2016.11.23

【ボリビア】

■12月17日からラパス全域断水 Página Sieteの記事
ラパスでは12月17日から、市街全域で断水が始まるという。環境省が22日、明らかにしたものだ。ラパスでは94地域で11月14日から断水が始まっているが、そのほかのすべての地域でも断水が行なわれる。少雨による水不足を受け、ボリビア政府は国内に渇水の国家非常事態を発令している。

z■エボ、視察等を中止 La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は、水源の視察などを中止した。モラレス大統領は21日、渇水についての国家非常事態を宣言し、国民に対し水不足に対する準備を進めることを求めている。ラパスなどの水源の視察などを予定していたが、水対策の具体的活動を優先させるとしてこれらの視察を中止したことをレイミ・フェレイラ大臣が明らかにした。

■水不足、人口の問題 La Patríaの記事
野党PDC所属のオルーロ選出のラウル・ロチャ上院議員は、国内で起きている水不足について、人口増加も要因であるとの見方を示した。水不足の最大の理由は少雨だが、同時にラパスなどへの人口の集中が、事態悪化を招いたと指摘している。同議員は、都市人口が増え続ける限り、このような問題が繰り返されると警告した。

■建設業にも影響 Página Sieteの記事
国内の建設業にも、水不足の影響が生じている。建設業連盟は、国内の加盟各社に対し、水の使用量を抑えるように勧告した。各現場で水の使用を抑えているが、この影響で建設業の効率が下がるなどの影響が生じているという。建設業の伸びは国内総生産(GDP)を6%上昇させているとの分析があるが、この分野の減速はボリビア経済に打撃となる可能性もある。

■国産ビールにも影響 Página Sieteの記事
ビール会社CBNは、水不足による断水で、同社のビール生産にも影響があると断じた。同社のイボ・ブラシセビック会長が明らかにしたもので、同社はすでに「緊急事態」に入っているという。少雨による水不足で、国は渇水の国家非常事態宣言を出している。ビール生産には大量の水が必要で、同社の生産体制や業績への影響は必至だという。

■チュキサカ知事「エボは再出馬する」 Página Sieteの記事
チュキサカ県のエステバン・ウルキス知事は、エボ・モラレス大統領が2019年選挙に出馬すると断言した。現行憲法の規定でモラレス大統領は次期選挙に出馬できず、今年2月の国民投票でも改正は認められなかった。ウルキス知事はそれでも、モラレス大統領は再選されるとし、準備期間は限られるが方法を模索すると断じた。

■ポトシ墜落機は薬物輸送 Página Sieteの記事
ポトシ県北部で墜落した小型機は、薬物を輸送していたと考えられる。警察が明らかにしたものだ。コルケチャカで所有者などが不明の小型機が墜落し、1人が死亡した。この現場から、焼けたコカインが見つかったことから、薬物輸送機であったとみられる。警察はこの機体が、ブラジルで登録されていたものではないかとみている。

■アイキレ、隕石落下か Página Sieteの記事
コチャバンバ県のアイキレで先週末、隕石が落下したという。ルイス・ロペス市長が明らかにしたもので、パナマ、ビジャ・グラナド、タブラ・マユで合わせて4つの、隕石とみられる石が見つかった。これらの隕石は20日18時頃に、これらの地に落ちたとみられる。一帯の多くの人が、空に光る物体をこの時間帯、目撃していた。

■家庭インターネット、14% El Díaの記事
国内の家庭で、インターネットが利用できるのは全体の14.9%にとどまるという。国立統計機構(INE)が明らかにした数字だ。携帯電話を通じたモバイル通信が広がる一方、インターネットの家庭利用は減少している。同機関の統計では、パソコンを持つ家庭は全体の24.4%にとどまるという。

■イビルガルサマ、バナナの日 El Deberの記事
コチャバンバ県のイビルガルサマでは、11月26日が「バナナの日」となった。この地ではバナナ生産が盛んで、国内のほかアルゼンチンにも輸出されている。この地の22の生産業者、団体が地域産バナナの浸透を図るため、このバナナの日を制定した。この26日、バナナ生産者らはこの日を祝うイベントを計画している。

