2016.05.10

【ボリビア】

■パナマ文書、ボリビア企業95件 El Deberの記事
9日に公開されたパナマ文書関連のデータベースで、ボリビアの企業95社の名前があることが分かった。タックスヘイブン利用などオフショア取引の実態が明らかになったこの文書は、パナマのモサック・フォンセカ社から流出し、国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)が公開したものだ。個人投資家の名前も35件、挙がっている。

■7つの県で身障者闘争 La Razónの記事
9日、国内7つの県で身体障碍者らによるデモが行われた。身障者らは月額500ボリビアーノの年金支給を国に求めている。コチャバンバからラパスへの苛酷な行進の後、ラパス市内でデモを続けていた。この日、国内各地で一斉に要求の声を上げたものだ。ベニ、パンド県を除く7県の県都などで、激しいデモが行われた。

■テレフェリコ封鎖を狙う Página Sieteの記事
ラパスでは身体障碍者らは、テレフェリコ(ロープウェイ)の封鎖を狙ったという。月額500ボリビアーノの年金支給を求めた行動で、9日に国内一斉にデモを行なったものだ。ラパスでは、市内の交通の軸となっているテレフェリコの封鎖を、身障者らは狙ったという。市内ではテレフェリコ3路線が営業中となっている。

■弁護士「エボの子ではない」 La Razónの記事
エボ・モラレス大統領の弁護士、マリア・イサベル・プリンス氏は、ガブリエラ・サパタ氏の子が、モラレス大統領の子ではないと断言した。2007年に出産されたこの子が、政界を揺るがすスキャンダルとなっている。同弁護士は、サパタ氏がこの子の情報を小出しにしているのは、背後に嘘があるためと断じた。モラレス大統領は、DNA検査に協力している。

■与党MAS、分裂も El Díaの記事
政府与党MASは今後、分裂する可能性もあるという。政権内では、インディヘナ基金を舞台とした汚職が告発され、アチャコリョ大臣が辞任するなどの事態が起きた。政権長期化による汚職の進行によりエボ・モラレス大統領の求心力が低下し、MASも分裂に追い込まれる可能性があると政治アナリストが指摘したものだ。

■キヌア不振、プロモ不足も El Deberの記事
国産キヌアの輸出不振は、国によるプロモーションの不足も原因の一つだという。2013年の国際キヌア年をピークに、輸出量が減少し、国際価格も低迷している。国はキヌアブームの終焉などをこの理由としているが、生産者の団体はキヌアを国際社会に売り込む努力を政府が怠っていると指摘した。

■エボ揶揄のコメディアン、海岸線に理解 El Deberの記事
エボ・モラレス大統領を揶揄し批判を受けたチリのコメディアン、ダニエル・アルカイノ氏は、ボリビアが要求する海の問題に理解を示している。この物まねに対しボリビア外務省は差別的、民族主義的として不快感を示した。しかし同氏は同国の先住民マプチェの権利向上を主張し、ボリビアが主張する海岸線回帰についても理解を示す立場だという。

■アルカンタリ空港道、急ピッチ Correo del Surの記事
スクレ市内とアルカンタリ新空港を結ぶ道路の整備が、急ピッチで進められている。現行空港は14日で廃止され、15日からこの新空港が稼働する。これに合わせ、アクセス道の改善を図る工事が行なわれているものだ。現空港に乗り入れている4社は、そのまま新空港に移管する。新空港は3200メートルの滑走路を持ち、国際定期便の就航も可能となる。

■ハカランダ立ち枯れ、カビだった La Razónの記事
コチャバンバ中心部の9月14日広場で起きているハカランダ(ジャカランダ)の立ち枯れは、カビによる病害が原因だった。11月頃に薄紫色の花をつけるこれらの木々は、市民にもなじみが深い。しかし立ち枯れが起き、気候変動による少雨などが原因とみられていた。市側の調べで、カビが広がり、この事態が起きていることが明らかになったという。

■テレフェリコ工事、再開目処立たず Página Sieteの記事
ラパスのテレフェリコ白線の建設工事の再開の目処が立たない。サンマルティン駅の工事現場で7日、崩落事故があり合わせて10人が負傷した。工事の施工方法のミスが原因と特定されているが、労働省は工事再開にストップをかけた状態だ。負傷者したうちの8人は、高さ6メートルから転落したことも明らかになっている。

■オルーロ、犬のセンソ難しい La Patríaの記事
オルーロでは、犬のセンソ(国勢調査)は難しいという。市内外で狂犬病を発症する犬が多いことから、保健局はこのセンソの実施を検討している。しかし犬の数が多く、飼い犬と野犬の間のボーダーも曖昧で、センソを実施すること自体が難しいと指摘された。インディヘナ(先住民)の習慣で、オルーロでは犬を粗末に扱うことを忌避する傾向が強い。

