2016.08.21

【ボリビア】

■政府と連合の間に溝 El Deberの記事
ボリビア政府と、鉱山の労働組合連合の間に深い溝が生じた。政府は協同組合についての新たな法制を準備したが、連合側はこれに反発、反対していた。しかしエボ・モラレス大統領はこの法にサインを強行し、連合側は不信感を強めている。一方政府側は、連合側は「実現不可能な要求」を行なっていることに、懸念を深めている。

■火災の建物、解体勧告 El Deberの記事
ラパス市はウユストゥスの火災に遭った建物に、解体を勧告した。19日、インカチャカ通りに面する玩具倉庫として使われていたこの建物から火が出て、消火に8時間を要した。市側は、この建物が崩落するおそれがあるとして、所有者に対し解体を勧告した。この火災では一酸化炭素や有毒ガスが発生し、周囲から多くの人が避難した。

■火災、煙とガスが課題 El Díaの記事
ラパスで19日に起きた火災は、煙とガスの対策に課題を残した。ウユストゥスのインカチャカ通りに面する倉庫から火が出たもので、中にあった大量のプラスチック製品が燃え、有毒ガスや一酸化炭素が発生した。消防によると市内では、こうした火災発生時の煙やガスに対する対策に、不十分な点があったという。この事態で周辺からは多くの人が、一時避難を強いられた。

■火災で大気、62%悪化 El Deberの記事
ラパスで19日に発生した火災の影響で、上空の大気汚染の濃度が62%悪化したという。市の環境局側が明らかにしたものだ。市内のモニターの数値は火災発生直前には1立方メートルあたり78マイクログラムだったが、火災後には125マイクログラムに跳ね上がったという。この火災では有毒ガスや一酸化炭素が発生したことが報告されている。

■エボ、モリンガを贈る Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領は、キューバのフィデル・カストロ前議長に対し、モリンガ(ワサビノキ)を贈ったという。今月13日に90歳の誕生日を迎えた同前議長を祝うため、モラレス大統領は先週、ハバナに立ち寄っていた。このモリンガは俗に「生命の木」とも呼ばれ、モラレス大統領は同前議長の健康回復などを祈り、プレゼントに選んだという。

■薬物114トン押収 El Díaの記事
国内では今年に入り、合わせて114トンの薬物が押収されたという。フェリペ・カセレス副大臣が明らかにした数字だ。押収薬物のうち97トンはマリファナ(大麻草)が占め、17トンはコカインだ。またコカインの原料となるコカ葉の違法作付について、4200ヘクタールを掃討展開している。

■コビッハ、悪天候被害 La Razónの記事
パンド県都コビッハで、悪天候による被害が生じた。18日夕方、市内ではおよそ20分間にわたり、大雨が降り、強風が吹いたという。この突発的な気候の変化で、市内では少なくとも15棟の建物が、損傷を受けた。また風で飛ばされた建物の一部が直撃し、市内では車輛数台が押しつぶされたという。

■グアヤラメリン空港、突風被害 El Díaの記事
ベニ県のブラジル国境、グアヤラメリンの空港は突風による被害を受けた。19日18時頃、この一帯を強い風が突然襲い、市内では屋根を飛ばされる被害や、倒木が相次いだ。空港ではターミナルの建物の一部が損壊し、支柱が倒れるなどの被害が生じた。この悪天候はおよそ1時間20分続き、地域の人々はハリケーンのようだったと証言している。

■寒さで下水施設に影響 La Patríaの記事
オルーロでは下水処理施設が、寒さの影響を受けている。市内にあるこの施設の周辺住民は、この数日にわたり悪臭に悩まされていると訴えている。とくに夕方の時間帯、施設から強い臭いが漏れ出している。処理場側はこの事態は寒さによる凍結などで処理能力が落ちていることが原因と説明した。

■2月と8月は犬の去勢避妊月間 Los Tiemposの記事
コチャバンバ市議会は、2月と8月を犬の「去勢避妊月間」とすることを可決した。市内では犬を飼う世帯が増える一方、同時に捨て犬の増加による野犬化が問題となっている。この事態を打開するため、犬の飼い主に対し去勢や避妊の手術を推奨するキャンペーンを、2月と8月に行なうという。

