2016.05.01

【ボリビア】

■身障者ら、闘争継続 La Razónの記事
身体障碍者らは、闘争を継続する。年金支給などを求め社会闘争を行なっているが、政府と身障者代表との間で基本合意がなされた。しかし年金については今後90日をかけ結論を出すとされ、内容は確定していない。身障者らは年金の確約が得られるまで、闘争を継続する姿勢だ。ラパスでは警官隊との間の衝突で、負傷者や逮捕者が出ている。

■身障者ら、血文字を示す Página Sieteの記事
ラパスの路上でデモを続ける身体障碍者らは、血液で書かれた「年金か死か」とのプラカードを掲げた。身障者らは月額500ボリビアーノの年金支給を求め、コチャバンバからラパスに行進した。政府側との交渉はオルーロ県内で行われたが決裂し、ラパス到着後に妥結したものの、年金については結論が出ていない。

■学生らは解放 El Díaの記事
ラパスの身体障碍者デモで拘束された大学生らは、司法の判断で解放された。大統領府が面するムリーリョ広場への進入をめぐり、警官隊との間で衝突が起きたものだ。この際、マヨール・デ・サンアンドレス大学(UMSA)の学生3人が、逮捕されていた。司法はこの3人の解放を命じたが、同時にこの3人に対し出国禁止などを言い渡している。

■エボ、賃金は経済次第 La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は、公務員の賃金の引き上げについて、経済状況次第であるとの見方を示した。政府は有力労働組合連合COBとの協議で、最低賃金を9%、平均で6%引き上げることに合意した。この引き上げは1日のメーデーに正式発表される予定だ。モラレス大統領は今後については、経済情勢によるとの見方を示した。

■イラン外相、来暮へ La Razónの記事
イランのモハメド・ヤバド・ザリフ外相が、ボリビアを訪れる。在ラパスのイラン大使が明らかにしたものだ。両国の経済、通商などの関係強化を図るための訪問で、6月から7月頃の予定だ。米国と距離を置くスタンスの近さから両国は関係を深めており、昨年も天然ガス生産国の会議のためエボ・モラレス大統領はテヘランを訪れていた。

■タリハ、封鎖解除 El Deberの記事
タリハ県で行われている道路封鎖は、解除となる。農業層が、農業分野への公共投資などを求め、タリハ市とチャコ地方を結ぶ道路などを封鎖していたものだ。アドリアン・オリバ知事との間で合意が形成され、農業層は封鎖解除を指示した。県内の交通はこれで、正常化に向かうとみられる。この封鎖で県内では農産品などの物価上昇が起きていた。

■コカ葉規制法、改正へ El Deberの記事
コカ葉の生産や流通を規制する法令1008号が、改正される見通しだ。議会の方針を、ラパス県ユンガス地方と、コチャバンバ県チャパレ地方のコカ葉農家らが容認した。新たな規制の枠組みでは、作付面積が上限1万2千ヘクタールとなり、またコカ葉に対する「コカ葉税」が導入される。改正法案について近く、議会で審議が始まる見通しだ。

■インド、ボリビアの金に関心 Los Tiemposの記事
インドは、ボリビアで産出される金資源のすべてを、購入したいという。在ラパスのインド大使は、この件について同国高官や企業がボリビアを訪れることを明らかにした。現在、国内で産出される金の97%は同国に輸出されているが、同国はこれを100%にしたいという。2014年の国内産の金は42トンだった。

■横断鉄道、オルーロは「要衝」に La Patríaの記事
オルーロは、政府が計画する大陸横断鉄道についても「要衝」となるという。議会側が議決を行なったものだ。政府は大西洋岸のブラジル、サントス港と太平洋岸のペルー、イロ港を結ぶ鉄道整備計画を進めている。オルーロは国内最大の鉄道拠点であり、議会はこの拠点性を維持するため、政府に働きかける方針を示した。

■サンタクルス、犬のフン始末義務化検討 El Díaの記事
サンタクルス市は、犬の散歩の際のフン始末について、義務化を検討している。市内でも犬を飼う世帯が増え、公園や広場などでフンの問題が起きている。現在、フンの始末はあくまでマナーだが、市側はこれを飼い主、散歩をする人に義務づけることを検討し始めた。違反した場合、600ボリビアーノほどの罰金を科すことを検討している。


