2016.05.07

【ボリビア】

■紙幣すべてのデザイン変更へ Los Tiemposの記事
中央銀行(BCB)は現行の紙幣すべてのデザインを刷新する方針だ。5日、BCBは新たに500ボリビアーノ札を発行することを発表した。この新紙幣は2019年から流通するが、これと同時に既存の10、20、50、100、200ボリビアーノ札についてもデザインを変更し、偽造防止などの技術を高めるという。新紙幣の肖像にはインディヘナ(先住民)の英雄などが採用される見通しだ。

■イルカ密猟、本格捜査へ El Díaの記事
環境省は、イルカの密猟についての捜査を本格化させる方針を示した。ゴンサロ・ロドリゲス大臣が明らかにしたものだ。国内のアマゾン水系に棲息するピンクイルカが密猟されているとの報道がなされた。これらのイルカは個体数が少なく、2015年時点で160頭ほどとみられている。同大臣は、絶滅危惧種の密漁を看過することはできないと断じ、摘発に全力を挙げるとした。

■ビルビル、鉄道も整備 Página Sieteの記事
サンタクルスのビルビル国際空港について、新たに鉄道や道路も整備するという。ミルトン・クラロス公共事業相が語ったものだ。政府はこの空港の南米のハブ化を目指し、施設増強工事を中国企業と契約した。この計画で、陸路交通インフラや周辺の宿泊施設を整備し、現在の倍の旅客便数を目指すという。この空港は1985年、日本のODAで建設された。

■スリタ氏「それでもMASが勝つ」 El Díaの記事
コチャバンバ議会のレオニルダ・スリタ議長は「それでもMASが勝つ」と断じた。2019年の大統領選について、エボ・モラレス大統領の出馬の是非を問う国民投票が2月に行われ、国民はこれを拒絶した。しかしスリタ氏は、それでもこの選挙で勝利するのは今の与党であるMASだ、と述べた。

■ジカ熱、72件に El Deberの記事
国内でのジカ熱感染例は3件増えて、72件となった。保健省のロドルフォ・ロカバド氏が明らかにしたものだ。国内での感染例はすべて、サンタクルス県内となっている。胎児に影響が生じるおそれがある妊婦の感染は29件で、うち2人は出産したが小頭症などの症状は現れなかった。同県内では、媒介するネッタイシマカの抑止策がとられている。

■フラミンゴは自然死 La Razónの記事
フラミンゴの死は、自然のものと結論づけられた。ポトシ県のチリ国境、ラグーナ・コロラダでフラミンゴの死が相次ぎ、化学物質や人的な影響の可能性が指摘されていた。自然保護局は死んだフラミンゴの個体を調べるなどし、病気や寒さが原因であるとの結論を出したものだ。しかし、気候変動の影響については否定できないという。

■運転手、涙の謝罪 La Razónの記事
サンタクルス県で事故を起こしたバスの運転手が、涙の謝罪を行なった。サンタクルスからコチャバンバに向かっていたトランス・トゥピサ社のバスが道路を外れて転落し、15人が死亡、33人が負傷したものだ。このバスの運転をしていたダビド・チョケ運転手はメディアを通じ、謝罪の言葉を述べた。警察は同運転手を拘束し、事情を聴いている。

■エボ、シララの国際運動展開へ La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は、シララ水系問題を国際社会にはたらきかける運動を行なうことを明らかにした。ポトシ県南部のこの水系からチリが、百年以上にわたり無許可取水を行なっている問題だ。モラレス大統領は3月、この件を国際司法裁判所に持ち込む方針を示した。ボリビアは海岸線問題で、同様にチリを同司法に訴えている。

■液化ガス、ペルーとパラグアイへ La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は、国産の液化ガスについて、ペルーとパラグアイへの輸出開始に向けた準備を開始したことを明らかにした。国内産の天然ガスを液化するプラントが稼働し、この輸出量を増やすことが可能となった。ボリビア石油公社(YPFB)と両国のエネルギー機関の間で、この売買についての協議を近く、開始するという。

■オルーロ、カルナバルをアーカイブ La Patríaの記事
オルーロ市は、ユネスコ無形文化遺産のカルナバルの写真、動画のアーカイブ化を図る。毎年2月から3月に開催されるこの祭りは、国内最大のフォルクローレ音楽とダンスの祭典だ。この写真と動画を、市立の博物館がアーカイブ化し、将来に向けて保存するという。歴史を今後に刻むだけでなく、資料として二次利用も標準化させる方針だ。

