2016.09.04

【ボリビア】

■バスが谷に転落、11人死亡 El Díaの記事
サンタクルスからスクレに向かっていたバスの便が谷に転落し、多くの死傷者が出ている。現場となったのはこのルートのマイラナ峠だ。3日未明、トランス・カピタル社の便が道路を外れて谷に転落した。この事故で11人が死亡し、40人が負傷している。運転手がカーブに気づかず、直進したのではないかとみられている。

■エボ、退任に言及 El Díaの記事
エボ・モラレス大統領は、2020年1月で大統領府を「出る」考えを示した。オルーロで採択された現行憲法の規定で、モラレス大統領は次期選挙に出馬はできない。与党や支持者らは再選の道を模索しているが、この2月に行なわれた憲法改正で多選規定の改正は否決されていた。モラレス大統領はパンド県で、2020年には大統領を退任するとの見方を示した。

■ロメロ大臣、動画は正しい El Díaの記事
カルロス・ロメロ大臣は、公開された動画を「正しい」と認めた。社会闘争の現場でロドルフォ・イリャネス副大臣が連れ去られ、後に遺体で発見された。この拉致現場を映した動画が公開され、携帯電話で会話をしていたのが自身であるとロメロ大臣が認めたものだ。イリャネス副大臣は激しい拷問を受け、死亡したとみられている。

■コカ葉合法枠、2万haに Página Sieteの記事
フェリペ・カセレス副大臣は、コカ葉の合法生産枠を2万ヘクタールに増やすことを明らかにした。アンデス原産のハーブであるコカ葉はコカインの原料になることから、その生産や流通は法令1008号で規制されている。政府はこの合法枠の面積を広げることを検討していた。一方この増枠に対し、取締り強化を求める米国は反発している。

■エボ、ペルーとの関係を重視 El Deberの記事
エボ・モラレス大統領は、ペルーとの関係が重要と位置づけた。両国はまさに「兄弟国」だが、それぞれの政権の通商政策は大きく隔たっている。しかしこの11月4日に、両国の共同閣議がスクレで開かれることになり、モラレス大統領は関係の強化に意欲を示した。政府は外港機能をチリ北部の港湾から、ペルー南部のイロ、マタラニに移す方針を示している。

■ハイライトはオルーロ-ラパス間 El Mundoの記事
ダカールラリー2017の国内ルートでのハイライトは、オルーロ-ラパス間だという。フアン・ラモン・キンタナ大臣が明らかにしたものだ。政府とラリー主催側は、来年1月のラリーはこの2年、ハイライトとなっていたウユニ塩湖を通過しないことを明らかにした。これに代わり、オルーロ-ラパス間がその位置を占めるという。

■エルサルバドル、大使館開設へ La Razónの記事
エルサルバドルは、ラパスに新たに大使館を開設する。サルバドール・サンチェス・セレン大統領が明らかにしたものだ。両国はこの7月、外交関係の強化などで合意しており、この中には相互に大使館を置くことも含まれていた。この合意に基づき、ラパス市内に今月7日、エルサルバドルの大使館が開かれる。

■非識字率、3%に El Díaの記事
ボリビア国民のうち、文字の読み書きができない人の割合は、3%だという。教育省の識字向上担当のラミロ・トラバ氏が明らかにした数字だ。2001年時点で、非識字率は13%だったが、2006年に誕生したエボ・モラレス政権が識字向上運動を展開し、この数字が劇的に下がった。しかし教育省は、この数字が将来的に0%になることを目指す方針だ。

■オルーロ、テレフェリコ保証 La Patríaの記事
オルーロ市は、市内のテレフェリコ(ロープウェイ)建設工事を「保証」した。市内中心部とサンタバルバラ山を結ぶこの観光用テレフェリコは、7月末の完成予定が11月にずれ込んだ。建設資金の問題が浮上しているが、エドガル・バサン市長はこの工事と資金融通を保証することを明らかにした。

■スリマナ、ティンクの新曲 La Patríaの記事
女性音楽グループ「スリマナ」は、ティンク(トナーダ)の新曲を発表した。結成20年を迎える同グループは、9枚めのアルバムを発表した。この中心となるのがティンク(トナーダ)の「ムナスカイ・ビディータ」で、この楽曲のビデオクリップも発表している。同グループは1994年にコチャバンバで結成され、女性グループの草分け的存在となっている。


