2016.09.03

【ボリビア】

■エボ、再選に言及 La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は、次期大統領選での再選に意欲を見せた。オルーロで採択された現行憲法の規定で、モラレス大統領は次期選挙には出馬できない。しかしモラレス大統領は、これを可能とする道を模索する姿勢を明確に示した。今年2月、憲法改正を問う国民投票で、再選規定見直しは否決されている。

■副大臣の新たな動画 El Díaの記事
殺害されたロドルフォ・イリャネス副大臣の新たな動画が公開された。先週、鉱山の協同組合連合の社会闘争の現場に調整のため赴いた同副大臣は、拉致され暴行され、後に遺体で発見された。この新しい動画は連れ去られる直前に撮影されたとみられ、同僚とみられる大臣に「人質にされた」と訴えるシーンか映し出されている。

■オルーロ、ダイナマイト禁止に反対 La Patríaの記事
オルーロの労働組合連合は、政府が通達したデモへのダイナマイト持ち込み禁止に反対した。先週、鉱山の協同組合連合による社会闘争の現場でダイナマイトが誤爆し、死傷者が出た。このことから政府はあらたためて、この持ち込みを禁止することを明らかにした。しかしオルーロの組合は、「戦いの象徴」であるダイナマイトの規制は、受け入れがたいとした。

■ダカール、ウユニ塩湖通過せず Erbolの記事
来年1月に行なわれるダカールラリー2017で、ポトシ県のウユニ塩湖はルートから外れるという。政府と、同ラリーを主催するASOが2日、明らかにしたものだ。この代わりに、「知られていないボリビアのエリア」をラリーは通過する。また政府側は、このラリーや観光客の安全対策を、さらに強化する方針も示している。

■ブラジル外相、ボリビアに不快感 Página Sieteの記事
ブラジルのジョゼ・セラ外相は、ボリビア政府に対し不快感を示した。同国では弾劾裁判でジルマ・ルセフ大統領が罷免され、副大統領だったミシェル・テメル大統領が就任した。エボ・モラレス大統領がこの事態を「クーデター」と称し、在ラパスのブラジル大使に抗議したことについて同外相は「行きすぎた干渉だ」とコメントした。

■リトアニアと日本が参加へ El Díaの記事
サンタクルスで今月開催される国内最大の見本市、エキスポクルスに新たにリトアニア、日本の企業が参加する。主催側が明らかにしたもので、これで合わせて23か国の企業がこの大イベントに参加することになる。リトアニアは初めて、日本は8年ぶりの参加だ。この見本市は21~23日に開催される。

■ストリートチルドレン、1万人 La Patríaの記事
路上生活のこども、いわゆるストリートチルドレンは国内に1万人いるという。国の青少年保護機関が明らかにした数字だ。こうしたこどもたちへの対応策が今月末、ラパス、サンタクルス、コチャバンバ、エルアルト、オルーロでとられるという。こうしたこどもたちの多くは学校にも通えない状態となっている。

■薬物120トン押収 La Razónの記事
今年国内では1~8月、合わせて120トンの薬物が押収されているという。警察の薬物捜査課が明らかにした数字だ。同部隊のこの期間中の出動回数は8千回近くにのぼり、コカイン2万4997キロ、マリファナ(大麻草)9万6866キロを押収した。またコカインなどの薬物精製工場の摘発件数は45回だ。

 width=■アルゼンチンへのミルク密輸 La Razónの記事
アルゼンチンへのミルクの密輸が横行しているという。価格の安い国内から同国に持ち出し、転売を図って利益を狙う行為だ。国内最大の乳業メーカーPILが、この密輸の横行を報告した。タリハ、ポトシ県を通じ、とくに粉ミルクの違法な持ち出しが続いているという。税関に対し、取締りの強化を求めた。

■黒塗りサヤ、自粛求める La Patríaの記事
アフリカ系黒人のアフロボリビアーノの団体は、「黒塗りサヤ」の自粛を求めた。サヤはアフリカ系音楽発祥のフォルクローレのリズムで、国内で踊られる際、黒人を模して身体を黒く塗る場合がある。しかし同団体は、この黒塗りはアフロボリビアーノを揶揄したもので、不適切と断じた。同団体は黒人の特徴を強調したトゥンディキのダンスも問題視している。


