2016.09.10

【ボリビア】

■ラグーナ・コロラダの危機 El Deberの記事
ポトシ県のチリ国境にあるラグーナ・コロラダが危機にあるという。プランクトンの影響で湖面が赤く見えるこの湖は、フラミンゴの棲息地として知られる。しかし気候変動の影響で湖の水量が減少し続け、このままでは干上がる可能性もある。湖面はこの1年で10センチ下がっており、フラミンゴの数も減っている状態にある。

■チリ外相、シララ訪問に意欲 Página Sieteの記事
チリのエラルド・ムニョス外相は、シララ訪問に意欲を示した。歩と県南部のシララ水系から、チリが百年以上にわたり無許可取水を行なっている問題を、ボリビアはハーグの国際司法裁判所に提起した。これを受け同国の下院議員のグループがシララ視察を行なった。ムニョス外相は、時期は明示しないものの、同じく訪問を行ないたいと語った。

■COB、ダイナマイト対話を求める Página Sieteの記事
有力労働組合連合COBは、政府と鉱山労働者の双方に、ダイナマイト使用の標準化などについての対話を行なうよう求めた。政府は、社会闘争の現場へのこの爆発物持ち込みを禁じたが、力の象徴と位置づける鉱山労働者らが反発している。COBは対話による解決が望ましいとして双方に歩み寄りを求めた。

■催涙ガスで家畜に影響 Erbolの記事
社会闘争の現場で使用された催涙ガスが、地域で飼われる家畜に影響を及ぼしている。オルーロ県のカラコリョで報告されたものだ。先月、鉱山の協同組合連合の闘争で封鎖された現地では、鎮圧行動のためガスが使用された。このガスの影響で、地域で飼育されているリャマやヒツジに中毒とみられる症状が現れているという。

■アポロで事故、2人死亡 El Deberの記事
ラパス県北部のアポロで、バス事故があった。アポロに向かっていたアルティプラーノ社の便が、谷に転落したという。この事故で2人が死亡し、40人が負傷した。負傷者らはアポロの医療機関に搬送されたが対応が間に合わず、一部はエルアルトの空路輸送された。警察が事故原因などについて調べを進めている。

■活動家ら、危険性を指摘 Página Sieteの記事
活動家らが、遺伝子組み換え食品の危険性を、あらためて指摘した。少雨の影響で飼料価格が高騰したことを受け、養鶏業者向けなどに政府はこれまでの禁を破り、遺伝子組み換えトウモロコシの輸入を一部解禁した。活動家らはこうした遺伝子組み換え食品の危険性を指摘し、政府に対し再び禁輸とするよう求めた。

■アルゼンチンと安全合意 Página Sieteの記事
カルロス・ロメロ大臣は、アルゼンチンのパトリシア・ブルリッチ安全相と会談し、両国国境での安全対策などについて合意した。両国国境では麻薬組織の暗躍や、人身売買などが今も起きていることが指摘されている。両国は安全保障のため、この国境エリアでの取り組みを強化し、協力関係を構築することに合意した。

■オルーロ、非識字率1.73% La Patríaの記事
オルーロ県民に占める非識字者の割合は、1.73%に下がったという。ユネスコと同県の教育局が明らかにしたものだ。エボ・モラレス政権は2006年以降、識字率の上昇を目指して取り組みを開始した。以後国内の非識字率の割合は下がり続け、オルーロ県でも過去もっとも低い数字となったという。2012年時点の調査では、非識字率は4%だった。

■BID、ティティカカ保全に8600万ドル La Razónの記事
米州開発銀行(BID)は、ペルーとの国境をなすティティカカ湖の保全に、8600万ドルを投じる。ティティカカ湖は生活排水や、周辺鉱山からの廃水流入で、汚染が進んでいることが報告されている。ボリビア、ペルー両国はこの汚染対策を今後展開することで合意しており、BIDがこれに資金を投じるものだ。

■スクレ、音楽とダンスの週末 Correo del Surの記事
スクレはこの週末、音楽とダンスに包まれる。市内では聖母グアダルーペ祭が開幕したもので、フォルクローレ音楽とダンスのパレードが始まったものだ。中心部の5月25日広場などで、多くのグループがダンスを披露した。国内ではフォルクローレの祭典、オルーロのカルナバルがユネスコ無形文化遺産に登録されている。


