2016.12.08

【ボリビア】

■3か国の合同捜査会議 La Razónの記事
ボリビア、コロンビア、ブラジルの3か国検察による、合同捜査会議がサンタクルスで行なわれた。ボリビアのラミア機がコロンビア国内で墜落し、多くのブラジルの乗客が死亡したことを受けたものだ。この会議では捜査方針などが確認され、今後ラミア側の責任をどのように追及するかなど意見が交わされたとみられる。

■スアレス氏、週末に帰国へ La Razónの記事
11月28日のラミア機墜落事故で、奇跡的に生還した同社客室乗務員のヒメナ・スアレス氏は、この週末にも帰国する。同氏は命に別状はないものの、複数個所を骨折するなどの重傷を負い、メデジンで治療を受けている。担当医師が、近く帰国に向けた許可を出す方針を示し、ボリビア側もこの移送に向けた準備に入った。

■妻「夫は殺人者ではない」 El Deberの記事
墜落したラミア機を操縦していたミゲル・キロガ氏の妻、ダニエラ・ピント氏が「夫は殺人者ではない」と語った。メディアの取材に答えたもので、この事故以来、自身の夫が殺人者のように扱われることに耐えられない、と心情を語ったものだ。事故以来、ピント氏や家族が、言葉による攻撃を受ける機会も増えているという。

■ラミア、経営上の問題が限界か Página Sieteの記事
航空会社ラミアへの責任追及には、限界があるという。11月28日に墜落事故を起こし、71人が死亡したが、レニー・バルディビア大臣は、経営上の問題以外、法的に追求しようがない、との見方を示した。一方コロンビアの検察は、ラミアについて殺人容疑での立件の可能性にも触れている。

■SABSA、水の配分を求める Página Sieteの記事
国営の空港管理会社SABSAは、ラパス、コチャバンバ、サンタクルスの3つの主要空港について、水の配分を求めた。国内では渇水の影響で水の使用制限や断水が行なわれているが、同機関によるとこれらの空港のインフラ整備工事が影響を受けているという。この状態が続けば、工期内での完成が難しくなるとの見方を示した。

■大工場、水使用制限を提案 FM Boliviaの記事
ビクトル・ボルダ下院副議長は、大工場などの水の使用制限を提案した。国内では渇水が深刻化し、ラパスやオルーロ、ポトシなどで市民生活にも影響が出ている。こうした事態を打開するため、大量に水を消費する工場や鉱山などでの、使用制限を図ることを同副議長は提案した。

■日本、50万ドルの協力 La Razónの記事
日本は新たに、50万ドル規模の協力をボリビアに行う。在ラパスの古賀京子大使が明らかにしたもので、通信などの8項目のインフラ整備に、50万478ドルを支出する。1990年以降、日本はボリビアに対して595項目、合わせて3900万ドルの支援を行なっている。古賀大使は、この新たな協力で国内の経済の活性化につながると語った。

■アルカンタリ、打つ手なし Correo del Surの記事
スクレのアルカンタリ空港について、対応の打つ手がないという。今年5月にオープンしたばかりのこの空港だが、ターミナルの施工ミスなどから雨漏りがたびたび発生し、一時は館内が水浸しになる事態も起きた。チュキサカ県は施工会社の責任を追及する姿勢だが、雨漏りのメカニズムが分かっておらず、対処の仕様がない状態になっている。

■パリア、水がない La Patríaの記事
ボリビアの古都でもあるオルーロ県のパリアは、3か月にわたり水がないという。国内では広い範囲で渇水が問題となっているが、このパリアでは、事態が深刻だ。2011年に日本のJICAの協力で置かれた地下水くみ上げのポンプも故障し、水がまったく得られない状態となっているという。

■振り替え休日を実施へ Página Sieteの記事
労働省は、年末年始に振り替え休日を実施することを明らかにした。12月25日のクリスマスと、1月1日の元日が日曜にあたるため、翌日の月曜日、12月26日と1月2日を休日とする。公務員などはこれらの日は休みとなり、多くの民間企業も同様の措置をとることになるとみられる。


【ペルー】

■兵15人、コウモリに噛まれる Perú21の記事
クスコ県のラ・コンベンシオン郡で、兵15人がコウモリに噛まれたという。この事態が起きたのはアルト・ピンチャスで、薬物輸送などのパトロールにあたっていた部隊が、コウモリに襲われた。野生のコウモリは、狂犬病のウイルスを保菌している可能性があり、15人はクスコの病院で予防接種を受けるなどの措置を受けた。