■テレフェリコ、順調 La Patríaの記事
オルーロの観光用テレフェリコ(ロープウェイ)の建設工事は、順調に進んでいる。市内中心部とサンタバルバラ山を結ぶこのテレフェリコは、今年7月に開業予定だったが、遅れている。県側は来年1月17日を開業日と発表したが、今の時点ではこの日には問題なく完成する見通しだという。このテレフェリコはフランスのポマ社が建設にあたっている。

■アルカンタリ、また雨漏り Correo del Surの記事
スクレのアルカンタリ空港のターミナルでは、また雨漏りが生じた。空港を管理するAASANAが明らかにしたものだ。この空港は5月に開業したばかりだが、施工ミスなどから雨漏りが相次ぐ状態だ。またターミナルでは21日夕方に、短時間の停電も発生したという。この建物を施工したConvisa社の責任を問う声が上がっている。

■タクナで鉄道アピール La Razónの記事
ボリビア政府は、ペルー南端のタクナで「鉄道」をアピールする。タクナでは産業投資についてのフォーラムが開催され、政府関係者がこれに参加し、大陸横断鉄道計画を説明する。この鉄道はボリビア国内鉄道網を活用し、太平洋岸と大西洋岸を結ぶもので、太平洋の出口はペルーのイロ港となる見通しだ。現在タクナとラパスを直接結ぶ道路の建設計画も進められている。

■サンタクルス、狂犬病急増 El Deberの記事
サンタクルス県で、犬の狂犬病感染、発症例が急増しているという。保健局による調べで、感染が確認された件数が124件と、昨年よりも20%ほど多い。国内では狂犬病は一般的な感染症で、9つの県のうちその件数がもっとも多いのはサンタクルス県だ。保健局は県民に対し、飼い犬に対する予防接種を怠らないよう呼びかけた。


【ペルー】

■マチュピチュでまた落書き Correo Perúの記事
マチュピチュ遺跡公園でまた、落書きがあったという。22日朝10時、公園内のインカ時代の壁に落書きがあるのを職員が見つけた。この場で、この落書きをしていた外国人観光客の男が、現行犯逮捕されている。文化財への落書きはペルーでは重罪だ。文化省は、この落書きを消す方法を探るため、現地に職員を派遣した。

■アレキパ、M3.9の地震 Correo Perúの記事
アレキパで22日朝7時15分頃、軽度の地震があった。観測機関によると震源はカイリョマ郡のマドリガル付近で、震源の強さはマグニチュード3.9、震源の深さは15キロだ。マドリガルやメカなどでメルカリ震度2の揺れがあったが、被害は報告されていない。カイリョマ郡ではサバンカヤ火山の活動のため、地震が頻発している状態だ。


【チリ】

■ホームセンター職員らが行進 La Terceraの記事
サンティアゴで、ホームセンターで働く職員らがデモ行進を行なった。「Sodiac」の労働者らは、この2週間にわたりストライキを行なっている。組合は、同社が賃金や待遇の上で問題を抱え、労働者からの「搾取」を続けていると主張している。また同社の組合は、議会首都バルパライソでも、同様のデモを行なった。

■ハイチ人を違法雇用か 
BioBio Chileの記事
第7(マウレ)州のロンガビの工場が、ハイチ人を違法雇用していたという。地域の警察が摘発したものだ。同工場ではハイチ国籍の38人が働いていたが、いずれも合法的な就労ではなかった。またこれらのハイチ人の生活は、きわめて困難な状態に置かれていたという。工場側が安い労働力として、ハイチ人らから搾取を行なっていたとみられる。


【アルゼンチン】

■携帯匿名ユーザー廃止へ Clarín.comの記事
国内では今後18か月をかけて、携帯電話の「匿名ユーザー」が排除される。携帯電話回線と、個人をつなげる作業が行なわれるものだ。国内では携帯電話機の盗難事件が多発しており、盗難電話機の再利用を防ぐことがこの目的だ。警察によると携帯盗難は一日に5千件起きているという。

■レジ袋廃止まで1か月 Clarín.comの記事
ブエノスアイレスでは、「レジ袋」の廃止まで、あと1か月少しとなった。市内のスーパーなどではレジ袋は販売されているが、来年1月1日からはこの販売も禁止される。買い物客はエコバッグなどを買い物の際、自ら用意する必要が生じる。現在市内ではさまざまな用途に対応した、エコバッグの販売が広がっている。

