2016.09.28

【ボリビア】

■コロンビア「招待した」 Página Sieteの記事
コロンビアのマリア・アンヘラ・オルギン外相は、ボリビアを3度にわたり「招待した」と述べた。26日、同国では和平調印が行なわれ、ラテンアメリカを中心に各国首脳が立ち会った。しかしエボ・モラレス大統領は訪問せず、待ちわびたが招待を受けていないと語った。オルギン外相はダビド・チョケワンカ外相に電話で、出席を呼びかけていたことを明らかにした。

■サンヒネス元副大統領が死去 El Díaの記事
ルイス・オッシオ・サンヒネス元副大統領が死去した。86歳だった。カトリック民主党の党首だった同氏は1989年から、副大統領を務めた。同氏は1930年、ポトシ生まれで国内で学んだ後にスイスのジュネーブの大学に進み、政治学を学んだ。ラパス市内の病院で死去したもので、エボ・モラレス大統領やホルヘ・キロガ元大統領が哀悼のコメントを出している。

■ボリビア、Celac議長国に Página Sieteの記事
ボリビアは2019年、中南米カリブ諸国共同体(Celac)の議長国になるという。ダビド・チョケワンカ外相が明らかにしたものだ。ベルギーで行なわれた会合で、全会一致で可決されたという。Celacは中南米カリブ海の33か国が加盟する国際機関で、北米の影響力を排除した特徴がある。2019年は、エボ・モラレス大統領の最後の任期の一年間でもある。

■鉱山労働者、ダイナマイト禁止撤回求める Página Sieteの記事
鉱山労働者らは政府に対し、デモへのダイナマイト持ち込み禁止の撤回をあらためて求めた。オルーロで8月、社会闘争の場でダイナマイトが爆発し死傷者を出した。これを受け政府は、ダイナマイトのデモへの持ち込み禁止方針を示した。しかし鉱山労働者らは、ダイナマイトは鉱山労働を象徴するものだとしてこれに反発している。

■日本、地熱発電協力 Terra.comの記事
日本政府は、ボリビアでの地熱発電に協力する。ダビド・チョケワンカ外相と、在ラパスの古賀京子大使が会談し、合意したものだ。ポトシ県のチリ国境、ラグーナ・コロラダ付近で新たな地熱発電を行なうもので、このプラント建設などについて日本は資金、技術協力を行なう。このプラントに必要な資金は6億1300万ドルと試算されている。

■ポトシ観光の影響に懸念 Página Sieteの記事
ポトシの観光への影響が懸念されている。市民団体がランドマークであるセロ・リコの保全や、政府による公共投資を求め、ストライキに突入した。市街ではデモが行なわれ、交通にも影響が生じている。市内では2014年、市民団体ストが長期間に及び、ポトシの観光業が壊滅的な被害を受けた。同様の事態が繰り返されるおそれがあると、観光産業が警戒感を強めている。

■観光、20億ドル産業に El Deberの記事
ボリビアでは2020年には、観光産業が20億ドル規模になるという。世界観光デーに合わせ、マルコ・マチカオ観光相が見通しを示したものだ。この予測では、この年には観光産業はボリビアの国内総生産(GDP)のおよそ7%を占める。ウユニ塩湖やティティカカ湖、ラパスを抱えるボリビアは、観光立国を目指している。

■グアラヨス道路封鎖 El D&aicute;aの記事
サンタクルス県のグアラヨスでは、社会闘争による道路封鎖が行なわれている。地域で産出される天然ガスに対する新たな税制と、地域への公共投資を求めた動きだ。Erbolの報道によると地域の幹線道路が封鎖され、多くのトラックやバス、乗用車が足止めされている。一部のコミュニティは、この事態で孤立化しているとの報告もある。

■ミクロ、緊急点検へ Página Sieteの記事
ラパス市は、市内で営業する大型のバス「ミクロ」車輛の緊急点検を命じた。市内のバプティスタ通りで、走行していたボンネット型のミクロから出火する事故が起きた。負傷者は出なかったが、沿線の建物2棟に類焼した。市側はミクロを運営する組合などに点検を命じ、同様の事故が起きないようにする措置を求めた。

■ブラジル、「ムラ」で邦人逮捕 Página Sieteの記事
ブラジル連邦警察は「ムラ」の容疑で、ボリビア国籍の男を逮捕したことを明らかにした。カンポ・グランジと最大都市サンパウロを結ぶ道路で摘発を受けたものだ。ムラは、コカインなどの薬物を入れたカプセルを胃の中に収め、輸送する手口だ。この男の胃の中から、コカイン入りカプセルが見つかったという。


