのはカラコレス社が運営するアルヘンティーナ鉱山だ。坑内で落盤事故があり、今の時点で男性労働者3人の死亡が確認されているという。今の時点でほかに死傷者や不明者がいるかは分かっていない。鉱山内の活動は現在、停止している。

■エボ、ルセフに支持を伝える El Deberの記事
エボ・モラレス大統領は訪問中の米国で、ブラジルのジルマ・ルセフ大統領と言葉を交わした。この場でモラレス大統領は、ルセフ大統領に対し「支持」を伝えたという。ルセフ大統領についてはブラジル下院が弾劾を可決し、これが上院で可決されれば職務停止となる。モラレス大統領は、ルセフ大統領に「左派政権の連携」を呼びかけた。

■エボ、資本主義批判 La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は、「行き過ぎた資本主義」を批判した。モラレス大統領はニューヨークで開催されている、気候変動にかかる国際会議に参加している。この場で、地球環境と人類を守るためには、行き過ぎた資本主義の是正が必要と断じた。この上で、インディヘナ(先住民)の大地神パチャママか、死か、の二択を迫った。

■ビルビル空港整備、27日に調印へ El Deberの記事
サンタクルスのビルビル国際空港の整備工事への契約が、この27日にも交わされる見通しだ。政府はこの空港を南米の「ハブ化」する計画を示し、旅客、貨物双方のターミナルの拡張工事などを実施する。北京城建社の受注が決まっており、延期されていたこの調印日程があらためて示されたものだ。この工事予算は3億ドルだ。

■ラパス、医療ストへ Página Sieteの記事
ラパスの医師らの団体は、26日にストライキを行なうことを通告した。国の保険制度に対する要求行動で、この日は24時間の時限でストライキを行なうという。市内の主な病院のほとんどは診療が行なわれず、緊急医療のみの対応となる見通しだ。医師らや医科大学側は、政府側との対話の扉を開いている。

■キロガ氏、「横領」と批判 Página Sieteの記事
元大統領で政府と対峙する立場のホルヘ・キロガ氏は、「横領した」と現政権を批判した。2月に行われた国民投票の際、政府側が国費を「Sí」(Yes)投票の運動に使用したとの疑惑を受けたものだ。この投票は、エボ・モラレス大統領の再選の是非が焦点で、この結果「No」が勝利している。

■ポトシ県、日中のアルコール販売を規制か El Díaの記事
ポトシ県は、日中のアルコール販売を規制することを検討している。現在同県では、日曜から木曜は午前0~9時、金曜、土曜は3~9時の時間帯、アルコール類の販売や提供は禁じられている。市民の安全強化を理由に、この販売制限を日中に拡大することを検討しているという。

■アマスソナス、クイアバ線再開か Onortaoの記事
アマスソナス航空は、サンタクルスとブラジルのクイアバを結ぶ路線の再開を検討しているという。マト・グロッソ州側が明らかにしたものだ。同社は2014年ワールドカップの際、この路線を期間限定で運航した。同社はこの路線のレギュラー化を現在、検討しているという。またブラジルのLCC、アズールもこの路線の開設を検討していることも明らかにした。

■テレフェリコ、身障者カードは1000件 El Díaの記事
ラパスのテレフェリコ(ロープウェイ)で、運賃割引が受けられる身障者カードは1000枚発行されているという。運営するミ・テレフェリコが明らかにしたものだ。このほか高齢者用のカードは1万6千件、学生用カードは2万7千件の発行だ。市内では2014年に3路線が相次いで開業し、現在は7路線が建設中または計画中となっている。

■キヌア生産者、非常事態 La Patríaの記事
オルーロ県のキヌア生産者らが、「非常事態」を宣言した。アンデス原産の穀物であるキヌアは、2013年に「国際キヌア年」となったこともあり、世界的ブームとなった。しかしブーム終焉後、ペルーでの無計画な増産もあり、取引価格の大幅な下落を招いている。生産者らは、このまま下落が続けば生産するほど赤字となる事態になりかねないと、警告を発した。


【ペルー】

■Datumはクチンスキー氏優勢と分析 Los Andesの記事
調査会社Datumは、6月5日投票の大統領選決選ではペドロ・パブロ・クチンスキー氏が優勢とした。同社の調査でクチンスキー氏に投票するとした人は41.1%と、ケイコ氏の40.4%を僅差ながら上回った。この決選についてはイプソスはクチンスキー氏、CPIはケイコ氏が優勢と伝えている。

