2016.08.03

【ボリビア】

■インディヘナ基金が再開 La Razónの記事
国が出資する「インディヘナ基金」が再開した。400万ボリビアーノの新たな出資を受け、国内のインディヘナ(先住民)層の生活や事業のための投資を新たに行なう。この基金を舞台にした事件で、アチャコリョ前大臣が辞任に追い込まれるなど、汚職の温床との指摘もあった。エボ・モラレス大統領は、この基金運営の透明度を高める、と約束した。

■渇水対策12項目 El Díaの記事
政府は、渇水旱魃対策12項目を盛り込んだ新たな政令を2日、公布した。国内では東部を中心に、雨不足による渇水が深刻化している。エボ・モラレス大統領はこの緊急対策を盛り込んだこの政令にサインした。その後訪れたオルーロ県で、国として渇水対策に全力を尽くす姿勢をアピールした。

■環境団体、エル・バラ計画で質問状 El Díaの記事
国内で活動する環境団体が、エル・バラ計画について質問状を政府に提出した。政府はブラジル国境に近いベニ県に、新たな水力発電所を建設する計画だ。しかし発電される電力はそのまま、ブラジルに輸出されることになる。団体は、地域環境を破壊するおそれがあるこの計画の見直しを国に求め、この件についての質問状を出した。

■マルガリータ、封鎖を強制解除 El Deberの記事
警察は、タリハ県のマルガリータ天然ガスプラントに向けた道路の封鎖を、強制解除した。この地に近いパロス・ブランコスの住民ら40人が、公共工事の実施などを求め4日半にわたり、道路封鎖を行なっていたものだ。対話による解決が難しく、社会的影響が大きいとしてタリハ県警が介入し、解除した。

■インスルサ氏、アリカとイキケへ P&aacte;gina Sieteの記事
チリの元外相で、米州機構(OAS)の前総裁のミゲル・インスルサ氏が、チリ北部のアリカ、イキケ港を訪れる。ボリビアが外港として使用するこれらの港湾で、ボリビアの貨物や業者に対する差別的扱いや行為が問題となっている。インスルサ氏はこの現状を視察するとしているが、チリ側の立場に立った説明を行なうだけになるとみられる。

■オーベルマイヤー司祭が死去 Página Sieteの記事
国内のカトリック教会の重鎮である、セバスティアン・オーベルマイヤー司祭が2日、死去した。教会側によると同氏は午前6時、心疾患を起こし81歳の生涯を閉じたという。同氏はドイツ出身で、57年前に来暮し、エルアルトをベースにカトリック教会と信者のために力を尽くした。葬儀は4日に行われるという。

■コチャバンバ、公衆トイレ閉鎖 Los Tiemposの記事
コチャバンバ市内では、公衆トイレの営業を一時、差し止める動きが起きている。先の雨期が「空梅雨」だったことから、コチャバンバは渇水が深刻化し、今後家庭生活などにも影響が生じかねない状況だ。このため、公衆トイレについて営業を見合わせ、水の消費を抑える動きが起きている。

■鶏肉、じわり上昇 El Deberの記事
国内市場では、鶏肉の価格がじわりと上昇している。国内ではサンタクルス、コチャバンバで養鶏が盛んだが、飼料となるトウモロコシの国内での不作で調達コストが上昇している。この影響で、サンタクルスやラパスなどの市場で、鶏肉の単位当たりの価格がじわりと上昇しているものだ。政府は禁を破り、遺伝子組み換えトウモロコシの一時輸入解禁を決めている。

■オルーロ空港道に街灯 La Patríaの記事
オルーロのフアン・メンドサ空港へのアクセス道に、新たに街灯が整備される。県側が13万6千ボリビアーノを投じて、工事を行なうものだ。2013年2月に開港したこの空港やその周辺では、こうした整備が段階的に進められてきた。一方、空港の利用の低迷は続き、便の撤退や減便も起きている。

■グラン・チャコ、大量マリファナ El Díaの記事
サンタクルス県のグラン・チャコ地方で、大量のマリファナ(大麻草)が摘発された。30日、ビア・セグラ道で行われた検問で摘発されたもので、押収されたマリファナの量は861キロにのぼる。コカインなどとともにマリファナも、麻薬組織の資金源になっており、国内や隣国パラグアイでの違法栽培が、問題になっている。