■タリハ、マストドンの化石 El Deberの記事
タリハ県で、「マストドン」の化石が発見された。国立考古学博物館のフレディ・パレデス学芸員が明らかにしたものだ。マストドンはゾウやマンモスに類似する大型の哺乳類で、かつて南米に多く棲息していたとみられる。今回見つかったのはおよそ6万年前のものと推定されている。タリハ県は、こうした化石が出やすい場所だという。


【ペルー】

■イプソス、ケイコ氏再リードと分析 Los Andesの記事
調査会社イプソスは、大統領選でケイコ・フヒモリ氏が再びリードしていると分析した。4月10日の投票の上位2候補による決選投票が6月5日に行われる。同社の世論調査で、ケイコ氏に投票するとした有権者は42%、ペドロ・パブロ・クチンスキー氏と答えたのは39%だった。クチンスキー氏優勢とみられていたが、僅差ながらケイコ氏がリードした。

■インカの壁、また落書き被害 El Comercioの記事
クスコの「インカの壁」がまた、落書きの被害を受けた。文化省によると、インカ時代につくられた壁に「KOYOS16」と落書きされている個所が8地点で確認されたという。これらの壁は重要な文化財で、落書きは重罪とされている。警察と同省は、防犯カメラの映像を分析するなどし、容疑者の特定を急いでいる。

■ガス会社の7人、依然連絡取れず Perú21の記事
ガス会社タリスマンの職員7人とは、依然として連絡がとれていないという。資源開発のため訪れたロレト県で、ナティーボと呼ばれる先住部族のコミュニティに拘束されたものだ。部族側はこの資源開発に反対している。タリスマン側はこの7人の安否確認と開放に向けた努力を続けている。

■リマ空港、空軍機事故で閉鎖 El Comercioの記事
リマのホルヘ・チャベス空港の滑走路が、空軍(FAP)の機体の事故で一時閉鎖された。9日15時10分頃、空軍機が着陸時、車輪に事故を起こし滑走路上で動けなくなった。このため同空港を発着する便のキャンセルや迂回が相次いだ。空港を管理するLAPによると、18時頃には運航を再開できる見通しだという。


【チリ】

■ネバドス・デ・チジャン、警戒高まる La Terceraの記事
第8(ビオビオ)州の活火山、ネバドス・デ・チジャンへの警戒が高まっている。地質鉱山機構は、この火山が再び噴火活動に入ったことを発表した。火口から1700メートルの高さに噴煙が立ち上っているという。この火山は標高3089メートルで、直近では2003年に噴火活動が起きている。

■米国、チロエへの旅行自粛勧告 La Terceraの記事
米国政府は自国民に対し、第10(ロス・ラゴス)州のチロエ島への旅行を自粛するよう、勧告を出した。この島では、国内南部でのプランクトン異常に対する対策を求めた社会闘争が激化し、アンクなどの漁港に至る道路の封鎖が続いている。旅行者の孤立も報じられており、米国政府は不急の渡航を避けるよう呼びかけた。

■テレフェリコ、毎時千人輸送 BioBio Chileの記事
サンティアゴで新運転が始まったテレフェリコ(ロープウェイ)は、毎時千人の輸送が可能だという。住宅都市省が明らかにしたものだ。市内のメトロポリターナ公園のサンクリストーバル山にかかるテレフェリコは、長期間停止していた。46の新しいゴンドラが新規調達され、再開に向けて試運転が始まっている。

■ラス・コンデスでガス漏れ La Terceraの記事
サンティアゴのラス・コンデスの住宅で、ガス漏れ事故があった。この事故が遭ったのはサンカルロス・デ・アポキンドで、住宅で使用されているボイラーからガスが漏れたものだ。この家に住む5人が、一酸化炭素中毒などで地域の病院に運ばれ、手当てを受けている。


【アルゼンチン】

■バラカス、保護者が封鎖 Clarín.comの記事
ブエノスアイレスのバラカスで、8つの学校の保護者らが、道路の封鎖などを行なった。同地域の学校では、爆発物を仕かけたとの脅迫が相次ぎ、行政に対し保護者らが、安全対策の強化などを求めた動きだ。保護者らは、この要求のため市内のスアレス通りやモンテス・デ・オカ通りなどを封鎖した。

■サンフアン移管でコスト上昇 San Juan 8の記事
メンドサの空港の便のサンフアン移管で、やはりコストは上昇する。メンドサ空港は滑走路補修などのため、9月から3か月間、全面閉鎖される。この期間、便の多くはサンフアンに移管されるが、メンドサから同空港へはバスで360~480ペソかかるという。また同空港近くに車を駐車した場合、1日当たり120ペソのコストがかかる。