【ペルー】

■キヌアのハンバーガー Los Andesの記事
キヌアを使ったハンバーガーが提案された。国内グルメの祭典であるミストゥーラで、出展したシェフが提案したものだ。5トンのキヌアを消費するため、5ソルの価格で売り出すハンバーガーで「5×5」と命名されている。国際キヌア年だった2013年をピークに、キヌア輸出が減っており、国内での需要拡大が大きな課題となっている。

■ワヌコ、誤爆で兵死亡 El Comercioの記事
ワヌコの基地で、手榴弾の誤爆により、兵1人が死亡した。死亡したのは115部隊に所属する男性兵だ。手榴弾を使用した訓練中、誤って爆発させたという。またこの誤爆で、3人の兵らが負傷し、このうちの1人は重篤な状態にある。負傷者らは軍病院で今も手当てを受けている。


【チリ】

■航空各社、増便体制 La Terceraの記事
航空各社はパトリアス祭に向け、増便体制をとる。今月18日の独立記念日前後、15~19日はパトリアス祭の休みとなり、多くの人が国内外を旅行する。最大手のLATAMはこの期間中、すでに9万件の予約を受けている状態で、今後需要の高い路線で便を増やす方針だ。またLCCのスカイ航空でも、すでに予約率が80%を超えており、同様に増便を検討する。

■高血圧症と糖尿病が増加 La Terceraの記事
高血圧症や糖尿病の関連で死亡する国民が増えている。国立統計機構(INE)が国民の死因についての調査結果を示したものだ。この内容によると2011年から2014年の3年で、高血圧症が直接、間接的要因で死亡した人は63%、糖尿病は56%増えた。食生活や運動不足などによる生活習慣が、チリ国民の保健福祉の大きな課題であることを浮き彫りにした。

■各地でロデオ反対行進 BioBio Chileの記事
国内各地で、ロデオに反対する行進が行なわれた。動物愛護団体が呼びかけたもので、サンティアゴのほかバルパライソ、イキケ、アントファガスタ、プエルト・モントなどで行なわれたものだ。国内ではニュニョアやレコレタでこれからの時季、ロデオが盛んに行なわれる。しかし団体は、動物の虐待にあたるとして、反対運動を展開している。

■3号と6号、試運転開始へ BioBio Chileの記事
サンティアゴのメトロ(地下鉄)3号線と6号線では、いよいよ試運転が始まるという。アンドレス・ゴメス・ロボ交通通信相が明らかにしたものだ。現在建設作業中の両路線で、使用される車輛を使った試運転が近く開始される。両路線とも、来年の下半期には開業となる見通しだ。


【アルゼンチン】

■マクリ、中国へ Clarín.comの記事
マウリシオ・マクリ大統領はG20参加のため、中国を訪れた。マクリ大統領は同国の習近平国家主席と短い会談を行ない、また同国の企業トップらとの精力的な会談に応じている。一方、会談が予定されていたロシアのウラジミール・プーチン大統領との会談は、今回は見合されることになった。

■レジ袋販売終了に不満の声も La Nacionの記事
ブエノスアイレスのスーパーでのレジ袋販売終了に、不満の声もある。環境対策でレジ袋の無料配布は行なわれず、販売される形になっている。しかし来年1月から、この販売も終了し利用客は各自エコバッグなどを用意することが必要となる。しかし利用者の間から、「バッグを忘れたら買い物ができない」「気軽にスーパーに寄ることができなくなる」などの声が上がっている。

■ロカ線、間引き運行 Clarín.comの記事
ブエノスアイレスの近郊鉄道ロカ線は、間引き運転となる。運営するTBAによると、3日22時から4日朝10時にかけて、同路線の便は大幅に減らされるという。複数の駅での工事が行なわれるため、一部のプラットホームが閉鎖されるためだ。またこの工事期間中、電車の利用はできず、すべてディーゼルカーでの運転になるという。

■サンフアン産ワイン、日本で最高賞 La Nacionの記事
サンフアン州のボデガ(ワイナリー)のワインが、日本で最高の評価を受けた。東京で開かれたワインの国際フェリアで、「Pyros」のワインが最高賞を得たものだ。米国やチリ、ニュージーランド、南アフリカ共和国産の優れたワインを抑えての優勝だ。このワインはアンデス斜面の標高1400メートルでつくられたマルベックブドウを原料に製造されている。


