2016.06.27

【ボリビア】

■エボ支持率、下がる El Universoの記事
エボ・モラレス大統領に対する支持率が、さらに下がっている。Página Sieteによる調査で、モラレス政権につい「よい」と答えた人は29%にとどまり、「普通」は44%、「悪い」は25%となった。モラレス政権への支持は比較的高い状態を維持してきたが、今年に入りスキャンダルが頻発したことから、支持が下がったとみられる。

■エボ、チリに地雷除去を求める La Razónの記事
エボ・モラレス大統領はチリに対し、早期の地雷除去完了を求めた。チリは軍政時代、国境に多くの対人地雷を敷設した。オタワ条約批准を受け、2004年から地雷除去を進めているが、その数が多いため未だに終了していない。モラレス大統領は、国境の危険を緩和するためにも、早期の除去が望ましいとチリに要望した。

■COB、27日から72時間ストへ La Razónの記事
有力労働組合連合COBは、27日から72時間ストに突入する。アパレル会社Enatexが業績不振から大量解雇を行なったことに組合が反発し、COBはこれに同調していた。先週にかけストやデモを行ない、政府側と対応策についての協議を行なっていた。しかしこの協議が物別れに終わり、COB側は再びストによる圧力をかける方針を示した。

■Ecobolについて知恵を絞る Página Sieteの記事
ボリビア郵便(Ecobol)について、専門家らが知恵を絞っている。Ecobolは経営破綻状態で、エボ・モラレス大統領は破綻処理の方針を示している。しかし政府も郵便事業の重要性は認識しており、今後の郵便やEcobol職員の扱いなどについて専門家らが検討を進めている。今の時点で、10の有力な案が提示され、委員会が検討を重ねているという。

■ウンドゥアビ-チュルマニ道、一時不通 Página Sieteの記事
ラパス県ユンガス地方のウンドゥアビとチュルマニを結ぶ道路は29日から、交通規制が行なわれる。道路管理局(ABC)によると、この道路のメンテナンス工事などのため、朝7時から19時まで、自動車の通行ができなくなる。この工事の終了時期、制限の解除がいつになるかは明らかにしていない。

■アルゼンチンとエネルギー協議 Página Sieteの記事
ボリビア、アルゼンチン両国は7月4日、タリハでエネルギー協力についての協議を行なう。ボリビアは電力を新たな輸出品と位置づけ、国内での電源開発を急いでいる。電力の輸出先としてまず想定されているのがアルゼンチンで、両国間を結ぶ、電力融通のための送電線建設計画が進められている。この協議ではこの電力融通について、話し合われる。

■サンフアン汚染、オルーロは軽減 La Patríaの記事
オルーロでは、サンフアン汚染は軽減傾向にある。6月23日の「サンフアンの夜」にはたき火をする習慣があり、翌24日にかけて国内では大気汚染が起きやすくなる。オルーロではたき火の制限などが奏功し、この4年間で24日朝の汚染濃度が54%改善しているという。今年、ラパスなどではむしろ悪化したことが伝えられていた。

■犬に噛まれた、1000件 La Patríaの記事
オルーロでは、人が犬に噛まれる被害が年間1000件発生しているという。県保健局が明らかにした数字だ。インディヘナ(先住民)の習慣で、犬を粗末に扱うことを忌避する傾向が高いオルーロでは、野犬の増加が問題となっている。今季、人が狂犬病に感染した例は報告されていないが、同局は野犬の増えすぎで、被害数はさらに増えるおそれがあるとしている。


【チリ】

■サンティアゴ、大気汚染非常事態 El Universoの記事
サンティアゴ都市圏に対し、大気汚染に対する非常事態宣言が出された。市政府が26日、発令したものだ。自動車の排気ガスや工場、家庭などからの排煙で大気汚染が進行し、人々の健康を害するレベルに達したという。もともとこの町は汚染度合いが高いが、今年に入りこの宣言が出されたのは初めてだ。


【アルゼンチン】

■アイデンティティをめぐる闘い El Universoの記事
国内では、「アイデンティティ」をめぐる闘いが続いている。1970年代の軍政時代、国内では政府や軍などにより多くのこどもが拉致され、母親や家族らはその行方を今も探している。大人になってから自身が拉致被害者であることに気づいた人々も少なくなく、こうした被害者は自分自身のアイデンティティを探り続けている。


【エクアドル】

■キューバ人ら、ラ・カロリナ公園へ El Universoの記事
キューバ人らはキトのラ・カロリナ公園に移動した。北米への移民を目指すキューバ国民ら1000人が、市内のメキシコ大使館の前にキャンプを張っていた。しかし警察により強制排除され、キューバ国民らはこの公園に揃って移動したという。エクアドル政府が入国ビザを緩和したことから、多くのキューバ人が国内から中米、北米に向かっている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■パナマ運河、新時代 El Universoの記事
開通から100年を迎えたパナマ運河は、新時代に突入した。この運河は拡張され、より大きな船が航行できるように改良された。この新規開業の1番船となる中国船「コスコ・シッピング」号が26日午前、この運河を通過した。中米では中国が、ニカラグアに新たな運河を建設しており、これが開通すれば両運河間での競争が激しくなるとみられている。

■パンディージャ5人死亡 El Universoの記事
エルサルバドルで、「パンディージャ」と警官隊との間での衝突が起きた。パンディージャは地域で暗躍する組織犯罪のグループだ。首都から32キロ、アギラレスのラス・パンパスで衝突が起きたもので、パンディージャのメンバーら5人が死亡した。同国では組織犯罪の活発化で殺人などの凶悪犯罪が激増していることが指摘されている。


【国際全般】

■トルコ、ゲイ・パレード衝突 El Universoの記事
トルコ、イスタンブールでゲイ・プライドのパレードが行われたが、警官隊との間で衝突に至った。同国のLGBT団体が毎年この時期に、行進を行なっているが、イスラム色を強める政権による「弾圧」が強まっている。こうした中起きたこの衝突で、警官隊は催涙ガスを使用し、同性愛者や支援者ら数人を逮捕した。