2016.07.12

【ボリビア】

■チリ、外相会談呼びかけ Correo del Surの記事
チリのエラルド・ムニョス外相はボリビアのダビド・チョケワンカ外相に向け、外相会談を呼びかけた。内陸国のボリビアは同国のアリカ港を外港として使用しているが、同港湾でのボリビア貨物の差別的扱いが新たな問題となっている。同外相はアリカ港にとってボリビア貨物は重要であり、外相同士でこの問題を話し合いたいとした。

■政府、COBとの対話再開 Página Sieteの記事
政府と有力労働組合連合COBとの間の対話が11日、再開された。アパレル企業Enatexが業績不振を理由に、労働者を大量馘首した問題が社会闘争化し、COBがこの動きに同調し国内でデモやストを行なっていた。政府とCOBは6月に続き、この問題について意見のすり合わせを行なった。この闘争は5月から継続している。

■エボ、独立記念日はタリハに Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領は、8月6日の独立記念日にはタリハに滞在すると発表した。独立191年を迎えるこの日各地で、式典などが予定されている。今年はタリハでこれに参列するという。またこの日、軍のパレードはサンタクルスで開催されるという。モラレス大統領は8月17日の「国旗の日」に合わせ、サンタクルスを訪れる予定だ。

■コロミ、対話を待つ El Díaの記事
コチャバンバ県のコロミは、対話の開始を待っている。このコミュニティは、隣接するビジャ・トゥナリとの境界闘争の解決を求めて先週末、コチャバンバとサンタクルスを結ぶ道路を封鎖した。しかし警察は、社会的影響力の強さからこの封鎖を強制解除し、負傷者19人を出している。コロミは、この問題の解決に向け、県や政府の斡旋による協議の場を求めている。

■コカ葉、2万haに Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領は、コカ葉の合法生産枠を2万ヘクタールに増やす考えを示した。このハーブはコカインの原料となることからその生産や流通は規制されている。現在の合法枠は1万2千ヘクタールだが、非合法栽培の合法化などから、枠を大幅に増やす考えが示された。規制強化を求める国連や米国は、この姿勢に反発するとみられる。

■米国、LGBT擁護を求める La Razónの記事
米国はボリビアに対し、性的マイノリティの権利擁護を求めた。同国はLGBT人権問題の代表を南米に派遣する。ウルグアイ、コロンビアとともにこの来訪を受けるボリビアは、LGBTについての理解は十分に進んでいない現状だ。米国側はこの派遣に合わせ、ボリビア政府に対しLGBT権利擁護の法制化などの対策を求めた。

■ムリーリョ広場、3か月ぶり解放 Página Sieteの記事
ラパスのムリーリョ広場は、およそ3か月ぶりに解放された。社会闘争によるデモの頻発などを受け、大統領府や議会庁舎のあるこの広場のすべての入り口に「関所」が設けられていた。事態が落ち着きつつあるとして、これらのゲートが取り払われたものだ。この措置により、ムリーリョ広場にはあらゆる人や車が、入れるようになった。

■カカオに2億6千万Bs El Deberの記事
政府は、国内のカカオ生産に2億6千万ボリビアーノを投じる。国内では熱帯地方でカカオ生産が盛んだが、世界市場における地位は高くはない。現在、その生産量は年間2千トンだが、政府は積極投資でこれを8千トンまで増やしたいという。カカオは健康効果が注目され、世界的に需要が増している。

■コロイコで都市ガス El Díaの記事
ラパス県ユンガス地方のコロイコで、都市ガスの供給が始まった。石油公社(YPFB)によると、新たに千世帯に向けた供給が11日から始まったという。国内では都市ガスの普及は遅れていたが、ラパス、コチャバンバ、サンタクルスといった都市部を中心に広がり、オルーロやポトシなど地方都市にも広がりを見せつつある。

■ラクダ類基本法を求める La Patríaの記事
オルーロ県のラクダ類飼育者の団体は国に対し、ラクダ類基本法の制定を求めた。アンデスにはリャマ、アルパカ、ビクーニャ、グアナコの4種類のラクダが棲息しており、その飼育も盛んだ。こうしたラクダ類の飼育や活用方法などについて、基本的法整備を求めたもので、この制定は地域のラクダ文化に資すると指摘している。

■スクレ新空港は堅調 Correo del Surの記事
スクレにこの5月15日に開港したアルカンタリ新空港は、堅調だという。空港側によると同空港には現在国営ボリビアーナ航空(BoA)、アマスソナス、エコジェット、ボリビア空軍航空(TAM)が一日14便を運航している。一日の利用者は800人程度と安定しており、便の改善でさらに増える余地もあるという。一方、新空港は市街地から遠いという立地上の課題も抱えている。

■エボ・モラレス市場で議論 Página Sieteの記事
コチャバンバ県のプナタに、大統領の名を冠した「エボ・モラレス市場」が誕生し、議論を呼んでいる。与党MASの行政が主導し、設けた施設だ。この施設には、モラレス大統領の両親をかたどった彫像も立っている。しかし公金を投入して設けた施設が、大統領個人を崇拝するような仕上がりとなっていることに、違和感を覚える市民も少なくないという。

■4県で季節外れの雨も El Deberの記事
気象機関はベニ、サンタクルス、パンド、タリハの4県で、季節外れのまとまった雨が降る可能性を示した。国内の広い範囲は現在は雨期で、こうした雨が降ることは多くはない。一方、先の雨期の雨の量が少なかったオルーロ、ポトシ両県とラパス県の一部では、当面まとまった雨は期待できず、節水が必要としている。

