2016.08.09

【ボリビア】

■鉱山組合、10日からストへ Página Sieteの記事
ボリビア鉱山組合連盟(Fencomin)は、10日からストライキ突入を通告した。カルロス・ママニ会長によると、国に対し協同組合法の改正や運用見直しを求めた動きだという。同連盟と国内の鉱山組合の組合員らは、国内の幹線道路をこの日から封鎖し、政府への圧力を強める方針だ。

■ラパスではパッチ支援スト Página Sieteの記事
ラパスではフェリクス・パッチ知事を支援するストライキが9日から行われる。同知事は国に、ラパス県への公共投資増額を求め、ハンガーストライキを行なった。しかし12日めにドクターストップがかかり、現在は病院に入院している。支援者らがパッチ知事の「意思」を継ぎ、政府へ圧力をかけるためストを行なうという。

■エル・シジャル、9日は不通 El Díaの記事
コチャバンバとサンタクルスを結ぶ街道のエル・シジャルは9日、12時間にわたり不通となる。ボリビア道路管理局(ABC)は、ロコタルとパドレ・サマの区間について、緊急の補修工事を行なうと発表した。この影響でコチャバンバ県内の全長7キロは、通行できなくなる。このため、コチャバンバ-サンタクルス間のバスはこの日、出発が見合される。

■エボ、3日間の休養必要 El Díaの記事
医師らは、エボ・モラレス大統領に3日間の休養をとるよう勧告した。モラレス大統領は昨年痛めた左膝の古傷が悪化し、この6月にコチャバンバで手術を受けた。診察した医師らは、膝への負担を減らすため、3日間にわたり休養を取ることを大統領に求めた。手術以降、モラレス大統領は公務を抑えている。

■渇水と旱魃、農業被害5億ドル El Deberの記事
政府は国内での渇水、旱魃による農業被害が、5億ドルにのぼると試算した。先の雨期が少雨だったため、国内では渇水と旱魃が顕在化し、政府はこの25年で最悪のレベルと発表している。農業被害は国内の広い範囲に及び、中には農作物が全滅している地域もある。政府は12項目の渇水、旱魃対策をまとめた。

■二重アギナルド、10月に判断 La Razónの記事
政府は、二重アギナルドの是非について、10月にも判断する方針だ。アギナルド(クリスマス手当)を倍払する政策は、国が労働者の生活向上のため義務づけたものだ。しかし今年、原油や鉱産物価格の下落で国の成長率が鈍化し、企業側などから見直しを求める声が上がっている。

■ビルビル工事契約、9月に Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領は、サンタクルスのビルビル国際空港の工事の契約を、9月に結ぶと発表した。政府はこの空港を南米のハブ空港に育てる方針で、ターミナルや駐機場の拡張などの工事を行なうことを発表していた。工事を請け負うのは、中国企業となる見通しだ。この空港はエル・トロンピーリョ空港に代わる国際空港として、日本のODAで建設された。

■ラパス-サンタクルス完全複線化視野 El Díaの記事
ラパスとサンタクルスを結ぶ道路の、完全4車線化を政府は視野に入れている。エボ・モラレス大統領がサンタクルス-コチャバンバ間の4車線化工事の可能性に言及したものだ。すでにラパス-オルーロ、オルーロ-コチャバンバ間では4車線化に向けた工事が始まっている。

■8歳女児がポケモン死 Página Sieteの記事
ラパスで、「ポケモンGO」で遊んでいた8歳の女児が、車にはねられ死亡した。事故現場となったのソナ・スール、オブラヘスのオルマチェア通りだ。この女児はこの街路で、ポケモンを捕まえようとしていた際、通りかかった車にはねられた。国内では今月3日からこのアプリケーションの配信が始まったが、このゲームを通じた死者は初めてだ。

■オルーロ陸橋、月内にデザイン La Patríaの記事
オルーロの鉄道駅をまたぐ陸橋建設計画のデザインが、今月中に示される。市側と建設会社が明らかにしたものだ。オルーロの町は鉄道により分断されており、この東西をまたぐ双子橋の建設が計画されている。一方市内では、この中央駅を郊外に移転させる計画も進行中だ。

■ダンプカー、ティティカカに沈む El Deberの記事
ティティカカ湖に、ダンプカーが沈んだ。ラパスとコパカバーナを結ぶルート上のティキーナ湖峡には橋がなく、すべての車輛は渡し船で運ばれる。8日14時頃、この湖峡を渡ろうとしたダンプカーが船ごと沈没した。警察は船が、車輛の重さに耐えられなかったとみている。この事故による人的な被害はなかった。

