2016.09.29

【ボリビア】

■ドイツ、ペルーと覚書調印へ El Deberの記事
ミルトン・クラロス公共事業相は、ドイツ、ペルー両国と覚書を交わすことを明らかにした。ブラジルの大西洋とペルーの太平洋を結ぶ大陸横断鉄道建設についての覚書だ。ボリビアの既存鉄道網を活用することで、コストや工事期間を圧縮できるとし、ドイツ側がこの計画を支持した。具体的な計画を進めるため、10月13日に3か国が調印を行なう。

■中国社、ブラック企業 Página Sieteの記事
政府は中国企業のSinohydro(中国水利水电建設)社を、いわゆるブラック企業と認めた。同社はチュキサカ県内の道路整備工事を受注したが、労働者に対する差別的扱いやピンハネが告発された。政府は同社が、国内労働法を守っていないと認め、放擲アクションを起こすことを明らかにした。未払い賃金の支払いに加え、制裁金が科せられるとみられる。

■国連機関にチリを告発 Página Sieteの記事
ボリビアは、国連の人権理事会にチリを告発した。内陸国のボリビアはチリ北部の港湾を外港として使用しているが、これらの港湾でボリビアの貨物やトラックに対する差別的扱いが指摘されている。ボリビア政府は、国の海へのアクセス権を阻害され、また輸送業者の営業権が妨害されていると同委員会に訴え出た。

■オルーロ、開業目処立たず La Patríaの記事
オルーロのテレフェリコ(ロープウェイ)は、開業の目処が立っていない。工事を請け負うフランスのポマ社は、11月8日の開業予定を延期することを明らかにしたが、新たな開業期日は明らかにしていない。このテレフェリコは7月末開業予定が延期された経緯があった。この延期について、工期の遅れや執行予算の問題を同社は挙げている。

■ス・ユンガスで事故 Correo del Surの記事
ラパス県のス・ユンガス郡で事故があった。カリサヤの道路を走行していたミニバスが道路を外れて、70メートル下に転落したものだ。この車輛には地域の学校の児童らが乗っており、児童ら9人が負傷した。また運転していた19歳の男性は重傷で、ラパス市内の病院に搬送され手当てを受けている。

■サンタクルス、狂犬病79件 El Deberの記事
サンタクルス県内で今年、狂犬病感染は79件となったという。保健局が明らかにしたもので、いずれも犬の感染、発症で、人の発症例は報告されていない。国内では狂犬病は潜在的リスクのある感染症で、同県保健局は県内で飼い犬に対するワクチン接種運動を随時展開している。狂犬病は人が感染し発症すると、致死率がほぼ100%という、危険な感染症だ。

■アルカンタリ空港、工事着工せず Correo del Surの記事
スクレのアルカンタリ空港では、未だ工事が着工されていない。この空港ターミナルでは先週、降雹で雨水の排水システムが機能せず、館内が雨漏りで水浸しになる事態が起きた。施工業者が工事を行なうと発表しているが、未だに行なわれていない。この空港は5月に開業したばかりだった。

■日本企業、車椅子を寄付 Página Sieteの記事
日本のタウ社は、ラパスの身障者団体に車椅子10台を寄贈した。エルアルトでこの引き渡しが行なわれたものだ。タウ社はボリビアを含む世界各国に、日本の中古自動車などを輸出、仲介する事業を展開している。ボリビアでの営業10周年を記念し寄贈したものだ。同社はウェブサイトで、身障者雇用に力を入れていることをアピールしている。

■強姦男、自殺を図る El Deberの記事
サンタクルスで、11歳の少女に性的暴行を加えようとした22歳の男が、観念し自殺を図った。11月16日地区の住宅でこの男は姪の少女を暴行をしようとしたが、異常に気づいた10歳の弟が近所の人に助けを求め、現場を取り囲んだ。男は逃げ場がないことに気づき、自ら胸を刃物で刺し自殺を図った。男は市内のフランス病院に運ばれ手当てを受けたが、重傷だ。

■ラパスのレストラン、14位に La Patr&aicute;aの記事
ラパス市内にあるレストラン「Gustu」が、ラテンアメリカ14位との評価を受けた。「ラテンアメリカ・ベスト50」のレストランランキングが発表されたものだ。同レストランは2014年には32位、昨年は17位で、今回は過去最高評価となった。このランキング1位はペルーー、リマにある日系ペルー人の日本料理店「マイド」だった。


