2016.05.31

【ボリビア】

■道路封鎖、5県でスタート El Díaの記事
30日、国内では5つの県で、道路封鎖が始まった。トラック輸送業者らは通関、税制への要求行動からサンタクルス、チュキサカ、タリハけんの国境道などで道路封鎖を開始した。またベニ県のグアヤラメリンでは電力供給安定化を求める市民が、道路封鎖を続けている。さらにラパスとビアチャを結ぶ道路では、公務員による要求行動で封鎖が行なわれた。

■輸送業者、3県ではデモ行進も La Razónの記事
トラック輸送業者らは30日、ラパス、オルーロ、コチャバンバの3県でデモ行進を行なった。業者の団体はこの日から、通関や税制への要求行動で、国内各地で道路封鎖を通告していた。この3県では封鎖は行わず、デモにとどめたという。一方封鎖が行なわれたサンタクルス、チュキサカ、タリハ県では、警官隊による封鎖排除展開もなされている。

■長距離バス、多くが運休 El Deberの記事
国内の長距離バス便の多くは30日、運休している。トラック輸送業者らが国内で道路封鎖やデモ行進を行ない、運行の安全性などに疑問があるためだ。サンタクルスのターミナルではコチャバンバ、オルーロ、ラパス方面、タリハ方面、スクレ、ポトシ方面、プエルト・スアレス方面などの便が、運休となった。

■Enatex、ラパス-エルアルト道を封鎖 Página Sieteの記事
公営アパレル会社Enatexの職員らは、ラパスとエルアルトを結ぶ道路を封鎖した。同社が工場を閉鎖したことから、雇用の継続を求めた職員らが社会闘争に入ったものだ。この日から道路封鎖などを行なうことを通知していたが、両都市を結ぶ高速道を封鎖するに至った。両都市間交通は、周辺道路などを迂回している。

■グアヤラメリン闘争も続く El Díaの記事
ベニ県のブラジル国境の町、グアヤラメリンの市民による社会闘争も続いている。この町では電力供給が不安定な状態がこの3年にわたり続いているとし、国や地域行政に対し対策、改善を求めているものだ。市内と外部を結ぶ幹線道路が封鎖され、この町では物流が途絶えた状態となっている。

■エボ、二重アギナルドを断言 Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領は二重アギナルド(クリスマス手当)を断言した。政府は2013年から、このアギナルドの倍払を企業や雇用者に義務づけていた。しかし今年については、経済状況などから実施について明言を避けていた。モラレス大統領は、今年第1四半期の成長率などが想定を上回ったとして、この二重アギナルドを今年も実施すると断じた。

■ムヒカ氏、来暮へ La Razónの記事
ウルグアイの前大統領、ホセ・ムヒカ氏が来暮する。ムヒカ氏は6月2日、コチャバンバ県チャパレ地方に完成したチモレ国際空港に到着し、地域のコカ葉生産現場を訪れる。その後サンタクルスに向かう予定だ。この訪問は、ラテンアメリカ各国の政治状況などを視察することなどが目的で、滞在中にはエボ・モラレス大統領と面会する機会もあるとみられる。

■ラパス、インフルエンザが増加 La Razónの記事
ラパス県では、インフルエンザの感染がじわりと増えている。県保健局によると、県内で感染が確認された人の数はこの1週間で100人となった。現在、感染が広がっているのは2009年にメキシコを震源に流行したAH1N1型だ。同局は今後、県内や国内で、このインフルエンザが流行するおそれがあるとしている。

■オルーロ、パン値上げを模索 La Patríaの記事
オルーロの製パン業者や販売者らは、価格引き上げを模索している。生産コストの上昇を受け、現在1個あたり40センターボで売られている価格を、50センターボとしたいという。パンは国民生活を支えるもっとも基本的な存在で、価格の改定には行政からの認可を受ける必要がある。両者は今後、この実現のための折衝を行なう姿勢だ。

■3か国、麻薬インテリジェンス Página Sieteの記事
ボリビア、ペルー、ブラジルの3か国は、麻薬についてのインテリジェンスを共同で立ち上げる。地域で暗躍する麻薬組織についての諜報活動や、薬物輸送、マネーロンダリング対策などを図るための専門機関だ。麻薬問題は現在、南米ではすでに国境を越えた問題となっており、情報共有を進めるなどし各国は対策を強化する。


【ペルー】

■メンドサ氏、クチンスキー氏に投票へ Correo Perúの記事
4月10日の大統領選で3位となったベロニカ・メンドサ氏は、決選ではペドロ・パブロ・クチンスキー氏に投票すると表明した。Facebookを通じて意思を示したものだ。左派の同氏は、右派同士の戦いとなった決選について、どちらも「支持しない」としていた。しかし最終的に、ケイコ・フヒモリ氏に投票しないという消去法から、この判断に至ったとみられる。

■ウマラ大統領、支持率11%に El Comercioの記事
オリャンタ・ウマラ大統領への支持率は、11%という歴史的低さとなった。GFKが行なった世論調査の結果だ。支持しないと答えた国民は、実に85%に達している。就任直後、高い人気だったファーストレディ、ナディネ・エレディア氏を支持するとした国民は、4%にとどまっている。ウマラ大統領は間もなく任期を終える。


【チリ】

■失業率、6.5%に上昇 La Terceraの記事
国内のこの2~4月期の失業率は、6.5%に上昇したという。国立統計機構(INE)が示した公式なデータではなく、Reutersによる試算だ。この前の3か月の失業率は6.3%で、0.2ポイント上昇したことになる。近年では昨年6~8月に記録したもっとも高い数字を、今回は上回った。国内の雇用市場では、先行きに対する不安が高まっている。

