2016.06.03

【ボリビア】

■封鎖解除の合意に至らず Página Sieteの記事
政府側とトラック輸送業者側との間の協議が行われたが、スト解除に向けた合意には至らなかった。業者側は税制についての要求行動から、国内各地で道路のブロック封鎖を行なっている。対話はコチャバンバとオルーロで行われたが、双方に歩み寄りの姿勢は見られず解除合意に至らなかった。しかし双方は、今後も対話を継続することでは合意している。

■スト、貿易と農業を直撃 Página Sieteの記事
トラック輸送業者らによるストライキは、貿易業と農業を直撃している。税制などについての要求行動から、国内少なくとも15個所でブロック封鎖が行なわれている。とくにサンタクルス県など東部と国外を結ぶ貿易業や、農産品の移動が大きな影響を受けている。また大都市などで、野菜や果物、肉類などの流通量が減少する可能性があるという。

■ムヒカ氏、チャパレへ Página Sieteの記事
ウルグアイの前大統領、ホセ・ムヒカ氏がコチャバンバ県のチャパレ地方を訪れる。同氏は同地方のコカ葉農家の団体に招かれたもので、ビジャ・トゥナリで会合を持つ。またその後、サンタクルスに移動し、政財界関係者などと会談する。同氏はボリビアとの関係を在任当時から重視し、ボリビアのメルコスル正規加盟をいち早く支持した。

■ムヒカ氏「国民が決めること」 Página Sieteの記事
コチャバンバ県を訪れたウルグアイの前大統領ホセ・ムヒカ氏は、エボ・モラレス大統領の再選の是非について「国民が決めること」と述べた。メディアの取材に答えたものだ。「良い点、悪い点を国民が評価し、決めるべきことだ」とし、個人としての見解は示さなかった。この2月の投票で憲法改正が否決され、モラレス大統領の次期選挙出馬は不可能となっている。

■ロシア、原子力フォーラム開催 Página Sieteの記事
ロシアの原子力機関Rosatomは、ボリビア向けに原子力フォーラムを開催するという。政府は将来的な原発稼働を目指し、エルアルトに原子力センターを設ける。この施設計画について、ロシアの同機関が全面協力することになっている。同機関はこのフォーラムを通じ、ボリビアでの原子力開発の可能性をさらに探る方針だという。

■アルセ大臣「投資関心は高い」 Página Sieteの記事
ルイス・アルセ経済相は、ボリビアへの国外からの投資関心は依然として高いと語った。この数年、ボリビアは高い成長率を維持したが、この投資の好調さがこれを支えた。しかし国際経済の減速や資源価格低迷で、今年に入りボリビアへの投資が減っていることが指摘されている。同大臣はそれでも、ボリビアへの投資潜在性は高いと強気の見方を示した。

■COD、Enatex同調 Página Sieteの記事
有力労働組合連合COBのラパス県支部組織CODは、アパレル企業Enatexの労働組合に同調する姿勢を見せた。Enatexは業績不振を理由に180人の馘首方針を示し、組合側が反発し社会闘争に入っている。COBは同組合に同調し今後、ラパスなどで大規模なデモ行進を行なう用意があるという。

■牛乳消費増、でもまだ足りない Página Sieteの記事
ボリビアの牛乳消費量は増加しているものの、まだ足りないという。乳製品の団体によると現在、国民は年間1人あたり消費が60リットルと、2007年時点の27リットルから大幅に増加した。しかし世界保健機関(WHO)は、最低限とるべき量として180リットルという数字を示しており、国際標準にはまだ達していないという。

■クラワラ、ラクダ類大量死 La Patríaの記事
オルーロ県のクラワラでは、リャマやアルパカなどのラクダ類が大量死したという。地域行政側が明らかにした数字だ。オルーロ県の広い範囲では雨不足が続き、同地域では飼育に必要な水が得られず、これまでに3~4千頭が死んだという。同地域はラクダ類飼育が盛んで、2013年には15万頭が飼育されていた。