■エル・プエンテで火災 El Deberの記事
サンタクルス県のエル・プエンテで、林野火災が起きている。県都から400キロのこの地では、19日夕方に火災発生の通報があった。この一帯は農業地域で、渇水や旱魃の影響でコメや小麦、大豆の生産地5万ヘクタールがすでに影響を受けている。この火は、チャケオと呼ばれる野焼の火が原因とみられる。

■カルナバル2017、22日に「開幕」 La Patríaの記事
ユネスコ無形文化遺産に登録されるオルーロのカルナバル2017はこの22日、「開幕」する。主催するフォルクローレ委員会や市などによるプロモーション活動が、この日から本格化するものだ。今年2月のカルナバル2016は、直前に行われた国内の交通ストの影響で、来訪者が大幅に減少した。2017年のパレードは2月25日に開催される。


【ペルー】

■アレキパ、避難者6千人に Perú21の記事
アレキパ県カイリョマ郡の地震による避難者数は、6千人いるという。国の防災機関がまとめた数字だ。14日夜、チバイから10キロの地点を震源とするマグニチュード5.2の直下型地震が発生した。この地震により全壊382棟を含め、1482棟が被害を受けた。震源にもっとも近いチバイでは1700人が、避難生活を送っている。

■フランスのきょうだいが事故 Correo Perúの記事
クスコ県でフランスのきょうだいが事故に遭い、重傷を負った。24歳の兄と17歳の妹は、オートバイでオリャンタイタンボ付近を走行していた。ブレーキの不具合から転倒し、2人は路面にたたきつけられた。2人はオリャンタイタンボの病院で手当てを受けている。22人は観光目的で、クスコを訪れていたという。


【チリ】

■トルテン橋、5年検査受けず La Terceraの記事
第9(ラ・アラウカニア)州の鉄道橋、トルテン橋は2011年以来、安全確認の検査を受けていなかった。19日、列車通過時にこの鉄橋が突然崩落し、貨車が川の中に落下する事故が起きた。チリ国鉄(EFE)は、来月13日に検査を予定していたが、この5年間検査が行われていなかったことを明らかにした。

■アタカマ気球めぐり、評判上々 La Terceraの記事
アタカマ沙漠を気球でめぐるツアーは、上々のスタートをきった。サンペドロ・デ・アタカマを起点に、周囲の月の谷や塩湖などを気球で、地上700メートルから眺めるツアーだ。先週末からスタートし、参加者の評判もいいという。民間航空局が、気球を観光用に使用する許可を出したのは、国内では初めてのケースとなる。


【アルゼンチン】

■AR操縦士、態度硬化 Ambitoの記事
アルゼンチン航空の操縦士らの労働組合は、態度を強硬化させている。同組合は、インフレ進行にもとづく賃上げを求めているが、経営側の態度を不服としている。このためブエノスアイレスの2つの空港でストライキを行なう可能性を示唆している。斡旋にあたっている労働省に対しても、経営側への反発を示すなど、強い態度を示し続けているという。

■新車、54.8%は税金 La Nacionの記事
国内では新車購入時に支払う金額の、実に54.8%は税金だという。新車購入時には自動車に関するさまざまな税金がかけられているが、半額以上が税金という実態に、批判が起きている。国内で新車販売が伸び悩む原因の一つが、この高い税率にあるとの見方を複数のアナリストが示した。

■ピットブルが女性を襲う La Nacionの記事
ラ・パンパ州のビクトリアで、ピットブルが女性を襲った。66歳の女性が街路を歩いていたところ、この犬が突然現れて襲われ、足を噛まれて負傷した。地域の住民は、この犬が通行人などを襲う事例が多発しているとして警察に告発し、警察はこの飼い主を調べる方針を示している。ピットブルは番犬として飼われることが多いが、獰猛な性質でも知られている。

■AR機、再開見通し立たず Mendoza Onlineの記事
機首部分に鳥が衝突したアルゼンチン航空機の使用再開の見通しは立っていない。チリ、サンティアゴの空港を発った際、この機体の機首に鳥が衝突し、損傷した。エンジンに飛び込んだ際のような危険性はないとしてブエノスアイレスまで飛行を続けたが、この機体はこの空港から動かすことができなくなっている。

