2016.09.12

【ボリビア】

■ハーグ、シララ視察か Página Sieteの記事
ハーグの国際司法裁判所側も、ポトシ県のシララを視察する可能性がある。この水系の水を百年以上にわたり無許可取水しているとして、ボリビアはチリを同裁判所に訴えた。ハーグ側もこの訴えの内容を精査する必要があり、この現地視察を計画しているという。チリの下院議員らが先週、この視察を行なったばかりだ。

■Comibol、39%掌握 El Deberの記事
鉱山法改正で、ボリビア鉱山公社(Comibol)が国内鉱山の実に39%を掌握することになるという。協同組合運営の鉱山が、税納付などにおいて民間企業の隠れ蓑となっていることなどを受け、政府側はこの改正を諮っている。一方、鉱山の専門家はこの鉱山法改正で、事態の透明化が図れるかどうかについては、疑問を呈している。

■ルレナバケ、ビザで窮地に Página Sieteの記事
ベニ県のルレナバケは、イスラエル人に対するビザの問題で、窮地に立たされている。ルレナバケは国内のアマゾン観光のゲートにあたる。政府は新たにイスラエル人に対しビザ取得を義務づけたが、この地の観光を支えてきたのがイスラエルからの観光客で、この町を訪れる人が大幅に減っているという。

■エボ、通行料値上げ議論求める La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は、高速道路の通行料値上げについての議論の活性化を求めた。交通行政はこの値上げを実施しようとしているが、陸運業界などが反発を見せている。モラレス大統領は道路体制維持のための値上げも、値上げによる陸運業界への影響も理解した上で、双方が納得できる議論の深まりを求めた。

■ポルベニール虐殺から8年 La Razónの記事
パンド県のポルベニールでは11日、虐殺事件から8年が経過したことを受けた追悼式典が行なわれた。政府が主催したこの式典は、農業従事者ら13人が殺害され、30人以上が負傷した事件の風化を防ぐものだ。この事件により当時の県知事は逮捕され、事件背後にあるとされる米国とボリビアの関係は、悪化したままとなっている。

■酔ってパトカーを運転か El Díaの記事
サンタクルスの警察官が、酒に酔って警察車輛を運転した可能性があるという。市内の運河に、警察車輛が転落する事故が起きた。事故当時、この車輛を運転していた男性警察官が、酒酔いであった可能性が高いという。警察は、酒酔い運転であっただけでなく、執務中に酒を飲んでいた可能性も問題視している。

■バス利用者、減る El Díaの記事
サンタクルスのビモダルバスターミナルを利用した人はこの上半期、前年同期比でわずかながら減ったという。ターミナル側によると、この期の総利用者は166万5394人で、前年同期の166万6676人から千人ほど減った。天候の理由による運転状況の問題と、長距離便についての空路シフトがあった可能性があるという。

■オルーロのテレフェリコ、11月には竣工 La Patríaの記事
ビクトル・ウゴ・バスケス知事は、オルーロに建設中のテレフェリコ(ロープウェイ)について、11月じゅうには竣工すると断じた。市内とサンタバルバラ山との間に建設中のこのテレフェリコは、観光用のものだ。7月末に完成予定だったが、この予定は11月8日に延期されている。


【ペルー】

■PPK、中国へ El Comercioの記事
ペドロ・パブロ・クチンスキー大統領が、中国に向けて旅立った。13日から16日まで北京に滞在し、習近平国家主席との会談が予定されている。7月28日に就任した同大統領にとって、初めての本格的外遊だ。エコノミスト出身の同大統領は、中国との経済関係をとくに重要視している。

■爆弾騒ぎ、過剰反応か Perú21の記事
アレキパの空港で起きた爆弾騒ぎは、乗客の冗談に対する過剰反応だった。LATAMペルーの便に爆発物がある可能性があるとして、空港が一時閉鎖れたものだ。警察の調べで、女性乗客の「爆弾でももっているのではないか」という冗談に、過剰に反応したためだと分かったという。この女性に対する、法的追及などは行なわれない。