【ペルー】

■ライオン33頭、アフリカへ El Comercioの記事
リマのホルヘ・チャベス空港から、ライオン33頭がアフリカに向かった。国内ではサーカス団などでの動物飼育が禁止され、24頭が保護されていた。コロンビアの農場で、劣悪な環境で飼育されていた9頭を含めた33頭が、南アフリカ共和国に向かったものだ。これらのライオンは、同国で「余生」を過ごすことになる。

■日本人、アマゾンで溺れる El Comercioの記事
ロレト県のユリマグアスで、日本の男性観光客が溺れたという。この事態が起きたのはアマゾン水系のワジャガ川だ。この河川の港湾事務所の職員らが発見し、男性は無事救助されている。このレオ・スリマチさんは、自製のいかだでイキートスからブラジルをめざしていたとみられる。

■ペルービアン機、タクナに緊急着陸 Correo Perúの記事
ペルービアン航空の旅客機が30日、タクナの空港に緊急着陸した。この2710便は同空港を離陸しリマに向かおうとした。しかし機体トラブルで、エンジンからの熱が機内に入り込む状態となり、温度が急上昇した。このため引き換えし、緊急着陸したものだ。乗客120人は、後の便に振り替えられている。

■ティティカカ、不明者の遺体収容 Correo Perúの記事
ティティカカ湖では、1週間前から不明となっていた漁業者男性の遺体が発見、収容された。この39歳の男性は、漁に出た際に水の中に転落したとみられていた。10隻の船で集中捜索が行われ、湖面から7メートルの深さの地点でこの男性の遺体を発見したという。遺体はフリの遺体安置所に送られている。


【チリ】

■スカイ、メンドサへ Los Andesの記事
航空2位のスカイ航空は、新たにアルゼンチンのメンドサに乗り入れる。同社は2017年初めから、サンティアゴとメンドサを結ぶ定期便を運航すると発表した。この路線はLATAM(LAN)航空が運航しているが、需要が高いとして就航を決めた。流通大手傘下の同社は現在、LCC化を進めている。同社はアルゼンチンのコルドバにも乗り入れることを発表している。

■軍、蚊と戦う BioBio Chileの記事
チリの軍隊は、蚊との戦いに参戦する。国内北端のアリカに、デングやジカ熱を媒介するネッタイシマカが棲息していることが、明らかになった。この棲息により、国内でもこれらの感染症のリスクが生じたことになる。保健省は蚊の拡大を抑止するため薬剤散布などの措置をとる方針で、軍は兵を動員しこれらの作業に協力させる。


【アルゼンチン】

■タバコ税、引き上げか La Nacionの記事
政府はタバコ税の引き上げを検討している。景気刺激のため、一部で税率の引き下げを検討しているが、財源確保のためタバコ税の緊急引き上げを模索している。現在、タバコにかかる税金は70%だが、これを10%引き上げ、80%としたいという。アルゼンチンはタバコ葉の生産地で喫煙者が多かったが、今は規制が浸透し、漸減傾向となっている。

■バリロチェ、出生のたびに植樹 La Nacionの記事
リオ・ネグロ州のサンカルロス・デ・バリロチェ市は、こどもの出生届けが出されるたびに今後、植樹を行なうという。市議会で法案が全会一致で可決されたものだ。植林を進めることで、次の世代へよりよい環境を引き継ぐことが目的だ。市内では年間におよそ24400人のこどもが生まれているという。


【エクアドル】

■地震死者、660人に Ecuavisaの記事
4月16日に発生したマグニチュード7.8の大地震による死者は1人増えて、660人となった。政府側が30日、明らかにした数字だ。今の時点で、不明者数は32人となっている。自宅が損壊するなどの被害を受けた人の数は5万1376人、現在も負傷で治療を受けている人の数は4605人となっている。

■マンタ空港、平常運用 El Comercioの記事
マナビ県マンタのエロイ・アルファロ空港は、平常の姿を取り戻している。この空港は4月16日の大地震で管制塔が倒壊する被害を受けた。米国から提供された移動式管制塔を使用し、旅客便の運航が再開されている。29日にはキトなどとの間の5便、30日には2便が運航されている。