【エクアドル】

■国産マンゴー、中国へ El Universoの記事
国内のマンゴー生産者らは、中国市場を狙っている。国内ではグアヤス県などコスタ(海岸)でマンゴー生産が盛んで、この9月から出荷のシーズンを迎える。グアヤキルではこのマンゴーの売り込みを図るイベントが行なわれており、とくに中国企業への熱心な売り込みが行なわれている。国産マンゴーの輸出に占める相手国の割合では、米国が90%を占めている。


【コロンビア】

■9月26日、停戦調印 El Universoの記事
フアン・マヌエル・サントス大統領は、今月26日にカルタヘナで、停戦についての調印を行なうと発表した。国内では政府と、左翼ゲリラ組織コロンビア革命軍(FARC)による内戦が50年以上続いている。両者はこの6月に和平合意し、8月には停戦に合意した。双方が顔を揃えての調印が26日に実現するとサントス大統領が発表した。

■対外債務、1159億ドル Caracol Radioの記事
コロンビアが抱えるこの5月時点での対外債務は、1159億6600万ドルだという。中央銀行が3日、明らかにした数字だ。この額は、国内総生産(GDP)の41.3%に相当する。公的分野の債務額は694億2900万ドルでGDPの24.9%を占め、民間分野の債務額は465億3700万ドルとなっている。

■7月の輸出、27.3%減 Caracol Radioの記事
コロンビアからのこの7月の輸出は、前年同期比で27.3%の減少だ。国の統計機関DANEが明らかにした数字だ。原油エネルギー価格の下落などを受け、輸出額は減少が続いている。1~7月の輸出総額は155億1900万ドルで、前年同期の222億8700万ドルから25.8%の減少だ。

■マルペロ島、捜索続く Caracol Radioの記事
カリブ海に浮かぶマルペロ島では、不明者の捜索が続いている。メデジンからこの島を訪れた25人のグループが、この島で行方不明になっているものだ。海軍は、島周辺で潜水夫を動員し、不明者の手がかりを求めている。しかし今の時点で、この不明者につながるようなものは発見されていない。


【ベネズエラ】

■反政府デモで30人逮捕 El Universoの記事
1日に国内各地で行なわれた反政府デモで、合わせて30人が逮捕されたままだという。議会で多数を占める野党が中心となり、ニコラス・マドゥロ政権の退陣を求めたデモがカラカスなどで行なわれた。野党発表で、このデモに参加した人の数は110万人となっている。一時デモ参加者90人が拘束されたが、漸次解放されている。

■野党、闘争を継続 El Universoの記事
野党は、政権に対する闘争を継続する構えだ。1日、カラカスなどで行なわれた、ニコラス・マドゥロ政権退陣を求めた大規模デモは、110万人が参加し成功した。野党はさらに今月7日、14日に同様のデモを計画している。野党はリコールを求めた国民からの署名を提出し、選管によるその審査結果を待っているところだ。世論調査では国民の75%が、政権交代を望んでいる。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■アラス・ウルグアイ、危機深刻化 El Paísの記事
今年参入したばかりの航空会社アラス・ウルグアイの危機が深刻化している。同社によると財政上の問題から、職域年金や健康保険の適用が、受けられなくなっているという。同社は2012年に破綻したプルーナ航空の元職員らによる航空会社だ。政府側も同社の財政難を把握しており、定期旅客航空から撤退し、チャーター便運航に特化する案などが出ている。

■キューバ、風力発電公園 Caracol Radioの記事
キューバ国内に、新たに風力発電公園が整備される。同国の国営エネルギー会社UNEと、スペインのガメサ社が共同で手がける事業だ。5~10メガワットを発電する風車を、国内に設置するもので、最終的に750メガワットの発電を目指す。現在、この風力発電公園設置の場所の選定などを進めている段階だ。

■対ブラジル、再考へ Caracol Radioの記事
エルサルバドルのサルバドール・サンチェス・セレン大統領は、ブラジルとの政治的関係について「再考する」と語った。同国では弾劾裁判でジルマ・ルセフ氏が大統領から罷免され、副大統領だったミシェル・テメル氏が昇格した。セレン大統領はこの事態を「クーデターだ」と批判し、国同士の関係について考え直す必要があると語った。