2016.10.07

【ボリビア】

■王毅外相が来暮 El Díaの記事
中国の王毅外相が来暮した。同外相はラパスの大統領府でエボ・モラレス大統領と会談し、81万5千ドルの債務免除と、48億5800万ドルの新規投資を明らかにした。この投資の中には、道路建設や水力発電開発などが含まれる。この後同外相とモラレス大統領、ダビド・チョケワンカ外相らはティティカカ湖に移動し、湖上での昼食会に臨んだ。

■エボ、ブラジルとの正常化を示唆 La Razónの記事
エボ・モラレス大統領はブラジルとの、政治的関係の正常化を示唆した。8月末、弾劾裁判でジルマ・ルセフ前大統領が罷免されたことを「クーデター」と表し、モラレス大統領はミシェル・テメル政権に強行的姿勢をとっている。しかしボリビアが進める、大陸横断鉄道への協力を前提に、同政権と関係を正常化させる用意があるとした。

■航空各社、入国税に反発 Página Sieteの記事
航空各社は、政府が示した入国税徴収案に反発を示した。空路入国をする人から、60ボリビアーノを徴収する案で、政府はこの財源を観光や交通のインフラ整備に充てる考えを示している。しかし旅客航空各社の団体はこれに反発し、「この計画には賛同できない」との見解を示した。同様の徴収はペルーやコロンビアで行なわれており、政府はこれに倣った。

■パコ広報官、入院中 El Díaの記事
マリアネラ・パコ政府広報官が、入院中であることが明らかになった。石油公社(YPFB)の病院側が明らかにしたもので、同広報官は治療のためコチャバンバの病院に入院しているという。ストレスによる高血圧と、抑鬱症状がみられるとして、しばらくの安静が必要な状態にあるとした。

■BoA、オンライン新システム El Deberの記事
国営ボリビアーナ航空(BoA)は、インターネットを通じたオンラインのチケット販売の新しいシステムを6日、稼働させた。窓口販売だけでなく、ネット販売を強化する目的で、通信会社TIGOの協力を得て、決済システムの刷新を図ったという。このシステム稼働で、決済方法が8種類に増え、利用者の選択肢が広がった。

■ウルウル漁業者の不安 La Patríaの記事
オルーロ県のウルウル湖の漁業者らは、この湖がポオポ湖と同様の状況になることに不安を抱いている。ポオポ湖は雨不足の影響で昨年12月に干上がり、地元行政が消滅を宣言し波紋が広がった。ウルウル湖は干上がることはなかったが、同様の事態が起きる可能性を専門家が指摘している。

■牛大量死の原因は汚染水 Correo del Surの記事
チュキサカ県モンテアグードの牛大量死は、汚染水が原因であると結論づけられた。農村部のこの地では、飼育されている牛が次々と死ぬ事態が生じ、50頭が犠牲になっている。病害とみられていたが、保健局の調べで、汚染された水を飲んだことによる中毒死であることが分かったという。汚染物質は農薬とみられている。

■財界、二重アギナルドは「無理」 Página Sieteの記事
財界は二重アギナルド(クリスマス手当)の支払いは「無理」と断じた。政府は2014年から、賃金生活者の向上を目的にアギナルドの倍払を使用者側に課している。しかし今季は経済成長が予想を大きく下回る事態で、政府側も実施を明言していない。財界側はこの状態でこの政策を実行すれば、中小零細企業の倒産が激増すると警告した。

■エルアルトの封鎖、拡大 Página Sieteの記事
エルアルトの道路封鎖は、さらに範囲が拡大した。第8区の住民がソレダー・チャペトン市政に対し、公共事業の実施などを求めた動きで、ラパスとオルーロを結ぶ道路の封鎖を行なった。この動きは市内の広い範囲に広がり、新たにラパスとコパカバーナを結ぶ道路の封鎖も始まった。

■モンテロ、排水システム破綻 El Deberの記事
サンタクルス県のモンテロでは、雨水などの排水システムが破綻状態となった。5日、この町では局地的な大雨が降り、市内の街路の冠水や住宅の浸水被害が生じた。町の排水能力を超える雨の降りが原因だが、この雨によりさらに事態は悪化し、現在はこの排水システムそのものが機能停止の状態にあると市側が指摘した。


