2016.07.09

【ボリビア】

■政府、12日に対話方針 Página Sieteの記事
政府は、トラック輸送業者と12日にも対話を行なう方針だ。税制についての要求を掲げる同業界は、18日から国内でストライキを行なう方針を示している。同業界と政府との対話は停滞していたが、この圧力を受け政府は、スト回避に向け12日から対話を行なうと伝えた。業界側も政府側のこの意向を受け入れる見通しだ。

■メサ氏、エボとの「隔たり」 La Razónの記事
元大統領のカルロス・メサ氏は、エボ・モラレス大統領との「隔たり」をうかがわせた。海岸線問題での全権大使的な立場の同氏についてモラレス政権は、シララ水系問題でも同じ役割を果たすことを期待した。しかしメサ氏側は、これを誇示している。同氏は「語るべきことはない」としながら、「引き受けなかったことがすべてだ」と述べ、政権側と意見の相違があることを暗に示した。

■Rosatomと覚書 Página Sieteの記事
ボリビア政府は、ロシアの原子力機関Rosatomと覚書を交わした。政府は将来的な原発稼働を目指し、エルアルトに原子力センターを設ける。この建設や運営において、同機関とロシア政府から全面協力を得ることになっている。今回調印された覚書は、Rosatomから協力を得て、国内で原子力研究を行なう内容だ。

■アリカ市、ボリビアに配慮 La Razónの記事
チリ北端のアリカ市は、ボリビアに配慮する姿勢を示した。内陸国のボリビアはこの港を外港の一つとして活用しているが、港湾会社が反ボリビア的姿勢を示し、トラック業者との間で軋轢を生んでいる。市側はこの問題のため足止めされたトラックの駐車スペースを確保するなどの対応を申し出た。市側としてもボリビアとの対立激化を避けたい狙いがあるとみられる。

■エア・ヨーロッパ、ストの可能性 El Deberの記事
スペインの航空会社エア・ヨーロッパの操縦士らが、ストライキ突入を示唆している。同グループのLCC企業の運営をめぐる要求から、8月にかけてストを行なう可能性があるという。同社はマドリードのバラハス国際空港と、サンタクルスのビルビル国際空港を結ぶ路線を運航しており、ボリビアにも影響が生じるおそれがある。

■キヌア、2万トンに低下 Página Sieteの記事
国内でのキヌア生産は今季、2万トンに低下する見通しだという。オルーロの国際キヌアセンターが見通しを示したものだ。2014~2015年シーズンには8万トンの生産があったが、エル・ニーニョによる気候変動の影響と、国際価格下落による作付減で今季は大幅に減るとみられる。2013年をピークに、国際市場でのキヌア需要は減り続けている。

■インフルエンザ死、2009年以来の水準 El Díaの記事
今季のインフルエンザによる死者は、メキシコを震源にラテンアメリカで大流行した2009年以来の水準になっている。保健省によるともっとも多いサンタクルス県では、死者は14人に達した。国内ではAH1N1型が流行し、このほかAH3N2型やB型の発生も確認されている。冬の寒さがしばらく続くことから、同省は国民に対し感染予防に努めるよう呼びかけている。

■プエルト・アコスタ、薬物摘発 El Díaの記事
ラパス県とペルー、プーノ県の間にある「第3の国境」、プエルト・アコスタで薬物が摘発された。30歳と31歳のボリビア国籍の男が、コカイン37.7キロを保持していたという。男らは、この薬物をペルーから運んだとみられる。ティティカカ湖北側のこの国境ルートは、通過する人や車が少ない。

■オルーロ、強風の影響 La Razónの記事
オルーロでは強風による影響が広がっているという。7日から8日にかけ、オルーロ県やラパス、ポトシ県では悪天候となりやすい状態となった。オルーロ市内では強風が吹き荒れ、木々や電柱が倒れる被害が相次ぎ、屋根を飛ばされる住宅もあったという。またラパス県のエルアルトでも、やはり強風による被害が報告されている。

■チャパレで地震 El Deberの記事
コチャバンバ県の熱帯地方チャパレで7日14時45分頃、軽度の地震があった。ラパスのサンカリクスト地震機構によると、震源はコロミから15キロ、サカバから25キロの地点で、震源の強さはマグニチュード3.3だ。この地震による人や建物への被害はない。コチャバンバ県では1998年、アイキレで地震があり、大きな被害を出した。


【ペルー】

■PPK、米国大使と会談 El Comercioの記事
28日に大統領に就任するペドロ・パブロ・クチンスキー氏は、在リマの米国大使と会談した。中道右派の同氏は、米国などとの通商拡大を政策として掲げており、こうした件が話し合われたとみられる。また米国大使側からは、この11月にバラク・オバマ大統領がリマを訪れる件についての説明があった。

■ペルーレイル「ゴミの責任はない」 El Comercioの記事
クスコとマチュピチュを結ぶ観光列車を運行するペルーレイルは、同社の「ゴミ」の責任を否定した。遺跡や周辺コミュニティから出されるゴミが、地域の環境の大きな問題となっているが、観光客の増加もこれに追い打ちをかけている。同社は、ゴミ問題は地域全体が考えるべきことで、交通機関である同社が責任を負うものではないとの考えを示した。

■マソクルス、アルパカ致死率上昇 Los Andesの記事
プーノ県のマソクルスでは、生まれたばかりのアルパカの致死率が上昇しているという。標高4千メートルを超えるこの地ではアルパカの飼育が盛んだが、冬が本格化し朝晩の冷え込みが厳しさを増している。この寒さの影響で、生まれたばかりのアルパカの実に11%が死ぬ状態だという。