■JICA、ロチャ川へ Los Tiemposの記事
日本のJICAから派遣されたエンジニアらが、コチャバンバ県のロチャ川を訪れた。この川は水質の汚染と、周辺での森林破壊が進み、地域環境が脅かされている。コチャバンバ県とJICAは、この川や流域の保全について提携した。JICA側はこの環境保全に向けた現地視察を行なったものだ。


【ペルー】

■リマ空港新滑走路、来年着工 Gestionの記事
リマのホルヘ・チャベス空港の第2滑走路の建設は、来年始まるという。交通通信省と空港を管理するLAPが明らかにしたものだ。旅客、貨物需要の増加に対応するため、新たな滑走路の建設計画が進められていた。これに合わせ、滑走路の下を通るガンベッタ通りのトンネル工事も着手される。

■プーノ県で事故、3人死亡 Los Andesの記事
プーノ県でバスとミニバスが正面衝突する事故が起きた。現場となったのは県下最大都市フリアカと、ワンカネを結ぶ道路だ。ハサナ・グランデ付近で、フリアカに向かっていたバスと、フリアカを発ったミニバスが衝突した。この事故で3ミニバスの運転手と助手、乗客の3人が死亡し、双方に複数の負傷者が出ている。

■クスコ、フランス人観光客死亡 Correo Perúの記事
クスコで、観光で訪れていた50歳のフランス人男性が死亡した。この男性は家族とともにクスコを訪れていた。7日夕方、クスコ近郊のピトゥマルカを散策するツアーに、15人の観光客らととともに参加していた。この際、この男性は滑落して頭などを強く打ち、死亡したという。

■イキートス、ポケモン商売 El Comercioの記事
ロレト県のイキートスでは、「ポケモンGO」が新たな商機を生んでいる。市内で営業するモトタクシー(バイクタクシー)は、ポケモンGOの参加者らに時間チャーターを提案し、人気を読んでいる。ポケモンを市街で探す手助けを、移動の面から行なうものだ。チャーター運賃は1時間あたり8~12ソル程度だ。国内では今月3日、このアプリケーションの配信が始まった。


【チリ】

■トランサンティアゴ「キセル」横行 La Terceraの記事
サンティアゴの交通システム、トランサンティアゴではピーク時、「キセル乗車」が横行しているという。運営する市側によると、混雑時間帯にはおよそ3割の乗客が、運賃を払っていない状態だ。キセル防止用の柵が設けられているもので17%、設けられていないものでは40%に達する。

■メトロ、駅アクセス向上へ BioBio Chileの記事
バルパライソのメトロ(電車)の駅のアクセスを、向上させるという。市と運営側が明らかにしたのもので、各駅に身障者用のスロープを設けるなどする工事を行なう。このメトロはバルパライソとリマチェを結ぶもので、バルパライソとビーニャ・デル・マールを結ぶ区間は地下化されている。

■ネバドス・デ・チリャン、噴火活動 BioBio Chileの記事
第8(ビオビオ)州とアルゼンチンの国境にあるネバドス・デ・チリャン(チリャン火山)が、新たな噴火活動に入ったという。観測機関が明らかにしたもので、火山一帯には上から3番めのランクの警報が出され、火口から2キロ以内への立ち入りが禁じられた。この火山は標高3089メートルで、昨年12月から今年1月にかけても活発化した。

■コキンボ、M5.0の地震 BioBio Chileの記事
第4(コキンボ)州で8日朝8時42分頃、やや強い地震があった。観測機関によると震源はカネラ・バッハの南西31キロで、震源の強さはマグニチュード5.0だ。この地震による人や建物への被害はなく、津波の発生もなかった。コキンボでは昨年9月16日に大きな地震が発生している。


【アルゼンチン】

■潘総長、来亜 Clarín.comの記事
国連の潘事務総長がアルゼンチンを訪れた。ブエノスアイレス入りした同総長は、マウリシオ・マクリ大統領、スサナ・マルコラ外相と相次いで会談した。これらの会談では、アルゼンチンによるシリア難民の受け入れなどについて話しあわれたとみられる。また潘総長は9日には議会を訪れる予定だという。

■潘氏、イグアスへ Misiones Onlineの記事
国連の潘事務総長は、ブエノスアイレスを訪れる前に、ミシオネス州のイグアス国立公園を訪れた。7日夜、同総長は夫人とともにプエルト・イグアスに到着し、市内のホテルシェラトンに宿泊した。国立公園ではイグアスの滝を背に写真を撮るなど、観光を楽しんだという。

