2016.10.15

【ボリビア】

■エボ、チリを告発 La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は、ボリビアの経済発展を阻害したとして、チリを告発した。19世紀末の太平洋戦争でチリに海岸線を奪われたボリビアだが、平和条約に基づき主権ある海岸線を同国に求めている。モラレス大統領は、チリの不当な行為によりボリビアは内陸国となり、発展を阻害されたと断じた。

■海があれば、6%成長 Página Sieteの記事
ルイス・アルセ経済相は、ボリビアが海岸線を持っていれば平均で年率6%の成長が実現できていた、と語った。チリに海岸線を奪われたボリビアは、同国に主権ある海を求め、国際司法裁判所に提訴している。内陸国に押し込まれたことで、ボリビアの成長は0.4~0.5%にとどまったと同大臣は指摘した。

■内陸国、アクセス権を求める La Razónの記事
ボリビアを含む世界の内陸国の会議で、海へのアクセス権を求める決議が行なわれる見通しだ。トルクメニスタンで世界の内陸国の外相らが集まる国際会議が開かれる。ボリビアは、海へのアクセス権を認めるよう求める議決を各国に働きかけており、採択される見通しとなった。

■エネルギー副議長国に Página Sieteの記事
ボリビアは、エネルギー世界会議の副議長国になる。23回めとなるこの会議が、トルコのイスタンブールで開かれた。この会議で、新たな議長国としてエチオピアが選ばれ、副議長国としてラテンアメリカ・カリブ海地域からボリビアが選出されたものだ。ボリビアのクラウディア・クロネンボルド氏がこの役職を務めることになる。

■リモデル契約破棄、透明性に欠ける Página Sieteの記事
サンタクルスのビルビル国際空港のリモデル工事契約の破棄は、その内容などの透明性に欠けている。政府はこの空港の南米のハブ化を狙い、3億ドルを投じて工事を行なう契約を中国社と交わした。しかし契約の不履行などを理由に、これを破棄したことを発表している。内容がまったく示されておらず、妥当性などについて国民が知ることもできない状態となっている。

■横断鉄道、ペルーと実務者協議 Página Sieteの記事
ボリビアとペルーは、大陸横断鉄道の実現に向けた実務者協議を行なう。ボリビアは国内鉄道網を活用する形で、ブラジルの大西洋岸とペルーの太平洋岸を結ぶ鉄道の実現を働きかけている。ペルー政府はこの案を支持する姿勢を固め、この実現に向けた協議を開始することになった。

■ラパス、20日にスト予告 Página Sieteの記事
ラパスのバス運転手らは、この20日に24時間のストライキを行なうことを通告した。ルイス・レビジャ市長に対し、サービス改善が目的で、事業用車輛の減税などを申し入れているが、前向きの回答が得られないとしてストを通告したものだ。市内の48の事業者がこのストに参加する見通しで、スト決行となれば市内の交通は混乱する見通しだ。

■労働組合がデモ Página Sieteの記事
ラパスの労働省の建物の前で、複数の労働組合がデモを行なった。政府は2014年から、アギナルド(クリスマス手当)の倍払を使用者に求めていた。しかし今年、経済成長が予想を下回ったことから、この措置をとらないことが発表されている。組合は、二重アギナルドの復活を求め、このデモを行なった。

■オルーロで動物たちの謝肉祭 La Patríaの記事
オルーロ工業大学(UTO)のオーケストラが、サン・サーンスの「動物たちの謝肉祭」を演奏した。この交響楽団は毎年この大学の講堂で演奏を行なっているが、今年はこの曲を選んだという。オルーロはそのカルナバル(謝肉祭)がユネスコ無形文化遺産に登録されている。


【チリ】

■マリファナ、薬局販売解禁か Página Sieteの記事
国内の薬局、ドラッグストアでのマリフアナ(大麻草)の販売が、解禁となる。国内では、許可のもと緩和ケアなどのためにマリファナを使用することが合法化された。この一環で、「Sativex」というマリファナ成分を含む医薬品の店頭での販売が、許可されることになったものだ。この医薬品の店頭販売価格は、1500ドルだという。


【エクアドル】

■コレア、戒厳令延長 El Universoの記事
ラファエル・コレア大統領は、戒厳令を延長する方針だ。4月16日、エスメラルダス県沖でマグニチュード7.8の大きな地震が発生し、建物倒壊により600人以上が死亡した。この事態を受け政令1215号で、エスメラルダス、マナビ県に戒厳令が出されている。この効力が政令公布から半年の10月16日に切れることから、政府はこれを延長する手続きに入った。

■トゥングラワ、警戒引下げ El Universoの記事
トゥングラワ火山について、警戒度が上から2番めのランクのオレンジ色から、3番めの黄色に引き下げられた。国の防災委員会が発表したものだ。キトの南140キロのこの火山は、1999年以来、断続的に活動を活発化させている。2006年の噴火時には火砕流で死傷者を出している。現在は落ち着いた状態にあるとして、今回の引下げとなった。


【コロンビア】

■FARC、政府に応じる El Universoの記事
左翼ゲリラ組織コロンビア革命軍(FARC)は、フアン・マヌエル・サントス大統領の決断に応じた。両者は和平に合意したが、今月2日の国民投票でこれが否決された。これを受け、修正協議を行なう必要が生じているが、サントス大統領はこの12月末での停戦を決断し、発表していた。FARC側もこれに応える姿勢を示した。

■LGBTへの暴力が増加 El Universoの記事
国内では、同性愛者など性的マイノリティに対する、暴力が増加しているという。国内で活動するLGBTの団体が明らかにしたものだ。暴力被害にあったり、殺害されたりする事件数は、この4年で増加した。国内では同性パートナーシップが認められるなど、LGBTの地位は認められつつあるが、一方で差別などは根深いと同団体は指摘する。


【ベネズエラ】

■マドゥロ、予算を議会に El Universoの記事
ニコラス・マドゥロ大統領は予算案を、議会に送った。昨年12月に行なわれた選挙で、議会は野党が圧倒的多数を占めている。野党はマドゥロ政権の経済運営を厳しく批判しているが、マドゥロ大統領は支持者らの声に応えながら、予算案を発表した。国内では政府の経済失政で、物資不足が蔓延している状態だ。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■キューバ産葉巻とラム、制限解除 El Universoの記事
米国は、キューバ産の葉巻とラム酒について、輸入制限を撤廃した。米国によるキューバへの経済制裁緩和の一環だ。葉巻やラム酒を含むアルコール類については、ほかの国々からの輸入と同じ手続き、関税になる。一方、米国内からキューバ国内への送金の制限については、今もその措置が続いている。