■ロコト・レジェーノ、ギネスを目指す La Repúblicaの記事
アレキパは、「ロコト・レジェーノ」のギネス登録を目指す。この料理はパプリカに似た野菜ロコトに、肉などを詰めたもので、地域で広くつくられる伝統的なものだ。県と料理の団体は、フォルクローレのダンスの大会に合わせ、2千人分のこの料理を一斉に調理する方針だ。一度に大量のロコト・レジェーノをつくったとして、世界記録を集めるギネスに申請したいという。


【チリ】

■イキケ、強風吹き荒れる La Terceraの記事
国内の北部コスタ(海岸)地域では、強風が吹き荒れた。気象機関によると強風は広い範囲で観測されたが、もっとも強い風となったのは第1(タラパカ)州都イキケで、最大風速は25メートルとなったという。この風は、1904年の観測開始以来、もっとも強いレベルだ。この風の影響で、イキケでは2万8千世帯で停電が生じた。

■政府、LGBTと対話 La Terceraの記事
政府はLGBT機関、Movilhと対話を行なう。国内では2000年代初めまで同性愛行為が違法とされたが、以後国民や社会での理解も進み、同性パートナーシップ法もスタートした。しかし同団体は、性的マイノリティへの差別撤廃や同性間でも異性間と同じように婚姻できる権利などを求めている。


【アルゼンチン】

■200周年記念硬貨 La Nacionの記事
中央銀行は11日から、記念の2ペソ硬貨を発行すると発表した。9日、アルゼンチンは独立200周年祭を迎える。これを記念し、特別仕様の2ペソ硬貨を2億枚発行するという。この記念硬貨は、通常の2ペソ紙幣、2ペソ硬貨と同様に国内で流通する。この記念硬貨は銅をベースにニッケルやアルミを加えて鋳造された。

■司法、ガス値上げを止める La Nacionの記事
アルゼンチン司法は、全国でのガスの値上げにブレーキをかけた。昨年12月に誕生したマウリシオ・マクリ政権は、国の財政健全化を図るため、助成を見直し、ガス価格が400~500%上昇する見通しとなっている。しかし裁判所は、この急激な値上げの国民生活への影響が大きいとし、この値上げを差し止めた。


【エクアドル】

■バイア・デ・カラケス、M5.5の地震 El Comercioの記事
7日23時28分頃、マナビ県でやや強い地震が起きた。地質機構によると、この地震の震源はバイア・デ・カラケスの沖76キロで、震源の強さはマグニチュード5.5、震源の深さは6キロだ。この地震は4月16日に発生したM7.8の大地震の余震とみられる。この地震の前後、マグニチュード3~4クラスの地震が5度、同じ震源エリアで起きたという。

■スクンビオス、道路の非常事態 El Universoの記事
コロンビア国境のスクンビオス県は、県内道路について非常事態を出した。雨の影響などで土砂崩れが各地で頻発し、道路や橋梁の損傷が相次いでいるという。先週には土砂崩れが原因で29歳の男性が死亡する事態も起きている。県側は国や交通公共事業省に対し、支援を求めた。


【コロンビア】

■マリファナ、一部合法化 Caracol Radioの記事
コロンビアでは8日から、マリファナ(大麻草)が一部合法化された。フアン・マヌエル・サントス大統領が法令1787号にサインしたものだ。マリファナの薬事、科学研究利用が解禁となり、この目的のための栽培や流通、輸出入なども可能となった。この合法利用の枠組みについては、国が今後も法整備を進める。

■野生動物密猟組織を摘発 El Universoの記事
野生動物を密猟し、密売していた組織が摘発を受けた。この「ロス・パハレーロス」と呼ばれる組織は、主に鳥類を捕獲し、国内のほかメキシコやエクアドルに密売していたとみられる。警察はこの摘発を通じ、野生動物83体を保護している。同国では野生動物の密猟は大きな社会問題で、今年に入り8300体が保護されているという。


【ベネズエラ】

■ティントリ氏、夫の解放を訴える Caracol Radioの記事
収監されている野党リーダー、レオポルド・ロペス氏の妻であるリリアン・ティントリ氏が、SNSを通じて夫の解放を訴えた。ロペス氏は2014年9月の暴力的デモの責任を問われ拘束されたが、野党や多くの国民はこの拘束が「政治的弾圧である」と考えている。ティントリ氏はビデオを通じて夫の解放を求め、支持者に協力を呼びかけた。

■グアナレ、警察署襲撃 El Universoの記事
国内中西部の町グアナレの警察署に、何者かが手榴弾を投げ込んだ。8日朝7時30分頃、この建物に近づいた男2人が、所内に向けこの爆発物を投げ入れたという。この爆発により警官1人が死亡し、25人が負傷した。男2人はバイクで逃走したとみられ、警察がその行方を追っている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ウルグアイ、運動習慣なし55% El Paísの記事
18歳以上のウルグアイ国民の55%は、日常的に運動習慣がないという。政府スポーツ局が、国民を対象に調査を行なった結果だ。18歳未満のこどもや若者の場合は、運動習慣を持つ人が多いが、年齢層が上がるにつれ運動不足の傾向が顕著だという。同局は健康的生活の維持のため、運動習慣を持つことを国民に呼びかけている。

■パラグアイ、若年妊娠増える Caracol Radioの記事
パラグアイでは、10~14歳の若年層の妊娠が増えているという。国連人口基金が指摘したもので、この年代の少女の妊娠事例はこの10年間で、実に62%増加した。同機関は15歳未満の妊娠は、女性の身体の発育にも関わり、非常に危険であると指摘している。同国での若年妊娠の増加に合わせるように、流産件数も増加していると指摘している。