2016.05.29

【ボリビア】

■ポオポ湖、50%戻る Eju.tvの記事
オルーロ県のポオポ湖の水量は、およそ50%が戻ったという。極端な雨不足の影響などで、この湖では水が干上がり、昨年12月に地域行政が「湖消滅」を宣言していた。しかし2月以降に雨が増えたこともあり、水量が徐々に戻っていた。しかし行政側は、この乾季を経るとまたこの湖が消滅する事態もありうるとの見方を示している。

■ペルーとサンドウィッチ作戦展開へ Página Sieteの記事
ボリビア、ペルー両国は「サンドウィッチ作戦」を展開することで合意した。南米では薬物輸送や麻薬組織の暗躍が、国を超えた問題となっている。両国の警察は、国境エリアでの警備をそれぞれ強化し、こうした違法活動を挟み撃ちにする新たな作戦に合意した。また両国は今後、マネーローンダリング対策についても情報共有を進めるなど、連携を行なう。

■サンタクルスでMAS行進 La Razónの記事
サンタクルスでは30日、与党MASへの支持を訴えるデモ行進が行われるという。市内で活動するMAS支持者団体が企画しているものだ。同団体は、エボ・モラレス大統領の次期大統領選出馬機会を求め、署名集めも行なっている。サンタクルスでは伝統的に右派勢力が強く、左派であるMASへの支持は高くはない。

■サパタ氏、沈黙中 El Díaの記事
エボ・モラレス大統領の元交際相手、ガブリエラ・サパタ氏サイドは、沈黙を続けている。同氏が出産したとされるモラレス大統領の隠し子が騒動となり、政治的スキャンダルとなった。担当していた弁護士が拘束され、辞任したことを受け、同氏の「広報」を務める者がいなくなり、同者サイドから現在、何の情報も発信されないようになってしまった。

■輸出量は増、輸出額は減 Página Sieteの記事
ボリビアからの輸出量は増化しているものの、輸出額は減少しているという。国立統計機構(INE)がデータを公表したものだ。2015年の輸出量は、前年に比べて農産品や工業産品で増加をみた。しかし原油の国際価格下落でガス、原油の輸出額が落ち込み、輸出総額は前年比で29.8%もの減少となったという。

■企業創立が減、廃業が増 El Deberの記事
国内では、新たな企業の創立が減少している一方、廃業が大幅に増えたという。企業登録財団が明らかにしたものだ。2015年第4四半期以降の起業は前年比で5%減り、廃業は実に49.5%も増えた。同財団は、国外から国内に向けた投資が減少していることが背景にあるとみている。

■Enatex職員、先鋭化 El Díaの記事
公営アパレル会社Enatexの職員らは態度を先鋭化させている。同社が工場を閉鎖したことを受け、職員らは雇用の確保を求めた社会闘争に突入している。これまでラパス市内でデモを繰り返していたが、30日からラパス市内などで道路封鎖などの強硬手段をとる方針を固めた。政府や労働組合連合との間での協議でも、折り合いがついていない状態だ。

■オルーロ、ARIが増加 La Patríaの記事
オルーロでは、急性呼吸器感染症(ARI)が急増している。県保健局による今週、県内でこのARIとなった人は581人に達し、今季の罹患者は7689人となった。国内の広い範囲は現在冬が本格化しつつある時季で、標高の高いオルーロ県内はとくにこの疾患が起きやすい。また同局は、インフルエンザに対する備えも必要と指摘している。

■サンタクルス、犬の接種実施へ El Díaの記事
サンタクルス県保健局は、家庭などで飼われる犬に対する、狂犬病の予防接種のキャンペーンを実施する。同局によると県内で狂犬病を犬が発症した件数が、今年に入り100件に達したという。これを抑止するため、6月12日から県内すべての飼い犬を対象に接種を行なうという。狂犬病は人も感染し、これを発症すると致死率はほぼ100%となる。

■ラパス、紛失カード市場 La Razónの記事
ラパスで、紛失したIDカードが違法に売買されていることが明らかになった。市内のバリオ・チーノ(中華地区)で、紛失されたIDカードが10ボリビアーノ程度で販売されていた。この地では、盗難品などが売買されているケースが報告されており、IDについても違法売買の市場ができている可能性が高い。こうした違法売買IDは、犯罪などに悪用される可能性がある。

