2016.05.09

【ボリビア】

■エボ、またチリを告発 El Díaの記事
エボ・モラレス大統領はまたチリを告発した。ボリビア政府は、ポトシ県南部のシララ水系からチリが無許可取水している件を、ハーグの国際司法裁判所に持ち込む姿勢だ。モラレス大統領は、この水系からわずか15キロの国境地域に、チリが基地を整備していると指摘した。モラレス大統領は、チリ側が軍事的緊張を増そうとしていると、厳しく批判した。

■テレフェリコ現場事故、施工ミスか El Deberの記事
ラパスのテレフェリコ(ロープウェイ)建設現場で起きた事故は、施工ミスによる可能性が高まった。運営するミ・テレフェリコが明らかにしたものだ。市内のサンマルティン広場の、白線の駅建設現場で崩落が生じたものだ。セメント施工の工程においてミスがあり、この事故が起きた可能性が高いという。詳細な原因について、調べが続けられている。

■テレフェリコ、工事中止 Página Sieteの記事
ラパスのテレフェリコ(ロープウェイ)を運営するミ・テレフェリコは、建設工事を当面見合わせることを明らかにした。8日午前、白線の駅建設現場で崩落事故があり、10人が負傷した。この原因が分かるまでの間、すべての工事を中止するという。現在市内では3路線が開通し、7路線が建設、計画中となっている。

■アクリクで窒息死か El Comercioの記事
チュキサカ県で、コカ葉を直接歯で噛む「アクリク」(アクリカン)をした男性が、窒息死したとみられる。この事態が起きたのはモンテアグードだ。27歳の男性がコカ葉を頬張り、噛んだところ突然苦しみだした。サウセスのサンアントニオ病院に運ばれたが、男性は死亡が確認された。病院側によるとコカ葉が気管支に入り、呼吸ができなくなったとみられるという。

■ラグーナ・コロラダ、消滅はない El Universoの記事
ボリビア政府は、ポトシ県のチリ国境、ラグーナ・コロラダの消滅はない、と断じた。エル・ニーニョ現象による異常気象で少雨となり、この湖の水位低下が起きていることが指摘されている。環境省は、水量減少は起きているものの、水が干上がることはないとした。国内ではオルーロ県のポオポ湖が、この少雨のため昨年12月、一時完全に干上がる状態となった。

■チャコ事故、原因究明続く El Díaの記事
チャコ地方で8日未明に起きたバス事故の、原因究明が続けられている。モンテアグード付近でエンペラドール社のバスが衝突事故を起こし、川の中に転落したものだ。20人が負傷し、このうち運転手の1人が重体となっている。警察はこの原因調査を続けているが、今の時点で分かっていない。交通行政は各バスターミナルに、安全チェックの徹底を図るよう通達を出した。

■火力発電所、シーメンス社が受注 Página Sieteの記事
政府がタリハ県のヤクイバに建設を計画している火力発電所について、ドイツのシーメンス社が受注したという。エネルギー担当のルイス・サンチェス大臣が明らかにしたものだ。ワルネスにある発電所を増設し、全体で480メガワットの発電を可能とする。政府は電力を新たな輸出品と位置づけ、電源開発を進めている。

■アチャコリョ氏への捜査本格化 El Díaの記事
検察は、元大臣のネメシア・アチャコリョ氏への捜査が本格化していることを明らかにした。同氏は農村開発相時代、インディヘナ基金の資金を私的流用した汚職の容疑がかけられている。検察は捜査の裏づけを得たとして、同氏の個人資産の動向や資金の流れの解明に着手したことを明らかにした。この容疑が、エボ・モラレス政権に対する逆風の始まりとなった。

■病院、72時間のスト El Díaの記事
国内の主な病院は10日から、72時間の時限ストに入る。医師や看護師らが加盟する組合が行なうストライキだ。保健行政側に、国内の医療機関の設備などの改善などを求めた動きだ。回答を9日まで待つが、満足できる結論が得られない場合、ストに突入する。スト決行となった場合、緊急医療を除き、診療などはストップする予定だ。

■インフレ、1.52% El Deberの記事
ボリビアでのこの1~4月のインフレ率は、1.52%だった。国立統計機構(INE)が消費者物価指数をもとに算出した数字だ。この4月は食料や非アルコール飲料の価格が0.88%上昇するなど、比較的高い上昇率となったという。また道路封鎖の影響で物流に支障が生じたタリハ県は、この月のインフレ率が3.19%に達した。