【ペルー】

■航空便利用10.2%増 Gestiónの記事
国内航空便の利用はこの1~7月、608万7065人だった。民間航空局が明らかにした数字で、前年同期の552万5526人から、10.2%の増加だ。この7月の国内線利用は、月別では2010年以来、もっとも高い伸びを示したという。航空会社別ではLATAMペルーが61.3%のシェアで、以下ペルービアン航空が12.3%、アビアンカ・ペルーが12.1%、LCペルーが8.1%、スターペルーが4.9%だ。

■国民の62%、毎日ネット利用 La Repúblicaの記事
ペルー国民の実に62.1%は、毎日インターネットを使用しているという。国立統計情報機構(INEI)が今年の4~6月の実績について、明らかにした数字だ。この数字は前年同期に比して、9.4ポイント上昇したことになる。週に一度は利用するという人は33%だ。若い世代に限ると、毎日利用する人は77.3%に達する。


【チリ】

■性教育本で論争 El Universoの記事
国内では性教育本が論争を呼んでいる。サンティアゴの学校で配布されたこの本には、性について詳しい説明が書かれている。しかしこの中には「アナルセックスと妊娠」といった内容もあり、保護者などから批判が起きている。一方、正しい知識が必要だとしてこうした記述を支持する声もある。

■キンタ・ノルマル、シアン流出 La Terceraの記事
サンティアゴのキンタ・ノルマルで28日朝、シアン(青酸)が流出する事故が起きた。この事故が起きたのはホセ・ベサ通りに面する金属会社メタルコム社の施設だ。この事態を受け消防は、現場から半径100メートル以内の立ち入りを禁じ、住民を避難させ、道路交通を制限した。職員によると、この企業のオーナーが自殺を図ったとみられるという。


【アルゼンチン】

■貧困率、32.2%に上昇 La Nacionの記事
国民に占める貧困層の割合が、32.2%に上昇した。国立統計機構(INDEC)が明らかにした公式の数字だ。この数字は3年ぶりの増加で、2007年の水準に戻ったことになる。また極貧層の割合は6.3%だ。地域別で貧困率がもっとも高いのは国内北東部で40.0%、北西部が35.8%で続く。ブエノスアイレス都市圏の数字は30.9%だった。

■バラデロ、対策とられず Clarín.comの記事
サンフアン州のバラデロの鉱山では、流出への対策はとられていなかった。この鉱山では今月初め、シアン(青酸)加工物の流出事故が起きている。昨年にもシアン流出が発生し、土壌と河川の汚染を起こしたばかりだったが、その後流出への備えはなされず、放置されていた状態だったという。今回の事故を受け、周辺住民は鉱山を運営するバリック社へ抗議を行なっている。

■AR、中国東方航空との連携強化 Télamの記事
アルゼンチン航空は、中国東方航空との連携を強化する。アルゼンチン交通省は、北京で東方航空の経営側と会談し、国営のアルゼンチン航空との提携強化について話し合う。両社はコードシェアなどを通じ、欧州路線を通じた乗継利便性の向上を図る。両社はともに、国際的な航空連合であるスカイチームのメンバーだ。

■アエロタクシーが人気 Diario La Provinca San Juanの記事
メンドサとサンフアンを結ぶ、アエロタクシーが人気だという。メンドサの空港は滑走路補修などのため今月7日から、3か月間の閉鎖期間に入っている。多くの便はサンフアン空港に移管され、メンドサ市内と同空港を結ぶシャトルバスが運航されている。しかし同空港とエル・プンティーリャ飛行場を20分で結ぶサービスが人気で、今は一日3往復が運航されているという。


【エクアドル】

■海上で衝突事故 El Universoの記事
サンタ・エレーナ県のチャンドゥイの海岸で、漁船とボートが衝突する事故が起きた。双方の船はチャンドゥイの漁港を発ち、現場で事故に至ったとみられる。このボートに乗っていた漁業従事者の65歳の男性が不明となり、31人の男性が負傷している。現在一帯では、不明者の捜索が続けられている。


【コロンビア】

■リオネグロ空港にアビアンカ整備場 Caracol Radioの記事
メデジンのホセ・マリア・コルドバ・デ・リオネグロ空港に、アビアンカ航空は新たな専用整備場を設けた。28日の竣工式には、フアン・マヌエル・サントス大統領も参列している。アビアンカ航空は4千万ドルを投じ、この整備上を建設した。同空港の拠点化を進めるとともに、この稼働で整備コスト30%の削減を狙うという。