【ペルー】

■マチュピチュ、無賃入場を摘発 Correo Perúの記事
マチュピチュ遺跡公園に、入場料を支払わずに入場した外国人15人が摘発された。公園の管理側が明らかにしたもので、アルゼンチン、チリ、ブラジル国籍のバックパッカー15人が公園内に侵入したという。15人はビルカノタ川沿いから、公園の東側に不法侵入し、遺跡に到達していた。公園側はこのルートの管理の徹底を図る方針を示した。

■マチュピチュで落書き El Comercioの記事
マチュピチュ遺跡の石積みの壁に、落書きがされているのが発見された。クスコ県の文化局が明らかにしたもので、赤いインクで文字が書かれていたものだ。この公園を訪れた、国内からの修学旅行の学生の「犯行」とみられている。文化財への落書きは重罪で、同局は犯人の特定を進める方針を示した。

■ミネラルウォーター、14%増 El Comercioの記事
国内でのミネラルウォーター市場は今年上半期、14%の成長を示したという。市場リサーチを手がけるCCR社が明らかにした数字だ。1~3月の夏の間の増加だけでなく、冬を迎えた6月も9.2%の販売増を記録した。清涼飲料水市場とともに、ミネラルウォーター市場も国内で成長が続いているという。

■アンダワイラス道でバス襲撃 Correo Perúの記事
リマからアプリマック県の最大都市アンダワイラスに向かっていたバスの便が、武装強盗に襲われた。ワリ・パロミノ社の便がネグロマヨ付近を走行中、5人組の武装強盗に襲われた。乗客は金品を奪われ、殴られるなどして負傷した者もいるほか、性的な嫌がらせを受けた女性乗客もいる。


【チリ】

■メトロ、学生が集団キセルか BioBio Chileの記事
サンティアゴのメトロ(地下鉄)で、学生らが集団キセルをしたとみられる。メトロ側が告発したものだ。イタリア広場で学生らの集会があったが、この場から移動する学生らが、最寄りのマヌエル・モン駅で学生らが切符を買わずにメトロになだれ込んだとみられる。運営側は防犯カメラの映像の解析などを進めている。


【アルゼンチン】

■リオ・ガジェゴス空港、乗客足止め El Patagónicoの記事
サンタクルス州リオ・ガジェゴスのモスコニ空港で5日夜から6日朝にかけ、乗客らが足止めされた。5日21時15分に出発するはずだった、コモドロ・リバダビア経由ブエノスアイレス行きのアルゼンチン航空の便に遅れが生じたためだ。同社は、強風の影響と説明している。

■フライボンディ、期待を呼ぶ La Vozの記事
LCCフライボンディの国内市場参入の報道は、国民間にも期待を持って受け止められた。スイス人CEOによる新会社は、来年にもブエノスアイレス、モロンのエル・パロマール空港をベースに、国内線に参入すると伝えられた。LCCの国内線展開は初めてとなり、欧州や北米などでLCCを経験済みの国民が多いこともあり、この参入報道は好意的に受け止められている。

■航空各社、ギャラクシーノート禁止 Infobaeの記事
国内の航空各社も、サムスン社の「ギャラクシーノート7」の機内での使用を禁止する措置をとった。アルゼンチン航空、アウストラル航空に加え、LATAMアルゼンチンもこの措置をとったものだ。同製品から出火する事故が相次ぎ、安全性を重くみたためだ。各社はこの携帯端末の、機内での使用を禁止し、持ち込む場合には電源を切ることを求めている。


【エクアドル】

■エル・オーロ県で事故 El Universoの記事
エル・オーロ県でバス事故が起きた。6日朝4時30分頃、事故が起きたのは県都マチャラとエル・グアボを結ぶ道路の、エル・ポルトン付近だ。ロハ社の便とTAC社の便が衝突したもので、この事故により1人が死亡し、47人が負傷している。またこの日の未明、コトパクシ県のラタクンガでも事故があり、コロンビア国籍の女性1人が死亡している。


【コロンビア】

■アマガ、無医の町に Caracol Radioの記事
アンティオキア県南部のアマガは、無医の町となった。人口1万6千人のこの町には公営の病院があったが、累積債務がかさみ、職員への給与遅配が起きたことから、無期限のストライキに入った。病院、行政側にこの支払いができる財政力はないとみられ、このままこの病院は閉鎖される可能性もある。