■チャケオ、この10年で最悪 La Razónの記事
サンタクルス県での「チャケオ」は、この10年で最悪のレベルだという。チャケオは国内東部で、冬から春に行われる焼き畑だ。伝統農法だが、環境への影響が大きいとして各自治体はこれを規制している。しかし今季、サンタクルス県ではこの10年でもっともその数が多く、林野火災に至るケースも増えている。

■恐竜の足跡、世界最大か El Deberの記事
チュキサカ県で見つかった恐竜の足跡の化石は、世界最大である可能性が高い。スクレの観光ガイド、グロベール・マルキナさんが先月19日に発見したものだ。古代生物学者が調べたところその大きさは115センチと、メキシコで見つかった過去最大のものより5センチ大きいという。スクレ近郊のカル・オルコの採石場では、大量の足跡の化石が見つかっている。


【ペルー】

■イロ、油流出 El Comercioの記事
モケグア県のイロの海岸で、油が流出する事故が起きた。2日朝、海岸線に沿い50メートルにわたり、油が浮いているのが確認されたものだ。イロ港に停泊した船から流れ出したとみられ、現場では回収作業が行われている。魚などの生物への影響が生じるおそれがあり、地域の漁業者らが懸念を示している。

■トルヒーリョ、空港闘争 El Comercioの記事
トルヒーリョの空港に至る道路が2日、2時間にわたり封鎖された。ワンチャコの空港周辺で、拡張のため土地を収用する計画がある。トウモロコシ畑を所有する農家や周辺住民が、この計画に反対し、道路を封鎖したものだ。この影響で空港と市内を結ぶ交通が絶たれ、一部の便の運航にも影響が生じた。

■アレキパ-フリアカ道で事故 Correo Perúの記事
アレキパ県でバス事故があり、10人が死亡した。現場となったのはアレキパとプーノ県フリアカを結ぶ道路のユラ-キスコス間だ。Julsa社傘下のフラエル社が運転するバスが、側壁に激突したものだ。この事故で複数の負傷者も出ている。Julsa社はアレキパとプーノを結ぶ便を中心に運転するバス会社だが、事故の多発を受け業務改善が命令されていた。

■ペルービアン、国際線増強へ Gestiónの記事
ペルービアン航空は来年、国際線を増強するという。国内シェア2位の同社は現在、ボリビア、ラパスへの定期便を持つ。同社は来年にはエクアドル、キューバへの国際定期便を設ける方針で、これに合わせ資本の増強を検討しているという。2009年参入の同社は、アイルランドのLCC、ライアンエアと同じ傘下にある。


【チリ】

■メトロ、集団窃盗 La Terceraの記事
バルパライソのメトロ(電車)では、集団窃盗の新たな発生の懸念がある。6月12日、このメトロ車内で集団窃盗したとして36人が検挙された。キルペ駅で利用客らを脅し、金品を巻き上げたものだ。メトロの運営側は、同様の行為が今後、再発する可能性があるとして、対策を検討し始めた。

■トルテン川、捜索続く BioBio Chileの記事
第9(ラ・アラウカニア)州のトルテン川では、不明者の捜索が続いている。同州南部のカウティンを流れるこの川で先週末、一人が転落したとの通報があった。地域の警察と消防が、陸と船から、この人物の捜索を続けている。今の時点で、手がかりなどは見つかっていない。


【アルゼンチン】

■7月9日通り、デモで混乱 Clarín.comの記事
ブエノスアイレスの目抜き通り、7月9日通りは2日、大きく混乱した。社会団体が公共投資の増額などを求め、この通りをデモ行進したためだ。午前11時、近郊鉄道ロカ線のマキシ・イ・ダリオ駅を発ったデモ隊は、この通りから社会開発省の建物まで行進した。7月9日通りは車輛交通が絶たれ、周辺道路を含め大きく渋滞した。