【チリ】

■クーデター43年のデモ El Universoの記事
11日、国内各地で軍事クーデターから43年のデモが行なわれた。1973年のこの日、軍によるクーデターが発生し、その後アウグスト・ピノチェト将軍による独裁体制が続いた。毎年この日にはデモが行なわれ、このクーデターの真実と正義を求める声が上がる。この日のデモでもサンティアゴなとで一部の暴徒化が発生し、警察が催涙ガス弾を使用した。

■化学プラント爆発、死者1人 La Terceraの記事
第2州都アントファガスタの化学プラントで起きた爆発事故で、1人の死亡が確認された。ヌド・ウリベにあるプラントで起きたこの爆発で、職員2人が不明となっていたが、1人が遺体で発見されたという。現在、消防士が重装備の上現場に入っており、残る1人の捜索を続けている。


【アルゼンチン】

■政府、タンザニアに見舞い Caracol Radioの記事
外務省はタンザニア政府に対し、見舞いのコメントを出した。10日、同国北西部のビクトリア湖周辺でマグニチュード5.7の地震が発生し、これまでに16人の死亡、200人以上の負傷が伝えられている。外務省は被災者に対する見舞いと、タンザニア国民への連帯をこのコメントで表した。

■一ドル、18ペソの予想 La Nacionの記事
政府、民間とも2017年には、1ドルは18ペソ台になるとの予想を示している。現在は1ドルは15ペソ台中盤だが、中央銀行はこの12月には16ペソ台に突入し、来年には18ペソ台となるとの予測を示した。また民間のアナリストも、来年には1ドルは18ペソ台中盤から19ペソ台前半になるとの見通しを示した。

■運転練習で池に転落 Clarín.comの記事
ブエノスアイレスのグアレグアイチュで、運転練習をしていた乗用車が池に転落する事故が起きた。サンミゲルに住む21歳の女性が、ウンスエ公園で車の運転の練習を行なっていた。この際に道路を外れて池の中に転落したという。潜水夫により女性は救出されたが死亡が確認された。同乗していた交際相手の男性も、負傷している。

■消防士、日本のロボット大会に挑戦 Clarín.comの記事
ブエノスアイレスの27歳の消防士男性が、ロボット大会出場のため日本に向かう。ピラールの消防隊に所属するセバスティアン・エセキエル・アギレラさんは、働く傍らロボット研究、制作に努めていたという。国内の大会で優勝し、この年末に東京で行なわれる国際大会への出場権を手にした。


【エクアドル】

■ポルトビエホ、15棟浸水 El Universoの記事
マナビ県都ポルトビエホでは、住宅15棟で浸水が起きたという。この事態が起きたのは市郊外のエル・パライソ地区だ。地域に水道水を供給する主要水道管が破裂し、多くの水が噴出した。この影響で、現場に近い住宅で浸水被害が生じたものだ。ある住宅では、一階のベッドの上まで、水が到達したという。


【コロンビア】

■虐待で「コヨーテ」を逮捕 Caracol Radioの記事
キューバ人の移民に対する虐待の容疑で、「コヨーテ」の2人が逮捕された。コヨーテは、違法移民などを指南するガイド役だ。このコヨーテにはキューバ人への暴力や殺人の容疑がかけられている。キューバから北米を目指す移民らは、エクアドルに入国後陸路でコロンビア、中米を経由することが多い。

■サンアンドレス島、殺人が減少 Caracol Radioの記事
カリブ海に浮かぶサンアンドレス諸島では今年、殺人が大幅に減っている。この島の警察によると、今年1~8月に発生した殺人件数は、7件にとどまる。この数は、前年同期の12件に比して43%の減少だ。この島の住民はおよそ10万人で、この期間中には7万人の観光客が訪れている。


