2016.05.20

【ボリビア】

■エボ「ボリビアは植民地ではない」 El Díaの記事
エボ・モラレス大統領は、ボリビアは「ヤンキー」たちの植民地ではない、と断じた。米国がコカ葉生産者の訴追を可能とする、薬物関連法案の改正を可決したことを受けたものだ。自らがコカ葉農家出身のモラレス大統領は、コカ葉は地域の文化の尊厳を示す、とこの米国の動きに不快感を示した。

■再選実現にサパタ氏を利用か El Díaの記事
与党MASは、エボ・モラレス大統領の再選の実現のために、ガブリエラ・サパタ氏のスキャンダルを利用しようとしているとの指摘がなされた。同氏がモラレス大統領の隠し子を生んだという内容だが、司法はこの子の存在を否定した。オルーロ県のバスケス知事は、「雨降って地固まる」の効果を狙い、再選を目指しMASがまた動き出す可能性があるとした。

■弁護士の解放を命じる Página Sieteの記事
ラパスの裁判所は、弁護士のエドゥアルド・レオン氏の解放を命じた。ガブリエラ・サパタ氏の弁護を担当していた同氏は、スキャンダルに加担し、国外逃亡のおそれがあるとして検察が身柄を確保した。しかし申し立てを受け、司法は同氏のこの拘束を不当と判断し、即時解放を求めた。

■サパタ氏のおば、子の存否を知らず Página Sieteの記事
検察が身柄を拘束したガブリエラ・サパタ氏のおば、ピラール・グスマン容疑者は、サパタ氏の「子」の存否を知らないと語っているという。サパタ氏がエボ・モラレス大統領の隠し子を生んだとのスキャンダルで、同容疑者はサパタ氏を擁護する発言をしていた。一連の発言はめいから懇願され、していたものだったと供述しているという。

■Enatex、グラン・ポデール封鎖を警告 El Deberの記事
公営アパレル会社Enatexは、ラパスで21日に行われる「グラン・ポデール」の封鎖を警告した。同社が工場を休業したことで、雇用の今後に不安を抱いた職員らが、社会闘争に入っているものだ。フォルクローレ音楽とダンスの祭典であるこの祭りを封鎖し、妨害する可能性に言及したものだ。

■デモへのダイナマイト持ち込みは禁止 La Razónの記事
ロドルフォ・イジャネス内務副相は、社会闘争、労使紛争などでのデモへのダイナマイト持ち込みは違法であると断じた。国内ではこうしたデモの際、力を誇示するためダイナマイトを持ち込むケースがあり、今月には爆発でデモ参加者が片腕を失う事故も起きた。同副大臣は、この持ち込みは法令400号に明確に違反するとし、今後取締り対象とすると明らかにした。

■原子力センター、6月着工 FM Boliviaの記事
政府は、エルアルトに建設される「原子力センター」について、6月にも着工する方針だ。原子力エネルギー局が明らかにしたものだ。この施設は、将来的な原発実現を目指し、ロシア、アルゼンチンからの協力で設けられる研究施設だ。市内の14区が予定地となっており、地元のエルアルト公立大学も、運営に参加する。

■平均寿命、70.7歳 El Deberの記事
ボリビア国民の平均寿命は、70.7歳だという。世界保健機関(WHO)が世界各国の平均寿命について19日、データを公表したものだ。世界平均は71.4歳で、80歳を上回る国が29か国ある。ラテンアメリカではチリが80.5歳ともっとも高く、逆にボリビアはもっとも低い。最大の長寿国は日本で、82.8歳だ。

■身障者ら、2都市でデモ La Razónの記事
身体障碍者らは19日、ラパスとコチャバンバでデモを行なった。身障者らは月額500ボリビアーノの公的年金支給を国に求めている。コチャバンバからラパスに行進し、以後ラパス市内でデモを続けてきた。政府側にさらに圧力をかけるため、この日2都市で同時にデモを行なったものだ。現在身障者らは、年額1000ボリビアーノの年金を受けている。

