2016.11.22

【ボリビア】

■渇水の国家非常事態宣言 La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は21日、渇水についての国家非常事態宣言を発令した。政府はこの日、政令2987号を公布し、この宣言を出した。国内では雨不足の影響で、各地で渇水、旱魃が生じ、都市部では断水による生活への影響が広がっている。モラレス大統領は、状況がさらに悪化するおそれもあり、国民に対し準備を進めるよう求めた。

■水不足は5つの県で La Razónの記事
現在国内では5つの県で、水不足が深刻化している。国防省が明らかにしたものだ。水不足の影響が広がっているのはラパス、チュキサカ、コチャバンバ、ポトシ、オルーロの各県だ。とくに人口が多いラパス、エルアルトでは断水が行なわれ、多くの市民が生活の上で困難に直面している。

■キロガ氏、政府を批判 Página Sieteの記事
元大統領のホルヘ・キロガ氏は、水不足の深刻化を受け、エボ・モラレス政権を批判した。同氏はこの問題を政府が看過し、必要な手を打たなかったことが事態を悪化させたと断じた。またその上で、断水などが発生し国民が困難な状況に立つこの責任は、現政権にあると指摘している。

■YPFBも水を運ぶ Página Sieteの記事
ボリビア石油公社(YPFB)のトラックも、水を運んでいる。現在ラパス、エルアルトでは雨不足による渇水から断水が生じており、一般家庭向けの水を給水車が輸送している。この数が足りないことから、YPFBの新車が給水用に一時使用されている。このトラックは現在エルアルトや、ラパスのオブラヘスで見ることができる。

■ラパス、15分間の雨 El Deberの記事
ラパスでは21日15時前、およそ15分にわたり雨が降り、市民が歓喜に沸いた。雨の降りは強く、市内中心部の坂道はまるで川のようになるほどだった。市内では雨不足による渇水で断水が続いており、この雨により事態が改善することを多くの市民が期待した。しかしこの雨はまとまった量ではなく、根本的な解決を図るほどではなかった。

■学校は11月30日まで Página Sieteの記事
ラパス、チュキサカ、ポトシの小学校の授業は11月30日まで、中学校、高校は12月2日までだという。教育省が明らかにした日程だ。3県については、ほかの県と同じ12月7日まで授業を行なう予定だった。しかし水不足が深刻化していることから、夏休み入りを前倒しすることを決めたという。

■パラグアイとも鉄道合意へ La Razónの記事
政府は、パラグアイからも大陸横断鉄道計画への合意を得たい考えだ。現在、国内鉄道網を活用する形で、ブラジルの大西洋岸とペルーの太平洋岸を結ぶ鉄道の建設計画を、政府は推進している。パラグアイをこの鉄道は通らないが、同国の貨物輸送の上でも利点が大きいとして、同国にも合意を働きかける方針だという。

■中国のイリマニ開発を否定 El Díaの記事
セサル・ナバロ鉱山相は、中国企業によるイリマニ山の鉱産資源開発の可能性を否定した。ラパス近郊のこの霊峰の開発を進める計画があるとして、ラパス市民の間などからアレルギー的拒否反応が起きていた。しかし鉱山省によると、中国企業によるこうした開発の具体的計画は今の時点では進められていないという。

■ポトシ県で小型機事故 El Deberの記事
ポトシ県北部で、小型機が墜落する事故が起きた。地域ラジオ局によると、この事故が起きたのはコルケチャカだ。21日朝10時過ぎ、小型機がこの地に墜落して、大破した。今の時点で、1人の死亡が伝えられているが、このほか負傷者がいるかどうかは分かっていない。この機の運航目的や、所属なども不明だ。

■エクアドルとコカ葉合意 Página Sieteの記事
ボリビア、エクアドル両国は、コカ葉についての覚書を交わした。ダビド・チョケワンカ外相と、エクアドルのギジェルモ・ロング外相が締結したもので、コカ葉の産業利用などについて、情報などを交換する内容だ。コカ葉はアンデス原産のハーブだが、コカインの原料になることから、国連は禁輸作物に指定している。それでも、このハーブの産業利用について、両国では関心が高い。

■漁業組合が絶滅寸前 La Patríaの記事
オルーロ県では、漁業組合が絶滅寸前となっている。昨年12月、県内のポオポ湖が干上がり、地域行政が消滅を宣言する事態に至った。この湖に限らず、ウルウル湖やデサグアデーロ川では、水量減少や汚染で、漁業が難しくなっている。このため、漁業者同士の協力機関である組合の多くが現在、開店休業状態となっているという。