■ビジャ・デル・パルケ、トンネル建設へ Clarín.comの記事
ブエノスアイレス、ビジャ・デル・パルケに新たなトンネルが建設される。ナスカ通りにある、近郊鉄道サンマルティン線との踏切を立体交差化するものだ。この地点はラッシュ時には「開かずの踏切化」し、また事故が多発している。市内では同様の立体交差化事業が各地で進められている。

■国内、ジーンズが高すぎ La Nacionの記事
国内で販売されているジーンズ類は、周辺国に比して非常に高いという。チリの首都サンティアゴで20ドル程度で売られている製品は、国内では1500ペソもする。輸入コストや店舗営業コストの価格への転嫁に加え、日本の消費税に相当する付加価値税(IVA)の税率が高いためだ。

■ラ・プラタ、学生カード La Nacionの記事
ブエノスアイレス州のラ・プラタでは、学生がコレクティーボ(路線バス)を無料で利用できるようになった。1日から新たに導入された措置だ。学生カードを持つ場合、特定の路線を無料で利用できる。地元のラ・プラタ大学は40年にわたり、この措置の導入を行いや交通事業者に申し入れており、これがようやく実現したという。

■交通の表示、LGBT仕様 Clarín.comの記事
ブエノスアイレス市内の交通関連の表示が、大きく変わっている。歩行者用信号の「赤」では、これまでに変わり「手をつなぐ2人の人」に変わりつつある。また横断歩道も、虹色に塗られたところが増えている。市内で性的マイノリティの権利擁護などを訴えるLGBTのイベントが行われるに合わせた措置だ。

■犬、活躍の場増える La Nacionの記事
国内の捜査現場では、犬の活躍機会が増えている。従来の警察犬や、麻薬捜査犬に加え、近年は多額の現金輸送を探知する現金捜査犬も導入された。国境や主要空港、港湾などでの配備が進む一方、こうしたワーキングドッグの育成環境の整備が、急務となっている。


【エクアドル】

■道路交通、混乱続く El Universoの記事
国内の道路交通網の混乱は、続いている。交通公共事業省によると、国内の複数個所での不通区間が残存し、対面通行などの制限区間も多い状態だ。最大の理由は4月16日に発生したM7.8の大地震による被害だ。さらにナポ県やトゥングラワ県などで雨による土砂災害が頻発したことも、道路交通に影響を与えている。


【コロンビア】

■アビアンカ機、乱気流に W Radioの記事
アビアンカ航空の旅客機が、乱気流に巻き込まれた。この事態に遭遇したのは、米国のマイアミからカリに向かっていた便だ。離陸から20分後、この機体はこの乱気流に遭い、出発空港に引き返した。機内はパニック状態となり、乗客数名が軽傷を負っている。この便は数時間遅れて、あらためて出発した。

■メデジン、いじめで自殺 Caracol Radioの記事
メデジンで13歳の少女が、学校でのいじめを苦に自殺したという。親族によると、ブエノスアイレス地区の学校に通うこの少女はおとなしい性格で、同級生らからのいじめに長期間耐えていた。学校にも相談したが事態は改善せず、投身自殺に至ったという。ラテンアメリカでは自殺は相対的に少ないが、近年は増加傾向にあることが指摘されている。

■トランビア、100万人 Caracol Radioの記事
メデジン、アヤクチョに開業したトランビア(路面電車)の利用者が、100万人の大台に乗った。運営側が明らかにしたものだ。今年3月31日の開業以来の延べ利用人数が、129万人に達したという。このトランビアは、市内を貫くメトロ(電車)の運営会社が運行するもので、市内の新しい交通体系の一部となっている。


【ベネズエラ】

■リコール判断、さらなる時間か El Universoの記事
選管による、ニコラス・マドゥロ大統領の失職の是非をめぐる判断には、さらに時間がかかる見通しだ。野党は国民からこの署名を集め、提出を受けた選管が審査を続けている。選管によると署名者の情報を個別に確認し、有効かどうかを判断する必要があり、相当の時間を要するという。野党側はこの結果を、待ち続けている。

■司法、議員三人の復職判断 El Universoの記事
最高裁は、アマソナス州選出の議員3人について、復職を判断した。この3人について違反の容疑があるとして先月、職務停止が言い渡されていた。しかし3人と所属する野党はこれを不服とし、上級審に判断を仰いでいた。最高裁は3人の当選が有効であると判断し、議員職への復帰を認めた。