■リマの線トロ、40%倒壊の可能性 Perú21の記事
リマ市は、セントロ(中心部)の建物の40%が、大地震発生で倒壊するおそれがあると発表した。エクアドルでの大地震を受け、緊急に分析した結果だ。近海でマグニチュード8クラスの地震が起きた場合、古い建物が多く残るセントロは、甚大な被害を受ける可能性が高いという。セントロはユネスコ世界遺産に登録されている。


【チリ】

■空軍機、車輪トラブル BioBio Chileの記事
チリ空軍輸送機「エルクレス」の車輪にトラブルが生じた。南極に向かっていたこの機体の車輪にトラブルが生じたとして、第12(マガジャネス)州のプンタ・アレーナスの空港に緊急着陸したという。機体は無事に降り立ち、乗っていた兵や市民54人に負傷などはなかった。空軍側はトラブルの具体的内容については明らかにしていない。

■ネッタイシマカ、南下のおそれ BioBio Chileの記事
ネッタイシマカは、さらに南下するおそれがあるという。ペルー国境にあたる国内北端、アリカでこの蚊が棲息していることが初めて確認された。この蚊はデングやジカ熱などの感染症を媒介する存在で、今後国内本土でも二次感染を招く可能性が生じたことを意味する。保健省はこの蚊がさらに南下し、国内の広い範囲に棲息域を広げる可能性があるとした。


【アルゼンチン】

■公務員、AR以外も利用可 Diario Velozの記事
公務員は、アルゼンチン航空以外の航空会社の便も、出張などの際に使用できるようになった。同社を国有化した前政権は、公務員については同社便を利用するよう通達を出していた。しかし昨年12月に就任したマウリシオ・マクリ大統領はこれを見直し、同社利用の義務措置を撤廃したという。

■エセイサ、ストの影響 Clarín.comの記事
ブエノスアイレスのエセイサ国際空港は、ストライキの影響を受けた。同空港へ卸される食品などを輸送するトラック輸送業者の組合が、契約見直しなどを求めストを行なった。空港近くで激しいデモを行なったため、利用者の移動に支障が生じたほか、便の運航体制にも影響が及んだという。

■BsAs司法、Uberブロックを指示 La Nacionの記事
ブエノスアイレスの司法は、配車アプリケーション「Uber」の使用を差し止めとブロックを指示した。このアプリの普及で白タク営業が増え、支障が生じるとしてタクシー運転手の団体が激しいデモを繰り広げている。司法は運転手らの主張を認め、利用者の安全性を担保する上でもUberの体制に問題があると判断した。

■将来の環境に不安、86% La Nacionの記事
ブエノスアイレス首都圏と州内の人の86%は、将来の環境に対し不安を抱いている。23日のアースデーを受け、2月3日大学が市民に対し環境についての意識調査を行なった結果だ。とくに不安が大きいのは、行き過ぎた資源開発の影響や、水、空気の汚染などだ。また市民の93%は、省エネルギーを実際に考慮したことがあるという。


【エクアドル】

■地震死者602人に El Universalの記事
16日夕方のエスメラルダス大地震による死者は、602人となった。政府が明らかにした数字で、現時点での負傷者数は1万2492人、不明者数は130人、そして避難者数は2万6091人となっている。22日15時時点で、この地震による余震の回数は717回に達している。ラファエル・コレア大統領は、被災地の住宅再建に30億ドルが必要との見方を示した。

■タルキ、余震で立ち入り禁止に El Comercioの記事
マナビ県マンタの観光地区タルキは、余震発生により立ち入り禁止の措置がとられた。21日22時3分頃、大地震の余震とみられるマグニチュード6.2の地震が発生した。同地区では多くの建物が倒壊しており、この余震で事態が悪化したとして、民間人などの入域がすべて禁止されたものだ。

■バイア・デ・カラケス、避難者増 El Comercioの記事
マナビ県のバイア・デ・カラケスでは、大きな余震を受け新たに避難する動きが起きた。16日夕方の大地震の余震とみられる地震が21日夜に発生した。マグニチュード6.2のこの揺れは大きく、倒壊しかかった家がさらに崩れるなどの事態が起きている。これを受け、自宅付近にとどまっていた市民の多くが、新たに避難した。この町は18年前にも、大きな地震に見舞われている。

■ポルトビエホ、食料が涸渇 El Universoの記事
マナビ県の県都ポルトビエホでは、食料が涸渇したという。16日夕方の大地震で、この町では大きな被害が報告されている。物流などに支障が生じて物資、とりわけ食料が市内に入らない状態となっているという。食料を販売する数少ない店舗の前に長い行列が生じ、警察官らも整理にあたる事態となっている。