■プエルト・スアレス、滑走路の傷み El Deberの記事
サンタクルス県のブラジル国境、プエルト・スアレス空港の滑走路が傷んでいるという。同空港の2000メートル滑走路のうち、およそ半分の部分に傷みが生じている。空港側と管理側は、来年1月か2月頃に、補修工事を着手する方針だ。この空港滑走路ができたのは1983年で、以後大規模改修は行なわれていなかった。


【ペルー】

■マチュピチュ、偽造チケットに注意 El Comercioの記事
マチュピチュ遺跡公園へのチケットについて、偽造に注意するよう呼びかけられた。クスコで、偽造チケット5枚を販売したとして、32歳の男が逮捕された。この男は、マチュピチュに向かう鉄道の駅で、こうした偽チケットを格安で販売していた。警察によるとこうした偽造チケットはクスコのアルマス広場やアグアス・カリエンテスでも売られるケースが報告されているという。

■非衛生パネトンへの注意 Perú21の記事
保健省は、非衛生パネトン(パネットーネ)への注意を呼びかけた。リマ、オリーボスの食品工場で、虫がうようよと出現する場でこのパネトンが製造されている実態が報告された。クリスマスから年末、国内ではパネトンの消費が増えるが、このような非衛生、かつ危険な商品が市場に出回るという。保健省は、信頼できる銘柄を選ぶよう、国民に呼びかけた。


【チリ】

■タクシーメーター不正操作 La Terceraの記事
サンティアゴのタクシーの間で、運賃のメーターの不正操作が横行しているとみられる。通常よりも高い運賃が付加されるなどの苦情が、増加しているという。交通分野のこうした苦情の実に46%は、タクシーメーターの扱いについてのものだ。タクシー関連では、運転手によるサービス放棄などの苦情が続く。

■バルパライソ、4か国語の警察官 BioBio Chileの記事
バルパライソには、外国語を話せる警察官が投入された。観光地をパトロールする警察官として、英語、フランス語、ポルトガル語、ロシア語を話せる人材が登用されたものだ。ユネスコ世界遺産に登録されるバルパライソは外国人にも人気の観光地だが、一部で治安の問題を抱えたエリアもある。


【アルゼンチン】

■マクリ、安倍首相と会談 Clarín.comの記事
マウリシオ・マクリ大統領は、ブエノスアイレスの大統領府で、日本の安倍晋三首相と会談した。日本の首相の公式訪問は、実に57年ぶりだ。両者は両国関係のさらなる進化や投資環境の整備などについて合意した。アルゼンチンの前の2代政権は中国を重視し、日本との政治、経済的関係は薄まっていたが、マクリ政権は日本との関係を重視する姿勢を示している。

■リネアC、突然のスト Clarín.comの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)リネアCでは21日朝、突然のストライキが行なわれた。朝5時から7時にかけて、同路線は全線で運転が見合された。朝のラッシュ時間帯と重なり、運転再開後も混乱が続き、正常化したのは9時頃となった。組合側は労働人員の拡充などを経営に求めている。並行するコレクティーボ(路線バス)は、この影響で混雑した。

■サンフアン州、地震被害 La Nacionの記事
サンフアン州では、地震による被害が報告されている。20日17時57分頃、州都の南西19キロを震源とする地震が発生した。震源の強さはマグニチュード6.5だ。この地震により国道7号では土砂災害が発生し、一部区間が不通となっている。揺れは震源から139キロのメンドサや、コルドバ、チリ国内でも感じた。高い建物の上階での揺れは、大きかったという。

■LATAM、遅れの可能性 Minuto Unoの記事
LATAMアルゼンチンの便について、これから遅れが生じる可能性がある。同社の操縦士の労働組合が明らかにしたものだ。経営に対する賃金などの改善要求から、今後ストが行なわれる見通しだ。ブエノスアイレスのホルヘ・ニューベリー空港(アエロパルケ)、エセイサ国際空港を発つ便を中心に、遅れが連鎖的に広がる可能性がある。

■メンドサ空港、予定どおり Diario de Cuyoの記事
メンドサ空港は予定どおり、12月7日に再開されるという。同空港は滑走路の再補修などの工事のため、9月7日から閉鎖されている。工事は順調に進んでおり、予定通りの期日に再開する見通しとなった。同空港発着の便はサンフアンやサンラファエルの空港に一時移管されている。