【ベネズエラ】

■マドゥロ、ハイチに支援 Perú21の記事
ニコラス・マドゥロ大統領は、ハリケーン「マシュー」による甚大な被害を受けたハイチを、支援する方針を示した。同大統領はこのハリケーンによる被害を受けた各国に見舞いを述べ、とくに大きな被害を受けたハイチに食料などの物資援助を行なうことを明らかにした。一方ベネズエラ国内は、経済失政の影響で食料などの物資不足が続いている。

■メルコスルの問題はベネズエラだけ El Universoの記事
アルゼンチンのマウリシオ・マクリ大統領は経済ブロック、メルコスルの問題は「ベネズエラだけだ」と語った。同大統領はメルコスルの枠組みにおいて、ベネズエラへの強硬姿勢をとっている。同大統領はブラジル、パラグアイ政府と連携し、メルコスルからベネズエラを追放することを模索している。

■9月のインフレ、21.6% Venevisionの記事
9月の国内の物価上昇は、21.6%だった。中央銀行が明らかにした数字だ。今年に入ってからのインフレ率については425.1%となっている。国際通貨基金(IMF)は、ベネズエラの今年のインフレ率について458%になるとの予測を示している。またこの直近の1年間の物価上昇は、705.8%となった。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ハイチ、死者264人に Caracol Radioの記事
大型ハリケーン「マシュー」による、ハイチ国内での死者は264人に達したという。同国の防災局が明らかにした数字だ。このハリケーンの接近、到来で国内では住宅など20万棟が損壊、倒壊などの被害を受けた。同局は被害概要の把握に努めているが、死者数は今後も増える可能性があるという。

■マシューで1500便欠航 El Paísの記事
カリブ海の大型ハリケーン「マシュー」の影響で6日、ラテンアメリカや北米を発着する航空便、1500便が欠航となった。このハリケーンは米国フロリダ州に接近しており、地域のハブであるマイアミの空港はこの日、機能を失った。今後このハリケーンは、米国東海岸を北上するとみられ、航空便への影響はしばらく続く可能性がある。

■キューバ東部、被害把握続く Caracol Radioの記事
キューバ東部では、ハリケーン「マシュー」による被害の把握が続いている。カリブ海で発生、発達したこのハリケーンは同国に接近し、東部に被害をもたらした。同国政府によるとグアンタナモ州での被害が大きく、とくにバラコア、イミアス、マイシの被害が甚大だという。マシューはカリブ海で発生したハリケーンとしては、この9年で最大のものとなった。

■パラグアイ、ハイチに支援 Caracol Radioの記事
パラグアイ政府は、ハリケーン「マシュー」による甚大な被害を受けたハイチへの支援方針を示した。同国外務省が明らかにしたもので、被災者向けの人道援助物資を緊急に送る準備を進めているという。オラシオ・カルテス大統領もツイッターを通じ、ハイチ政府と国民に対し、連帯の意を示している。

■WHO、コレラへの警戒 Caracol Radioの記事
世界保健機関(WHO)は、ハリケーン「マシュー」の被害を受けたハイチに対し、コレラへの警戒を呼びかけた。同国内ではこのハリケーンによる大雨、強風で被害が広がり、衛生状態の顕著な悪化が懸念される。汚染水を通じ、コレラが同国内で流行するおそれがあると指摘した。

■ドミニカ、小型機が緊急着陸 Caracol Radioの記事
ドミニカ共和国の首都、サント・ドミンゴの空港で6日、小型機が緊急着陸した。この機はスカイ・ハイ航空が運航するアンギラ島への便で、離陸時に機体にトラブルが生じ、引き返して着陸したものだ。この機には13人が乗っていたが、負傷者などはいない。現在同国の航空局が、原因などの調べを進めている。


【サイエンス・統計】

■スペイン到来前から犬がいた El Comercioの記事
南米大陸には、スペイン到来前から犬がいたという。ペルーで新たに報告されたものだ。16世紀頃、スペインの到来で南米に犬がもたらされ、欧州やアジアにルーツのある犬が大陸に多いと指摘されている。しかし先コロンビア文化期から、犬は南米でも人々の生活や儀式に欠かせない存在だった。ペルービアンへアレスドッグのような、毛の少ない犬が在来種と考えられる。