■チリのコメディアンに抗議文書 El Deberの記事
外務省は外交ルートを使用し、チリのコメディアンに対する抗議文書を送ったという。7日、同国のダニエル・アルカイノ氏が、エボ・モラレス大統領がチリに対しシララ水系問題を提起した件についての、揶揄を込めたパフォーマンスを行なった。ダビド・チョケワンカ外相は、「きわめて差別的、民族主義的内容で受け入れられない」と抗議したという。

■旱魃、国土の48.4%に Los Tiemposの記事
現在、国土の48.4%は渇水、旱魃に見舞われているという。オスカル・カブレラ国防副大臣が明らかにした数字だ。ペルー沖の太平洋の海水温が上昇するエル・ニーニョ現象の影響で、国内の広い範囲では雨不足が起きている。とくに昨年11月からこの4月まで、少雨となった地域が多く、今後の乾季に向け、状況がさらに悪化する懸念があるという。

■エボ、ポトシに謝る El Díaの記事
エボ・モラレス大統領は6日、ポトシ県民に謝った。モラレス大統領は国内各地を回っているものの、ポトシ県については公共事業の実施などについて「冷遇」しているとの指摘があり、ポトシの市民団体などが抗議を続けていた。昨年には大規模なストがあり、観光業が大きな影響を受けた。モラレス大統領は冷遇の指摘を否定し、誤解させた態度について改める姿勢を示した。

■西部3県に強風警報 La Razónの記事
気象機関はラパス、オルーロ、ポトシの西部3県に、強風警報を発令した。同機関によるとこれら3県では、7日から10日頃にかけて風が強まると予想されるという。地域によっては最大で、風速20メートルの風が吹く予想だ。現在西部ボリビアは冬が本格化しつつある時季で、各地で氷点下の気温の観測も始まっている。


【ペルー】

■インテルジェット、リマへ El Comercioの記事
メキシコのLCC、インテルジェットがリマに就航した。同社が開設したのはメキシコシティとリマを結ぶ路線で、この第一便が6日、ホルヘ・チャベス空港に到着した。同社は毎日1往復を運航し、もっとも安い運賃は328ドルとなっている。米国やコロンビアのLCCはすでにリマに就航しているが、メキシコのLCCは初めてだ。

■クスコ-アバンカイ道封鎖 Correo Perúの記事
クスコとアバンカイを結ぶ道路が、封鎖された。沿道のクラワシのコミュニティの住民らが、地域の農業振興などを行政に求めた社会闘争だ。このコミュニティの人々による封鎖は10日前にも行われており、今回は「無期限」と通告されている。この道路はクスコとリマを結ぶメインルートで、多くのバスやトラックが行き交う。

■米国、ジカ熱注意喚起 Perú21の記事
米国政府は、ペルーに渡航する国民に対し、ジカ熱についての注意喚起を始めた。同国の保健当局が、ペルーでのジカ熱感染リスクの度合いを1ランク上げたものだ。ブラジルを震源にラテンアメリカで流行するジカ熱は、国内では13件の感染例があるが、性交渉感染の1例を除き、二次感染は発生していない。

■リマのセントロ、また治安悪化 Perú21の記事
リマのセントロ(中心部)では、また治安が悪化傾向にあるという。ルイス・カスタニェダ市長が明らかにしたものだ。ユネスコ世界遺産に登録されるセントロでは1990年台後半から、パトロールする警察官が増員されるなどの措置がとられ、治安の改善が図られた。しかし警察官が再び減員され、窃盗や強盗などの事件が増加に転じたという。


【チリ】

■メトロ新車輛、スクラップ状態 BioBio Chileの記事
サンティアゴのメトロ(地下鉄)で使用される新車輛が、事故でスクラップ状態となった。バルパライソ港近くの倉庫で、鉄板が車輛の上に落下し、8輛を押しつぶしたものだ。これらの車輛は新規調達されたもので、近くサンティアゴに向け運ばれる予定だった。つぶされた8輛は使用できる状態にはないという。

■オソルノ、魚介類販売9割減る BioBio Chileの記事
第10(ロス・ラゴス)州の内陸の町オソルノでは、魚介類の販売が9割減少した。同州など国内南部ではプランクトンの異常による赤潮の発生で、漁業や養殖業が大きく影響を受けている。オソルノでもこの事態のため、新鮮な魚介類が市場に入りにくくなり、販売が激減している。同州のチロエ島では、漁業者らによる抗議行動が続いている。