■ボゴタ空港、混雑が激化 Caracol Radioの記事
ボゴタのエルドラード空港では、出入国を待つ人の混雑が、激しくなっているという。同空港は滑走路2本を抱え、国内のみならず南米大陸のゲートになりつつある。出入国者の増加に、入管の対応が追いついていない状態にある。現在、係官のポストは27となっているが、空港側はこれを来年には41に増やす方針だ。


【ベネズエラ】

■マドゥロ、対米関係改善に期待 El Universoの記事
ニコラス・マドゥロ大統領は、米国との関係改善に期待を示した。26日、コロンビアの和平調印の際、マドゥロ大統領は米国のジョン・ケリー国務長官と会談した。40分にわたる会談を終えたマドゥロ大統領は、「関係が改善することを神に祈った」と述べた。両国は1999年のウゴ・チャベス前政権誕生以降、関係が冷え切った状態にある。

■議会でもマラリアが議題に El Nacionalの記事
議会でも28日、マラリアが議題となった。保健省は今年、マラリアに感染した人の数が14万人を超え、昨年に比して72%増えたと発表した。物資不足の影響で衛生状態が悪化し、媒介するハマダラカが増えたためとみられる。世界保健機関(WHO)もこの事態に懸念を表している。議会では、このマラリア対策について審議がなされた。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■アマスソナス・ウルグアイが始動 El Deberの記事
アマスソナス・ウルグアイが28日、始動した。運航を停止したBQB航空から路線を引き継いだボリビアのアマスソナスが設立した子会社だ。同社はモンテビデオのカラスコ国際空港と、ブエノスアイレスのアエロパルケを結ぶ第一便をこの日、運航した。正規な就航は10月5日からで、一日2往復の運航体制となる。同社は今後、モンテビデオを起点とした路線拡大を目指す。

■キューバ、奨学制度に疑問 El Universoの記事
キューバ政府は、米国の奨学制度に疑問を呈した。関係正常化の流れを受け米国は、ハバナに大使館を再開したが、同大使館がキューバの若者への奨学制度を設けたという。しかし両国間の交渉でこの件は一切触れられておらず、意思疎通が図られていないとキューバ側は指摘する。

■エルサルバドル、パンディージャの104人拘束 Caracol Radioの記事
エルサルバドルでは一斉摘発で、パンディージャの104人が拘束された。パンディージャは犯罪組織で、この暗躍により国内では治安が急速に悪化したと指摘されている。政府はこのパンディージャへの対応を強化し、首都サンサルバドルから21キロのサンペドロで、一斉摘発を実施した。

■トゥリアルバ火山、活動続く Caracol Radioの記事
コスタリカのトゥリアルバ火山は28日も、活発な状態が続いた。観測機関によるとこの日も、13時30分頃から一時間にわたり、噴火活動が確認されたという。噴煙は火口から500メートルの高さに立ち上り、火山岩の噴出も確認されている。この火山活動による降灰の影響で、首都サンホセのフアン・サンタマリア空港は数度にわたり、一時閉鎖を余儀なくされた。

■パナマとキューバ、移民連携 Caracol Radioの記事
パナマ、キューバ両国は移民対策での連携に合意した。両国の外務省が協議を行なっているものだ。キューバから北米を目指す移民希望者が、ビザ要件の緩いエクアドルに入国し、その後陸路で北米を目指す動きが強まっている。パナマのコスタリカ国境では、国境通過を待つキューバ国民が多く待機している状態だ。

■ウルグアイ、犬は150万匹 El Paísの記事
ウルグアイにいる犬の数は、150万匹と推定されるという。保健省の動物委員会が明らかにした数字だ。2011年時点では120万匹と推定され、5年で30万匹増えた計算になる。犬を一匹以上飼う世帯は78万世帯と、5年前に比して15万世帯増えた。一方保健省は、犬の増えすぎを抑止するため、避妊や去勢手術を励行する方針だ。

■パナマ、日本大使を惜しむ Caracol Radioの記事
パナマ政府は、退任する日本大使を惜しんだ。外務省が明らかにしたものだ。在パナマシティの礒部博昭大使が退任することになり、外務省は同大使が両国関係の拡大発展に寄与した、と指摘した。とくにパナマシティのメトロ(地下鉄)3号線建設の日本の資金、技術協力に同大使は尽力した。