■ビセンテ・ロペス、車4台燃える Clarín.comの記事
ブエノスアイレスのビセンテ・ロペスで、車4台が燃えたという。この事態が起きたのは、ペルー通りのわずか1ブロック内だ。8日午前4時頃、車4台から相次いで火が出たものだ。警察は、何者かが連続放火した可能性もあるとみて、調べを進めている。火は通報を受けた消防により消し止められたが、いずれも全焼した。

■ポケモンGOで死者 Clarín.comの記事
国内でも、「ポケモンGO」による死者が出た。ブエノスアイレスのグラン・ボウルグで、このゲームをしていた18歳の青年が、列車にはねられたものだ。青年はこのゲームのために駅ホーム内の線路軌道上に入っていた。駅に居合わせた人々は青年に危険を知らせたが、青年はこの声にも気づいていなかったという。


【エクアドル】

■ボリバール港、民営化 El Universoの記事
エル・オーロ県のボリバール港が8日、民営化された。民間活力を導入するコンセッション方式で、Yilportが50年間、2066年までこの港湾を運営する。同港は国内からのバナナ輸出の実に26%をカバーするが、この民営化で就航定期貨物便を増やし、同時に取り扱い貨物量を増やすことが目標だ。この方式による民営化は国内では2例めとなる。

■スクンビオス、厳戒態勢 El Comercioの記事
スクンビオス県で、警戒態勢が高まっている。プエルト・エル・カルメンでは、市街に武装した兵の姿が目立つ。先週、川を挟んだコロンビアから、武装集団がこの町を襲う事件が起きた。この事態を受け、市街と川の上で、軍による警戒が続いているものだ。このプエルト・エル・カルメンの人口のおよそ60%は、コロンビア出身者系だという。


【コロンビア】

■ハイチ人、続々違法入国 El Comercioの記事
移民を希望するハイチ人が、続々と国内に違法入国しているという。ビザ要件が緩いエクアドルに入り、その後陸路で違法越境しているものだ。エクアドル北部のトゥルカンでは、7日夜に25人のハイチ国籍の人々が摘発された。いずれも正規のドキュメントを持っておらず、陸路でコロンビアに向かおうとしていたとみられる。

■ボゴタ、タクシー高い Caracol Radioの記事
ボゴタのタクシー運賃は、ラテンアメリカでは高い水準にあるという。ボゴタ市長は、現行の運賃の値上げを認可した。これを分析したところ、アルゼンチンのブエノスアイレス、ウルグアイのモンテビデオと並び、もっとも高い水準になることになった。ボゴタの今回の値上げは、ガソリン価格の上昇にともなうものだという。


【ベネズエラ】

■3か国、ベネズエラ「追放」を模索 La Prensaの記事
パラグアイ、ブラジル、アルゼンチンの3か国は、メルコスルからベネズエラを「追放」することを模索している。現在、持ち回りの議長国はベネズエラだが、経済情勢の悪化や政治の混乱から、この3か国は議長を「不在」としている。3か国トップはリオで会合を持ち、ベネズエラのメルコスルからの放擲について、話し合ったとみられる。

■アエロメヒコの輸送関与を断定 El Universalの記事
捜査当局は、アエロメヒコの薬物輸送関与を断定した。この6月、メキシコの空港でカラカスから到着した同社便から、600キロのコカインが摘発された。この件について調べを進めたところ、アエロメヒコの職員と、ベネズエラの警備員が関与した可能性が高まったという。現在15人を拘束し、事情を聴いているという。

■家庭菜園が生命線 El Comercioの記事
国内では家庭菜園が、多くの国民の生命線になっている。経済失政による物資不足が続く中、自宅の庭や屋上、ベランダなどで野菜を育て、食用にする国民が増えている。国連食糧農業機関によると、この3か月で国内では273トンの野菜や果物が、個人のレベルで生産されているという。野菜の種子や苗の需要も、高い状態が続いている。

■タマゴ生産、40%減 El Sitio Avicolaの記事
国内でのタマゴ生産は、実に40%も減少している。タマゴ生産者の団体が明らかにしたものだ。国内では経済失政などで、トウモロコシなどの飼料が入手しづらくなり、養鶏業の廃業や規模縮小が起きている。このため生産が落ち込み、国内での需要を十分にまかなうことが難しくなっている。

■国民総ダイエット状態 El Carabobeñoの記事
ベネズエラ国民は現在、「総ダイエット状態」にあるという。経済失政で物資不足が続き、国民間では食料調達への不安が続いている。一人あたりの栄養摂取も減っており、国民は概して、体重を落としている状態だ。しかしインフレの進行で価格上昇が起きており、衣服を買い替える余裕がなく、多くの人が「だぶついた服」を着続けている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■アール死者、39人に Caracol Radioの記事
メキシコでのハリケーン「アール」による死者数は大幅に増え、39人となった。カリブ海で発生したこのハリケーンがメキシコ湾岸を襲い、ベラクルス州、イダルゴ州、プエブラ州で被害を出した。政府側によると、この災害による避難者は今も千人を超えているという。死者のうち28人は、徐々に被害が明らかになってきているプエブラ州での数字だ。