■日本4都市でアンデス文化展 Erbolの記事
日本の4都市で、ボリビアとペルーの遺跡などを紹介するアンデス文化展が来年、開催される。アンデス文化研究の第一人者である島田泉氏監修のもと、ティワナクやチャビン、モチカ、チムーなどの古代文化が、3D映像などとともに紹介展示される。この文化展は東京、仙台、山梨、福岡で開催される。

■ヤラ、チリツアー公演 La Patríaの記事
オルーロのフォルクローレグループ「ヤラ」が、チリ北部をめぐるツアー公演を行なう。結成14年となる同グループは、西部ボリビアの音楽リズムの楽曲を多く発表し、大手レーベル「ディスコランディア」から3枚のアルバムを発売している。同グループはアリカ、カラマ、アントファガスタの3都市で公演を行なうという。


【ペルー】

■GFKでもケイコ氏がリード Los Andesの記事
GFKの調査でも、ケイコ・フヒモリ氏がリードしている。大統領選についての世論調査で、ケイコ氏に投票すると答えた人は45.7%で、ペドロ・パブロ・クチンスキー氏の40.8%を5ポイント近く上回った。CPIやイプソスの調査でも、同様の傾向がみられている。決選投票は6月5日に実施される。

■タクナ-アリカ鉄道、4年ぶり El Comercioの記事
国内南端のタクナと、チリ北端のアリカを結ぶ鉄道が、4年ぶりに運転された。19世紀に建造されたこの鉄道は全長60キロと、国際鉄道としては世界でもっとも短いとされている。老朽化などのため2012年から運休していたが、補修工事などが行なわれ再開したものだ。レギュラー運転は6月1日から開始される。


【チリ】

■メトロ延伸、60万人に恩恵 La Terceraの記事
サンティアゴのメトロ(地下鉄)の新たな延伸計画が実現すれば、60万人に恩恵が生じるという。メトロの運営会社は9億7800万ドルを投じ、2号線と3号線を新規に延伸する方針を示した。新たにメトロが通ることになるキリクラ、エル・ボスケ、サンベルナルドなどの住民を中心に、多くの人に恩恵が生じるという。


【アルゼンチン】

■アビアンカ、12月1日国内参入か Clarín.comの記事
アビアンカ航空は今年12月1日にも、アルゼンチン国内市場に参入するという。同社のヘルマン・エフロモビッチ会長が明らかにしたものだ。同社はマクリ大統領家族からMacエアを買収し、国内参入を狙っていた。同社は1億ドルを投じて、ブエノスアイレスコルドバを結ぶ路線などを展開したいという。アルゼンチン航空、LANアルゼンチンとのシェア争い激化は必至だ。

■メンドサ、代替交通に政府助成へ Diario Unoの記事
メンドサ空港閉鎖にともない、周辺空港への移動の交通費を政府は助成する。この空港は9月7日から12月7日にかけ、滑走路補修などのため全面閉鎖となる。この間、周辺のサンフアン、サンラファエル空港などに便が振り分けられるが、メンドサ市内との間のバス交通などについて、政府が助成する方針だという。

■エコビシ、500台増強 Clarín.comの記事
ブエノスアイレス市は、公営貸自転車「エコビシ」の車輛を500台、増強する。市内では自転車が新たな交通手段と位置づけられ、このエコビシの利用者も増加し続けている。しかしこの車輛が盗まれるケースが相次ぎ、使用できる車輛数が漸減傾向にあることが指摘されていた。市側はこれを受け、500台を新規調達することを決めた。

■危険犬への認識広がる La Nacionの記事
ブエノスアイレスでは「危険犬」に対する認識が広がりつつある。市では2011年12月、ロットワイラーやピットブル、土佐犬など危険犬17種を指定し、家庭で飼育する際の登録を義務づけた。手続きを経ずに飼育する者も少なくなかったが、飼い犬が人を襲い、巨額の賠償命令が出されるケースが増加したことを受け、手続きを踏む認識が広まったという。


【エクアドル】

■電子マネー、浸透せず El Comercioの記事
6月1日からスタートする電子マネー「E-fectivo」はまだ、浸透しているとは言えない。4月16日の大地震からの復興予算確保のため、政府は日本の消費税にあたる付加価値税(IVA)の税率をこの日から引き上げる。しかしこの電子マネー決済の場合、税率が据え置かれるため、多くの国民が関心を寄せているとみられるが、1日時点で利用できる店舗などは限られるという。

