2016.09.15

【ボリビア】

■有史以来最悪の旱魃に El Deberの記事
ボリビアは現在、有史以来最悪の旱魃となっているという。オスカル・カブレラ副大臣が明らかにしたものだ。先の雨期が「空梅雨」だった影響で、国内では水不足が深刻化している。同副大臣は東部のチャコ地方と、西部のポトシ、オルーロ、ラパス県のアルティプラーノ(高地平原)は、過去もっとも深刻な渇水、旱魃となるの可能性が高いとした。

■農業、6.5%に影響か El Deberの記事
国内農産物の実に6.5%が、渇水や旱魃による影響を受ける可能性がある。セサル・コカリコ大臣が14日、明らかにした数字だ。国内では少雨による水不足が深刻化しており、とくに農業と畜産業の被害が大きい。農作物については、全国作地の6.5%が、この渇水、旱魃の影響で収穫ができなくなる見通しだという。

■渇水、GDPにも影響か El Díaの記事
国内で広がりつつある渇水、旱魃はボリビアの国内総生産(GDP)にも大きな影響を及ぼすという。中央銀行(BCB)のホルヘ・アリアス氏が14日、サンタクルスで語ったものだ。渇水や旱魃で国内の農業、畜産業が大きな被害を受け、ボリビア全体の経済、産業への影響が大きいと分析されるという。政府が目標とするGDP5%成長にも、翳を落とす可能性が高い。

■エボ「ペルーとの轍を踏むな」 La Razónの記事
エボ・モラレス大統領はチリに対し、「ペルーとの轍を踏まず、ボリビアと対話したほうがいい」と語った。ボリビアはチリに対し海岸線を要求し、ハーグの国際司法裁判所に裁定を求めている。チリとペルーの領海問題が同法廷に持ち込まれた際、司法はペルー側の主張を多く認める裁定を出した。モラレス大統領は、対話を拒むチリに対し、あらためて対話の機会を求めた。

■ハーグにシララ訪問を提案 Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領はハーグの国際司法裁判所に対し、ポトシ県のシララ水系の現地視察を提案した。チリがこの水系から百年以上にわたり、無許可取水を行なっている件をボリビアは同法廷に持ち込んでいる。モラレス大統領は、双方の口頭での主張だけでなく、現地を見てほしいと同法廷側に求めた。

■ロサリオ貿易区、20年使用せず Página Sieteの記事
ボリビアはアルゼンチン、ロサリオの自由貿易区を、20年間使用していない。ロサリオは南米有数の大河パラナ川に面する、同国北部有数の港湾都市だ。この町に自由貿易区が設けられているが、内陸国で国外に外港を設ける必要があるボリビアは、この自由貿易区をまったく利用していないという。ロサリオ市側は、ボリビアに対し同区利用の働きかけを行なっている。

■エボ、3か国訪問へ Los Tiemposの記事
政府は、エボ・モラレス大統領の3か国訪問の外遊日程を示した。まずベネズエラのマルガリータ島を訪れ、非同盟諸国会議に参加する。その後ニューヨークに向かい、国連年次総会で演説をする予定だ。その後スイスのジュネーブを訪れ、国連安全非常任理事国の会議に参加する。

■スクレ、断水解消せず Correo del Surの記事
スクレの一部地域では、未だに断水が解消していない。取水にかかる水道管が先週末、土砂災害の影響を受けた。このため市内のほぼ全域で断水したが、その後段階的に解消している。水道会社は今週初めには全面再開するとしたが、14日の時点で市内北部、東部の一部で断水が続いている。

■学生間でHIVが増える El Díaの記事
国内では学生間で、HIV感染が未だに広がっているという。ラパス県の保健局が明らかにしたものだ。国内ではHIV感染者の新たな発見は緩やかに続いているが、県内では学生の新規感染の確認が相次いでいる。性交渉を通じた感染症についての正しい知識や意識が不足していることが背景にあるとみられる。


【ペルー】

■マンタロ川にバイクが転落 Correo Perúの記事
マンタロ川に、2人が乗ったオートバイが転落したという。この事故が起きたのは、ワンカベリカ県のイスクチャカとマリスカル・カセレスを結ぶ道路だ。目撃者によると走行中のこのバイクが2人を乗せたまま、川の中に転落したという。この2人とバイクは見つかっておらず、捜索活動が続いている。