【ペルー】

■コルカ谷、350万ソルの損失 La Repúblicaの記事
アレキパ県のカニョン・デル・コルカの観光は、350万ソルを損なったという。8月14日夜、カイリョマ郡で直下型の地震が発生し、4人が死亡したほか多くの建物が倒壊する被害が出た。コルカ谷に向かう主要道路も損傷を受け、一時観光が停止する事態となった。現在、観光は再開されているが地震前の水準には戻っていない。

■チムー文化期の墓発見 Perú21の記事
ランバエケ県で、先コロンビア時代のチムー文化期の墓が新たに発見された。考古学者のカルロス・ウェステル氏が明らかにしたものだ。この墓は1000年前のものと推定され、17体の埋葬された痕跡も見つかっている。また宗教的な意味を持つとみられる装飾具や陶器なども出土している。


【チリ】

■プンタ・アレーナス-ウシュアイア線、11月から BioBio Chileの記事
国内南端、第12(マガジャネス)州のプンタ・アレーナスと、アルゼンチン南端のウシュアイアを結ぶ定期便が11月に就航する。リージョナル航空会社DAPが新たに路線を開設するものだ。水、土曜の週2往復の運航で、とくに観光需要の掘り起こしが期待される。DAPはプンタ・アレーナスをベースに、国内パタゴニア路線などを展開している。

■ラゴス氏、出馬表明 BioBio Chileの記事
上院議長のリカルド・ラゴス・ウェーベル氏が、次期大統領選への出馬を表明した。同氏は元大統領のリカルド・ラゴス氏の息子にあたる。同氏はこの出馬表明で、父親のラゴス氏からも「支持」得たことを明らかにした。ラゴス氏はミチェル・バチェレ大統領と同じく中道左派だが、バチェレ政権の歴史的低支持の影響も懸念される。


【アルゼンチン】

■サンマルティン線、機関車火災 Clarín.comの記事
2日朝、ブエノスアイレスの近郊鉄道サンマルティン線で、機関車から火が出たという。サンミゲルのベジャ・ビスタ駅近くで、レティーロ行きの編成の機関車から出火した。火はすぐ消し止められ大事には至らなかったが、この影響で同路線では遅れが生じた。出火した機関車は中国製で、2014年以降この型の機関車からの出火は6度めだという。

■レジ袋販売、年内いっぱい La Nacionの記事
ブエノスアイレス市内のスーパー店頭でのレジ袋販売は、年内いっぱいだという。市内ではゴミ減らしと環境対策のため、レジ袋の無料配布が禁じられ、販売されている。しかしこの販売も12月で打ち切られ、1月以降は利用者らがエコバッグなどを用意する必要があるという。

 width=■鶏肉輸出、29%減 La Nacionの記事
アルゼンチンからの鶏肉輸出は、大幅な落ち込みを見せた。この1~7月の輸出は、前年同期比で実に29%も減少したという。最大の輸出相手だったベネズエラの経済の混乱の影響に加え、中国産の鶏肉に輸出相手が奪われていることが原因だ。1~7月の輸出量は12万9千トン、輸出額は1億370万ドルだ。

■メンドサ空港、7日から閉鎖 Radio Mitreの記事
メンドサの空港は7日から、3か月間閉鎖される。同空港の滑走路の補修などの工事が行なわれるための措置だ。この間、同空港を発着する便の大半はサンフアンの空港に移管され、一部はサンラファエル、サンルイス空港への移管となる。メンドサのバスターミナルとサンフアン空港を結ぶシャトルバスが運行され、無料で利用できる。


【エクアドル】

■キトで大規模断水 El Comercioの記事
キト市内で大規模断水が起きている。水道会社によると市内北部の36地域で、水道供給が止まっているという。2日の朝から始まったこの断水は、エロイ・アルファロ通り、共和国通りの主要水道管の破裂によるものだ。水道会社は、同地域への水道供給の正常化は、3日になるとの見方を示した。


【コロンビア】

■貸自転車、闇市場へ Caracol Radioの記事
メデジンの公営貸自転車エンシクラの自転車が盗まれ、闇市場に転売されているという。市側はこの事業のため、市内に1000台の自転車を投入したが、現在使用できる状態なのは400台にとどまる。600台は盗まれ、闇市場に流れたとみられるという。公営貸自転車はキトやサンパウロ、ブエノスアイレスなどでも行なわれている。