■水不足、17県に El Comercioの記事
国内での水不足は、17県に広がっている。少雨の影響で各地で水不足が顕在化し、政府はモケグア県に対し60日の緊急事態を発動している。しかし同県だけでなく、ピウラ県やアレキパ県など、国内広い範囲の17県で、水不足となっている。シエラ(アンデス)地方はこれから本格的な雨期を迎えるが、コスタ(海岸)は雨期まで間がある状況だ。

■カジャオ、パネトン規制 La Repúblicaの記事
カジャオ市は、市内でパネトン(パネットーネ)を製造していた工場に、操業停止を命じた。国内ではクリスマスから年末に、このスポンジケーキが多く消費される。しかし市側の調べで、この工場は保健衛生についての基準を満たさず、消費者に被害をもたらすおそれがあったという。国内では市場などで、粗悪品のパネトンの摘発が続けられている。

■パワー社のバス、襲われる Crreo Perúの記事
マドレ・デ・ディオス県のプエルト・マルドナードからアレキパに向かっていたパワー社のバスが、強盗団に襲われた。現場となったのはプーノ県アサンガロ郡のアシリョだ。警察官を模したいでたちの6人組に車を止められ、中に押し込まれたもので、38人の乗客らは現金や携帯電話などを奪われた。


【チリ】

■サンティアゴ、ナイトクラブ火災 BioBio Chileの記事
サンティアゴのナイトクラブで火災があった。現場はブランコ・エンカラーダ通りとバスクニャン・ゲレロ通りの角にある「Kmas」だ。火の勢いはすさまじく、大量の煙が立ち込めた。このため市内21個所から、消防車輛と消防士が出動した。この火災は、断線が原因とみられている。

■メトロ、チケット販売のスト BioBio Chileの記事
サンティアゴのメトロでは7日、チケット販売の労働者らによるストライキが始まった。組合側はメトロの運営に対し、賃金や待遇の改善を求めている。双方の間で協議は行なわれたが物別れに終わり、この日からのストとなった。27の駅で、チケット販売に支障が生じ、路線利用にも影響が広がっている。


【アルゼンチン】

■メンドサ空港、再開 Clarín.comの記事
メンドサ空港の運用が7日、再開された。同空港は滑走路補修などの工事のため、9月7日から3か月間、閉鎖されていた。工事が終了し、竣工を祝う式典がマウリシオ・マクリ大統領参列のもと行なわれた。同空港へは新たに、アンデス航空やチリのスカイ航空が新路線を開設予定となっている。

■パレルモ、高層住宅で火災 Clarín.comの記事
ブエノスアイレス、パレルモの高層住宅で7日昼過ぎ、火災があった。サンタ・フェ通りに面する35階建ての建物から火が出たもので、消火活動の水により一帯の道路はずぶ濡れの状態となった。建物内のほか、周辺の住宅などからも人が避難する騒ぎとなった。今の時点で負傷者などは報告されていない。

■リネアHでスト Clarín.comの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)リネアHで7日、突然のストライキが行なわれた。この日、この路線で働く24歳の男性労働者が、作業中に感電死する事故が起きた。労働組合が、労働環境の安全などを運営側に求め、全線で運転をストップしたものだ。この突然ストで、並行するコレクティーボ(路線バス)が混みあった。

■AR、国内線機内食を廃止へ La Nacionの記事
アルゼンチン航空は、国内線での機内食を原則廃止する。このサービスが終了するのは、運航時間が2時間未満のすべての路線だ。また条件のいい座席の指定の際に、新たな手数料の徴収も行なう。国内ではLCCの参入が相次ぎ、さらにLATAM航空も機内サービスの有料化の方針を示している。

■ペソ、最安値 La Nacionの記事
通貨ペソは7日、対米ドルで最安値を更新した。米国新政権への期待感や、OPECの減産合意などで、米ドルが高い状態となっている。この世界的な流れを受け、この日1ドルは16.18ペソと、過去最安値を記録した。政府は、来年には1ドルは18ペソ台になるとの見方を示している。

■トラック、高架から落ちる Clarín.comの記事
ブエノスアイレスのペリート・モレノで、トラックが高速道路の高架から転落する事故が起きた。7日朝5時頃、この道路を走行していたトラックが突然道路を外れ、わきに落下したものだ。この事故で、運転手の男性が死亡している。事故の原因などについては、まだ分かっていない。