【ペルー】

■ビルカノタ川にインカの祭壇 Perú21の記事
クスコ県を流れるビルカノタ川で、インカ時代の祭壇跡が発見された。オリャンタイタンボで、治水工事の現場から発見されたものだ。祭壇は石造りで、長さが2.5メートル、奥行き1メートルで、重さが20トンほどだ。オリャンタイタンボの行政と文化局は、この祭壇を別の場所に移せるか、検討を進めている。

■スルコ、ピカチュウ像 El Comercioの記事
リマのスルコに、「ピカチュウ像」がお目見えした。ボセス公園内では、植物を刈り込んだアートである、トピアリーが展示されている。この中に新たに、ピカチュウの造形がつくられたものだ。リマでも8月3日の配信開始以来、ポケモンGOの人気が続いており、これにあやかったものだ。


【チリ】

■トランサンティアゴ、スト圧力 La Terceraの記事
サンティアゴの交通システム、トランサンティアゴの運転手らがストライキの圧力をかけている。10月2日、クラシコと呼ばれるフットボールの試合があるが、双方のサポーターの暴力事件が起きる可能性が指摘されている。運転手らは運営や行政に対し、暗線対策の徹底を求め、ストを行なう可能性を示した。

■オバジェ、保育園避難 BioBio Chileの記事
第4(コキンボ)州のオバジェで、ガス漏れにより保育園から園児らが避難した。フライ・ホルヘの住民から消防に、強いガスの臭いがするとの通報が入った。現場に向かった消防士らが、念のため現場に近い保育園から、209人の園児や職員らを避難させたという。その後ガス漏れの元が確認され対応がとられた。


【アルゼンチン】

■ホテル料金も免税対象に Caracol Radioの記事
政府は、ホテル料金も免税対象に加えることを明らかにした。外国人旅行者が物品購入の際に支払った、日本の消費税にあたる付加価値税(IVA)について、払い戻し制度がある。これまで対象となっていなかったホテル宿泊料も、このリストに加えるという。政府は免税措置の拡大で、来訪観光客を増やしたい考えだ。ホテル宿泊料のIVA税率は21%だ。

■タクシー、15%値上げ Clarín.comの記事
ブエノスアイレスのタクシー運賃は10月31日から、15%値上げされる。市側が認可したもので、初乗り運賃は現行の2.02ペソから2.32ペソへ、夜間初乗りは2.42ペソから2.78ペソにそれぞれ値上げとなる。この値上げは、インフレ進行にともなう措置だ。一方、タクシー業界と市は、Uberなどの配車アプリに対抗する「タクシーBA」アプリを、今月中にリリースする。

■パレルモ、水道管事故 Clarín.comの記事
ブエノスアイレスのパレルモで27日、水道管が破裂する事故が起きた。リベルタドール通りとゴロスティアガ通りの角付近で起きた事故で、水が噴出し一帯は水浸しとなった。近くのガナドーレス学校では、安全のため授業を中止したという。幹線道路であるリベルタドーレス通りも、一部が通行制限された。

■犬連れスブテは祝休日のみ Clarín.comの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)での犬連れ乗車の解禁は、祝休日限定となる見通しだ。スブテの運営側がこの解禁を計画し、利用者アンケートを行なうことを明らかにした。市内では59%の世帯が犬などのペットを飼っており、新たなサービスとして利用者の関心も高い。犬連れ乗車はマドリードやバルセロナのメトロでも可能となっている。


【エクアドル】

■ムヒカ氏、被災地へ El Universoの記事
ウルグアイの前大統領、ホセ・ムヒカ氏が国内の被災地を訪れた。4月16日のM7.8の大地震で被害を受けたマナビ県都ポルトビエホの、エロイ・アルファロ公園を27日朝、訪れたものだ。関係者から地震被害や復興状況について、説明を受けた。この訪問には、妻のルシア・トポランスキー上院議員も同行している。

■トゥングラワ、警戒継続 El Comercioの記事
キトの南140キロのトゥングラワ火山に対する警戒態勢が、維持されている。観測機関はこの火山内部の活動が高まっているといて、警戒を呼びかけた。現在は活発な状態は維持しつつも、噴火の具体的兆候は表れていない。しかし観測機関は、不測の事態に至るおそれもあるとして警戒態勢を維持した。この火山は1999年以来、断続的に活発化している。