■サンタクルス、タトゥー会議 El Deberの記事
サンタクルスでは4回めとなる、タトゥーの国際会議が開かれるという。国内や南米各国、欧州のタトゥーの「彫り師」たち120人が一堂に会するもので、8月4日から7日にかけ、同市内で開催される。タトゥーの作品の展示や、新しい技術の紹介などが行なわれる。会場は市内のボリビアーノ・アメリカーノセンターだ。


【ペルー】

■パトリアス祭、5億ソル El Comercioの記事
今月末のパトリアス祭連休で、観光業界では5億ソルが動くという。この連休、多くの国民が国内外を旅行するとみられる。観光議会は旅行するペルー国民1人あたりが1日、観光で50~150ドルを消費すると試算した。今年は国内観光は、昨年同期比で7%増加すると予想しているという。

■クスコ、ビクーニャ殺し La Repúblicaの記事
クスコ県で、またビクーニャが狙われた。チュンビビルカス郡のラウリョスのコミュニティで、大量のビクーニャが殺された。10人ほどのグループがこの犯行に至り、毛を持ち去ったという。アンデスのラクダ類4種の中で、ビクーニャの毛はもっとも珍重されており、市場価格が高い。国内ではビクーニャを狙った同様の犯罪が繰り返されている。


【チリ】

■メトロ1号、自動運転システム BioBio Chileの記事
サンティアゴのメトロ(地下鉄)1号線に、自動運転システムが新たに導入される。1億300万ドルを投じて導入するこのシステムで、同路線のとくに混雑時の便数を増やすことができるという。さまざまな機器を設営することから、当初導入予定の2013年から、大幅な遅れとなった。

■プンタ・アレーナスで停電 La Terceraの記事
第12(マガジャネス)州のプンタ・アレーナスで8日、大規模な停電が起きた。16時15分頃、市内の広い範囲で電力供給が絶たれ、この状態はおよそ1時間続いたという。国内南端のこのエリアは冬の寒さが厳しく、多くの世帯はこの時間帯、暖房器具が使えなくなった。


【アルゼンチン】

■サンタ・フェ駅、12日開業 Clarín.comの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)リネアHのサンタ・フェ駅が、12日に開業する。ラス・エラス駅とコルドバ駅の間に新設されるこの駅では、新たにリネアDとの乗り換えが可能となる。この駅の設置は建設時から決まっていたが、駅工事の遅延などから、大幅に遅れていた。

■偽ドル札、ペルーから流入か La Nacionの記事
大量の偽ドル札が、ペルーから国内に流入したとみられる。同国の犯罪組織について、アルゼンチン警察は5月末から、捜査を続けてきた。この結果、同組織が関与した偽ドル札が、国内に大量に流れ込んだとみられることが分かった。ブエノスアイレスではこの組織が関与した11万8千ドル分の偽ドル札が見つかっている。


【エクアドル】

■強い余震相次ぐ El Universoの記事
4月16日のM7.8の大地震による強い余震が相次いだ。10日18時頃、ムイスネ付近を震源とするマグニチュード6.3の地震が発生した。また11日朝6時には、同エリアを震源とするM6.6の地震が起きた。これらの地震で2人が負傷し、合わせて83人が新たに避難したという。地質機関はこれらの地震が大地震の余震であると断じた。これまでの余震回数は2145回に達した。


【コロンビア】

■サポーター暴走、制裁も Caracol Radioの記事
フットボールチームとサポーターに、制裁が発動される可能性がある。9日にボゴタ市内で行われたサンタフェ-ミジョナリオス戦で、一部のサポーターが暴徒化し、座席が破壊された。またこの日、リカウルテ地区ではサンタフェのサポーターが刃物で襲われ、負傷したという。行政側とチーム側は、これらの事態を受け、対象サポーターへの制裁、入場禁止などの措置を検討している。


【ベネズエラ】

■コロンビア越境、2万5千人 El Universoの記事
10日、コロンビアに越境したベネズエラ国民は実に2万5千人に達したという。11か月間にわたり陸路国境は閉ざされていたが、この日再開された。経済失政で物資不足が深刻化する中、多くのベネズエラ国民が越境し、必要な物資を買い求めた。この日、国境のククタの大型スーパーは、利用するベネズエラ国民で埋め尽くされた。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ブラジル、テロ企図で捜査 Caracol Radioの記事
ブラジル連邦警察は、テロ企図の疑いで、パキスタン国籍の男に対する捜査を開始した。サンセバスティアン在住のこの32歳の男は、首都ブラジリアの空港でテロを企てたとみられるという。ブラジル国籍のこの男の妻も、この男がテロを行なおうとしていたと証言している。この男は、ブラジリアからサンパウロを経て中東のアブダビに向かうチケットを持っていた。

■ルーマニア領事、殺害される Caracol Radioの記事
エルサルバドルの首都サンサルバドルで、ルーマニアの領事が殺害された。殺害されたのは、同国の領事の70歳の男性だ。警察によると、この男性は強盗に遭い、殺害されたとみられるという。今の時点で、何らかの外交的要因は見当たらないという。同国では今年に入り、すでに3050人が殺害されている。

■ドミニカ共和国で事故 El Universoの記事
ドミニカ共和国で大きな事故が起きた。同国の交通当局によると9日夜、首都サントドミンゴから200キロのサンチェス、ナグア付近でトラックと冷凍車が正面衝突したという。この事故でこれまでに16人の死亡が確認され、12人が負傷している。世界保健機関(WHO)によると同国では昨年、人口10万人あたりの交通事故死者が29.3人にのぼるという。