2016.05.11

【ボリビア】

■政府、パナマ文書で捜査へ La Razónの記事
政府はパナマ文書のデータ公表を受け、違法な租税回避の有無などの捜査を行なう方針を示した。9日に公表されたこのデータで、ボリビアの企業95社が、オフショア投資を行なっていたことが明らかになっている。アルバロ・ガルシア・リネーラ副大統領は政府として個別の案件について、捜査を行なう方針を明らかにした。

■副大統領、野党とメディアを批判 La Razónの記事
アルバロ・ガルシア・リネーラ副大統領は、野党やメディアを厳しく批判した。9日に公表されたパナマ文書のデータの中に、ボリビアの野党関係者やメディアオーナーの名前があったものだ。政府として捜査チームを立ち上げることを明らかにした上で、野党やメディアが租税回避に関わっていた可能性を指摘し、批判した。

■チリ外相、ボリビアに説明求める La Razónの記事
チリのエラルド・ムニョス外相は、ボリビア政府に対し説明を求めた。エボ・モラレス大統領は、チリがポトシ県のシララ水系に近い、国境から15キロの地点に基地を設けようとしていると批判した。しかしチリ政府はこの指摘を否定し、なぜこのような言動に至ったかの説明を逆に求めた。チリは百年以上にわたりシララ水系から無許可取水を行なっており、政府は国際司法に持ち込む方針だ。

■副大統領、「エボの子」は虚構 El Díaの記事
アルバロ・ガルシア・リネーラ副大統領は、「エボ・モラレス大統領の子」は虚構と断じた。元交際相手ガブリエラ・サパタ氏は2007年、大統領の息子を生んだと主張し、スキャンダルとなっている。しかし証拠が示されず、この子の生存そのものが疑われている状態だ。副大統領はサパタ氏とその家族、そして弁護士が構築した虚構に過ぎない、と指摘した。

■夫婦ゲンカで爆発、夫が死亡 El Deberの記事
オルーロで夫婦ゲンカの際にダイナマイトが爆発し、50歳の夫が死亡した。マックス・フェルナンデス広場でこの夫婦ゲンカがあったが、鉱山労働者である夫が持ち出したダイナマイトが、この最中に爆発したという。負傷した45歳の妻によると、夫はダイナマイトを誇示し、脅迫をしてきたという。

■病院、時限スト突入 El Díaの記事
国内の主な病院は10日午前0時から、72時間の時限ストに突入した。医師、看護師らの組合が、医療システム、体制の整備や待遇の改善などを求めた動きだ。このストのため、国内の主な医療機関は緊急医療を除き、診療がストップする。このストに対し、国や労働省は、ストそのものが違法である可能性があると指摘している。

■事故防止策の不備は否定 La Razónの記事
ラパスのテレフェリコ(ロープウェイ)を運営するミ・テレフェリコは、事故防止策の不備については否定した。7日、建設中の白線の駅の現場で崩落があり、合わせて10人が負傷した。同社は、施工方法などにミスがあったことを認めたが、事故防止策や安全管理体制の不備は否定した。現在もこの白線の工事はストップしている。

■アブナ川、兵2人溺死 El Deberの記事
パンド県で、兵2人がアブナ川で溺れ、死亡した。同県の海軍機関によると、この2人は8日、サンタ・ロサ・デ・アブナ付近で水浴中に流れにのまれ、溺れたという。1人が溺れたのを助けようとしたもう1人が、ともに溺れたとの証言もある。海軍側は、この川で推移よくすることを兵らに認めていなかった。

■エルアルト、パンの緊急事態 La Razónの記事
エルアルト市民の多くは、パンについて「緊急事態」と捉えている。パン生産者と販売者は、行政の許可を受けていないものの、パン価格を改定した。一般的なマラケタは、これまでの40センターボから、50センターボに上昇している。市民の反応はさまざまだが、反対運動を起こして生産者らがストに入ることを懸念し、抗議行動などは起きていない。

■アルカンタリ、バス便運転へ Correo del Surの記事
スクレ市内と、アルカンタリ新空港を結ぶ路線バスが、開校日の15日から運転される。アルカンタリのバス会社が、認可を受けたものだ。現行空港に変わる新空港が15日から運用されるのに合わせ、市内と空港を結ぶ公共交通の運転が始まる。現空港に乗り入れている航空4社は新空港に移管され、現空港は廃止される。