■政府、ブッシュ港も整備へ El Deberの記事
アルバロ・ガルシア・リネーラ副大統領は、サンタクルス県のプエルト・ブッシュ(ブッシュ港)の整備も図る方針を示した。政府は外港機能をペルー南部のイロに移す方針で、この地への投資検討が相次ぐ。しかし副大統領は、現在の水運のベースであるブッシュ港の整備も、同時に進める姿勢を示した。この港はパラグアイ川に面し、大西洋につながる。

■エルアルト、パン値上げ予告 Página Sieteの記事
エルアルトのパン生産者、販売者らが値上げを通告した。市民になじみの深いパン・デ・バタージャス(マラケタ)を、現在の1個40センターボから、50センターボに値上げするという。国民の生活に欠かせないパンの価格は、行政側による監理がなされており、この値上げ許可は出されていない。しかし生産者、販売者は闘争覚悟でこの値上げに臨むという。


【ペルー】

■オイル会社の7人、未だ拘束中 El Comercioの記事
オイル会社タリスマンの職員7人は、未だ拘束されたままだ。この7人は、資源開発のためロレト県を訪れたが、資源開発に反対するインディヘナ(先住民)部族に身柄を捕えられた。拘束された事実は明らかになっているが、この7人が今置かれた状況などについては、分かっていない状態だ。

■タラポト-チャチャポヤス線開設へ La Repúblicaの記事
タラポトとチャチャポヤスを結ぶ空路便が近く開設されるという。プロムペルーが明らかにしたもので、キャリア名は発表されていないが60ソルの運賃になるとした。2010年に開港したチャチャポヤス空港には現在は旅客定期便がなく、タラポト経由でリマからも入りやすくなる。チャチャポヤス近郊にはクエラップ要塞やカラヒア、ゴクタ滝などの観光地が多く、観光開発が期待されている。


【チリ】

■国境近くの基地を否定 BioBio Chileの記事
チリ政府は、ボリビア国境近くの基地整備を否定した。同国のエボ・モラレス大統領が、国境からわずか15キロの地点に新たな基地を設けようとしていると発言した。同国南部のシララ水系の水をチリが取水している問題を、同国はハーグの国際司法裁判所に持ち込もうとしており、基地はその対策として計画していると断じた。チリ側はこれを全面否定した。

■バルディビア、バスが川に沈む BioBio Chileの記事
第14(ロス・リオス)州の州都バルディビアで、長距離バスが川に転落して沈んだ。8日午後、この事態が起きたのはカリェカリェ川だ。バルディビアを発ったばかりのリニスール社のバスが、道路を外れて川の中に落ちた。乗っていた人は、1人が負傷したものの全員無事だった。事故原因はまだ分かっていない。


【アルゼンチン】

■パラグアイ国境に車の長い列 El Tribunoの記事
この週末、パラグアイ国境に車の長い列ができている。エンカルナシオンに向かう国境では、アルゼンチンから同国に向かう車が10キロにわたり列をつくった。クリスマスや新年以外で、このような行列ができることは珍しい。国内では1日からガソリン価格が大幅に上昇し、同国に給油に向かった車が多いためとみられる。

■AR、再民営化の見方強まる Noticias Villaguayの記事
マウリシオ・マクリ政権が、アルゼンチン航空を再民営化するとの見方が広がっている。ブラジルのエコノミストやメディアの間で、報じられているものだ。クリスティナ・フェルナンデス前政権時代に再国有化された同社は、現在は国の財政を圧迫する存在となっている。財政再建を目指すマクリ政権が、再び民営化を図る可能性が高いと、各紙が報じているものだ。

■国内唯一のシロクマ、重篤な状態 Clarín.comの記事
国内唯一のホッキョクグマが、重篤な状態にあるという。このシロクマはメンドサの動物園で飼育されている「アルトゥロ」だ。1985年に米国コロラド州の動物園で生まれたこのアルトゥロは、食欲を失うなど、健康に大きな不安を持つ状態となっているという。2012年にブエノスアイレスで「ペルサ」が死に、このシロクマが国内唯一の存在となった。

■サンフアン空港、受け入れ準備 Diario La Provincia San Juanの記事
サンフアンのドミンゴ・ファウスティノ・サルミエント空港では、航空便の受け入れに向けた準備が始まった。メンドサの空港が9月から12月までの3か月間閉鎖され、滑走路の補修が行なわれることになった。この間、同空港への多くの便がサンフアンに代替される予定だ。旅客数が激増し、サンパウロなどからの国際線の受け入れが始まるため、準備が進められている。