■TAM、完全商業化への不安 El Díaの記事
ボリビア空軍航空(TAM)は、完全商業化への不安を抱えている。名前の通り空軍の一部門である同社は、年内にも公企業化される予定だ。しかし同社は、人口粗放地、交通困難地への政策的路線も運航しており、この公企業化でこうした路線が収支を圧迫する可能性があるとし、不安を高めている。

■グランデ川、イルカ救出 El Deberの記事
サンタクルス県を流れるグランデ川で、ボリビアカワイルカが救出された。県とノエル・ケンプフ博物館が救出行動をとったものだ。このイルカは、グアラヨス付近の川の浅瀬で動けなくなり、弱った状態で発見された。現在、博物館の施設に保護されており、体力の回復を待って川に戻される見通しだ。

■国内初のアウトレットモール El Díaの記事
サンタクルスに、国内初のアウトレットモールが誕生する。Daher社が4200万ドルを投じて建設を進めているもので、コトカ運河近くの10.2ヘクタールの用地に、およそ1500の店舗が出店する。現在この施設の工事進捗率は、70%に達している。この最初の施設130店は、今年11月にも開業する見通しだ。


【ペルー】

■パサマヨでバス事故 El Comercioの記事
リマの海岸部、パサマヨでバス事故だ。海岸道路を走行していたエスプレッソ・トゥリスモ・アンディーノ社の便が道路を外れてのり面に車体前部が乗り出し、傾く状態となった。このバスには運転手と運転助手、乗客4人が乗っていたが、負傷などはない。当時この一帯は霧に包まれており、またこの道路には街灯は設置されていなかった。

■メトロ2号、遅れる見通し Perú21の記事
リマのメトロ(電車)2号線の建設工事は、大きく遅れる見通しだ。開業した1号線に続き、リマのアテとカジャオを結ぶ2号線の建設が決定している。しかし運営主体によると、土地収用や調査、準備の遅れから、この後期日程が大幅に遅れる見通しだという。本格着工は今年の年末に予定されている。


【チリ】

■BA、サンティアゴへ CIT Magazineの記事
ブリティッシュ・エアウェイズ(英国航空)は来年1月3日から、ロンドン、ヒースローとサンティアゴを結ぶ直行便を開設する。この新路線はボーイング787型機を使用し、週4往復での運航となる。同社にとってはブエノスアイレス線を上回る、最長路線となる。同社は今年、リマに直行便を就航したばかりで、ラテンアメリカ路線の増強に取り組んでいる。

■プニタキで爆発 BioBio Chileの記事
第4(コキンボ)州のプニタキで、化学物質の爆発が起きた。この事態が起きたのはグラネロスの学校の入り口付近だ。この爆発の影響で1人が身体に火傷のような症状を得て、また11人が呼吸の苦しさを訴えるなどし、病院に搬送された。影響を受けた人の数は20人を上回るとみられる。原因物質や、爆発の原因はまだ分かっていない。


【アルゼンチン】

■最低賃金、大幅引き上げへ Clarín.comの記事
政府は、最低賃金を今後、大幅に引き上げる。大統領府で政府側と国内の主要労働組合、財界関係者が協議を行ない、合意に至ったものだ。現在の最低賃金は6060ペソだが、7月からは6810ペソ、9月からは7560ペソとなり、年明けの1月からは8060ペソとなる。最終的に33%という大幅な引き上げだ。国内ではインフレが進行し、給与生活者は厳しい状況に置かれていた。

■ウシュアイア、霧の影響 El Diario del Fin del Mundoの記事
国内南端ティエラ・デル・フエゴ州のウシュアイアは19日午前、霧の影響を受けた。濃霧による視界不良の影響で、ウシュアイアの空港を発着する多くの便が欠航となり、そのほかの便には遅れが生じた。また船の航行にも支障が生じ、運河の航行が見合された。天候の改善により、昼前には空の交通は再開されている。