【ペルー】

■PPK、貧困率10%目標 El Comercioの記事
ペドロ・パブロ・クチンスキー大統領は、自身の任期末である2021年までに、国内の貧困率を10%に引き下げる目標を示した。この7月に就任した同大統領は、選挙期間中から貧困対策に注力する姿勢を示していた。同大統領は国民に対し、この数字を実現するために「ともに働こう」と呼びかけた。

■ザッカーバーグ氏、ペルーへ El Comecioの記事
Facebookを創設した起業家、マーク・ザッカーバーグ氏がこの11月、ペルーを訪れる。リマではAPECの総会が開かれるが、各国企業による会議に、同氏が参加するという。同氏とペドロ・パブロ・クチンスキー大統領の間で、参加が合意された。同氏は、この会議において社会開発などについて発言するという。

■アレキパ空港で爆弾騒ぎ El Comercioの記事
アレキパのアルフレド・ロドリゲス・バリョン空港で8日、爆弾騒ぎが起きた。同空港を出発予定のLATAMペルー機に爆弾を仕かけたとの脅迫電話が、空港側にあったものだ。警察が出動し機内や空港施設を調べたが、不審物は見つからなかった。この事件で、およそ2時間にわたり空港は閉鎖され、便に遅れが生じた。

■チャンチャン、新たなワカか El Comercioの記事
ラ・リベルタ県のチャンチャンで、新たな「ワカ」が見つかったという。トルヒーリョ近郊にあるこの地は、先コロンビア時代のチムー文化の中心地だ。遺跡周辺には月のワカ、太陽のワカなどのワカが点在するが、新たに「ワカ・トレド」が発見されたという。このワカは14世紀後半につくられたとみられ、長さは27メートル、幅は1.8メートルだ。


【チリ】

■ポケモンGO殺人か La Terceraの記事
第6(オイヒンス)州都ランカグアで起きた殺人事件の原因が、「ポケモンGO」であった可能性がある。7日夜、市内の街路で18歳の男性が殺害された。携帯電話でこのゲームをしていた際に、何者かに胸部を殴られ、死亡したものだ。警察によると男性は奪われたものはなく、このゲームを通じた何らかのトラブルが原因の可能性が高いとみている。

■メトロ駅で爆弾騒ぎ La Terceraの記事
サンティアゴのメトロ(地下鉄)駅で、爆弾騒ぎがあった。2号線のターミナル駅、ラ・システルナで不審物が見つかり、爆発物である可能性から警察に通報があったものだ。爆発物処理班が出動し処理にあたったが、この不審物は単なる忘れ物であることが判明した。この袋の中には、リモートコントロール機能のある玩具が入っていた。


【アルゼンチン】

■ビジャ・クレスポ、現場事故 Clarín.comの記事
ブエノスアイレスのビジャ・クレスポの建設現場で、崩落事故があった。レメディオス・デ・エスカラダ通りの住宅建設現場で9日朝、突然工事中の壁が崩れた。この事故で、作業にあたっていた26歳の男性が死亡し、2人が負傷している。警察は施工ミスが原因とみて調べを進めている。

■旅先の自撮りで死亡 La Nacionの記事
コロンビアを旅行で訪れていたアルゼンチンの23歳の男性が、「自撮り」で死亡したという。この男性は同国のサンタマルタを訪れ、郊外の滝で自撮りを行なおうとした。この際、誤って転落し、岩などで頭を強打し死亡したものだ。搬送された病院によると、この男性は頭蓋骨を骨折していたという。

■テロの疑いでレバノン人逮捕 La Nacionの記事
ブエノスアイレスのエセイサ国際空港で、テロを企図した容疑でレバノン国籍の男が逮捕された。この男は、パラグアイで発行されたよう装った偽造書類で、アルゼンチンに入国を試みた。しかし調べの末、ブラジル政府からテロ容疑で手配されていた男であることが判明したという。この男らのグループは、オリンピックを狙い、テロを企図したとみられている。

■コレクティーボ60番でスト Clarín.comの記事
ブエノスアイレスのコレクティーボ(路線バス)の60番系統で、ストライキが行なわれている。同系統のバラカスの車庫で、職員がバス車輛に轢かれ、死亡する事故が起きた。運転手らの組合は、この事故原因の追究や責任を求め、ストライキに突入したという。この60番のコレクティーボはバラカスとティグレを結んでいる。


