2016.12.09

【ボリビア】

■TAM、運航停止 La Razónの記事
公共事業省は、ボリビア空軍航空(TAM)に対し、運航停止を命じた。ミルトン・クラロス大臣によると同社は、商業運航についての安全、営業についての基準を満たしていないことが確認されたという。運航停止は、同省からの再開許可が出るまでとされているが、今の時点で再開の目処は立っていない。空軍の一部門である同社は公企業化のプロセスの途上にあった。

■TAM停止で混乱 El Díaの記事
ボリビア空軍航空(TAM)に対する運航停止命令で、国内の空港などで混乱が広がった。ベースとしているサンタクルスのエル・トロンピーリョ空港では、この措置を知らずに訪れた利用客が途方に暮れた。命令が出された直後のスクレ行きの便は欠航となり、多くの人が行き暮れることになった。TAM側は、この件を受けての対応策を近く示す方針だ。

■ロコタルで土砂災害 El Díaの記事
コチャバンバとサンタクルスを結ぶ道路上のロコタルで土砂災害が起きた。雨の影響で地盤が緩み、土砂が崩れたもので、通りかかったスルビ(乗り合いタクシー)の車輛が押し流される事態となった。現在この道路区間は、バス、トラックとも通行が規制されている。国内はこれから雨期が本格化し、この道路を含む複数区間では、土砂災害の危険性が高くなる。

■コチャバンバでバス事故 La Razónの記事
コチャバンバとオルーロを結ぶ道路で、バスが谷に転落する事故を起こした。7日22時30分頃、事故が起きたのはリャビニ付近だ。チリのイキケからコチャバンバに向かっていたトランス・ルハン社の便が、道路を外れて200メートル下に落下した。この事故で車輛は大破し、13人が死亡し、10人が負傷している。対抗車輛との衝突を避けようとハンドルを切り、事故に至ったとみられる。

■ラミア会長の息子も逮捕 Página Sieteの記事
検察は航空会社ラミアのグスタボ・バルガス会長の息子、グスタボ・ビジェガス容疑者を逮捕した。11月28日にラミア機がコロンビアで墜落事故を起こした件で、バルガス会長はすでに逮捕されている。同社の経営に同じく深くかかわっていたビジェガス容疑者も逮捕に至った。両者に対しては事故への責任ではなく、経営体制の問題での立件となりそうだ。

■亡命、改竄を避けるため La Razónの記事
ブラジルに「亡命」した、航空管理行政機関AASANAの前会長は、「改竄を避けるため」とその理由を語っている。ラミア機の墜落事故を受けて同氏は解任され、その後ブラジルに逃れたことが伝えられている。同氏はラミアに関する情報が改竄され、自身に責任が不当に押しつけられることを避けるため、この亡命を選んだと語っているという。

■ダカールのため水を輸入 El Desmarqueの記事
ボリビアはダカールラリーのため、アルゼンチンから水を輸入するという。マルコ・マチカオ文化相が8日、明らかにしたものだ。来月、アルゼンチン、パラグアイ、ボリビアを舞台にラリーが開催されるが、国内では水不足により、運営が影響を受けるおそれがある。必要な水をアルゼンチンからの輸入でまかなう方針を同大臣が示した。

■尿素、来年にも輸出開始 La Razónの記事
尿素の輸出が、来年上半期にも始まるという。ボリビア石油公社(YPFB)はコチャバンバ県のブロブロに、新たに尿素の工場を建設していた。この工場が落成し、来年の早い段階にも生産が本格稼働する見通しとなった。この工場建設にかかった費用は8億4390万ドルにのぼる。当面、ブラジルへの輸出が予定されているという。

■COB、エボ再選支持せず Página Sieteの記事
有力労働組合連合COBは、エボ・モラレス大統領の2019年選挙での再選を支持しない。ギド・ミトマ委員長が8日、断言したものだ。これまでCOBとMASは良好な関係を築いていたが、最近になり意見の相違が目立つようになっている。MASの総会に同会長は毎年出席していたが今年は参加しない。対決姿勢をより強めたとみられる。

■バスターミナルで1BsのWiFi Página Sieteの記事
ラパスのバスターミナルに、1ボリビアーノで30分、WiFiが利用できる機械が設営された。TuInfo社が設置したもので、各方面に向かうバスの待ち時間に、観光客が利用することを想定している。同社は今後、同じ機械を、観光客の多いサンフランシスコ広場やエストゥディアンテス(学生)広場などにも置く方針だ。

■オルーロ、リオバンバと姉妹大学に La Patríaの記事
オルーロとエクアドルのリオバンバの大学が「姉妹大学」になる。オルーロ工業大学とチンボラソ国立大学が合意したものだ。両大学は今後、学術研究などの交流を増やし、また交換留学なども積極的に行なうという。オルーロ工業大学側は、この合意は同大学の研究開発を進めるうえで、プラスになると評価した。

