2016.09.01

【ボリビア】

■副大統領「米国の思うつぼ」 La Razónの記事
アルバロ・ガルシア・リネーラ副大統領は、今回の社会闘争が長引けば「米国の思うつぼ」だったと語った。鉱山の協同組合連合の闘争では、組合員4人が死亡したほか、ロドルフォ・イリャネス副大臣が殺害されるという衝撃的な結果を生んだ。副大統領はこうした国内の混乱は、米国政府を喜ばせるだけだと語り、社会闘争の動きを牽制した。

■動画公開前に容疑者特定 El Díaの記事
警察は動画がSNSで公開される前に、容疑者を特定していたという。社会闘争の現場でロドルフォ・イリャネス副大臣が拉致され、暴力により殺害される事件が起きた。当初警察は6人の容疑者を特定し、現場を映した動画が公開された後に18人を追加で検挙した。警察によると、この動画公開以前から、証言などをもとにこの18人についてはリストアップされていたという。

■道路封鎖、観光の損失大きい Página Sieteの記事
国内の社会闘争による道路封鎖による、観光の損失は大きいという。先週には鉱山の協同組合連合による社会闘争があり、西部の陸路移動が難しい状態となった。国営旅行会社Bolturは、一日封鎖が行なわれると観光業は100万ドルの損失を得るとの試算結果を発表した。政府は観光を国の基幹産業に育てる方針を示している。

■エボ、ブラジル大使に抗議 Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領は、ブラジルのホセ・キン対しを大統領府に呼び、抗議した。同国上院議会は31日、ジルマ・ルセフ大統領の罷免を可決した。モラレス大統領は、同じ左派の立場の同大統領への支持を表明しており、同大使にこの事態の説明を求め、抗議したという。モラレス大統領は今回の弾劾裁判について「クーデターだ」との見方を示している。

 width=■カラコリョ、タンクローリー事故 Página Sieteの記事
オルーロ県のカラコリョで、タンクローリーが事故を起こした。31日10時15分頃、地域の幹線道路上でタンクローリーと、都市間を結ぶ乗り合いタクシー、スルビが正面衝突したものだ。事故は激しく、これまでにスルビに乗っていた全員を含む9人の死亡が確認されている。スルビ側が対向車線にはみ出したことが原因とみられている。

■142自治体が非常事態 Página Sieteの記事
国内の142の自治体が、非常事態を宣言している。先の雨期が「空梅雨」だったことを受け、国内では水不足が広がっている。すでに牛などの家畜が大量死する事態が起きており、国内では東部を中心に142の自治体が、非常事態を宣言した。政府は今回の渇水、旱魃がこの25年で最悪のレベルと分析している。

■タリハ、3地域が危険 El Deberの記事
タリハ市内中心部では、3つの地域がとくに「危険」だという。同県の検察が明らかにしたものだ。チャパコス、ロウルデス、クアルト・センテナリオの3地域は、犯罪の発生率が際立って高い状態にある。この3地区で、市内で発生する犯罪の半分以上を占める状態だ。市などに対して、対策を講ずることを検察は求めた。

■トウモロコシ輸入量、千トンに El Deberの記事
トウモロコシの緊急輸入量が、千トンに達したという。国内では雨不足の影響でトウモロコシの収穫量が大きく減った。養鶏には大量の飼料用トウモロコシが必要で、国は急遽輸入に踏み切った。その量は増え続け、ついに千トンを突破したという。この輸入による生産コスト上昇で、国民の食生活を支える鶏肉の価格が上昇傾向となっている。

■ホカ社、動き見せず Los Tiemposの記事
スペインのホカ社は、未だに具体的動きを見せていない。政府はコチャバンバの既存鉄道網を活用し、新たに近郊鉄道を運転する計画を進めている。この事業を請け負うことになったのがホカ社だが、金融や具体的計画について、未だに動きを見せていない。同社は現地調査を一度、実施しただけにとどまる。

■コチャバンバ、学校攻撃で注意 Los Tiemposの記事
コチャバンバ市議会は、市内の学校の校舎が「攻撃」を受けたことを受け、注意を呼びかけた。創立百年を超えるボリバール学校の校舎の壁に大量の落書きがされるなどの事態が起きた。この犯行を行なったのは若者グループとみられるが、まだ特定はされていない。