【エクアドル】

■クエンカ空港、再開前倒しか El Comercioの記事
クエンカのマリスカル・ラマール空港の再開が、前倒しされる可能性が高まった。同空港は滑走路再舗装などのため、8月20日から閉鎖されている。9月19日の再開が予定されているが、工事の進捗が順調なことから、再開時期が早まる見通しだという。現在キト、グアヤキルとクエンカの間では、シャトルバスが運行されている。

■デングが依然脅威 El Comercioの記事
国内では依然として、デングが国民的脅威だ。保健省によるとこの1月から9月9日までに、国内でデングに感染した人は1万2千人に達したという。国内ではコスタ(海岸)やアマゾン地方で、ネッタイシマカが媒介するこの感染症が起きやすい。また同じ蚊が媒介するチクングニヤ熱についてはこの期間、感染者は1714件だった。


【コロンビア】

■エクアドル、コスタリカと環境協議 Caracol Radioの記事
フアン・マヌエル・サントス大統領は、エクアドル、コスタリカ両国と環境問題についての協議を行なうことを明らかにした。エクアドルのガラパゴス諸島で3か国の大統領が、環境についての意見交換と、今後について話し合うという。3か国はいずれも、動植物や自然環境の保全について、大きなテーマを抱えている。

■ムヒカ氏、メデジンへ Caracol Radioの記事
ウルグアイのホセ・ムヒカ前大統領が、メデジンを訪れる。コロンビアと左翼ゲリラ組織コロンビア革命軍は(FARC)は和平、停戦に合意し、この件についての国民投票が10月2日に行われる。政府側の招きで、この投票に向けた活動のため、ムヒカ氏は15日にメデジン入りする。ムヒカ氏は「世界でもっとも貧しい大統領」だったとして知られ、今もラテンアメリカで人気が高い。


【ベネズエラ】

■野党、嫌がらせを告発 El Universoの記事
野党は、リーダーのエンリケ・カプリレス氏に対する、政府からの嫌がらせを告発した。同氏はマルガリータ島に空路で入ったが、荷物検査に異様な時間を要し、ほかの乗客とともに4時間待ったという。同氏のこの島の訪問は政治目的ではないが、政府側は同氏に対する執拗な検査を続けているという。

■観光客、ドル払いの義務化 El Universoの記事
国内を訪れる観光客はこの6月頃から、ドル払いが義務化されているという。国内の主要ホテルの支払いや、クレジットカード、デビッドカードの支払いの際、ボリバールではななくドルでの支払いが求められている。闇レートが存在し、ボリバール払いの割安感があったが、観光客についてはこれを認めなくなった。

■ひもじい、53.9% Notimericaの記事
ベネズエラ国民の実に53.9%は、「ひもじい思い」をしているという。経済失政により国内では物資不足が続き、食料品の調達が困難な状態が続いている。コンサルタント企業の調査で、十分な食事をとっていると答えた国民は24.2%にとどまり、62.3%はこの事態で体重が減ったと答えた。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■眞子さま、式典にご参列 La Naciónの記事
パラグアイを訪問中の眞子さまは、移民80年の式典に参列された。パラグアイ政府の招きによるこのご訪問は、移民を通じた日本からの支援への感謝が示したものだ。この式典には、オラシオ・カルテス大統領も参列している。眞子さまは14日までの滞在期間中、エンカルナシオンなどの日本人コミュニティを訪問される予定だ。

■スカイ航空、モンテビデオへ Caribbean Newsの記事
ウルグアイの首都モンテビデオに、チリのLCCスカイ航空が乗り入れる。同社が新たに開設するのは、サンティアゴとモンテビデオのカラスコ国際空港を結ぶ路線だ。9月12日から、毎日1往復を運航する。最初の便の到着時には、ウルグアイのベンハミン・リベロフ観光副相が迎える予定だ。使用機材は180人乗りのエアバスA320型機だ。

■エルサルバドル、殺人9.8%減 Caracol Radioの記事
エルサルバドルでのこの1~8月の殺人発生数は3837件だった。同国警察が明らかにしたもので、前年同期の4253件から、9.8%のマイナスとなった。同国ではマラと呼ばれる犯罪組織の横行で殺人発生が2015年、急増していた。政府はこの事態を重く見て、治安対策を強化している。現在、同国の人口当たり殺人数は世界トップクラスとなっている。