2016.10.09

【ボリビア】

■ハイチに物資10トン送る Los Tiemposの記事
ボリビア政府は、ハリケーン「マシュー」による甚大な被害を受けたハイチに、支援物資10トンを送った。エボ・モラレス大統領はハイチ国民への連帯を示し、空軍機によりコメ5トン、牛乳など5トンを同国に送ったことを明らかにした。さらに政府は、40トンの支援物資を送る準備を進めているという。

■エボ、「右」に転向か El Díaの記事
エボ・モラレス大統領が、左派から右派に転向したとの指摘がある。左派による社会改革を掲げてきた同政権だが、労働搾取などで批判される中国企業への批判を「新自由主義」と批判したことから波紋が広がっている。本来、擁護すべき国内労働者を捨て、中国擁護に走ったこの姿勢が「右派への転向」と受け止められている。

■副大統領、パパに El Díaの記事
アルバロ・ガルシア・リネーラ副大統領が、父親になるという。Facebookを通じ同副大統領が、夫人のクラウディア・フェルナンデス氏が妊娠したことを明らかにしたものだ。副大統領とジャーナリストのクラウディア夫人は、2012年9月に結婚していた。副大統領は、楽しい家庭をつくっていきたいとしたためている。

■バジェ・グランデにゲバラセンター El Deberの記事
サンタクルス県のバジェ・グランデに、「チェ・ゲバラセンター」がオープンした。1967年10月、ボリビアでの革命を志したエルネスト・ゲバラはラ・イゲラで処刑されている。49年を迎え、この地に新たに文化拠点としてこのセンターが設けられたものだ。この開所式にはエボ・モラレス大統領や、マルコ・マチカオ文化相が参列した。

■オルーロ道封鎖、強制解除 Página Sieteの記事
ラパス県警は、エルアルトでの道路封鎖を強制解除した。第8区の住民が、ソレダー・チャペトン市政に対し公共工事などを求めた動きで、ラパスとオルーロを結ぶ道路の封鎖を行なっていた。封鎖が5日に及び、影響が広がったことから警察が、この封鎖を強制的に解除した。これでラパスとオルーロを結ぶ交通は、正常化している。

■ロス・アンデス銀の吸収を発表 Página Sieteの記事
大手のメルカンティル・サンタクルス銀行は、2000年代初めに参入したロス・アンデス銀行を吸収することを発表した。新たな金融再編の動きだ。メルカンティル銀は、ロス・アンデス銀の全株式を取得し、吸収するという。メルカンティル銀は国内最古参の銀行で、2000年台中盤にサンタンデール・サンタクルス銀を吸収し、現在の形となった。

■オルーロ市職員が封鎖 La Patríaの記事
オルーロ市役所の職員が、道路を封鎖した。市内中心部、役場が面する2月10日広場に至る通りを、ブロック封鎖したという。封鎖に参加したのは、土木関係の職員で、市側が進める公共工事について賃金の支払い遅延が起きており、即時全額払いを求めた動きだ。職員らは、このストの先鋭化の姿勢を示している。

■航空各社、社会闘争も El Deberの記事
航空各社は、社会闘争も辞さない姿勢を示している。政府は、観光インフラ整備にあてるため、航空便で入国する人に対し新たに60ボリビアーノの入国税を課す方針を示している。しかし航空各社による団体はこれに強く反発し、この撤回を求めた社会闘争も準備しているという。この入国税はペルーやコロンビアで導入されている事例に倣ったものだ。

■毎日23社が倒産、廃業 Página Sieteの記事
国内では中小零細企業を中心に、一日当たり23社が倒産、廃業に追い込まれているという。国内の工業の団体が明らかにした数字だ。世界経済の減速や天然資源価格の下落で、ボリビア経済も大きな影響を受けている。このため国内企業の間でも、倒産や廃業、さらには事業縮小などの動きが広がっているという。

■アルツハイマー予防でクリ El Díaの記事
ブラジルの農業投資会社EMBRAPAが、アルツハイマー予防のためクリを食べようというキャンペーンを行なっている。科学者らの研究で、この予防にクリが有効であるとの指摘があったものだ。ボリビアはラテンアメリカ最大のクリの生産国で、この投資会社はクリ需要の増加を見越し、ボリビアでの生産拡大に向けた投資の可能性も探っている。