【ペルー】

■クスコ、落書きは2人組 Perú21の記事
クスコ中心部の文化遺産「インカの壁」に落書きをしたのは、2人組とみられる。8個所に意味不明の文字列が書かれているのが発見され、警察が周囲の防犯カメラなどの映像を解析し、犯人とみられる2人組の動画を公表した。この男女とみられる2人は容疑が確定すれば、6~8年の刑を受ける可能性がある。

■フリアカで道路封鎖 Los Andesの記事
プーノ県の最大都市フリアカで、道路封鎖が行なわれている。県側が、環境基準を満たさない違法鉱山の閉鎖措置をとったことに抗議する、鉱山労働者らによる社会闘争だ。この町と県都プーノ、クスコ、ワンカネに向かう道路が封鎖され、交通や物流が9日から絶たれている。この闘争には3千人が参加しており、ストは無期限としている。


【チリ】

■ビーニャ・デル・マール、多重衝突 La Terceraの記事
第5(バルパライソ)州のビーニャ・デル・マールで10日12時10分頃、多重衝突事故が起きた。エル・トレボルの幹線道路で起きたこの事故は、乗用車10台とトラック3台がからむものだ。トラックの1台が暴走したことが原因とみられ、一部の車輛は炎上した。今の時点で6人の死亡が確認され、13人が負傷している。

■パスクア島、高波に注意 La Terceraの記事
パスクア(イースター)島についてこれから、高波に対する警戒が必要だという。海軍機関が明らかにし、注意を呼びかけているものだ。この週後半から、一帯の海域で波が高い状態となり、さらに強風がこれに追い打ちをかけるという。人の居住域や観光地域を含め、警戒が必要と同機関は指摘した。


【アルゼンチン】

■空港閉鎖中の旅行プラン Diario Unoの記事
メンドサの旅行業界は、空港閉鎖に向けてさまざまなプランを出している。この9月7日から12月7日、滑走路の舗装工事などのため同空港は完全閉鎖となる。旅行業界はこの期間の観光の落ち込みを防ぐため、代替え空港のあるサンフアン、サンラファエルを組み込んだパック商品の販売を開始した。

■乳児、鍋の中で溺死 Clarín.comの記事
サンティアゴ・デル・エステーロ州で、鍋の中で生後7か月の女児が溺れて死んだという。この事故が起きたのは州都の北240キロのアルベルディだ。この女児は寝ていたベッドから転落し、たまたま近くにあった水が入った鍋の中に落ちたという。この際両親は、家族の集まりで不在だった。

■牛肉消費、さらに減少 La Nacionの記事
国民の牛肉消費は、さらに減少している。精肉業の団体が明らかにしたもので、この1~4月の国内牛肉消費量を換算すると、年間の1人あたり消費量は56.2キロと、2015年の59.4キロから5.1%のマイナスとなった。この水準は、2012年の55.7キロに次ぐ低さだ。アルゼンチンといえば牛肉だったが、今は一人当たり消費量はウルグアイに抜かれている。

■スブテ値上げ、1か月延期へ La Nacionの記事
ブエノスアイレス市は、6月に予定していたスブテ(地下鉄)の運賃値上げを、1か月程度遅らせる方針を示した。現行の4.50ペソから7.50ペソに値上げされるが、申し立てを受けた司法が、この延期を裁定したことを受けた措置だ。値上げの方法などについて、この最低を受け再検討を行なう。


【エクアドル】

■プレハブ仮設、千棟建設へ El Universoの記事
4月16日のM7.8の大地震の被災者向けに、プレハブ仮設住宅千棟が建設されることになった。ピチンチャ県の共済組合と、財団法人が合意したものだ。平方メートルあたり200~250ドルほどの低価格で建設が可能で、被災者の当面の生活を保障することになる。660人が死亡したこの大地震では、住まいを失うなどして3万3千人が避難生活を送っている。

■日曜の飲酒制限、解除へ El Universoの記事
日曜日の飲酒制限の解除が、閣議決定された。この措置は2010年から導入されているので、日曜日に公共スペースで飲酒したり、アルコール類を販売、提供することが制限されているものだ。完全解禁ではないが、6か月以内にこの制限が大幅緩和される見通しだ。この制限で、国内の観光業に影響が生じたとの指摘があった。