【ベネズエラ】

■カプリレス氏、非同盟諸国に呼びかけ Ultima Horaの記事
野党リーダーのエンリケ・カプリレス氏は、非同盟諸国に対し「今のベネズエラを客観的に評価してほしい」と呼びかけた。マルガリータ島ではこの13日から、非同盟諸国の国際会議が開かれる。多くの首脳が参列するが、同氏はベネズエラの「翳の面」にも目を向けるよう、参加各国に呼びかけた。国内では経済、政治の混乱が続いている状態だ。

■ファベラでスープ作り El Salvadorの記事
カラカスのファベラ(スラム街)で、住民らが共同でスープを作った。この取り組みが行なわれたのは、国内最大のファベラであるカラカス東部のラ・ウニオンだ。経済失政で物資不足が続く中、このファベラの多くの住民は飢えた状態にある。およそ300人の住民が、この飢餓に共同で立ち向かおうと、スープ作りを行なったものだ。

■マドゥロのダイエット Sumariumの記事
ベネズエラ国民の間で、現在の状況を「マドゥロのダイエット」と呼ぶ動きが広がっている。ニコラス・マドゥロ政権の経済失政などのため国内では物資不足が蔓延し、とくに食料品の調達が難しくなっている。多くの国民が栄養不足に陥っているが、これを「マドゥロのダイエット」と冗談で呼ぶ表現が、定着しつつあるという。

■糖尿病患者の危機 El Tiempoの記事
糖尿病を抱える国民の多くが、きわめて厳しい状況に置かれているという。経済失政で物資不足が続く中、医薬品についても深刻な不足が伝えられている。糖尿病患者が命を維持する上で必要な、インスリンや治療薬の不足が全体の60%に達している。この状態が続けば、多くの糖尿病患者が命の危機に瀕するおそれがあるという。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■メキシコシティ、対ホモフォビア行進 Caracol Radioの記事
メキシコシティでは11日、ホモフォビアに反対する行進が行なわれた。前日の10日、国内各地で同性婚に反対するデモが行なわれたが、その一部の内容がホモフォビア(同性愛憎悪)に基づくものだった。LGBTなどが中心になり、同性婚ではなくホモフォビアに対するデモ行進が行なわれたものだ。ペニャ・ニエト政権は、同性婚の合法化方針を示している。

■ホンジュラス、衝突で3人死亡 Caracol Radioの記事
ホンジュラスの首都テグシガルパで、組織犯罪側と警官隊との間での衝突があった。国内ではパンディージャと呼ばれる組織犯罪メンバーによる犯罪が続いている。取締りを強める警察との間で11日未明、衝突が発生し、パンディージャの2人と警察官1人が銃撃戦の末、死亡した。

■男性教員が局部を露出 El Paísの記事
ウルグアイ、モンテビデオの学校の男性教員が生徒の前で局部を露出したとして、騒ぎになっている。校外授業のためバスで移動中、この男性教員は酒に酔った状態でパンツを脱いだという。生徒やその保護者から、性的虐待にあたるとの被害報告が出されている。また国の議会教員委員会でも、この問題が話し合われる事態となった。

■パナマ運河、クルーズ船230隻 Caracol Radioの記事
この10月から来年4月にかけて、パナマ運河を合わせて230隻のクルーズ船が通過するという。運河の管理側が明らかにしたものだ。南米から南極にかけてが夏となるこの時季、多くのクルーズ船がカリブ海や北米との間を航行する。今季は10月4日のクルーズ船通過に始まり、多くの航行の予約が入っているという。


【サイエンス・統計】

■パキスタン、牛市場への注意 Daily Timesの記事
パキスタンでは、家畜の市場が閑散としている。主に牛の売買が行なわれるこうした市場に近づくことを、保健当局が差し止めているためだ。同国ではダニが媒介するクリミア・コンゴ出血熱の感染が広がり、こうした市場が感染源になっている。家畜市場での売買は、きわめて低調な状態だ。