2016.10.26

【ボリビア】

■外相「チリに損失補填を求める」 La Razónの記事
ダビド・チョケワンカ外相は、チリに対し損失補填を求める方針を示した。この20日から21日、同国の税関ストでボリビアの貨物が通関できず、およそ2千台のトラックが国境で足止めされた。内陸国のボリビアは同国北部の港湾を外港として使用しており、この事態で巨額の損失を被ったと指摘されている。外相は公式に、チリに補填を求める準備を進めていることを明らかにした。

■チリ外相に直接抗議 La Razónの記事
ダビド・チョケワンカ外相は、チリのエラルド・ムニョス外相に直接、抗議したことを明らかにした。チリの税関ストでボリビア貨物の通関が滞り、ボリビアは多額の経済損失を被った。チョケワンカ外相はムニョス外相に対し、「チリはボリビアを内陸に押し込め、監禁した」と抗議したという。ボリビア側はこの事態が、1904年に結ばれた平和条約に違反する、と指摘している。

■大統領府で爆弾騒ぎ La Razónの記事
ラパスの大統領「パラシオ・ケマード」で爆弾騒ぎがあった。館内で爆発物を感知したとして、警報が鳴ったものだ。しかし館内ではこうした爆発物は見つからず、警報の誤作動とみられている。当時エボ・モラレス大統領やアルバロ・ガルシア・リネーラ副大統領は執務中だったが、公務に影響はなかった。

■ラパス、交通ストは見送り La Razónの記事
ラパスの交通ストライキは、実施見送りとなった。ミニバスなどの交通事業者や運転手らは、税制についての要求行動からこの20日、ストライキを行なった。今度は48時間のスト実施を通告していたが、ルイス・レビジャ市長側との対話の機会がもたれることになり、今回のスト実施については見送りとなったものだ。

■国際キヌアセンター、90ha La Patríaの記事
オルーロに設置された「国際キヌアセンター」は、90ヘクタールの専用農地を取得したという。このセンターは、アンデス原産の穀物の研究開発拠点として設けられたものだ。パリアに90ヘクタールの農地を得て、研究開発を行なうという。アカザ科のキヌアは栄養価が高く、2013年は国連が定める「国際キヌア年」だった。

■ペルーも鉄道計画に参画 Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領は、ペルーも「大陸横断鉄道計画」に必ず参画する、と断言した。ボリビアは国内鉄道網を活用する形で、ブラジルの大西洋岸とペルーの太平洋岸を結ぶ鉄道の計画を進めている。モラレス大統領は、ペルー側にもこの重要性は伝わっており、同国も計画に参加する、と語った。11月4日、両国による共同閣議が開催される。

■MAS、それでもエボ再選を目指す Página Sieteの記事
与党MASはそれでも、エボ・モラレス大統領の2019年選挙での再選を目指している。ラパス県のMAS組織の代表、レオナルド・ロサ氏が語ったものだ。オルーロで採択された現行憲法の規定でモラレス大統領は出馬できないが、それでも再選の道をMASは模索しているという。モラレス大統領をおいてほかに、適切な候補がいないのも現実だ。

■都市部でエボ不支持が増 Página Sieteの記事
国内ではとくに都市部で、エボ・モラレス大統領の不支持が増加している。RTPが行なった調査によると、ラパス、エルアルト、コチャバンバ、サンタクルスといった都市部で、4月調査に比して不支持が数ポイント上昇している。ただし全体として支持率は、横ばい状態だ。同様の傾向は、アルバロ・ガルシア・リネーラ副大統領にも言える。


【エクアドル】

■サンタ・エレーナ、水が出ない El Universoの記事
サンタ・エレーナ県の一部エリアでは、依然として水が出ていないという。同県では先週末、主要水道管の工事などのため、広範囲で一定時間、断水となった。しかし一部エリアは、この断水期間が終了した後も、水道が利用できない状態にある。断水エリアの住民らは、「行政が嘘をついた」と不満の声が上がっている。