■バーニョス、賑わう El Universoの記事
トゥングラワ県の温泉保養地バーニョスは、観光客で賑わっている。4月16日の大地震以降、初めてのまとまった連休となった。この災害の影響で、バーニョスでは観光客が減る可能性が指摘されたが、目立った影響はみられないという。キトといった内陸都市のほか、グアヤキルなどコスタ(海岸)からの観光客も多い。


【コロンビア】

■エル・クコイ、氷河が消える Caracol Radioの記事
シエラ・ネバダ・デ・エル・クコイの氷河が、急速に消えつつあるという。ボヤカ県の東部山地にあるこの山の氷河からの雪解け水は、周辺地を潤す存在だ。しかし近年の温暖化、気候変動で気温が上昇し、この氷河が解けるペースが速まっているという。この傾向はこの山に限らず、アンデス全体に言える。

■密猟動物122体、野生に戻る Caracol Radioの記事
ボゴタの施設に送られていた密猟動物122体が、野生に戻されたという。国内では売買目的で動植物が密猟されるケースが多く、警察による摘発も多い。没収されたこうした密猟動物は施設に移され、その後野生に還されることになる。密猟されるのは鳥類や爬虫類など、多岐にわたる。


【ベネズエラ】

■ルフトハンザ、カラカス線休止 Runrunの記事
ルフトハンザ航空は6月18日をもって、カラカス線を休止する。同社はフランクフルト-カラカス線を運航しているが、利用低迷などを理由に「一時的に」休止するという。カラカス市内にある同社のオフィスは閉鎖せず、継続する。しかしこの路線の再開見通しについて、同社は具体的には示していない。

■ボリバール州で略奪発生 El Impulsoの記事
こんどはボリバール州で、新たな略奪が発生した。サンフェリクスのエル・ドラードで、大手食品会社ポラール社のトラックが人々に襲われ、運んでいた商品を奪われた。国内では経済失政にともなう物資不足が起きており、フラストレーションをためた国民がこうした略奪を繰り返している現状だ。この事件による逮捕者はない。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■リオ五輪、変更を求める La Nacionの記事
世界じゅうの科学者100人以上が、リオデジャネイロの五輪の開催地変更、または延期を求めている。世界保健機関で報告されたものだ。ブラジルを震源にジカ熱が流行し、8月にこのまま開催すれば、この感染症が世界に蔓延するおそれがあると警告したものだ。報告書では過去に五輪が変更、中止された例を挙げ、決断すべきと迫っている。

■16歳少女暴行で怒り News24の記事
ブラジルでは、16歳少女がギャングメンバーらに性的暴行を受けた事件に対する怒りが広がっている。21日にリオデジャネイロ近郊で起きたとみられるこの事件は、30人以上の男がこの少女に性的暴行を加えたもので、この動画により人々が知る結果となった。テメル大統領代行が非難する声明を出したほか、国内では糾弾するデモが行われている。

■コヨーテ、一人700ドル徴収 Naciónの記事
密入国を指南する「コヨーテ」は、一人当たり700ドルを徴収しているという。中米では現在、北米やアフリカからの違法移民が国境で足止めされるケースが増えている。コスタリカのニカラグア国境の町、ロス・チレスではマリやガボン、コンゴ民主共和国などからの35~40人が足止めされている。船でブラジルに入り、コロンビアからパナマを経て北米を目指していたという。

■ニカラグア、チクングニヤで死者 El Nuevo Díaの記事
ニカラグアで初めて、チクングニヤ熱による死者が生じた。同国保健省が明らかにしたもので、16歳女性がこの感染症により死亡したという。国内ではこの感染症とジカ熱の合併で、3歳の女児が死亡した例はあるが、チクングニヤ熱単独では初めてだ。ネッタイシマカが媒介するこの感染症は、国内では2014年9月に初めての感染例が確認された。


【国際全般】

■ブルガリア、武器工場で爆発 Caracol Radioの記事
ブルガリアの武器工場で爆発があった。同国内務省が発表したもので、この事態が起きたのは首都ソフィアの東230キロのマグリスにある、アーセナル社の工場だ。27日に起きたこの爆発で、労働者1人が死亡したという。同国ではこの4月、カザンラックにある武器工場でも爆発が起き、21人が死亡したばかりだった。