■デング、ジカ熱への注意喚起 El Comercioの記事
米州保健機構は、16日夕方の大地震被災地について今後、デングやジカ熱などの感染症に注意する必要があると指摘した。この大地震により衛生状態や食料の状況が悪化しており、感染症が起きやすい状態にあると警告したものだ。ネッタイシマカが媒介するこれらの感染症のほか、インフルエンザや肝炎ウイルスについても注意が必要としている。

■フットボール、5月1日再開 El Comercioの記事
国内のフットボール(サッカー)リーグは、5月1日に再開するという。運営側が22日、明らかにしたものだ。16日夕方の大地震を受け、国内のプロリーグについては日程が凍結されている。セリエA、Bについて5月1日から再開するとした。また2018年ワールドカップ出場をかけた代表選については、予定通り参加する。


【コロンビア】

■エクアドルからの帰国を促す Caracol Radioの記事
政府はエクアドル在留邦人の帰国を促し、また外務省は帰国者への支援を行なっている。16日夕方の大地震でエクアドルでは海岸部を中心に、甚大な被害が出ている。外務省の援助によりこれまでに、同地域に住む11人が帰国し、54人が帰国の準備中だという。この地震では、コロンビア国籍の少なくとも11人が死亡している。


【ベネズエラ】

■物資不足、汚職と計画不足が原因 Uni Radioの記事
国内で深刻化している物資不足は、汚職と農業分野での計画の不足が原因と指摘された。こう述べたのは野党のカルロス・ベリスベイティア議員だ。輸入物資の横流しなどの横領といった汚職行為が蔓延し、また国が必要な農業政策をとらなかったことが、この事態を招いたという。この事態については、政府の経済失政を問う声が高まっている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■グアテマラ-ベリーズ、緊張高まる El Paísの記事
グアテマラ、ベリーズ両国間の国境の緊張が高まっている。グアテマラ川は自然国境をなすサルストゥン川沿いに、兵3000人を配備した。ベリーズ側が違法越境を理由に、グアテマラの13歳の少年に攻撃を加えたことを受けたものだ。グアテマラと元英国領だったベリーズとの間の国境をめぐる争いは、150年前から断続的に続いている。

■ホンジュラス、M4.5の地震 La Prensaの記事
ホンジュラス中部では22日午前2時54分頃、軽度の地震があった。観測機関によると震源はコマヤグア付近で、震源の強さはマグニチュード4.5、震源の深さは10キロだ。震源付近を中心に揺れを感じたが、この地震による人や建物への被害報告はないという。震源は首都テグシガルパの北西に位置する。

■メキシコ、石油工場爆発 Caracol Radioの記事
メキシコの石油工場で爆発があった。22日朝7時頃、ベラクルス州のコアツァコアルコス港のPemexの工場で爆発が発生し、工場は炎に包まれた。この事故で、これまでに27人の死亡が確認され、重傷者13人を含む多数の負傷者が出ている。この事故原因についてPemexは、ガス漏れとの見方を示している。

■ウルグアイ、1万2千人避難中 El Nacionalの記事
ウルグアイでは今もなお、1万2千人が避難中となっている。国内ではこの1週間にわたり悪天候が続き、川の増水や反乱が起きている。さらにドローレスでは竜巻発生による大きな被害を受けた。一連の天候禍により9人が死亡し、1万2058人が避難生活を送っている。川の水位が高い状態は各地で続いており、事態正常化にはまだ時間を要するとみられる。

■Googleの気球、パラグアイに落ちる La Terceraの記事
米国のGoogleが飛ばしていた気球が、パラグアイ国内に落下した。現場は首都アスンシオンから400キロのヘネラル・ディアスだ。気球を利用しネット接続を図る「Project Loon」で飛ばしていた、10メートルほどの大きさの気球が、この地に落ちたという。地上で巻き込まれた人や建物はなかった。


【サイエンス・統計】

■パナマ、古代のサルの歯 News24の記事
パナマで、古代のサルの歯が発見された。同国と米国の研究機関が明らかにしたものだ。パナマ運河付近での発掘で、古代のサルの歯7本が見つかったという。この歯は、2100年前のものと推定されている。北中南米ではこれまで、サルは350万年前までの棲息しか確認されておらず、ラテンアメリカのサルの歴史がより長いことが立証された。