■男性教諭、アルゼンチンを縦断中 La Nacionの記事
ブエノスアイレス州タンディルの男性教諭、マルティン・ロドリゲスさんが、国内を縦断している。過度のストレスから6時間にわたり意識を失った経験から、よりよい人生を求める運動を起こし、アンデス山脈沿いを南北に貫く国道40号を歩いているものだ。ウシュアイアを昨年10月19日に発ち、6月20日にはゴールのボリビア国境、ラ・キアカに着く見通しだ。

■コルドバ、コレクティーボのスト La Nacionの記事
コルドバではコレクティーボ(路線バス)のストが、この4日間にわたり行われている。ストを行なっているのは、サンタ・フェ社の労働者らだ。同社が職員を一方的に解雇したことから、この措置の撤回と復職を求めた動きだ。コレクティーボ500番、501番、600番、601番の4路線の運転が見合されている。


【エクアドル】

■コレア、被災地に投資を El Comercioの記事
ラファエル・コレア大統領は、被災地への投資を呼びかけた。マナビ県ハラミホで行われた教育イベントの場で語ったものだ。4月16日のM7.8の大地震で、マナビ県やエスメラルダス県で甚大な被害が生じている。復興、再建のためには民間からの投資が欠かせないとして、企業や資本家などに投資を求めたものだ。

■学校、再開は75% El Universoの記事
4月16日の被災地の学校は、75%が授業を再開している。教育省がまとめた数字だ。甚大な被害を受けたマナビ県では、学校施設の被害も大きく、また学校が避難場所となっている地域もある。同省によると、一部の学校は授業再開が7月4日にずれ込む見通しだという。また同省は、学業を続けるための助成制度の拡充なども発表した。

■サント・ドミンゴ、川が氾濫 El Universoの記事
サント・ドミンゴでは、川が氾濫し被害が広がっている。局地的な大雨の影響で9日15時頃、氾濫したのはポベ川だ。住宅地の浸水被害が生じているほか、キトとトゥルカンを結ぶ道路も冠水し、通行に制限が生じている。またアロアグとサント・ドミンゴを結ぶ道路も、土砂災害の懸念から通行が規制されている。

■インフルエンザ、じわり広がる El Comercioの記事
国内ではインフルエンザの感染がじわりと広がっている。保健省によると国内で流行しつつあるのは、2009年にメキシコを震源に広がったのと同型のAH1N1型だ。これまでに9つの県で、合わせて27人がこの感染により死亡している。またAH3N2型の感染でも2人が死亡している。同省は国民に対し、手洗いを行なうなど予防に努めるよう、呼びかけ始めた。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ドミニカ共和国で水害 News24の記事
ドミニカ共和国で水害が起きている。同国の緊急オペレーションセンターによると、12日間にわたり降り続いた雨で川の増水、氾濫が生じ、これまでに住宅10棟が損壊したという。国内では今の時点で、2500人が避難している状態だ。また農村部の31のコミュニティが孤立した状態となっている。

■ドローレス、無料再建 El Paísの記事
政府は、ドローレスの被災者向けの住宅を公共事業で再建する方針を示した。この町では先月15日、竜巻の発生で多くの住宅が損壊し、多くの人が避難生活を続けている。この住宅の再建を国が進め、被災者に無料で提供する方針だという。政府が計画している住宅建設数は60棟だ。

■デルタ機、パナマに緊急着陸 Naciónの記事
デルタ航空の旅客機が、パナマのトクメン国際空港に緊急着陸した。この事態を起こしたのはコロンビアのメデジンから、アトランタに向かっていた982便だ。機体に爆弾が仕かけられたとの通報があり、8日14時に緊急着陸したものだ。この事態による乗客、乗務員に負傷などはない。機内からは不審物は結局、発見されなかった。

■グアテマラ、自転車パトロール El Periódicoの記事
グアテマラの首都では、自転車に乗った警察官によるパトロールが始まった。市内でのパトロールは通常、自動車か徒歩で行われていた。自転車によるパトロールは、米国のマイアミで導入されてから、世界各地にモデルとして広がっている。グアテマラの警察は、犯罪抑止に向け、機動性を増すと期待を示している。

■LATAM、ブラジルで不振 Reporturの記事
LATAM航空はブラジルで顕著に不振だ。同グループのこの1~4月の輸送実績は2219万人で、前年同期比で1.4%のマイナスだった。ブラジルに限った場合、マイナス幅は10.4%となっている。チリ、ペルー、エクアドル、コロンビアでは堅調に推移しているものの、ブラジルの落ち込みが足を引っ張る形となった。

■パラグアイ、マリファナのデモ El Comercioの記事
パラグアイ、アスンシオンではマリファナ(大麻草)の合法化を求めるデモが行われた。参加者らは市内中心部を歩き、「マリファナは犯罪ではない」と叫んだ。世界各国で行われたデモの一環で、この町でも開催されたものだ。パラグアイはマリファナの産地で、違法に3千~4千ヘクタールが作付され、年間3万トンが生産されているとみられる。