【ペルー】

■カイマ、犬毒殺 Correo Per&aucute;の記事
アレキパ県のカイマで、多くの犬が毒殺されたという。事件が起きたのはブエノスアイレスのラ・クエバだ。何者かが毒入りの餌を撒いたとみられ、これを食べた40匹の犬が中毒を起こした。今の時点で30匹が死に、10引きが手当てを受けている。地域では捨て犬による野犬が増加しており、こうした犬を狙ったものとみられる。


【チリ】

■トランサンティアゴ・イノベーション La Terceraの記事
サンティアゴの交通システムトランサンティアゴでは、今後改革が図られる。運営する市側は、車体メーカーと協議を行なうことを明らかにした。使用されるバス車輛について、二酸化炭素排出削減を目的とした電気化や、輸送力強化を目的とした二階建ての導入などを検討している。

■第9州、ニート率13% BioBio Chileの記事
第9(ラ・アラウカニア)州の若者の実に13%は、「ニート」だという。ニートは、職業にも学業にもつなかい若者だ。15歳から29歳の世代を調べたところ、13%がニートだったという。若い世代の就職が難しい状況から、ニートの増加はチリだけでなく、世界各国の問題となっている。

■イキケ市長、鞍替えで辞任 La Terceraの記事
第1(タラパカ)州都イキケの、ホルヘ・ソリア市長が鞍替えを理由に辞任した。2012年から市長を務める同氏は、次期選挙に同州から上院議会選に出馬するという。このため市議会に対し、辞職を届け出た。憲法の規定で、ほかの選挙に出馬する場合、こうした公職を退く必要がある。


【アルゼンチン】

■再生可能エネルギーに18億ドル La Nacionの記事
アルゼンチン政府は、再生可能エネルギー開発に新たに18億ドルを投資する。新たに「RenovAR」計画を示したもので、風力発電開発などの17の事業を進めるという。風力で新たに708メガワット、バイオで400メガワットの発電を可能とするものだ。国内では発電投資が滞り、この数年冬や夏に、停電が頻発する状態となっている。

■中国、国産大豆油輸入減らす La Nacionの記事
中国政府は、アルゼンチン産の大豆油の輸入を減らしている。輸出業の団体によると今年の1~8月の国内から同国への輸出量は449トンと、前年同期の43万トンから劇的に減少している。中国国内の需要の問題と、国産大豆油の価格の問題が、この減少につながったとみられる。

■トゥクマン、自殺に抗議 La Nacionの記事
トゥクマン州の州都で、住民らによる大規模な抗議デモが行なわれた。州都から16キロのラ・フロリダの町の住宅内で、46歳の女性が死亡しているのが発見された。しかし警察は自殺と断定し、ほぼ捜査を行なわなかったという。家族や友人、近隣住民はこれは事件だとして警察の怠慢を指摘し、抗議行動に至ったものだ。

■オベリスコで焼き肉 La Nacionの記事
ブエノスアイレスのランドマーク、オベリスコ前では9日、「焼肉」が行なわれる。「アルゼンチンの最高の焼き肉」と称されるイベントが開催されるものだ。国内各地のさまざまな焼肉が紹介されるものとなっている。国内は12日のコロンブスデーを前に、この週末は連休となっている。


【エクアドル】

■ポルトビエホ、タマネギ抗議 El Universoの記事
マナビ県都ポルトビエホの中心部に、大量のタマネギがぶちまけられた。スクレ通りの県施設前で、タマネギ農家らが行なった抗議行動だ。スクレ、ロカフエルテ、ポルトビエホの農家らは、ペルーからのタマネギ輸入で、国産製品が被害を受けていると訴えている。農業行政に対し、輸入停止などを求め、この動きに出たものだ。

■カルチ、キヌアスープ祭 El Universoの記事
カルチ県では、大量のキヌアスープが調理される。トゥルカンで行なわれるグルメ祭で行なわれるもので、国のキヌアの記念日に合わせた動きだ。大鍋で、2000人分のスープが一度に作られるという。使用されるのは2キンタルのキヌア、7キンタルのジャガイモ、400キロの豚肉などだ。アカザ科のキヌアは、アンデス原産の伝統的穀物だ。