■キヌア、中国に売り込み La Razónの記事
政府は、国産のキヌアと大豆を、中国市場に売り込む方針だ。レネ・オレジャナ計画開発相は今月9日、ロンドンで行われる商談会に臨む。この場で、これらの産品を中国の企業に積極的に紹介する方針だという。2013年の国際キヌア年をピークに、世界市場でのキヌア消費は減少しており、ボリビアは新たな販路確保を目指している。


【ペルー】

■PPK、激しく追い上げる El Universoの記事
5日に投票が行われる大統領の決選ではケイコ・フヒモリ氏がリードしているものの、ペドロ・パブロ・クチンスキー氏が激しく追い上げているという。CPIが行なった世論調査の結果だ。ケイコ氏に投票すると答えた人は51.2%、クチンスキー氏は48.4%となっている。同機関も、どちらの候補が優勢にあるか、分からないとの見方を示した。


【チリ】

LATAM、9.4%増益 Noticias Logistica y Transporteの記事
LATAM航空はこの第1四半期(1~3月)、前年同期比で9.4%の増益となったという。この期の利用総数は1.3%の伸びにとどまったが、LAN、TAM航空の統合効果や効率化などにより、利ザヤが広がったことになる。同社はこの4月末から、LATAM航空の統一名称やロゴ、機体塗装を採用している。


【エクアドル】

■救出女性、45日後の死 El Universoの記事
倒壊した建物の瓦礫の中から救出された女性が、その45日後に死亡したという。4月16日に起きたM7.8の大地震で、この女性は自宅のあるマナビ県都ポルトビエホで瓦礫に閉じ込められた。救出後、グアヤキルの病院で手当てを受けていたが容体が回復せず、死亡したという。この女性は救出された際、片腕を失っていた。


【ベネズエラ】

■カラカスで市民デモ El Universoの記事
カラカスで市民数十人が、抗議の声を上げた。同国では経済失政にともない物資不足が慢性化し、市民は食料品を得るのが難しい状態となっている。この事態に抗議するデモが行われたが、このデモ隊は警察官などに催涙ガスの攻撃を受けた。国内ではこうした事態を受け、略奪なども相次いでいる。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ルセフ、街頭活動 El Universoの記事
職務停止となったブラジル大統領のジルマ・ルセフ氏が、街頭に立った。弾劾裁判による停止で、ミシェル・テメル副大統領が現在、大統領代行となっている。ルセフ氏はこの弾劾裁判が民主的プロセスではなく、議会とテメル氏による「クーデターだ」と主張し、街頭で市民に対し支持を訴えたものだ。

■ブラジル、経済打開策見えず Página Sieteの記事
南米最大の人口と経済を誇るブラジルの、今後についての打開策が見えない。同国では経済減速が続き、マイナス成長となる見通しだ。しかし政府内で、これを打開する明確な道筋がうたれてない現状だ。弾劾裁判でジルマ・ルセフ大統領が職務停止となるなど、政界の混乱が経済状況をさらに悪化させているとの指摘もある。


【国際全般】

■ルーブル美術館、一時閉鎖 El Universoの記事
フランス、パリのルーブル美術館が一時閉鎖された。一帯で雨が増えたため、この町を流れるセーヌ川が増水している。ルーブル美術館では施設などの保全の工事を緊急に行なう必要が生じ、一時閉鎖の決定がなされたものだ。この雨の影響で、パリから80キロのヌムールで被害が出ている。

■モザンビーク、再内戦化の危機 Página Sieteの記事
モザンビークでは、再び内戦が起きる危険性が高まっているという。同国中部山間部をベースとする武装グループと、国軍との間の戦いが激化しているものだ。一帯では多くの遺体が見つかり、マラウイなどに身を寄せ難民化した人々もいる。事態の悪化を受け、複数の国際人権団体などが同国に対し危惧の念を示している。