【コロンビア】

■パナマと国境警備強化 El Universoの記事
コロンビア、パナマ両国は、両国国境地域での警備体制の強化に合意した。フアン・マヌエル・サントス大統領とフアン・カルロス・バレラ大統領が会談したものだ。ダリエンギャップと呼ばれる両国国境はジャングル地帯で、このエリアが薬物輸送や人身売買、密入国のルートになっていることが指摘されている。両国は情報共有などを進め、警備を強める。


【ベネズエラ】

■政府と野党、対話受け入れへ El Universoの記事
ニコラス・マドゥロ政権と、議会で圧倒的多数を占める野党は、対話を受け入れた。対立する両者に対し、イデオロギーの問題を抜きにして、国が直面する問題を解決するための対話を、バチカンが斡旋した。マルガリータ島で行なわれた予備協議に双方が参加し、対話を行なうことで合意した。

■野党、議会裁判 El Univesoの記事
野党は、「議会裁判」を行なう方針を示した。ニコラス・マドゥロ政権の退陣を目指す野党は、議会では圧倒的多数を占める。この議会で裁判を行ない、経済問題におけるマドゥロ大統領の有罪か無罪かを決めるという。野党はリコールを目指し、署名を集めたが、選管は必要数に足りていないとしてリコール実施を否決した。

■野党、大規模デモを呼びかけ La Repúblicaの記事
野党は国民に対し、政府への大規模なデモを呼びかけた。国内24すべての州の幹線道路の封鎖や、都市部での大規模行進を26日に一斉に行なうという。経済失政で国民の生活が混乱し、さらに人権も守られていない状況は、ニコラス・マドゥロ政権の責任だ、と野党側は断じた。

■ペルーの記者ら拘束 El Comercioの記事
カラカスの空港で、ペルー国籍の記者4人が足止めされているという。在カラカスの大使館とペルー外務省が明らかにしたものだ。この4人の記者は、メキシコのメディアと契約し、取材のためベネズエラを訪れた。4人は取材のための就労ビザを得ていたが、当局側がこのビザでの入国を拒んでいるという。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■グアテマラ、首長射殺 El Universoの記事
グアテマラで、地方自治体の首長とその12歳の娘が射殺された。事件が起きたのはメキシコ国境の、ウェウェテナンゴ県のラ・メシリャだ。ラ・リベルタのカルロス・ダリネル・アギレ首長が乗った車に銃弾が浴びせられ、一緒に乗っていた娘とともに死亡したものだ。現場一帯は、薬物などの地下組織が暗躍している場所だった。

■ラテンアメリカ、「天気」良好 El Universoの記事
ラテンアメリカ経済の「天気」は良好だという。世界銀行(BM)が2017年の経済について、見方を示したものだ。190か国・地域の経済天気図を示したもので、ラテンアメリカ32か国中、22か国に天気の好転がみられた。ランキング最上位は47位のメキシコで、以下53位にコロンビア、54位にペルーとなっている。経済が混乱しているベネズエラは187位だ。

■リオ、対女性暴力デモ El Universoの記事
ブラジル、リオデジャネイロでは、女性に対する暴力や殺人に反対するデモ行進が行なわれた。ラテンアメリカ各国の女性団体、人権団体と共同で行なったもので、参加者の大半は女性だった。ラテンアメリカでは旧来の男性優位主義が今も強く残った側面があり、女性の人権が守られていない、とデモ隊は訴えた。

■ゲレロ州で銃撃戦 El Universoの記事
メキシコ南部のゲレロ州で銃撃戦があり、7人が死亡した。現場となったのはティエラ・コロラダのトラヨラパのコミュニティだ。対立するグループ間の抗争が銃撃に発展したものだ。死者のほか、多くの負傷者が出ているが、その人数ははっきり分かっていない。ゲレロ州では大麻草やケシの違法栽培が行なわれ、違法組織の資金源となっていることが指摘されている。