■ベルナル、教室の天井が落ちる Clarín.comの記事
ブエノスアイレスのベルナルで、学校の教室の天井が落ちる事故が起きた。この事態が起きたのは897番街にあるベルナル西小学校だ。教室の一室で、天井部分が広い範囲で崩落したものだ。授業時間外であったため、巻き込まれた人はいない。学校関係者によると、この建物は以前から劣化が指摘されていたという。

■観光客、6.6%減 Ultima Horaの記事
アルゼンチンを訪れた観光客は2015年、前年に比して6.6%減ったという。国際観光調査の結果で明らかになった数字だ。主な玄関口となるブエノスアイレスの2つの空港から入国した人の数だ。観光目的での入国は46%を占め、この実数は前年比で10%減少している。

■ピナマール、隕石落下 Nuevo Diarioの記事
ブエノスアイレス州の大西洋岸、ピナマールに隕石が落下したとみられる。18日21時25分頃、この町の上空付近に光の帯が走りその後広い範囲で「揺れ」を感じたという。多くの目撃証言もあり、空から隕石が降ったと考えられるという。国内では2013年、サンティアゴ・デル・エステーロ州で、隕石落下が起きた。

■メンドサ、観光業の不安 Los Andesの記事
メンドサの観光業は、大きな不安を抱えている。主な玄関口であるメンドサの空港は、滑走路補修のためこの9月7日から12月7日までの3か月間、完全閉鎖となる。この期間中、この町を訪れる観光客が激減する可能性があるためだ。多くの便はサンフアン、サンラファエルの空港に迂回するが、この期間中の交通利便性の確保や、魅力あるツアー商品の開発などが課題となる。


【エクアドル】

■二度の余震、負傷者87人に El Universoの記事
18日に起きた二度の強い余震による負傷者は、87人となった。4月16日に起きたM7.8の大地震の余震とみられるこの強い揺れは、午前2時57分と11時46分に発生し、その規模はいずれもマグニチュード6.8だった。国内の広い範囲が強い揺れに見舞われ、トサグアでは76歳の男性が死亡している。

■二度の余震、新たな倒壊も El Universoの記事
18日に起きた二度にわたる強い余震で、新たな建物倒壊も報告されている。4月16日の大地震の余震とみられるこれらの強い揺れで、本震で大きな損傷を受けていたコスタ(海岸)の建物の中には、倒壊した事例があるという。マナビ県のポルトビエホ、マンタではこのため、市内の街路が再び通行規制されるケースも生じた。

■コレア、また被災地へ El Universoの記事
ラファエル・コレア大統領は、あらためて地震被災地を訪れる。4月16日の大地震の余震とみられる強い揺れが18日、2度にわたり発生した。コレア大統領は本震後、被害の大きい地域を訪れているが、この余震発生を受けあらためて現地を訪れるという。この大地震により、コスタ(海岸)では今も3万人近くが避難生活を送っている。

■LATAMエクアドルに変更 El Universoの記事
国内の空港などでも、LANエクアドルの名称が、LATAMエクアドルに変更された。2012年、LAN航空とTAM航空が統合され、LATAM航空が誕生した。この4月28日同社は、LATAMへの名称統一と統一ロゴ、新塗装機を発表している。これを受け、国内でも長年親しまれた名称が、新しいものに変更されている。


【コロンビア】

■ボゴタ、公営貸自転車の危機 Caracol Radioの記事
ボゴタ市営の貸自転車事業が危機に立たされているという。この事業は昨年6月2日にスタートしたが、市の交通課によると、今の時点で34億ペソもの損失を出している。この事業で、運営を委託している団体との間で、金銭上のトラブルが生じているためだ。同様の貸自転車事業はキトやサンパウロ、ブエノスアイレスなどで行われている。