【ペルー】

■教育投資、GDPの18.4% Los Andesの記事
ペドロ・パブロ・クチンスキー大統領は、国による教育分野への投資額を国内総生産(GDP)の18.4%まで引き上げると発表した。7月28日に就任した同大統領は、ペルーの将来に向けた投資として、教育分野への拡充方針を示していた。2017年のこの分野への投資、予算は261億8100万ソルという規模になるという。

■オンブズマン、LGBT支持 El Comercioの記事
オンブズマン機関は、LGBTが主張する性的マイノリティの権利向上などを支持した。同機関はすでに国内のLGBT団体に、支持表明の書簡を送ったという。国内ではカトリックの社会的影響力の強さから、同性愛などに対しては保守的な考えが根強い。LGBT団体は権利向上や同性婚またはパートナーシップ制導入などを、国に対して働きかけている。

■クスコ-フリアカ道、封鎖解除 Correo Perúの記事
警察は、クスコとプーノ県フリアカを結ぶ道路で行われていた封鎖の強制解除展開を実施した。プーノ県のメルガル、ランパ郡で、地域住民らが31日、24時間のストに突入したものだ。地域を流れる河川の汚染対策を求めた動きだ。しかし警察は、この国道3号の封鎖個所を次々と強制解除させた。この区間の交通、物流は平常化している。


【チリ】

■サンティアゴの大気、改善 La Terceraの記事
サンティアゴの大気汚染は、全体としては改善しているという。市の環境局があきらかにしたものだ。市内では工場煤煙や排気ガス、さらに家庭の暖房使用で冬の時季、大気汚染が起きる。6月から8月にかけ、スモッグ警報なども随時だされたが、全体としては大気中の汚染濃度はこの期間、前年に比して18%改善した。


【アルゼンチン】

■マクリ脅迫で男を逮捕 Clarín.comの記事
マウリシオ・マクリ大統領に対する脅迫行為で、男が逮捕された。パトリシア・ブルリッチ安全相が明らかにしたものだ。この男は同省に対して、マクリ大統領の命を狙う脅迫電話を相次いで入れていたという。逮捕されたのはアルゼンチン国籍で国内在住の48歳の男だが、身元は明らかにされていない。

■ピニェロ病院に爆破予告 Clarín.comの記事
ブエノスアイレス、フローレスのピニェロ病院に爆破予告があった。地域の緊急通報に電話があつたもので、「これはいたずらではない」と電話の主は語ったという。これを受けこの病院からは入院、来院患者や医師、看護師らが一斉に避難する事態となった。警察による捜索が行われたが結局、不審物は見つからなかったという。

■ベラサテギ、トラックが大穴に転落 Clarín.comの記事
ブエノスアイレスのベラサテギの道路で、走行中のトラックが突然できた大穴に転落した。この事態が起きたのは14番街だ。アスファルト舗装道路の下に、何らかの理由で空洞が生じ、トラック通過時に大きな穴が開いたとみられる。乗っていた運転手はこの事故で軽傷を負った。またこの事故で送電線が影響を受け、一部地域で停電となった。

■サンフアン空港、準備整う Diario de Cuyoの記事
サンフアンの空港は、代替便受け入れ態勢を整えた。国内有数の旅客数を誇るメンドサの空港が、滑走路舗装などのため3か月間、閉鎖される。この期間、多くの国内線の便をサンフアンの空港が受け入れる。ターミナル側の体制だけでなく、同空港とメンドサを結ぶシャトルバスの運転体制も整った。


【エクアドル】

■サンタ・エレーナ大断水 El Universoの記事
サンタ・エレーナ県では大規模な断水が行なわれる。県都のアグアペン付近を中心に、6万1線世帯で一時、水道が利用できなくなるものだ。水道会社が取水するエル・アスカルとリオ・ベルデを結ぶ運河の改修工事にともなう措置だ。断水は実に26時間に及び、この間は給水車が町をめぐる。


【コロンビア】

■和平の国民投票、10月2日実施へ El Universoの記事
フアン・マヌエル・サントス大統領は、和平についての国民投票を10月2日に実施することを明らかにした。国内では半世紀にわたり、左翼ゲリラ組織コロンビア革命軍(FARC)との内戦が続いていた。しかしこの6月に和平、8月に停戦が合意され、両者は和平に向けた取り組みを進めている。この最終合意についての国民の意見を聞くため、国民投票を実施するという。