■動物の大量死を否定 Excelsiorの記事
環境行政は、国内の動物園での飼育動物の大量死を否定した。経済失政で物資不足が続く中、動物園での餌の調達が困難となり、国内動物園で動物の死が相次いでいると外国メディアが報じた。しかし環境行政はそうした事実はなく、飼育動物の「致死率」は変わらないと反論した。

■医薬品不足は続く Azteca Noticiasの記事
国内での医薬品不足は続いている。経済失政で輸入の滞りが生じ、国内ではさまざまな物資不足が続いている。とくに医薬品については状況は深刻で、必要量の実に80%が足りないとされている。薬剤師の団体は、国内のこの状況はまったく変わっていないとし、難病患者や重病者が死に至るケースもあると指摘した。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ブラジルも「議長不在」 ABC Colorの記事
ブラジルのジョゼ・セラ外相も、経済ブロックであるメルコスルに議長は「不在だ」と述べた。議長は持ち回りで、現在はベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領が務めるはずだ。しかし同国での経済、政治の混乱を受け、パラグアイのニン・ノボア外相は議長が不在だ、と指摘していた。ブラジル政府もこの立場を認めたことになる。

■リオ五輪、110億ドル El Comercioの記事
ブラジル、リオデジャネイロで5日に開幕する五輪の経済規模は、110億ドルとなるという。南米で初開催となるこの五輪では、インフラ整備や受け入れ態勢での不備が多く、指摘されている。それでも206の国、地域が参加する世界最大のスポーツイベントは世界から注目され、大きな経済効果をもたらすと試算された。

■ホンジュラス、ハリケーン警戒 Caracol Radioの記事
ホンジュラスでは、ハリケーンに対する警戒警報が出された。熱帯性低気圧「アール」が同国のカリブ海岸を直撃するおそれがある。同国は沿岸7県に対し上から3番めのランクの警報を出し、ほかの地域には注意報を発令した。警報の期間は48時間で、状況によってはランクが引き上げられる可能性もある。

■キューバ観光客200万人 Caracol Radioの記事
今年上半期、キューバを観光で訪れた人の数は、200万人に達した。マヌエル・マレノ観光相が2日、明らかにしたものだ。この数は、前年同期比で12%多いという。2014年12月に同国と米国が関係正常化交渉入りを発表し、その後同国を訪れる観光客が大幅に増えている。同大臣は、今年の年間観光客が昨年実績の380万人を上回るとの見方を示した。

■デングワクチン、100ドルか ABC Colorの記事
パラグアイ保健省は、国内でデングワクチンが実用化された場合、負担コストは100ドル程度になるとの見方を示した。ネッタイシマカが媒介するこの感染症は、国内では最大の脅威となっている。このワクチン開発の研究が進んでおり、この接種を受ける場合のコストの見通しが示されたものだ。

■ブラジル、自動車販売20%減 Caracol Radioの記事
ブラジルでのこの7月の自動車販売数は、前年同月比で20.29%のマイナスだった。同国の自動車販売業の団体が明らかにしたものだ。この月の販売総数は18万1416台で、6月実績を5.59%上回ったものの、前年同月からは大幅な落ち込みとなった。同国では経済悪化にともない、車輛販売数は低迷している。

■ニカラグア、ナマコ輸出増加 La Prensaの記事
ニカラグアからのナマコの輸出が増えている。この1月から7月28日までの輸出量は462.53トンと、前年同期比で実に207%もの増加となった。領海内でのナマコ漁は2013年から始まったばかりで、そのほとんどは香港や台湾など東アジアに輸出されている。しかし世界的にはマナコはその個体数が激減しており、今後の漁の環境が変わる可能性もある。

■モンテビデオ-アスンシオン線、増便へ Ultima Horaの記事
アマスソナス・パラグアイは、アスンシオンとウルグアイの首都モンテビデオを結ぶ路線の増便を発表した。昨年市場参入した同社は現在この路線を、週3往復運航している。これを7便に増やし、デイリー化するという。同社はボリビアのアマスソナス航空と、スペイン企業が合弁で立ち上げた。