【エクアドル】

■コレア、被災地の母を気遣う El Comercioの記事
ラファエル・コレア大統領は、被災地の母親たちを気遣った。8日は国内でも「母の日」で、コレア大統領はこの日にちなみ、4月16日の大地震で被災した母親たちにエールを送ったものだ。マナビ、エスメラルダス県を中心に今も3万3千人が避難生活をしており、その規模から長期化する可能性もある。この地震により660人が死亡し、今も15人が不明となっている。

■LATAM、4月は6.5%増 El Universoの記事
LATAM(LAN)エクアドルのこの4月の輸送実績は、6.5%の増加だった。LAN、TAMが統合したLATAMは4月28日、統一名称の使用と、統一塗装機の導入を発表している。同グループ全体では2%の増加だったが、エクアドルは地震の影響もなく、とくに国際線が好調だった。一方同グループでは、経済失速のブラジル市場で数字が悪化しているという。


【コロンビア】

■アビアンカ、花卉1万トン輸送 El Heraldoの記事
アビアンカ航空は、コロンビア産の花卉1万1479トンを輸送したという。8日は、世界の多くの国々で「母の日」で、カーネーションやバラなどの花卉の需要が伸びた。花卉はコロンビアの主要輸出農産物で、これに合わせ世界各地に国産花卉が輸出されている。アビアンカは4月11日から5月4日にかけ、この量の花卉を輸送した。

■ボゴタ、殺人抑止プラン Caracol Radioの記事
ボゴタ市は、殺人や犯罪を抑止するための計画を示した。現在市内では、人口10万人あたりの殺人発生が17.1となっているが、今後4年をかけ、これを12まで減らしたいという。実数において31%の減少を図る。また窃盗などの犯罪についても、同期間に15%減らす目標だ。この計画のために市側は89兆5千億ペソの予算を計上した。


【ベネズエラ】

■ビールのない週末 Univisiónの記事
国内は、ビールがない週末を過ごしている。輸入制限などの措置で、ビール生産に必要な原材料が調達できず、最大手のポラール社が国内のビール工場の稼働を止めた。この影響で、市場ではビールそのものが涸渇した状態となっている。大量消費地カラカスでは、週末には飲酒を楽しむ人が多いが、ビールを入手することが難しい状態となった。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■メキシコでM6.0の地震 Caracol Radioの記事
メキシコ南部で8日午前2時33分頃、やや強い地震が起きた。観測機関によると震源はオアハカ州のピノテパ・ナシオナルの南東13キロで、震源の強さはマグニチュード6.0、震源の深さは35キロだ。震源に近いオアハカ、ゲレロ州などだけでなくメキシコシティやプエブラなどでもはっきりとした揺れを感じた。この地震による人や建物への被害はない。

■ニカラグア大統領選、11月6日 Nicaragua Hoyの記事
ニカラグア選管は、任期満了にともなう大統領選の投票を11月6日に行なうと発表した。また同時に副大統領選、一院制の議会選、地方議会選、中米議会選の投票もこの日に行われる。ニカラグアの大統領選の任期は5年で、2期連続で務めているダニエル・オルテガ現大統領の再出馬が濃厚だ。

■米国のホテル業者、キューバへ El Nuevo Díaの記事
米国のホテル業者らが、キューバを訪れている。関係正常化にともなう渡航制限の解除で、キューバを観光で訪れる米国人が激増している。この事態で、観光インフラの一部であるホテルの供給不足が起きつつあり、業者らは同国への進出の可能性を探るため、視察を行なっているものだ。今後両国間の直行便が開設されれば、さらにその需要が増すとみられている。

■ウルグアイ、犬のリーシュマニア症 El Paísの記事
ウルグアイのサルトでは、犬のリーシュマニア症罹患が増えているという。この感染症は、サシチョウバエが媒介する原虫が寄生するもので、多くの哺乳類が罹患するおそれがある。サルトではこれまでに100匹の感染が明らかになっている。この感染症は人に感染するおそれもあり、保健局は注意を呼びかけている。


【国際全般】

■カタール航空、夏の減便 Doha Newsの記事
カタール航空は機材やりくりの都合でこの夏、定期便の減便措置がとられるという。対象となるのは欧州、アフリカ、北米、アジア線など多岐にわたり、期間も6月から10月まで路線ごとに変わる。ドーハ-マイアミ線は6月から8月まで現行の週7便から6便に、コペンハーゲン線は8月から9月まで14便が13便に減らされる。9月就航予定だったサラエボ線は11月に延期される。