■バスケス「メルコスルは危機」 Caracol Radioの記事
ウルグアイのタバレ・バスケス大統領は、経済ブロックのメルコスルについて「危機にある」と述べた。持ち回りで議長となったベネズエラは経済、政治上の問題を抱え、各国の協議で現在、議長不在の状態となっている。バスケス大統領はこの異例の状態について「危機にあり、懸念している」と述べた。

■ポルトガル教育相、窃盗被害未遂 Caracol Radioの記事
ブラジル、リオデジャネイロでポルトガルのティアゴ・ブランダオ・ロドリゲス教育相が、強盗に遭いかけた。同大臣はポルトガル政府から、五輪開催に合わせ整備された自転車道の現地視察をのため派遣されていた。イパネマビーチ近くで、2人組の男らに刃物で脅されたという。しかし警官らが近づき、2人は逃走した。同大臣はそれまで「リオは安全だ」と考えていたという。

■ホンジュラスでバス事故 La Tribunaの記事
ホンジュラス北部でバス事故があった。7日17時30分頃、コマヤグア県内でエドマン・アラス社のバスの便が、道路を外れて150メートル下の谷に転落したものだ。この事故で男性1人が死亡し、負傷した20人はコマヤグアの医療機関に搬送された。事故原因などはまだ分かっていない。

■ウルグアイ軍医師、大量離職の可能性 El Paísの記事
ウルグアイの軍隊で働く医師らが、大量離職する可能性があるという。退役軍人など、軍を離れた者に対する年金福祉システムが変更されることになった。この措置で、およそ100人の医師が、自主的に退職する可能性があるという。これらの医師の多くは、モンテビデオの軍病院で働いている。この事態が起きれば、病院や医療体制に影響は必至だ。

■パラグアイ、結核多い La Naciónの記事
パラグアイでは結核の新規感染が、依然として高い水準だという。この10、11日の両日、アスンシオンで結核についての会議が開催される。議長を務める医学博士のフロリアノ・カルデロリ氏が、この会議を前に明らかにしたものだ。感染の有無の検査がカバーしているのは、全人口の6割にとどまっている現状で、感染拡大が今も続いていると考えられるという。

■母乳銀行、2200人に El Paísの記事
ウルグアイの母乳銀行は、2241人の新生児に「給付」を行なったという。この銀行は血液銀行に倣い、母親が不在だったり、感染症に罹るなどし、授乳ができないこどもに母乳を配布するものだ。2003年に設立され、当初は知名度が低かったが、年々利用を希望する人も、また母乳を「献乳」する人も、増えているという。

■メキシコ北西部でバス事故 Caracol Radioの記事
メキシコ北西部で、バスが谷に転落する事故が起きた。8日16時頃、ティファナとテカテを結ぶ道路を走行していたトランスポルテス・グアサベ社のバスが道路を外れ、30メートル下に落下した。この事故で4人が死亡し、20人以上が負傷している。警察が事故原因などを調べている。


【国際全般】

■デルタ航空でトラブル Caracol Radioの記事
米国の大手航空会社デルタ航空で8日、大きなトラブルがあった。同社のシステムが午前3時、停電の影響でダウンした。このため同社の便へのチェックインなどができなくなり、同社便はほぼ全面的にストップした。同社は800機を保有し、一日1万5千便を運航する。米国では先週、サウスウエスト航空でもトラブルが起きたばかりだった。

■インド、エミレーツに学ぶ Times of Indiaの記事
インド政府は、エミレーツ航空に学ぼうとしている。今月3日、チェンナイからドバイの空港に到着したEK521便が事故を起こし、炎上する事故が起きた。消防士1人が死亡したものの、乗客と乗員は逃げて無事だった。インド政府はエミレーツ航空側の適切な避難、誘導が奏功したとして、同社の方法などを取り入れる方針を示した。

■アンコール、値上げ疑問視 Phnompenh Postの記事
カンボジア、アンコールワットの入場料値上げに、疑問視する声が上がっている。来年2月1日からの値上げで1日券は現行の20ドルから37ドルに、3日券は40ドルから72ドルに改定される。しかし旅行の専門家は、この値上げでこの観光地を訪れる観光客が大幅に落ち込む可能性を指摘した。値上げの幅が大きすぎることについて、観光業者などからも不安の声が上がっている。