■トルヒーリョ、ハトの害 El Comercioの記事
ラ・リベルタ県都のトルヒーリョでは、ハトの害が報告された。地域の文化局が指摘したもので、市内の歴史景観地区にあるアルマス広場で、ハトの増えすぎによる歴史的モニュメントへの影響が起きているという。ハトのフンに含まれる物質が、こうしたモニュメントを劣化させる可能性がある。ハトについては寄生虫問題が、各地で指摘されている。


【チリ】

■パトロナトで爆発 La Terceraの記事
サンティアゴ、レコレタ地区のパトロナトで爆発があった。13日22時頃、アントニア・ロペス・デ・ベジョ通りに面するファストフード店でガス漏れ事故があり、爆発が起きた。この威力はすさまじく、爆風で周囲50メートルが大きく破壊された。建物や車輛が大きく損傷を受けたものの、人的被害は免れている。

■タルカワノ港で流出事故 BioBio Chileの記事
第8(ビオビオ)州のタルカワノ港の埠頭で、化学物質の流出事故が起きた。漁船などが停泊するこの埠頭で、冷凍装置に使用されるアンモニアが流出したものだ。この事故でアンモニアを吸った1人が死亡し、3人が中毒症状で病院に搬送された。消防が出動し、このアンモニアの除去作業を行なっている。

■パスクア島、脱ポケモンGOを求める La Razónの記事
パスクア(イースター)島の住民らは、島内からの「ポケモンGO」の追放を求めている。インターネット上で、この脱ポケモンGOを目指す人々の署名運動が続いているものだ国内では8月3日からこのゲームアプリの配信が始まったが、党内ではこのトレーナーの活動に批判的な見方が強く、5万人の島民が署名を済ませた。


【アルゼンチン】

■空港閉鎖、臓器移植に影響 La Nacionの記事
メンドサの空港閉鎖で、臓器移植が影響を受けている。今月7日からメンドサの空港は滑走路補修などのため、3か月間の閉鎖に入った。国内では移植臓器は空輸されることが多く、輸送機が同空港を発着できないことから、移植手術の実施に問題が生じているという。同空港の便の大半は、メンドサから車で1時間ほどのサンフアンを発着している。

■マル・デル・プラタ、強風の爪痕 La Nacionの記事
ブエノスアイレス州のマル・デル・プラタでは、強風による生々しい爪痕が残っている。市内では雷をともない、風速25メートルの風が吹きしきった。雨は降らなかったものの市内では倒木が相次ぎ、屋根を損傷する住宅も続出した。また海岸では高波が発生し、ビーチなどは立ち入り禁止の措置がとられた。

■マンテーロス、レティーロへ La Nacionの記事
ブエノスアイレスでは「マンテーロス」は、再びレティーロに集まり始めている。マンテーロスは路上にマントを広げて営業する、無許可の露店だ。2011年にミクロセントロのフロリダ通りから締め出されてから、市内を漂流し続けている。コンスティトゥシオン周辺から、バスや鉄道のターミナルが集まるレティーロに、シフトしつつあるという。

■オベリスコ・ジャンクション、第一弾 Clarín.comの記事
ブエノスアイレスのランドマーク、オベリスコ地下のジャンクションの第一期工事が竣工した。この地下に、スブテ(地下鉄)やバスの交点を整備する事業で、将来的には近郊鉄道の延伸も予定されている。第一弾としてスブテリネアCの駅部分が完成し、近く運用が始まる。このジャンクションが完成すると、一日数百万人が利用すると見込まれている。


【エクアドル】

■ムイスネ、M5.1の地震 El Comercioの記事
エスメラルダス県で14日午前11時50分頃、地震があった。観測機関によると震源はムイスネ沖の太平洋で、震源の強さはマグニチュード5.1、震源の深さは12.79キロだ。人や建物への被害報告はない。この地震について同機関は、4月16日に発生したM7.8の大地震の余震とみている。

■クエンカ空港が再開 El Comercioの記事
クエンカのマリスカル・ラマール空港は14日、運用が再開された。朝8時5分、70人の乗客を乗せたTAMEの旅客機がキトから到着した。同空港は滑走路補修工事などのため8月20日から全面閉鎖となっていた。工事進捗が早かったため、予定より5日早く、再開となった。LATAM航空は、当初予定通り19日からの便再開となるという。