■ドレゴ広場、閉鎖の波紋 Clarín.comの記事
ブエノスアイレス、サンテルモのドレゴ広場の閉鎖の波紋が広がっている。市側は、補修工事などのためこの広場を閉鎖する措置をとった。しかしこの広場は、毎週日曜日に行われる「蚤の市」の会場となっており、この地域を代表するイベントに影響が生じている。この閉鎖は、およそ3か月間にわたるとみられる。

■国内北部、悪天候に Territorioの記事
国内北部の広い範囲は20日午後、悪天候に見舞われた。ミシオネス州のモンテカルロのコロニア・グアライポでは、強風の影響で複数の住宅の屋根が吹き飛ばされた。プエルト・イグアスやフォルモサ州内でも、同様に風の被害が報告されている。また国内中部ではこの日、雹が降ったが、建物や農地への被害報告はない。


【エクアドル】

■クエンカ空港、工事始まる El Comercioの記事
クエンカのマリスカル・ラマール空港の工事が20日、開始された。同空港は19日夜のキト行きの便を最後に、1か月間の休業に入った。滑走路の補修などの工事を行なうためで、この期間中キト、グアヤキルとの間では臨時のシャトルバスが運行される。この1か月間の休業で148便が欠航となり、3万5千人に影響が生じる。

■バクティナグで地滑り el Universoの記事
チンボラソ県チュンチ郡のバクティナグの集落近くで、大規模な地滑りが起きたという。地域にあるタンボール・プンゴ山の斜面が広範囲にわたり動いたものだ。この事態で、現場ではすでに住宅5棟が倒壊し、さらに42棟に被害が及ぶおそれがある。地質学の専門家によると、この現場の地盤が弱いことは、以前から指摘されていたという。


【コロンビア】

■サラベナ、テロ事件か Caracol Radioの記事
アラウカ県のサラベナで、軍施設を狙ったテロとみられる事件が起きた。この地にある空軍の施設で爆発が起き、施設の一部が損傷したものだ。警察はこの事件に関与したとみられる3人を拘束している。今の時点で、この爆発に至った経緯や、拘束者の関与の内容などについては明らかにされていない。

■BRT駅、再開できず Caracol Radioの記事
メデジンのBRT、メトロプラスの駅の一つが、再開できずにいるという。この事態が起きているのは2011年に開業したサンペドロ駅だ。11億ペソの追加工事が必要として閉鎖されたが、工事開始の目処すら立たない。この駅の事態に対し地域からは、無駄な箱モノ行政との批判が起きている。


【ベネズエラ】

■パラグアイ政府を批判 ABC Colorの記事
デルシー・ロドリゲス外相は、パラグアイ政府を厳しく批判した。パラグアイ外相が、ベネズエラとの外交関係が「凍結状態にある」と語ったことを受けたものだ。同国はニコラス・マドゥロ政権の政治、経済運営を厳しく批判し続けている。ロドリゲス外相は、独立国であるベネズエラに対する内政干渉だ、と批判した。

■トヨタ、工場再開 América Economíaの記事
自動車メーカーのトヨタは、国内の組み立て工場を再開するという。クマナにある工場では、カローラ、ハイラックス、フォルトゥナーの3種の生産が行なわれていたが、半年前から停止していた。この停止は、生産に必要な部品の調達が難しくなったことを受けた措置だ。経済問題を受け、国内での自動車生産は今年上半期、前年同期比で85%減少した。

■パン店、コントロール下に La Opinionの記事
国内1900のパン店は、政府のコントロール下に入るという。消費者保護機関側が明らかにしたものだ。経済失政による物資不足で、パン店には連日行列ができているが、政府は小麦粉の調達を安定化させるという。行列発生を避けさせるほか、略奪などを防止するため警察官によるパトロールも強化する。

■命を懸けたゴミ拾い El Nacionalの記事
国内では多くの国民が、命を懸けてゴミ拾いを行なっている。経済失政で物資不足が続く中、食料の調達が国民生活の大きな課題となっている。インフレも進んでいることから、貧困層を中心にゴミの中から、その日の糧を探す人が増えているという。国内ではこうした物資不足を受け、店舗やトラックを狙った略奪事件も頻発している。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■パラグアイ、ベネズエラとの関係「凍結」 Caracol Radioの記事
パラグアイのエラディオ・ロイサガ外相は、ベネズエラとの関係が「凍結」状態にあることを明らかにした。同国は在カラカスの大使を召還したが、現時点で戻す考えはないという。同国はニコラス・マドゥロ政権批判の急先鋒で、メルコスルでの持ち回り議長国にベネズエラがなることに反対し、今も認めていない。