■心理士、被災地へ El Comercioの記事
4月16日の大地震の被災地に今後、心理士136人が派遣される。この地震の経験を経て、精神的に不安定な被災者が少なくなく、また今後PTSDなどを発症する可能性もある。こうした事態に備え、心理士の団体が派遣を行ない、被災者との面談を進めるものだ。まず震源に近いエスメラルダス県のムイスネに最初のグループが向かう。

■エビ養殖、70%が被害 El Universoの記事
コスタ(海岸)各地では、エビ養殖の実に70%が、大地震の被害を受けた。エスメラルダス県やマナビ県の海岸では、エビ養殖が盛んで、地域の重要な産業の一つとなっている。地域には2万500個所の養殖用生け簀があるが、このうち6千が全壊状態で、残る1万4千も使用できない状態にある。

■クエンカ空港、1日も閉鎖 El Comercioの記事
クエンカのマリスカル・ラマル空港は、1日も引き続き閉鎖される。同空港では28日朝、キトから到着したTAMEの旅客機がオーバーランする事故が起きた。この機体撤去が進まず、今も滑走路が使用できない状態にある。空港側によると1日に、機体撤去が完了し、同日21時30分にも運用を再開できる見通しだという。

■キロトア湖、7人救出 El Universoの記事
コトパクシ県プヒリのキロトア湖で、観光客7人が救助された。この7人は、湖付近を散策していたが、大雨の影響で湖の水かさが増し、身動きがとれない状態となったという。地域の消防と警察が協力し、この7人を無事に救出した。観光客らは元気で、負傷などはないという。

■キト、警察ヘリの事故 El Comercioの記事
キトで、警察のヘリコプターが不時着する事故が遭った。29日夕方、ピチンチャ山の麓付近に、飛行していたこのヘリが不時着したという。機体のトラブルとみられ、乗っていた4人の警察官は脱出して無事だった。このヘリは、テレフェリコ(ロープウェイ)一帯のパトロールのため飛行していたという。


【コロンビア】

■LATAM、ボゴタのハブ化を断念 Reporturの記事
LATAM航空は、ボゴタをハブ化する計画を断念したとみられる。LAN、TAM航空が統合した同社は、統一名称と統一塗装機の使用方針を28日に示した。同社はボゴタをハブとし、中南米やカリブ海路線を展開する方針だったが、同社の経営、財政状態の悪化を受けこれを断念したという。


【ベネズエラ】

■1日から時制変更 El Universoの記事
国内では1日から、時制が変更される。午前2時30分に、時計の針を30分前に進める措置がとられ、標準時との時差はマイナス4時間となる。この時制変更は、国内で起きているエネルギー危機を受け、省エネルギーを実現するため政府が突如、決めたものだ。ウゴ・チャベス前政権時代の2007年12月に、時制を30分遅らせる措置がとられており、これが戻される形となった。

■国内、ビールも涸渇へ El Nacionalの記事
国内は今後、ビールも涸渇する。物資不足が顕在化する中、国内ビールのシェア80%を占めるポラール社が29日、国内工場の操業を停止したものだ。同社は、ビール生産に必要な原材料が不足しているとして、生産中止になる可能性を示していた。経済失政で輸入が滞る事態となり、物資不足は日々、悪化している状態だ。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■パラグアイ、大量のマリファナ Hoyの記事
パラグアイで、大量のマリファナ(大麻草)が発見、押収された。ナバル県内で摘発されたのは、トラックで輸送されていた18.9トンのマリファナだ。この薬物はアルゼンチンを経由し、大量消費地であるチリに向けられるところだったとみられる。国内ではマリファナが違法生産され、チリに運ばれるケースが多発している。

■VECA、マナグアへ El Salvadorの記事
エルサルバドルの首都サンサルバドルを起点とするLCC、VECA航空がニカラグアのマナグアに乗り入れた。同社は4月28日、この路線に就航している。この路線は当面、週3往復の体制での運航となる。同社はニカラグアへの乗り入れに合わせ、8万~10万ドルの投資を行なった。利用状況を見ながら、最大で週10往復程度までこの路線の便を増やす方針だ。