■イバラ-サンロレンソ道、通行制限 El Comercioの記事
イバラとエスメラルダス県のサンロレンソを結ぶ道路では10日、通行制限がとられている。交通公共事業省によると、この道路のパランバス、サンヘロニモ付近で土砂崩れがあり、道路が土砂に塞がれているためだ。現在、復旧工事が進められているが、今の時点で再開の見通しは立っていない。

■キト、朝の嵐 El Comercioの記事
キトでは10日朝、雨や強風に見舞われた。悪天候となったのは、市内の中心部から南部にかけての地域だ。一帯では強い雨が降り、ところによって落雷も起きた。朝の通勤、通学時間帯にかかり、一帯の住民は雨具を持ち、通行する車輛の多くはスピードを落とした。気象機関はしばらく、悪天候への警戒が必要としている。


【コロンビア】

■航空便、天候の影響 Caracol Radioの記事
国内では10日朝、複数の空港が悪天候の影響を受けた。民間航空局によるとメデジン、アルメニア、カルタゴ、ペレイラ、パスト、プエルト・カレーニョ、マリキータ、サンビセンテ・デ・カグアン、サンホセ・デ・グアビアレの各空港で、雨や風の影響が生じたという。またカリやブカラマンガの空港でも、一部に制限が生じた。午前9時頃には、各空港は正常化した。

■パナマの国境閉鎖に理解 La Prensaの記事
マリア・アンヘラ・オルギン外相は、パナマがコロンビアとの陸路国境を閉鎖した件について、理解を示した。パナマは、北米を目指す違法移民の通り道になっており、その数が増えすぎたことから、この閉鎖措置をとった。同外相は、パナマ政府からこの件について通知と説明を受けたことを明らかにし、この措置についての理解を示した。


【ベネズエラ】

■各地で反政府デモ El Universoの記事
国内各地で10日、反政府デモが行われた。経済失政にともなう高いインフレ率、物資不足に加え、治安悪化などの問題から、ニコラス・マドゥロ政権の求心力が急速に低下している。このデモは、マドゥロ大統領のリコール投票の実施を求めたもので、政権交代を求めた声だ。リコールを求め、これまでに156万人が署名したという。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■米国の大学、ニカラグアの火山監視 El Nuevo Diarioの記事
米国、コロラド州の大学機関が、ニカラグアの火山監視のためのモニターを設置する。ニカラグアの機関と協力し、テリカ、セロ・ネグロ、モモトンボの3つの火山を監視するものだ。火山学の研究と、防災の両面から、これらのモニターを活用する。国内ではこの3つの火山が、昨年から活発な状態となっている。

■ホンジュラスでM4.1の地震 La Prensaの記事
ホンジュラスで10日午前1時30分頃、軽度の地震があった。同国の観測機関によると震源は、サンペドロ・スーラの南東48キロで、震源の強さはマグニチュード4.1、震源の深さは10キロだ。震源に近いエル・プログレソ、モラサン、ヨロなどで揺れを感じたが、人や建物への被害報告はない。

■パナマ文書、ウルグアイは4906社 La Red 21の記事
9日に公開されたパナマ文書のデータに、ウルグアイの企業4906社の名前があることが分かった。また個人投資家など個人の名前も、2016件挙げられている。モサック・フォンセカ社から流出したこの文書は、タックスヘイブンを通じたオフショア取引の実態を示したものだ。ウルグアイ当局は今の時点では、この文書に対するアクションは起こしていない。

■テグシガルパで停電 El Heraldoの記事
ホンジュラスの首都テグシガルパ周辺の住宅地で10日、停電となっている。電力会社によると、送電システムの刷新のための作業で、一時的とられた措置だ。朝8時から16時までの間、計画に沿って停電の措置がとられているという。この対象区域には、ホンジュラス工業大学も含まれている。

■シネマーク、パラグアイ進出 Paraguay.comの記事
米国のシネマコンプレックスチェーン「シネマーク」が、パラグアイに進出した。同チェーンが店を開いたのは、首都アスンシオンの小行施設、パセオ・ラ・ガレリアだ。10スクリーンを備え、総座席数は2200となっている。同チェーンは、シネマコンプレックスとして世界第2位の規模で、北米と南米に店舗網を展開している。