【エクアドル】

■グアヤキル、犬の公園 El Universoの記事
グアヤキルでは、犬向けの公園がオープンした。ケネディ・ノルテのリネアル公園の一角に、新たに整備されたものだ。ドッグランや犬向けの遊具などが設置され、犬たちが運動できるスペースとなっている。市内でも犬を飼う世帯が増え、こうした公園の需要が増していると市側は見ている。


【コロンビア】

■メデジン、殺人が増加 Caracol Radioの記事
今年、メデジンで発生した殺人件数は、昨年の数字をすでに超えた。警察が明らかにしたもので、今年発生した数は497件となり、昨年の年間の496を1件、上回った。このペースで事件が起きると、人口10万人あたりの殺人発生率は、昨年の20件から、今年は21件に増える可能性がある。

■EasyFly、路線計画 Caracol Radioの記事
国内のLCCの草分け、EasyFlyが2017年に向けての路線計画を示した。同社はベースを置くメデジンと、アルメニア、ククタを結ぶ路線を来年に向け開設するという。メデジンの利用は20%増えるなど、実績は好調に推移しているとした。また年末年始には臨時便などを増やす方針だ。国内では同社のほかビバ・コロンビア、コパ航空が改組したWingoがLCCとして営業している。


【ベネズエラ】

■バチカン、再斡旋の動き Caracol Radioの記事
バチカンは、再び斡旋を行なう姿勢だ。国内での政権と野党との対立の深刻化を受け、バチカンは双方の対話を促す斡旋を行なった。11月中旬から対話が行なわれていたが、野党側がこの対話からの離脱方針を占めている。バチカン側は、イデオロギー対立を別にして国が直面する問題を話し合う対話を、1月から再開したいとして再び斡旋に名乗りを上げた。

■周辺国も対話継続を望む El Paísの記事
ラテンアメリカ各国は、ベネズエラの政府と野党間の対話の継続を望んでいる。ラテンアメリカ各国の外相による会議が開催され、この場で意思表示がなされた。アルゼンチン、ブラジル、チリ、コロンビア、グアテマラ、メキシコ、パラグアイ、ペルー、ウルグアイが対話の継続を求めた。

■新紙幣のデザイン発表 Panoramaの記事
中央銀行は、15日から流通が開始される6種類の新紙幣のデザインを発表した。急激なインフレと、通貨ボリバールの暴落による紙幣不足を受け、急遽発行が決まったものだ。発行されるのは500、1000、2000、5000、10000、20000Bs札で、旧紙幣のデザインを再使用する形となった。また同時にこの日から、10、50、100Bs硬貨も発行される。

■ハイパーインフレ、現実化か El Mundoの記事
専門家の間では、国内でのハイパーインフレが、現実になる可能性が高まったとの指摘がある。紙幣不足を受け、これまで流通してきた紙幣額を超える、6種類の紙幣が新たに発行される。専門家は、この事態でインフレのスピードが速まる可能性が高まったと指摘する。一方、新たに発行される最高額の2万ボリバール札も、闇市場では4ドル強の価値しかない。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■トリニダード・トバゴで地震 El Universoの記事
トリニダード・トバゴで6日午後、やや強い地震があった。観測機関によると震源はトバゴ島のスカボローの南西25キロで、震源の強さはマグニチュード5.8、震源の深さは35キロだ。この地震の揺れは同国だけでなくベネズエラやグラナダ、サン・ビセンテなどでも感じた。首都ポート・オブ・スペインでは揺れに驚いた人々が街路に飛び出したが、被害報告はないという。

■ウルグアイ火災、1人死亡 El Paísの記事
ウルグアイで起きた化学工場火災で、重傷となっていた57歳の男性労働者が死亡した。バロス・ブランコスのモンテルール社の工場で起きたこの火災は、消火活動にも関わらず今も鎮火していない。ペンキなどの染料を製造していたこの工場には可燃物が多く、また有毒なガスが周囲に立ち込めるなど、被害や影響が拡大している。

■モンテビデオ、大麻草博物館 El Paísの記事
ウルグアイ、モンテビデオではこの9日、「大麻草博物館」がオープンする。同国はラテンアメリカで初めて、マリファナの個人使用や売買、栽培が合法化された国だ。大麻草の歴史や、国内での合法化の過程などを紹介する内容となっている。この博物館は、パレルモのドゥラスノ通りの、歴史的建造物に置かれる。