■マル・デル・プラタ列車、試運転開始 La Nacionの記事
ブエノスアイレスとマル・デル・プラタを結ぶ鉄道便の再開に向け、試運転が始まった。昨年8月、サラド川にかかる鉄橋が崩落し、この鉄道便は運休している。橋梁工事が完了し、この再開に向けた試運転がいよいよ始まったという。今の時点で、商業運転の再開時期は不明だ。

■サンフアン空港、代替終了へ Diario el Zondaの記事
サンフアンの空港は間もなく、「代替」を終了する。メンドサの空港は滑走路補修のため、9月7日から閉鎖されている。この期間、同空港を発着する便の多くを受け入れているのがサンフアン空港だ。しかしメンドサの空港の工事が進み、予定通り12月7日から全面再開することになった。サンフアンの代替受け入れはこれで終了することになる。


【エクアドル】

■トロリーバス、スピード超過 El Comercioの記事
キト市内を走行するトロリーバスが、慢性的にスピード超過を起こしていたという。問題が指摘されたのは、市内南部のビジャフローラ地区だ。このエリアでは、走行するトロリーバスの騒音が、以前から指摘されていた。調べたところ、この地を通過するトロリーバスは、制限速度を20キロも上回る速度で走行していたという。


【コロンビア】

■外務省、日本にセンター開設 Caracol Radioの記事
外務省は日本に、「双方向センター」を急遽、設置した。日本では22日朝、マグニチュード7.4の地震が発生し、東北地方では津波が観測された。この事態を受け、日本国内に居住するコロンビア国民への支援や情報提供を行なうため、このセンターを東京に設けたという。領事館内に専用回線を用意し、対応にあたる。

■貸し腹を制度化へ Caracol Radioの記事
コロンビア政府は、貸し腹(代理出産)を制度化する方針だ。こどもを持つことを望みながら、身体や健康上の問題から難しい場合、今も年間1000件程度の貸し腹が行なわれると推測されている。これを合法的に行なう枠組みを、議会が検討しているものだ。妊娠中の女性の健康や、出生後のこどもの扱いなどについても明確化する。


【ベネズエラ】

■ベネズエラ女性、髪を売る Noticia al Díaの記事
国内では、自身の髪を売る女性が増えているという。国内では経済失政で物資不足が続くなど、経済の混乱が続いている。少しでも収入を得ようと、自身の髪を売る動きにつながっている。購入するのはコロンビアの業者で、買い取り額は4万~7万ペソだ。国境のククタなどで、盛んに売買が行なわれているという。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■パナマ、「オットー」に警戒 Caracol Radioの記事
パナマ政府は、カリブ海で発生した熱帯性低気圧「オットー」への警戒を強めている。カリブ海沿岸に最高度の「赤色警報」、ほかの地域に「黄色警報」を維持している。これまでにカリブ海岸のコロン地方では住宅の損壊などが生じ、4人が死亡し、1人が不明となっている。米国の気象機関は、このオットーが36時間以内にハリケーンに成長するとの見解を示している。

■ハイチPKO、来年4月まで El Paísの記事
ウルグアイ政府は、ハイチに派遣している平和維持活動部隊(PKO)について、来年4月15日までとしたい考えだ。タバレ・バスケス政権が明らかにしたものだ。同国は2010年からハイチに同部隊を派遣し、現在は249人が任務にあたっている。この撤収に向け、国連側と調整にあたっていることを明らかにした。

■ホンジュラス、コロンビア船購入 La Prensaの記事
ホンジュラス政府は、コロンビアから船1隻を買うという。フアン・オルランド・エルナンデス大統領が明らかにしたものだ。調達するのは、同国の領海警備にあたる船で、とくに薬物輸送などの取り締まり強化が目的だ。購入するのは15人乗りの長さ16フィートの船で、9ノットのスピードが出せるという。

■ニカラグア、新札発行 Caracol Radioの記事
ニカラグアでは12月1日から、新しい「1000コルドバ札」の流通が始まる。同国の中央銀行が明らかにしたものだ。国内では昨年までに、500コルドバ札などほかの額面の紙幣が刷新されている。現在34.28米ドル相当のこの新札は、偽造防止などの技術が採用され、詩人ルベン・ダリオの肖像が使用されている。