■サンティアゴで仮面展 La Terceraの記事
サンティアゴの図書館では6月3日から17日まで「仮面展」が開催される。国内を含め南米では、伝統的なダンスの際に、その役を演じ分けるためさまざまな仮面が使用される。こうした仮面を集め展示するほか、プラスチック製の仮面を作成するワークショップも置かれる。この仮面展は、入場無料だ。


【アルゼンチン】

■アビアンカ会長、マクリと会談 iProfesionalの記事
アビアンカ航空のヘルマン・エフロモビッチ会長はオリーボスの大統領公邸を訪れ、マウリシオ・マクリ大統領と会談した。同社はこの12月から、アルゼンチンの国内線に参入することを明らかにしている。同社はマクリ大統領の同族企業であるMACエアを買収し、すでに国内参入への足がかりを得ている。この会談でエフロモビッチ会長は、事業計画などを説明したとみられる。

■マル・デル・プラタ、授業中止 La Nacionの記事
ブエノスアイレス州の大西洋岸の町マル・デル・プラタでは30日、多くの学校が授業を中止した。市内では風速20メートルを超える強風が吹き荒れ、倒木が相次ぎ、停電で信号が機能しないなどの状態となったためだ。この悪天候で、自宅が浸水したとして合わせて20人が避難している。また海岸では波が極端に高い状態となり、海岸道路の通行に支障が生じた。


【エクアドル】

■アラオ川、母子が溺れる El Comercioの記事
チンボラソ県を流れるアラオ川で、母子が溺れて死亡した。現場はリオバンバから35分のユグテのサンタアナだ。49歳の母親と15歳の娘が、橋を渡っていたところ、スリップして川の中に転落したという。一帯では雨が降ったばかりで川の流量は多く、2人は下流で遺体で発見、収容された。

■カヤンベ山、3人を救出 El Universoの記事
コトパクシ県のカヤンベ山で、遭難していた登山客3人が無事、救出された。山岳救助隊によるとこの3人は、標高5141メートル付近で発見、保護されたという。1人が足を負傷しているが、3人とも命に別状はない。標高5790メートルのこの火山は、国内北部エリアではもっとも標高が高い。


【ベネズエラ】

■LATAM、ベネズエラ線休止へ El Comercioの記事
南米最大の航空グループ、LATAM航空はベネズエラ路線を休止するという。同社はカラカスとサンパウロ、リマ、サンティアゴを結ぶ路線を運航しているが、段階的に休止し8月1日が最終便になる。この休止は「一時的」と説明しているが、再開見通しは示していない。ドイツのルフトハンザ航空も6月18日でカラカス線を運休することを発表している。

■略奪、68件に La Nacionの記事
国内では今月、実に68件の略奪事件が起きているという。経済失政で物資不足が続く中、フラストレーションの高まりで店舗やトラックが襲われる事件が頻発している。こうした事件の発生件数がもっとも多いのはミランダで12件、カラボボが9件で次ぐ。この国内状況に、米州機構(OAS)や南米諸国連合(Unasur)も懸念を表明している。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■サンパウロ、19万人が行進 El Universoの記事
ブラジル、サンパウロでは29日、19万人が行進した。年に一度開催される、性的マイノリティの尊厳を示す「ゲイ・プライド」が行なわれたものだ。17台の山車とともに、同性愛者や支援者らが市街を歩いた。今年は、職務停止となったジルマ・ルセフ大統領に代ったミシェル・テメル政権に対する、抗議行動もこの行進に含まれたという。

■サウスウェスト機が緊急着陸 El heraldoの記事
米国のLCC、サウスウェスト航空の旅客機が、ホンジュラスの空港に緊急着陸した。この事態が起きたのは、ロアタンのフアン・マヌエル・ガルベス空港だ。コスタリカのサンホセを飛び立ち、バルチモアに向かった便の電気系統にトラブルが生じ、機長判断で同空港に着陸したという。この機には乗客140人、乗務員8人がいたが、負傷者などはない。

■レタルウレウ、新空港開港へ Caracol Radioの記事
グアテマラのレタルウレウでは6月3日、新空港が開港する。同国南部海岸のこの町にできる新空港は、国際線の就航も可能となる。ジミー・モラレス大統領参列のもと、開港式が行われる予定だ。この開港で政府は、地域の観光業の振興を図る方針だ。今の時点で、国際定期便就航の予定はない。

■ニカラグアに航空2社が乗り入れへ Estrategia y Negociosの記事
ニカラグアには新たに外国航空会社2社が、乗り入れる方針だという。カナダのエア・トランサットは、首都マナグアへ乗り入れる方針だ。またコスタリカのネイチャーエアは、同国首都サンホセとカリブ海に浮かぶイスラ・デル・マイス(コーン島)を結ぶ路線に就航するという。現在両社とも、ニカラグア当局からの認可待ちの状態だ。

■イェルバ・マテ、収穫始まる Caá Nearuralの記事
パラグアイのパソ・ヨバイでは、今季のイェルバ・マテの収穫が始まった。マテ茶に使用されるこのイェルバは、同国やブラジル、ウルグアイ、アルゼンチンでとくに需要が高い。この地では今季は7千ヘクタールの作付があり、この面積は年々増加しているという。収穫作業は、その日の天候に左右されるという。

■パラグアイ、豚が不振 Ultima Horaの記事
パラグアイからの豚の輸出が、不振だという。国内産の豚肉の輸出は、この数か月にわたり、低調となっている。主な輸出相手はブラジルだが、同国での経済低迷が響いたとみられる。同国への輸出は昨年5月以降、価格低迷も起きており、国内の豚肉生産者は頭を抱えている。