【アルゼンチン】

■AR、チャペルコで新技術 La Nacionの記事
アルゼンチン航空は、ネウケン州のチャペルコの空港の発着便で、新しい技術の運用を開始した。チャペルコはスキー場などを抱える冬のリゾート地だ。同社はこの空港の天候などの状況を衛星通信を使って確認する技術を新たに採用した。このシステムの応用で、同空港の冬の天候の変化にも、いち早く対応できるという。

■脳死女性が出産 Clarín.comの記事
ブエノスアイレス州マル・デル・プラタの病院で、脳死状態の17歳の女性が出産した。この女性は半年前、交際相手とバイクで移動中、サンティアゴ・デル・エステーロ州内で事故を起こした。脳死と判断されたが、当時この女性は妊娠しており、胎児はその後も順調に生育したという。4月19日、女の赤ちゃんが無事生まれた。

■BsAs、またタクシー闘争 Clarín.comの記事
ブエノスアイレス中心部で、またタクシーのデモが行われた。タクシー運転手らは、配車アプリケーション「Uber」への反発を強め、この利用停止などを求めている。6日、中心部のコリエンテス通りが、多くのタクシー車輛に埋められ、通行できなくなった。運転手らはこのアプリ普及で白タクが増え、タクシー営業が難しくなると主張している。

■アルゼンチン女性2人、向精神薬の影響か Clar&iacut;en.comの記事
エクアドルで殺害されたアルゼンチンの若い女性2人は、向精神薬の影響を受けたとみられるという。この事件で33歳と39歳の男2人が逮捕されているが、2人は女性らに性的暴行を加えるため、薬品を入れたカクテルを飲ませたとみられる。2人はその後殺害され、グアヤキル近郊のモンタニータで遺体で発見されている。


【エクアドル】

■最大揺れはペデルナレスとチャマンガ El Universoの記事
4月16日のM7.8の大地震の揺れがもっとも大きかったのは、マナビ県のペデルナレスとエスメラルダス県のサンホセ・デ・チャマンガだ。観測機関が明らかにしたもので、両地点では欧州のEMS震度9の揺れを観測したという。大きな被害を受けたバイア・デ・カラケスやマンタ、ポルトビエホはEMS震度8だった。

■ペデルナレス、瓦礫250台分 El Comercioの記事
マナビ県のペデルナレスでは、毎日トラック250台分の瓦礫が処理されているという。4月16日の大地震でこの町では多くの建物が倒壊するなど、甚大な被害を受けた。この瓦礫の処理作業が進められているが、その量も膨大だ。海岸部に処理場が設けられているが、分別なども十分にできない状態にあるという。

■ポルトビエホ、青空営業 El Comercioの記事
マナビ県都ポルトビエホでは、商店主らが仕事を再開させている。4月16日の大地震で多くの建物が倒壊し、市内では商店が再開できる状態にない地点が多い。こうした店の店主らは、幹線道路わきに仮設店舗を設け、営業を再開した。屋台村化したこの地で営業しているのは250人の店主らで、地域復興の先陣を切った。

■ピチンチャ銀、窓口増やす El Universoの記事
大手のピチンチャ銀行は、マナビ県内での窓口を増やしている。4月16日の大地震で、同県の海岸部などでは甚大な被害が生じた。利用者からの相談に応じるため、同行は同県内に仮設店舗を多く設け、対応にあたっている。この体制をマナビ県警も支援し、警察官を配備するなどの体制をとっている。

■キトから物資200トン El Comercioの記事
キトからマナビ、エスメラルダス県の地震被災地に6日、支援物資200トンが届けられた。キトのボランティア100人が、飲料水や食料などの物資を、4月16日の大地震で困難な状況のある地域に送ったものだ。今回の地震ではキトでも強い揺れがあったが大きな被害は生じず、直後から官民を挙げて被災地への支援を行なっている。

■ホテル・キト、中国資本下に El Comercioの記事
キトの老舗ホテル、ホテル・キトが中国資本に買収された。6日、この売買が成立したことが明らかになったものだ。3080万ドルでこのホテルを取得したのは中国路橋工程社(CRBC)で、今後このホテルの増築などを検討しているという。CRBCはキト市内の道路インフラ整備の大型案件も受注している。