【コロンビア】

■和平で経済1ポイント上昇か Caracol Radioの記事
和平合意を受け、コロンビア経済の成長が1ポイント上昇するという。農業団体SAC側が見通しを示したものだ。政府と左翼ゲリラ組織コロンビア革命軍(FARC)が26日、和平に調印した。このことを好感し、国内への投資が増えるなどし、経済成長は今後の数年間、1ポイント上乗せとなるという。

■欧州議会、監視団派遣へ Caracol Radioの記事
欧州連合(EU)各国による欧州議会はコロンビアに、監視団を派遣する。コロンビア政府と左翼ゲリラ組織コロンビア革命軍(FARC)は26日、和平調印を行なった。同議会はこの合意内容が履行されているかを監視するため、10月2日に監視団を派遣することを決めた。停戦や人権問題について、とくに目を光らせるという。


【ベネズエラ】

■マドゥロ、ケリー氏と会談 El Universoの記事
ニコラス・マドゥロ大統領は、米国のジョン・ケリー国務長官と会談した。和平調印立会いのため訪れた、カルタヘナで行なわれた会談だ。和平の場にふさわしく、マドゥロ大統領は「国際紛争を望んでいない」と語りかけ、ケリー氏もこれに応じ、ベネズエラの経済状況について懸念を深めている述べた。

■国内のマラリアに注意喚起 La Patillaの記事
世界保健機関(WHO)は国際社会に対し、ベネズエラのマラリア感染の状況に注意を促した。ベネズエラではマラリア感染が今季、昨年に比して72%増加し、14万人を突破している。物資不足で衛生状況が悪化し、媒介するハマダラカが増えたためとみられる。WHOは今後国内で爆発的に感染が広がる可能性を指摘し、国際社会として対応が必要との見方を示した。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■トゥリアルバ火山、活動続く Caracol Radioの記事
コスタリカ、トゥリアルバ火山の活動が続いている。首都サンホセの東70キロにあるこの火山は標高3340メートルで、活発な噴火活動が続いている。観測機関によると27日朝の時点で、噴煙は火口から2000メートルの高さまで立ち上り、同日未明にはサンホセでも降灰が確認された。サンホセのフアン・サンタマリア空港は、この活動のため一時閉鎖を余儀なくされた。

■フエゴ火山も活発化 Caracol Radioの記事
グアテマラのフエゴ火山も活発化している。首都の西50キロにあるこの火山は、同国内32の火山のうちサンティアギート火山と並び現在、もっとも活発な活火山だ。観測機関は27日、この火山が新たな噴火の局面に入る可能性を示した。火口内部の活動が活発化し、今後大きな噴火に至るおそれもあるという。

■ホンジュラス、水力発電反対 Caracol Radioの記事
ホンジュラスのインディヘナ(先住民)のリーダーは、国内で進められている水力発電開発に反対の声を上げた。インディヘナ議会議長のトマス・ゴメス・メンブレニョ氏は米国ロサンゼルスを訪れ、南西部アグア・サルカでの計画がインディヘナコミュニティと環境を破壊するおそれがあると警告した。同氏は国際人権団体の集まりに招かれている。

■キューバ移民船が難破か Caracol Radioの記事
キューバから北米に向かおうとした移民船が、難破したとみられる。米国側が明らかにしたもので、フロリダ州南部の海域でキューバ人とみられる5人の遺体を収容した。このボートは米国を目指し、23人を乗せ出港したとみられる。現在一帯海域では、米国の海上警備隊が残る人々の捜索にあたっている。

■モンテビデオ速度制限 El Paísの記事
ウルグアイ、モンテビデオの旧市街での車輛の速度制限が強化された。新たな措置がとられたもので、歴史的景観を残すこの地域では、通行速度の上限が時速30キロに制限された。2012年からは45キロ規制だったが、これが強化されたものだ。一方、市民や交通事業者からは反発の声もある。


【国際全般】

■カタール、トランジットビザ規定変更 Arabian Aerospaceの記事
カタールのトランジットビザの規定が変更される。ドーハのハマダ国際空港で乗り継ぐ場合など、トランジットビザ取得者は多い。現行ではトランジット時間が8時間以上、滞在上限は48時間となっているビザの規定を緩め、5時間以上、96日以内に変更する。カタール航空の利用者が、このトランジット滞在を柔軟に設計できると同国政府やカタール航空側が指摘している。