■レメディオス水害 Caracol Radioの記事
アンティオキア県のレメディオスで水害が起きた。大雨の影響でアルタマール川が増水、氾濫したものだ。川の周辺には泥流が押し寄せ、今の時点で4人が不明となっている。この氾濫で、川の周囲の住宅5棟が全壊したと地域行政は明らかにした。現在、一帯では不明者の捜索が続いているが、川の増水状態は続いており、難航している。


【ベネズエラ】

■チャベス派、対向デモ Caracol Radioの記事
「チャベス派」は、反政府デモに対抗するデモを行なう。議会で多数を占める野党は1日、カラカスなどで反政府デモを予定している。ウゴ・チャベス前大統領を支えた国民層は、ニコラス・マドゥロ政権への支持を表明するデモを対抗して行なうという。野党はマドゥロ政権のリコールを目指し、集めた署名の選管による有効性の発表を待っているところだ。

■マドゥロ、デモ弾圧か El Universoの記事
ニコラス・マドゥロ大統領は、デモに対する「弾圧」の姿勢をちらつかせている。1日、野党は反政府デモをカラカスなどで大規模に実施予定だ。2014年に行われた反政府デモでは、責任を問われた当時のリーダーが拘束され、14年の刑を受けている。野党や多くの国民はこの動きを「弾圧」とみているが、今回も同じことを繰り返す姿勢をマドゥロ政権が示している。

■高齢者の「餓死」が増加か El Universalの記事
国内では今後、高齢者の「餓死」が増加しかねないという。経済失政による物資不足の影響で、国内では食料品の調達が難しい状態となっている。とくに高齢者については事態が深刻で、すでに多くの人が栄養不足の状況を示しているという。医師らの団体は、すでに一部の高齢者が栄養不足で死亡している実態を明らかにし、今後こうした餓死者が増加する可能性を指摘した。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ルセフ、失職 Caracol Radioの記事
ブラジル上院議会は弾劾裁判の議決を行ない、ジルマ・ルセフ大統領の罷免を可決した。賛成61、反対20という結果だった。不正会計などがその理由だが、同国が直面する経済問題による失職だ。ルセフ氏はこの結果について「クーデターだ」と語り、強い不満を示している。5月に大統領職を停止され、代行となっていたミシェル・テメル副大統領がこのまま、大統領となる。

■左派各国、罷免を非難 Caracol Radioの記事
ブラジルで中道左派のジルマ・ルセフ大統領が罷免されたことを受け、ラテンアメリカの左派政権各国がこれを非難している。ボリビア政府はルセフ氏のことばをそのまま受け「クーデターだ」と表し、議会の対応を非難した。このほかベネズエラ、ニカラグア、エクアドル、キューバなどが非難のコメントを出した。

■ルセフ支持派、反テメルを叫ぶ El Universoの記事
ジルマ・ルセフ政権を支持する国民らは、国内各地でデモを行ない、反テメルを叫んだ。議会がルセフ大統領の罷免を決議した前日、サンパウロでは3千人のルセフ支持層のデモがあり、警官隊との間で小競り合いも起きた。支持者らはルセフ氏ではなく、議会議員を罷免するべき、との声を上げた。

■ニカラグアで群発地震 Noticia al Díaの記事
ニカラグアで群発地震が起きているという。同国の観測機関が明らかにしたもので、モモトンボ火山周辺で、身体に感じない程度のものを含め、地震がひっきりなしに起きている。この火山はおよそ110年間、活動していなかったが、突然「覚醒」し周辺住民を驚かせた。今後大きな活動に発展するかは不明だが、観測機関は周辺に注意を呼びかけている。

■米国一番機がキューバへ El Universoの記事
米国とキューバを直接結ぶ旅客定期便が31日、およそ60年ぶりに就航した。ジェットブルーが運航するフォート・ローダーデール-サンタクララ線がこの日に開設されたものだ。一番機は150人の乗客を乗せ、サンタクララの空港に到着し、放水の歓迎を受けた。両国の関係正常化を受けた直行便開設で、今後アメリカン航空もハバナに就航予定となっている。

■アマスソナス・パラグアイ、2路線開設へ Prensa Latinaの記事
アマスソナス・パラグアイは新たに、アスンシオンとブエノスアイレス、サンパウロを結ぶ2路線を開設する。同社はパラグアイの航空当局から、これらの路線開設の認可を受けたことを明らかにした。同社は50人乗りのボンバルディア機でこれらの路線を運航予定だが、就航時期は明らかにされていない。同社はボリビアのアマスソナスとスペイン企業が合弁で立ち上げた。