2016.10.29

【ボリビア】

■副大統領、チリを非難 La Razónの記事
アルバロ・ガルシア・リネーラ副大統領は、チリを厳しく非難した。同国の税関がストを行ない、ボリビアの貨物が通関できず国境で足止めされる事態が生じた。副大統領は、こうした事態が、1904年に両国が結んだ平和条約に抵触することを、チリは認識していないと指摘し、チリ政府の対応を批判した。内陸国のボリビアは、チリ北部の港湾を外港として使用している。

■ハブ空港のデザインに不満 La Razónの記事
政府は、ハブ空港のデザイン案に強い不満を示した。サンタクルスのビルビル国際空港をサンパウロやリマと競えるハブ空港に育てようと、政府は中国の北京城建社と契約した。しかし同社が示した案はデザイン、予算ともに、ボリビア政府の想定に達していなかったという。この空港は、日本のODAで建設された。

■オルーロ、渇水対策で70万Bs La Patríaの記事
オルーロ県は、県内の渇水対策で70万ボリビアーノの緊急予算を計上した。先の雨季が「空梅雨」だったことから、国内の広い範囲は現在、渇水に直面している。オルーロ県は中でも影響が大きく、とくに農業や牧畜で被害が起きつつある。この70万Bsは、被害を受けた農家などに手当として支給される。

■Unasur、横断鉄道に協力 Página Sieteの記事
南米諸国連合(Unasur)は、ボリビア政府が計画する大陸横断鉄道に資金面を含め協力する。この鉄道はブラジルの大西洋岸とペルーの太平洋岸を結ぶもので、国内の鉄道網を活用する形で整備する。Unasur側は、この建設に向けた調査費などの資金援助を行なうことをボリビアに申し出た。

■ABC、1億Bsを用意 Página Sieteの記事
ボリビア道路管理局(ABC)は、この雨季に向けて1億ボリビアーノを用意した。国内の広い範囲はこれから雨季が本格化するが、雨の多い時期には土砂災害が起きやすく、道路交通に問題が生じやすい。同機関はこれに即時対応するため、この資金を用意したという。また緊急対応に向け、国内外の42の建設会社と覚書を交わしている。

■マドゥロ、12月に来暮へ Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領は、この12月にベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領が来暮すると発表した。モラレス大統領は、初のインディヘナ(先住民)出身大統領である自身が2006年に初当選した12月18日を、文化革命の日と位置づけている。この日に合わせ、マドゥロ大統領が来暮するという。

■エボ、サパタ氏を語る Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領が、元交際相手のガブリエラ・サパタ氏について語った。サパタ氏の存在と、同氏が出産したというモラレス大統領の隠し子は、大きなスキャンダルとなった。モラレス大統領は自らこの件に触れ、交際は事実だが、初めからこどもはいなかった、と述べた。この隠し子については、サパタ氏側の捏造との見方が強まっている。


【ペルー】

■リマで地震、1人負傷 El Universoの記事
リマで27日夜、やや強い地震が起きた。観測機関によると、震源はカジャオの西58キロの太平洋で、震源の強さはマグニチュード5.0だ。サンフアン・デ・ルリガンチョの行政によると、同地域で住宅15棟が損壊し、女性1人が負傷したという。リマでは1974年に大きな地震があり、甚大な被害が生じた。


【アルゼンチン】

■AR機が緊急着陸 La Nacionの記事
アルゼンチン航空の旅客機が、緊急着陸した。この事態を起こしたのは、ブエノスアイレスのエセイサ国際空港から、米国ニューヨークに向けて離陸したエアバスA330型機だ。離陸直後に機体に技術的問題が生じ、引き返して着陸した。乗客らに負傷はなく、この便は数時間後に再び離陸したという。

■バリロチェ駅、文化遺産に Río Negroの記事
リオ・ネグロ州の観光地、サンカルロス・デ・バリロチェの鉄道駅の建物が、文化遺産となった。上院議会がこの議案を可決し、決まったものだ。この鉄道駅は1934年の建造で、パタゴニア地方の鉄道の歴史を今に伝える存在と位置づけられた。今も、ビエドマとの間をトレン・パタゴニコ(パタゴニア列車)が往復している。

■また反Uber闘争 El Universoの記事
ブエノスアイレスでは、またタクシー運転手らが、反Uberのデモを行なった。配車アブリレーションのUberの普及で、タクシー運転手らは仕事を奪われる、と危機感を強めている。政府に対し、このUberの使用を差し止めるなどの措置をとるよう、要求しているものだ。市内では3万8千台のタクシーが、登録されている。


【エクアドル】

■ガラパゴス、ボート火災 El Universoの記事
ガラパゴス諸島でボート火災が起きた。現場となったのは、サンタクルス島のプエルト・アヨラの漁港だ。漁船で爆発が発生し、この船が全焼したものだ。この爆発と火災で1人が死亡し、1人が負傷している。この火災による、同諸島の環境への影響はないという。現在、爆発原因についての調べが進められている。

■サンボロンドンで地震 El Universoの記事
グアヤキル近郊の住宅地、サンボロンドン付近を震源とする地震が起きた。地震が起きたのは28日午前2時43分のことで、観測機関によると震源の強さはマグニチュード3.7、震源の深さは54.86キロだ。この地震による人や建物への被害報告はなく、また津波の発生もなかった。


【コロンビア】

■ELN、人質を解放 El Universoの記事
左翼ゲリラ組織、民族解放軍(ELN)は、人質を解放したと発表した。政府は、コロンビア革命軍(FARC)に続き、同組織とも和平交渉を進めようとしている。しかしキトで行われるはずだった対話が、ELNが人質を得たことから中止されていた。同組織はこの人質解放は、和平交渉を前向きに進めるため、と説明している。

■閣僚の小型機が事故 El Universoの記事
ボゴタのエルドラード空港で、フアン・フェルナンド・クリスト内務相を乗せた小型機が、事故を起こした。公務のためペレイラを訪れた同大臣は、警察の保有する小型機で同空港に戻った。この際、同空港の北滑走路でオーバーランを起こしたという。同大臣を含む、乗客と乗員全員は無事だった。


【ベネズエラ】

■反政府デモ、参加者が減少 El Universoの記事
野党の呼びかけであらためて行われた反政府デモだが、参加者が減っている。以前、同様の呼びかけの際には多くの市民が集まり、声を上げ続けた。しかし今、多くの国民が日々の生活に疲弊し、日常生活を優先せざるをえなくなっているという。スト当日ながら、カラカス市内でも日常的な光景がみられた。

■最低賃金上げ、でも足りず El Universoの記事
政府は最低賃金を引き上げたが、それでも市民の生活は苦しいという。ニコラス・マドゥロ政権は、最低賃金を40%引き上げる措置をとった。しかし同国では、インフレの進行が激しく、この引き上げの効果を一般労働者が感じる前に、物価が上昇してしまう状態だ。また公定レートと闇レートの乖離で、実質的にボリバール払いの給与は下がっている現状でもある。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■アマスソナス、増便を検討 El Observadorの記事
アマスソナス・ウルグアイは、ブエノスアイレス線の増便を検討し始めた。モンテビデオ-ブエノスアイレス線で競合するアラス・ウルグアイが、運航を停止した。この需要を取り込もうと、同社は現在週12往復運航している同路線を、14往復以上に増やしたいという。アマスソナスは、運航を停止したBQB航空から、この路線を引き継いでいる。