■クエンカ-モジェトゥロ道で事故 El Universoの記事
アスアイ県のクエンカと、モジェトゥロを結ぶ道路で14日朝5時過ぎ、事故があった。ウラカン・トロピカル・ケ・バカン社が運行するミニバスが衝突事故を起こしたものだ。この便には17人が乗っていたが、この事故により5人が死亡し、11人が重軽傷を負った。クエンカからグアヤキルに向かっていたこの車輛は、ブレーキが利かなくなったという。


【コロンビア】

■潘総長も立会いへ Caracol Radioの記事
国連の潘事務総長も、調印に立ち会うという。コロンビア政府と左翼ゲリラ組織コロンビア革命軍(FARC)は、50年にわたる内戦終結と和平に合意した。この26日、カルタヘナで和平調印が行なわれるが、潘総長もこれに立ち会う。この調印についてはエクアドルのラファエル・コレア大統領も立ち会うことを表明している。

■アンティオキア、M6.1の地震 Caracol Radioの記事
アンティオキア県では13日20時58分頃、やや強い地震が起きた。観測機関によると震源はウラバのムタタで、震源の強さはマグニチュード6.1だ。県都メデジンを含む、同県の広い範囲で揺れを感じ、多くの市民が驚いたという。県側によると現時点で、人や建物への被害報告はない。


【ベネズエラ】

■選管、結果示せず Caracol Radioの記事
選管は、期日としていた13日までに、結果を示すことはできなかった。野党はニコラス・マドゥロ政権の退陣を目指し、リコールに向けた署名集めを行なった。選管はこれらの署名の有効性の確認を進めているが、発表期日としていた13日にもこの結果は示されなかった。選管によると、確認できたのはまだ全体の20%程度だという。

■外相、3か国を批判 Caracol Radioの記事
デルシー・ロドリゲス外相はアルゼンチン、ブラジル、パラグアイの3か国を批判した。経済ブロックであるメルコスルでは今季、ベネズエラが持ち回りの議長国だ。しかしこの3か国はベネズエラの政治経済の状況から、議長は「不在である」とした。同外相は、これら3か国の態度は法や制度を犯すもので認められない、と断じた。

■マラリア治療薬も不足 La Patillaの記事
国内ではマラリア治療薬も深刻な不足となっている。保健省は今年に入ってから、この感染症にかかった人が14万人と、前年に比して72%増えたと発表した。しかし物資不足の影響で医薬品も不足しており、マラリア治療薬もその例外ではないという。ハマダラカが媒介するこの感染症は、原虫が脳を侵すと高い致死率となる。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■眞子さま、最後の訪問地 La Naciónの記事
眞子さまは、パラグアイのアルト・パラナ、イグアス、イタイプダムを訪問された。日系移民80年を記念したご訪問の、最後の日程だ。アルト・パラナではアミスタ広場で首長や市民からの出迎えを受けられた。この地には日系移民が55年前に移り住み、コミュニティを形成している。日本の皇族のパラグアイ訪問は、38年前に当時皇太子だった今上天皇が訪問されて以来だ。

■ウルグアイ、バクテリアへの注意 El Pa&aicute;sの記事
ウルグアイ保健省は国内に、バクテリアへの注意を呼びかけた。リステリア・モノサイトゲネスによる食中毒が相次ぎ、4人が死亡したことが明らかになった。インフルエンザに似た症状が出るこの感染症は、敗血症を起こし死亡するケースもある。同省によるとこのバクテリア感染による致死率は30%だ。

■薬局のマリファナ販売、遅れる El Pa&aicute;sの記事
ウルグアイでの薬局、ドラッグストアでのマリファナ(大麻草)店頭販売は、予定より遅れる見通しとなった。同国ではマリファナの個人使用や栽培、売買が合法化されているが、新たな基準に基づき薬局などでの販売が始まる予定だ。政府側はこの10月頃からとしていたが、準備の問題などから遅れる見通しとなった。

■キューバ政府は変わらない、63% Caracol Radioの記事
キューバ国民の実に63%は、同国政府の姿勢や性質は変わらないと考えている。米国マイアミにベースがある企業が行なった異例の世論調査の結果だ。米国による経済制裁の緩和に対し多くが歓迎しているものの、過半数の国民は今後も共産党による一党独裁が続くと考えている。