■マリアノ・オスピナ橋の規制 Caracol Radioの記事
ククタにあるマリアノ・オスピナ橋の通行について、規制がなされている。この橋はスリア川にかかり、エル・スリアとの間を結んでいる。しかし橋の傷みが進んでいることから、20トンを超える重量のトラックについて通行が規制された。現在この橋の橋脚などのひび割れの補修などが行なわれているという。

■ブカラマンガ、アエロホテル Caracol Radioの記事
ブカラマンガ近郊に、アエロホテルがお目見えした。サン・ヒルで営業を開始したのは、CD6型の航空機を改造したホテルだ。この機は薬物輸送に使用されていたものが払い下げられたものだという。航空機を改造しホテルとした事例は、世界で2例めとみられる。このアエロホテルは、機首の操縦席部分も客室になっている。


【ベネズエラ】

■デモ参加者は110万人 Caracol Radioの記事
野党は、1日にカラカスで行なわれた反政府デモへの参加者が、110万人に達したと発表した。野党はニコラス・マドゥロ政権の退陣を目指し、この大規模デモを計画した。現在、リコールを求めた署名の有効性の確認を選管が進めており、デモ隊はリコール投票の実施などを訴えた。このデモは地方都市でも行なわれている。

■マラカイボで略奪 Sumariumの記事
スリア州都のマラカイボで、略奪事件が起きたという。1日夜、市内のペンキ販売店が群衆に襲われ、商品のペンキや店内の電気器具などが持ち出された。盗まれたペンキの量は、実に50ガロンに達する。国内では経済失政による物資不足が蔓延し、店舗やトラックを狙った略奪事件が頻発している。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■バスケス、テメルと会談へ El Paísの記事
ウルグアイのタバレ・バスケス大統領は、ブラジルのミシェル・テメル大統領と会談するという。ブラジルでは弾劾裁判によりジルマ・ルセフ氏が大統領職を罷免され、副大統領だった同氏が昇格した。今月ニューヨークで行われる国連総会の機会に、バスケス大統領とテメル大統領が会談すると、ウルグアイ外務省が明らかにした。

■ニカラグア農家、司法に反発 El Economistaの記事
ニカラグアの農家らは、司法の態度に反発している。同国では中国の資本により、太平洋とカリブ海を結ぶ新たな運河が建設中だ。しかしこのルート上の農家らは、一方的に農地が接収されることに反発し、反対運動を展開している。この工事差し止めなどを求めたが、最高裁がこの判断を先送りし、農家らが一斉に反発した。

■カルテス、標的か Caracol Radioの記事
パラグアイのオラシオ・カルテス大統領が、テロ攻撃などの標的になる可能性が指摘された。政府側が明らかにしたものだ。同国ではゲリラ組織の攻撃で兵8人が死亡する事件が発生し、さらに対麻薬組織の戦いの中で、こうしたテロが起きる可能性が高まっているという。

■キューバ、公務員課税 El Universoの記事
キューバ政府は、公務員の所得に対する課税を開始することを明らかにした。2日、政府系メディアが明らかにしたもので、10月1日から130万人の公務員に対する課税が始まるという。月収5000ペソ(200ドル)の労働者の場合、5%の所得税がかけられる。ベネズエラの経済悪化で国家財政が厳しい状態になっていることを受けた措置とみられる。

■唯一のATMが故障 ABC Colorの記事
パラグアイの、アルト・パラグアイ県内にある唯一の銀行自動機(ATM)が故障しているという。BNFの支店に設置されているATMは使用できず、給与の引き出しなどをしようとする市民が困っている。ATMシステム側によると、何らかの通信上の問題でデータのやりとりができず、使用できない状態になっているとみられるという。


【サイエンス・統計】

■ジカ熱、まだ対策必要 News24の記事
世界保健機関(WHO)は、ジカ熱に対する警戒と対策が必要と指摘した。ブラジルを震源にラテンアメリカに広がったこの感染症は、新規感染が減少傾向にあると分析されている。しかしWHOは、感染拡大は今後も起きるおそれがあり、警戒を継続する必要があると断じた。この感染症に妊婦が感染すると、胎児に小頭症などの症状が現れることが指摘されている。