■スクレ、水遊びを禁止 Correo del Surの記事
スクレ市は、カルナバル時期の市内での「水遊び」を禁止した。国内ではカルナバルの時季、水風船を投げたり、水をかける遊びが若者やこどもたちの間で行なわれる。しかしこの行為がエスカレートし、問題化していた。さらに今期は水不足が生じていることから、市側は早々とこの禁止の措置を決めた。


【ペルー】

■ランパ、60日間の緊急事態 Los Andesの記事
ペルー政府は、プーノ県のランパ郡に対し、60日間の緊急事態を宣言した。同郡では今月1日、直下型の地震が発生し、こども1人が死亡したほか、住宅など80棟が損壊した。政府はこの被害が大きいことを受け、迅速な復旧を図るため緊急事態を宣言したものだ。同地域で、震源の浅い地震が起きることは、きわめて珍しいと指摘されている。

■クスコ県も渇水緊急事態 Correo Perúの記事
クスコ県も県内に、渇水の非常事態を宣言した。国内では少雨のため、各地で渇水の影響が広がり、政府はモケグア県に対して緊急事態を宣言している。クスコ県でもこの雨不足で、とくに農業が大きな影響を受けているという。防災局は、国内17の県で、渇水が起きていると報告している。


【チリ】

■警察学校でいじめや虐待 BioBio Chileの記事
サンティアゴの警察学校でのいじめや暴力、性的虐待が告発された。告発していたのは、同学校に在籍していた男性2人だ。教官や先輩などによる日常的な暴力を受け、さらに性的な行為を強要されたこともあったという。複数の実名を挙げ、法的責任を追及する姿勢を示している。

■第4州でM5.5の地震 BioBio Chileの記事
第4(コキンボ)州で8日17時43分頃、やや強い地震があった。チリ大学によると震源はカネラ・バハの西36キロの太平洋で、震源の強さはマグニチュード5.5だ。この地震による揺れは第4州のほか第5(バルパライソ)州でも感じ、最大の揺れはメルカリ震度4だった。この地震による人や建物への被害はなく、また津波の発生もなかった。


【アルゼンチン】

■メンドサ空港は好機 La Nacionの記事
メンドサ空港は、好機にあるという。同空港は滑走路再舗装工事などのため3か月間閉鎖され、この7日に竣工し再開したばかりだ。同空港にはチリのスカイ航空やLCC化したアンデス航空が新たに乗り入れ、LATAMはリマとの間の直行便を就航する予定だ。国内では新たなLCCの参入予定もあり、各社がメンドサ線を開設する方針を示している。

■ブエノスアイレスで小頭症か Clarín.comの記事
ブエノスアイレスで、小頭症のこどもが生まれた可能性があるという。ブラジルを震源に広まったジカ熱に妊婦が感染すると、小頭症のこどもが生まれることがあることが指摘されている。国内ではトゥクマンなどで事例があるが、今回初めて、ブエノスアイレスでこの疑いのある事例が報告された。

■サンフアン州で地震 Diario la Provincias San Juanの記事
サンフアン州で8日朝6時36分頃、地震が起きた。観測機関によると震源は州との北西113キロで、震源の強さはマグニチュード4.5、震源の深さは36キロだ。同州の広い範囲や隣接するラ・リオハ州で揺れを感じたが、人や建物への被害報告はない。国内ではアンデス山脈沿いの同地域で、震源が比較的深い地震が起きやすい傾向にある。

■トゥクマン、遺体取り違え La Nacionの記事
トゥクマンで、遺体の取り違えが起きたという。州都のコングレソ通りで、19歳の女性が死亡しているのが見つかり、遺体安置所に一時安置された。この遺体は家族に引き取られたが、この際に手違いで、別の遺体を渡していたという。棺の中にある遺体は70代男性のもので、驚いた家族が通報し、事態が発覚した。


【エクアドル】

■キトで断水予告 El Universoの記事
首都キトではこの10日から12日にかけて、広い範囲で断水するという。市側と水道会社が明らかにしたものだ。主要水道管の交換工事などのため、10日午前5時から断水する。水の供給が完全再開される時間はまだ分からない。断水の対象となるのは、市内北部の55の地域だ。


【コロンビア】

■サントス、オスロへ El Universoの記事
フアン・マヌエル・サントス大統領は、ノルウェーの首都オスロに向かった。同大統領は、左翼ゲリラ組織コロンビア革命軍(FARC)との和平合意が評価され、ノーベル平和賞を受賞する。この授賞式参列のため、オスロに向かったものだ。この内戦に直面したインディヘナ(先住民)の代表なども、この授賞式に立ち会う。