【コロンビア】

■第1四半期、航空9.4%増 Caracol Radioの記事
この第1四半期のコロンビアの空の便の利用は国内線が575万1千人、国際線は285万2千人となった。この数字は2015年同期比で9.4%増、2014年同期比では10.2%の増加だ。この3月の月間利用者数は287万人で前年同月比で10.0%の増加となっている。またこの月の貨物利用は18万4154トンで同じく0.15%の増加だ。

■ターキッシュ、連携を模索 Reporturの記事
新たにボゴタに乗り入れたトルコのターキッシュ・エアラインズは、国内航空会社との連携を模索している。同社は今週、イスタンブール-ボゴタ-パナマ線を開設した。同社は同じスターアライアンスに加盟するアビアンカ航空と、包括的な提携を目指しているとみられる。同社は南米ではブエノスアイレス、サンパウロにも乗り入れている。


【ベネズエラ】

■医薬品、95%不足 2001.comの記事
国内では、医薬品の95%が不足状態にあるという。医師らの団体が明らかにしたものだ。経済失政の影響で、国内では物資不足が顕在化しているが、医薬品についてはとくに深刻な状態だ。この不足のため、国内の87~95%の病院、診療所で診療や手術に影響が生じている。

■医薬品、イランに協力要請 America Economíaの記事
ニコラス・マドゥロ大統領は、イラン政府に対し医薬品についての協力を求めた。国内では経済失政の影響で物資不足が顕在化し、とくに医薬品は深刻な状態だ。マドゥロ大統領は、350種類の医薬品について生産、供給の協力を、関係が強いイランに要請した。両国は4月にも、エネルギー分野での協力体制に合意している。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■アラス、BoAと提携合意 El Observadorの記事
アラス・ウルグアイはボリビアの国営ボリビアーナ航空(BoA)との提携に合意した。アラス・ウルグアイの関係者がボリビアを訪れ、協議を行なったものだ。両社は運用システムの共通化や、観光、ビジネス利用の促進などで協力関係を構築する。アラス・ウルグアイは2012年に破綻したプルーナ航空の元職員らによる航空会社で、この1月に商業運航を開始したばかりだ。

■トゥリアルバ火山、噴火活動 Caracol Radioの記事
コスタリカ中部のトゥリアルバ火山が、活発な状態だ。観測機関によると6日、3度にわたる小噴火が観測され、火口から500メートルの高さに噴煙が立ち上っているという。同機関は、この活動について「大規模なものではないが活発な状態にある」と分析している。首都の東70キロにあるこの火山は、2014年10月頃から、活発な状態だ。

■ニカラグア、計画の停滞 La Estrellaの記事
ニカラグアでは、大きな計画の停滞が目立つ状態だ。先行きに暗雲が立ち込めているのは、水力発電所と精油所の建設計画だ。それぞれベネズエラ、ブラジルからの協力で進められているものだが、両国の経済、政治情勢の悪化で、十分に資金が回らない状態に陥りつつある。両計画に要する予算は76億ドルにのぼる。

■LATAM仕様、まず3路線 El Universalの記事
LATAM航空の新仕様機が、まず3路線に投入されている。LAN、TAMが統合した同社は、新名称と新仕様の機材の導入を4月28日に発表した。この新たな塗装を施した機体はまずサンパウロ-サンティアゴ、リマ-サンティアゴ、サンパウロ-ブラジリアの3路線に投入されている。同社は新仕様機を今後、拡大させる方針だ。


【国際全般】

■エミレーツ、ケープタウン線増便 News24の記事
エミレーツ航空は、南アフリカ共和国のケープタウンへの便を増やす。同社は現在、ドバイとこの町を結ぶ路線を一日2往復運航しているが、7月4日から3往復に増やす。増やされる便の機材はボーイング777ER型機だ。ケープタウンは南部アフリカ有数の観光地で、同国のほかボツワナやナミビアなどに向かう観光客の利用が多いという。


【サイエンス・統計】

■サンアンドレス断層の危険 El Universoの記事
米国、カリフォルニア州南部のサンアンドレス断層は、いつ大地震を引き起こしてもおかしくない状態にあるという。同国の地震観測機関が明らかにしたものだ。この断層は1879年、マグニチュード7.9の大地震を起こし、被害を出した。同機関の調べによると、この断層はおよそ100年に一度、大地震を引き起こしており、いつ新たな地震が起こるか分からない状態にあるという。