■LCCデビューは12月12日 La Vozの記事
アルゼンチンの国内線LCCのデビューは12月12日となる。サルタにベースを置くアンデス航空が明らかにしたものだ。同社はこの日からブエノスアイレス-コルドバ線を運航するが、バス運賃並みの1600ペソの低運賃を掲げている。国内では初めての、LCC型の運賃、サービス設定となる。同社は2017年にかけ、LCC型路線を16路線、拡充する方針を示した。


【エクアドル】

■マナビ、M4.5の地震 El Universoの記事
マナビ県では20日20時34分頃、地震が起きた。観測機関によるとこの地震の震源はハマ沖の太平洋で、震源の強さはマグニチュード4.5、深さは4.88キロだ。この地震による人や建物への被害はなく、津波の発生もない。この地震は、4月16日に発生したM7.8の大地震の余震とみられる。


【コロンビア】

■サントス、転移や再発はない El Universoの記事
フアン・マヌエル・サントス大統領は21日、癌の転移や再発はない、と断じた。同大統領は2012年に前立腺癌を患い、先週米国内の機関で、新たな検査を受けていた。この結果、転移や再発は見られないことが確認されたという。サントス大統領はコロンビア革命軍(FARC)との和平交渉が評価され、今年ノーベル平和賞を受賞する。


【ベネズエラ】

■メルコスルの議決権を失う Caracol Radioの記事
ベネズエラは、経済ブロックであるメルコスルの議決権を12月にも失うという。ブラジルを訪れているウルグアイの、タバレ・バスケス大統領が明らかにしたものだ。メルコスルはベネズエラに対し、メルコスルの基準を満たすよう求めているが、これを完遂する見通しが立たない。原加盟4か国中、ウルグアイは唯一、対ベネズエラで穏健な立場をとっている。

■カプリレス氏、退陣が前提 Caracol Radioの記事
野党リーダーのエンリケ・カプリレス氏は、政府と野党との協議の前提は、ニコラス・マドゥロ政権の退陣であると断じた。バチカンの斡旋で両者間の対話がこの11日から行なわれていた。野党側は、今後の対話については野党が求めるリコール投票が前提で、カプリレス氏はこの前提に基づかない今後の対話は、行なわない姿勢を示した。

■物資不足は4周年 ACNの記事
ベネズエラが食料などの物資不足に直面し、4年を迎えたという。国内の労働組合Uneteが明らかにしたものだ。経済失政や原油安の影響で輸入が滞り、食料や日用品などの不足が国内では続いている。現在も多くの人が、物資を得るためにスーパーの前に長い行列を作っている状態だ。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■フエゴ火山、また噴火 La Prensaの記事
グアテマラの活火山、フエゴ火山がまた噴火活動に入った。首都の西50キロにあるこの活火山は、同国内でもっとも活発な活火山の一つだ。観測機関によると今年15度めの活動に入り、噴煙が5千メートルの高さに立ち上っているという。火山灰は火口から20キロの範囲に降っている。今後、航空便に影響が生じるおそれがある。

■パラグアイ、スペインと原子力協定 Caracol Radioの記事
パラグアイ政府は、スペインと原子力分野での協力についての覚書を締結した。同国外務省が明らかにしたもので、原子力利用や、原子力の安全性についての協定だという。パラグアイには原子力発電所はなく、今の時点で具体的な開発計画もない。この覚書は、国民や環境を守ることがあくまで目的だという。

■コスタリカ、大雨警報 Caracol Radioの記事
コスタリカではカリブ海岸地方に、大雨警報が出されている。カリブ海で発生した熱帯性低気圧が接近しているためだ。カリブ海岸のリモン県に上から3番めのクラスの黄色警報が出され、このほかカリブ海岸や南部に注意報が出されている。隣国ホンジュラスも、カリブ海岸に大雨や強風に対する注意報を出している。

■コロニアでバス事故 El Paísの記事
ウルグアイ西部のコロニアで、バス事故が起きた。21日朝5時頃、カルドナとロサリオを結ぶ道路で、バスと対向してきた小型トラックが正面衝突したものだ。この事故でトラックの運転手の男性が死亡している。バスの運転手によると、トラックが対向車線にはみ出してきたという。このCUT社のバスはフライ・ベントスからモンテビデオに向かっていて、57歳の乗客が骨折した。


【国際全般】

■QR、ケープタウン線大型化 Business Travellerの記事
カタール航空は、南アフリカ共和国のケープタウンへの路線について、機材を大型化する。同社はハブであるドーハとケープタウンを結ぶ路線を一日一往復運航している。観光需要が高いことから、現行の258席のボーイング787型機から、412席の777型機に大型化する。この措置は当面、この冬季スケジュールの期間、とられる。