■アビアンカ機が緊急着陸 Caracol Radioの記事
ボゴタのエルドラード空港で8日、アビアンカ航空機が緊急着陸した。この事態を起こしたのは、同空港からドミニカ共和国のサント・ドミンゴに向かうため、離陸したばかりのエアバスA350型機だ。空港には緊張が走ったが、大きなトラブルはなく、乗客にも負傷などはない。緊急着陸の理由については、まだ明らかになっていない。

■メデジンから日本に研修へ Caracol Radioの記事
メデジンの企業や工場で働く若者らが来年、日本に研修のため向かうという。メデジン市が新たに始める制度に基づき、生産性向上などを目的に行なわれる研修だ。15人が選ばれ、研修に向かうもので、現在58の企業から申し込みがあるという。この研修制度は2013年にスタートしたもので、これまでに750人が国外研修などを受けている。

■年末年始、650万人が航空利用 Caracol Radioの記事
この年末年始、国内では650万人が航空便を利用すると見込まれる。航空業の団体が試算したもので、今月12日から、来月9日までのハイシーズンの利用予想だ。クリスマスや正月に、旅行や帰省で国内を移動する人が増える時期だ。さらに近年は、国内でもLCCが台頭し、航空利用者が大きく増加していることも背景にある。


【ベネズエラ】

■部品不足で公共交通に影響 Sumariumの記事
バスなど、市民の足となる交通機関も、物資不足の影響を受けている。車輛整備の上で必要な部品が不足し、カラカスなど各地で、交通の便を減らさざるを得ない状態になっているという。経済失政の影響で輸入が滞り、国内では食料や医薬品などの物資不足が深刻化している。路線によっては、便数を80%減らしているケースもあるという。

■放射線治療、全面停止も El Carabobeñoの記事
国内の医療機関で行なわれている放射線治療が、全面的にストップする可能性がある。経済失政で物資不足が起きている関係で、この治療に必要な物品や器具が入手しづらくなっているためだ。国内で放射線治療を受けられる医療機関は公営民営合わせて35個所あるが、このうち12個所は現在、運用を見合わせている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■コパ航空、合併資金を要請 Prensaの記事
パナマのコパ航空は、米国のデルタ航空とユナイテッド航空に対し、合併にかかる資金調達の協力を求めた。コパ航空は、中南米2位のアビアンカ航空との合併、経営統合の可能性を示している。これを実現するため、資金及び資本の増強が必要で、米国2社に対し支援を要請したとニューヨークタイムスが伝えた。

■キューバ、関係継続を望む News24の記事
キューバ政府は、現在の米国との関係の継続を望んでいる。同国の外交筋が明らかにしたものだ。米国との関係正常化が進み、両国間の貿易や観光客の往来などが活発になっている。しかし来月誕生するドナルド・トランプ政権が、対キューバ政策でどのような態度に出るか、不透明さが強い。

■フエゴ火山、活発な状態 Caracol Radioの記事
グアテマラのフエゴ火山は、活発な状態が続いている。首都の西50キロにあるこの火山は、国内でもっとも活発な活火山の一つだ。観測機関によると8日、火口では中程度の爆発があり、一部溶岩の流出も確認された。また同国内にあるパカヤ火山も活発な状態を維持しているという。

■アズール、再びモンテビデオへ El Paísの記事
ブラジルのLCC、アズール航空の役員が再び、ウルグアイのモンテビデオを訪れる。今年運航を開始したばかりだったアラス・ウルグアイが、財政難から全便停止に追い込まれた。アズールは同社を買収し、モンテビデオを新たな拠点とする可能性を示している。各方面との調整のため、モンテビデオを訪れるものだ。

■サルト、建物が崩落 El Paísの記事
ウルグアイ、サルトで建物が崩落した。7日16時頃、農村部のサンアントニオにある古い住宅が突然崩れた。当時この建物の中にいた若者3人が、瓦礫の中に閉じ込められた。消防やボランティアの活動により、この3人は4時間後までに無事救出されている。3人は軽傷を負っているが、命に別状はない。

■エルサルバドル、殺人が減少 Reutersの記事
エルサルバドルでは、殺人が顕著な減少を見た。この1~11月に国内で起きた殺人は4946件と、前年同期の6071件から、18.5%減った。同国では2015年、人口10万人あたりの殺人が103件と、世界最悪レベルとなり、政府や警察が対策にあたったことが奏功したとみられるが、依然として殺人数が多い状態であることには変わりはない。

■ファヴェラで観光客射殺 Caracol Radioの記事
ブラジル、リオデジャネイロのファヴェラと呼ばれるスラム街で、イタリア人観光客の男性が射殺された。この男性は同行者とともに、クリスト像のある丘を訪れたが、この際に誤ってファヴェラであるモーロ・ドス・プラゼレスに入り込んだ。この際に二人は銃撃を受け、1人が頭部に銃弾を浴び、死亡した。