■ボゴタ、農薬中毒 Caracol Radioの記事
ボゴタ郊外の農村部で、農薬による中毒が起きた。クンディナマルカ県の緊急医療センターによると、ラ・カレラで農薬中毒により1人が死亡し、19人が中毒症状で手当てを受けているという。ジャガイモ畑でこの農薬が散布された後、周囲にいた人々が次々と中毒を起こしたとみられる。


【ベネズエラ】

■マドゥロ、内部攪乱と表する El Universoの記事
ニコラス・マドゥロ大統領は、現在の国内を「内部攪乱」と表した。カラカスなど各地で、野党支持者などが反政府デモを繰り返し、警官隊との間で衝突が起きている。マドゥロ大統領は、この「暴力的なデモ」を厳しく批判し、国内の平和、治安を乱すような行動は容認できないと断じた。野党によると、こうしたデモは国内23都市で行われているという。

■ムヒカ氏、マドゥロ批判 Caracol Radioの記事
ウルグアイの前大統領、ホセ・ムヒカ氏が異例のニコラス・マドゥロ大統領批判だ。米州機構のルイス・アルマグロ総裁と会談した後、メディアに語ったものだ。同氏はマドゥロ大統領に敬意を表しながらも、今の状態は「ヤギのように狂気じみた状態」と表し、同大統領の国政運営に疑問を呈した。国内の混乱が、米国の差し金であると断じたことを受けたものだ。

■野党、独自外交 Caracol Radioの記事
議会で圧倒的多数を占める野党は、政権を差し置いて「独自外交」を行なう。野党側はスペインのサパテロ元首相、パナマのトリホス元大統領、ドミニカ共和国のフェルナンデス元大統領と、それぞれ会談を行なうと発表した。この3人はニコラス・マドゥロ大統領とも会談を行なうが、野党側とも独自の協議を行ない、今後について話し合うという。

■カラカス、一日8時間の行列 La Nacionの記事
首都カラカスでの物資不足の状況は、さらに悪化している。昨年初めから物資不足が顕在化し、国内の主なスーパーの前には物資を求め連日、多くの国民が行列をつくる状況だ。カラカスではこの行列時間が、一日8時間にものぼるという。経済失政によるこの事態は、輸入の停止などで発生し、深刻化しているものだ。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ホンジュラス落盤、1人の遺体収容 La Prensaの記事
ホンジュラスの鉱山の落盤事故で、不明となっていた1人の遺体が発見、収容された。この事故が起きたのはニカラグア国境に近いチョルテカ県エル・コルプスの鉱山だ。死亡が確認されたのは23歳の男性で、19歳、32歳のいずれも男性労働者2人が、依然として不明だ。この鉱山では2014年7月2日にも落盤があり、閉じ込められた11人がその2日後に救出されている。

■サンティアギート火山が活発 Informadorの記事
グアテマラの活火山、サンティアギート火山が活発な状態となっている。ケツァルテナンゴ県にあるこの火山は、火口での強い爆発を繰り返し、火口から1500メートルの高さに噴煙が立ち上っている。周辺コミュニティによると、この火山からの火山灰の降灰が続いているという。同国内には、33の活火山が存在する。

■アラス・ウルグアイ、再出資を否定 Espectadorの記事
ウルグアイ政府は、航空会社アラス・ウルグアイへの再出資の可能性を否定した。同社は2012年に破綻したプルーナ航空の元職員らが立ち上げた航空会社で、この1月に商業運航を開始したばかりだ。しかし早くも資金難に陥っていることが分かり、政府に出資を求めていた。ビクトル・ロッシ交通相は、これ以上の同社への政府出資はない、と断じた。

■エクアドル大使、支援を求める El Nuevo Diarioの記事
ニカラグア、マナグア駐在のエクアドル大使が、地震からの復興に向けさらなる支援を求めた。4月16日のマグニチュード7.8の大地震で、同国では北部コスタ(海岸)を中心に、今も3万人近い人が避難生活を送っている。アミンタ・ブエナニョ大使は、ニカラグアの政府と国民に対し、食料、医薬品など物資のいかんにかかわらず、さらなる援助を求めた。