■サンティアギート、噴火続く El Comercioの記事
グアテマラの活火山、サンティアギート火山の活動は続いている。観測機関によると西部、ケツァルテナンゴ県にあるこの火山は20日にも新たな噴火を起こし、噴煙が4500メートルの高さまで立ち上ったという。この火山は国内に32ある活火山の中で現在、もっとも活発な状態だ。この火山は4、5月にもやはり活発化していた。

■エミレーツのパラグアイハブ化を否定 La Naciónの記事
ドバイをベースとするエミレーツ航空は、パラグアイの首都アスンシオンの空港を「ハブ化」することはないという。アナリストのアミルカル・フェレイラ氏が語ったものだ。在カタールのパラグアイ大使が、同社がこの空港への乗り入れとハブ化を検討していると語った。しかし同氏は、アスンシオンにはハブ化の優位性はなく、エミレーツ航空がこのような判断をすることはないと断じた。

■メキシコ、8人死亡事故 Caracol Radioの記事
メキシコの高速道の工事現場で事故があり、合わせて8人が死亡した。現場となったのはアカプルコとシワタネホを結ぶ道路だ。サンアグスティンのロス・オルガノスの橋梁工事現場で、工事中の建設物が崩落したという。この事故で、作業にあたっていた8人が死亡し、このほか負傷者が出ている。

■メキシコ、カイに備える El Universoの記事
メキシコ政府は、熱帯性低気圧「カイ」に備えている。カリブ海で発生したこの「カイ」は現在、同国の北西500キロの地点にある。今後発達しながらメキシコに近づく見通しで、注意が呼びかけられているものだ。今後この「カイ」はハリケーンとなる可能性もある。同国では今月、ハリケーン「アール」の上陸で、プエブラ、ベラクルス州で大きな被害が生じた。

■フネス元大統領を捜査へ El Universoの記事
エルサルバドルの検察は、元大統領のマウリシオ・フネス氏に対する調べを始めた。同氏は自宅に、不法に武器を隠し持っていたという。少なくとも銃器など80丁が、発見、押収されている。現在同氏は国外に滞在中で、自身のツイッターを通じこの取り調べについて「政治的ショーだ」と批判している。

■モンテビデオ、自転車デモ El Paísの記事
ウルグアイの首都モンテビデオでは、自転車によるデモが行われた。参加したのは、交通機関として自転車を使用する人や、自転車の愛好家らだ。市内でも自転車の利用者が増えているが、一方で交通体制は自動車が最優先となり、自転車走行の安全性には課題がある。このデモでは、自転車利用の安全性確保、向上が訴えられた。

■コカイン600キロ摘発 El Comercioの記事
エルサルバドルでは、600キロものコカインが摘発された。19日夜、摘発があったのは同国のフォンセカ湾だ。海上を航行していた小舟から、この量の薬物が発見されたという。警察はエクアドル、ホンジュラス国籍の男2人を拘束し、事情を聴いている。薬物組織関与の可能性から、この2人の身元などは明らかにされていない。

■中米3か国会談 Caracol Radioの記事
23日、中米3か国のトップによる会談が行われる。エルサルバドルの外務省が明らかにしたものだ。一堂に会するのは同国とホンジュラス、グアテマラの3か国の大統領だ。この3か国や中米では、麻薬組織など組織犯罪の暗躍が続いている。安全強化や取締りなどについて、トップ会談を行なうという。

■寿司五輪、ブラジル人が優勝 El Universoの記事
東京で開催された「寿司五輪」で、ブラジルの職人が優勝した。この大会は寿司など日本食が、ユネスコの無形文化遺産に登録されたことを受け、開催されたものだ。40分間で30~40人分の寿司を仕上げる競技で、日系ブラジル人のセルソ・ヒデジ・アマノさん(38)が金メダルに輝いた。この大会には米国、フランス、パキスタンなどから38人の職人が参加した。