【コロンビア】

■ハバナで修正協議 El Universoの記事
政府と左翼ゲリラ組織コロンビア革命軍(FARC)は、キューバの首都ハバナで修正協議を行なう。両者は和平に合意し先月26日に調印したが、この2日の国民投票で支持を得られなかった。この事態を受け、修正協議を行なうことになったものだ。国民投票での反対多数は、FARCに対する国民からのアレルギー反応の強さでもある。

■ウラバ、農薬散布機のトラブル Caracol Radioの記事
アンティオキア県のウラバ空港で、農薬散布機がトラブルを起こした。空港側によると、この小型機が同空港に緊急着陸し、滑走路近くを塞いだためおよそ30分間、便の離着陸が見合されたという。しかしこの時間帯、旅客便の運航はなく、交通への影響はなかった。この事態による負傷者もない。


【ベネズエラ】

■プーチン氏にウゴ・チャベス賞 El Universoの記事
ニコラス・マドゥロ大統領は、ロシアのウラジミール・プーチン大統領に「ウゴ・チャベス賞」を授与すると発表した。ノーベル平和賞の受賞が決まったコロンビアの、フアン・マヌエル・サントス大統領との電話会談の直後に、発表したものだ。プーチン氏の平和に対する姿勢を評価したものだとマドゥロ大統領は断じた。

■ベネズエラ国民、難民化も América Economíaの記事
国際通貨基金(IMF)は、ベネズエラから国外に移民する流れが加速する可能性を指摘した。同機関は来年、ベネズエラでは2200%に達するハイパーインフレが起きるとの予測を示した。この事態で国内で生活ができず、事実上の経済難民として国外に移る国民が激増するおそれがあるという。

■マクトで抗議デモ 2001の記事
バルガス州のエル・コホ・デ・マクトで、食料不足に対する市民の抗議デモが行なわれた。経済失政の影響で、国内では食料を初めとする物資の不足が顕著となっている。多くの市民が市街の通りを埋め、行政や政府などに対し対策を求めた。このデモの影響で、この地では交通に支障が生じている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ハイチ、マシュー死者877人に BBCの記事
ハイチでの、ハリケーン「マシュー」による死者はさらに増えて、877人となった。このハリケーンが接近した同国南部では、全住宅の90%が損壊し、今も瓦礫の中に閉じ込められた人がいるとみられる。被害はとくに、ハリケーンが直撃したティブロン半島付近で甚大なものとなっている。同半島と首都ポルトー・プランスを結ぶ道路も、通行が難しい状態となっている。

■ホンジュラス、ハイチ支援 Caracol Radioの記事
ホンジュラスのフアン・オルランド・エルナンデス大統領は、ハリケーン「マシュー」による甚大な被害を受けたハイチへの支援方針を示した。同大統領は、「ホンジュラスの名のもとに、死者への哀悼と被災者への連帯」を示した上で、同国への食料などの物資支援を緊急に行なうことを明らかにしている。

■スペイン、支援第2便 Caraco Radioの記事
スペインからハイチに向けた、支援物資を積んだ空軍機の第2便が、離陸した。ハリケーン「マシュー」による甚大な被害を受けた同国に対し、スペインはすでに援助物資を送っている。同国政府は、対コロンビア和平資金の一部を流用し、ハイチ支援に回すことを決めた。同国政府は第3便の準備も開始している。

■グアテマラ、ニート80万人 Caracol Radioの記事
グアテマラでは、職業にも学業にもついていない若者である「ニート」が、80万人いるという。政府はこの数字を、「危機的状況」と位置づけ、こうしたニートに対し職業や学業に着くよう、広報を出した。政府は、国の先行きに対する不安をこの理由としている。一方同国では、若い世代が職業を得ることが難しい状況となっている。

■LATAM、キャセイと提携 Breaing Travel Newsの記事
Latam航空は、香港のキャセイ・パシフィック航空と提携した。提携したのは旧TAM航空にあたるLATAMブラジルで、キャセイ航空との間で今後コードシェアを行なうという。米国ニューヨーク路線のシェアで、利用者の乗継利便性を向上させる。両社はともに、国際的な航空連合であるワンワールドのメンバーだ。