2016.12.20

【ボリビア】

■エボ、辞職で再選プラン Página Sieteの記事
アルバロ・ガルシア・リネーラ副大統領は、辞職によりエボ・モラレス大統領の再選を図るプランを明らかにした。オルーロで採択された現行憲法の規定で、2019年次期選挙にモラレス大統領は出馬できない。しかし任期満了の6か月前までに辞職すれば、副大統領が自動昇格するため多選規定にかからず、再選が可能と説明した。

■キロガ氏、エボ再選を批判 Página Sieteの記事
現政権と対峙する元大統領のホルヘ・キロガ氏は、エボ・モラレス大統領の出馬受諾を批判した。与党MASの党大会で、モラレス大統領は次期選挙への出馬を受け入れた。しかしキロガ氏は、憲法の多選規定に触れるこの出馬を批判し、ボリビア国民は選挙投票をもって、現政権にNoをつきつけなければならない、とメディアに語った。

■ウユニでブロック封鎖 Erbolの記事
ポトシ県のウユニで19日朝、道路のブック封鎖が行なわれた。ウユニの住民らの団体が、公共工事などを要求した動きだ。オルーロやポトシ、アトチャとこの町を結ぶ道路を封鎖し、車輛の通行を阻害した。この町はウユニ塩湖観光の拠点で、訪れる観光客は多い。この社会闘争による観光業への影響はまだ伝えられていない。

■サンタクルス、建物の一部崩落 El Díaの記事
サンタクルス中心部で19日、建物の一部が崩落する事故が起きた。この事故が起きたのは第1環状線のベニ通りの、裁判所近くだ。街路に面した建物の天井部分が崩落し、瓦礫が歩道に落下した。この瓦礫が歩いていた女性歩行者を直撃し、この女性は負傷している。中心部には古くからの建物が多いが、メンテナンス不足で危険な状態のものが多いことが指摘されている。

■スアレス氏、息子と再会 La Razónの記事
航空会社ラミアの客室乗務員、ヒメナ・スアレス氏が息子と再開した。11月28日、コロンビアでの墜落事故で奇跡的に生還した同氏は、長期間メデジンの病院で治療を受けていた。18日、ようやく帰国が許されサンタクルスに到着し、こどもと3週間ぶりに再会したものだ。同氏はメディアに「自分は生まれ変わった」と語った。

■カブレラ副大臣、事故で負傷 El Díaの記事
オスカル・カブレラ国防副相が、交通事故で負傷した。サンタクルスとコチャバンバを結ぶ道路のコラニで副大臣らが乗った4WD車とトレーラーが衝突したものだ。この事故で副大臣を含む6人が重軽傷を負った。同副大臣はモンテロで開催されたMASの党大会出席後、地元のイビルガルサマに戻る途中だったという。

■BoA、TAMに一機売却か La Razónの記事
国営ボリビアーナ航空(BoA)がボリビア空軍航空(TAM)に、旅客機一機を売却する話が進んでいるという。TAMは公営化プロセスが進められているが、商業航空便運航ができる機材の不足が伝えられている。そこでBoAは、一機を同社に売却する方向で交渉が進められている。TAMは45日以内の公営化プロセス満了が求められている。

■4車線化工事の遅れ Opinionの記事
幹線道路の4車線工事3区間について、4か月から1年、完成が遅れるという。ボリビア道路管理局(ABC)が明らかにしたものだ。遅れるのはペトロレラ-プエンテ・パラカヤ間、イチロ-イビルガルサマ間、イビルガルサマ-チモレ間だ。土地収用の問題に加え、雨不足などの天候の問題を受けたためだという。

■ブーゲンビリアの木が倒れる Los Tiemposの記事
コチャバンバのコロン広場で、ブーゲンビリア(サンタリタ)の木が倒れた。この事態が起きたのは19日の早朝で、時間が早かったため周囲に人はおらず、人的な被害はなかった。記録はないものの、この木は相当古くからこの地に植えられていたという。市側は一帯の木の状況について、緊急の検査を行なう方針だ。

■サンタクルス、鶏肉生産1億1100万羽 El Díaの記事
サンタクルス県では今年、1億1100万羽の鶏が食用に出荷された。県の農業保健局がデータを示したものだ。現在、県内で飼育されている食用、鶏卵用の鶏の数は2482万1710羽だ。この出荷数は昨年に比して8~1%多い。またクリスマスから年末に消費が増える七面鳥の出荷も、やはり前年比で10%多い見込みだ。

■アルカンタリ、工事完了は1月 Correo del Surの記事
スクレのアルカンタリ空港の屋根の張り替え工事は、1月に完了するという。請負会社側が明らかにしたものだ。今年5月に開業した同空港だが、施工、設計ミスによる雨漏りが続き、政府側がこの工事の実施を決め、着工されている。今の時点で工事は、塾長に進んでいるという。

■医療放棄、週に3件告発 Página Sieteの記事
国内では、週に3件、医療放棄が告発されているという。医療放棄の被害者を支援する団体が明らかにしたものだ。同団体が活動を開始した2005年以降、医療放棄の告発はすでに5千件に達しているという。国内では病院や診療所で医療を受ける機会が少なく、医師から適切な説明が患者になされる機会が少ないことが、原因の一つとみられる。


【ペルー】

■ウチュイ・コスコにテレフェリコ La Repúblicaの記事
クスコ県のウチュイ・コスコ遺跡公園に向かうテレフェリコ(ロープウェイ)が建設されるという。標高3550メートルにあるこの遺跡とラマイを結ぶテレフェリコ建設で、観光振興を図るものだ。実績のあるオーストリアのドッペルマイヤー社が設計や建設を請け負う。バジェ・サグラド(聖なる谷)の観光との連携に地域は期待する。このウチュイ・コスコはケチュア語で「小さなクスコ」を意味する。

■スターペルー、イロ乗り入れ Gestionの記事
スターペルーは19日、リマとモケグア県のイロを結ぶ路線を開設した。同社は月、水、金曜の週3往復の体制でこの路線を運航する。イロは国内南部有数の港湾都市で、ボリビアが新たな外港と位置づけ、今後の開発、発展が期待される町だ。イロの空港にはこの6年間、商業航空便は運航されていなかった。同社はこの路線の早期のデイリー化に意欲を示した。

■フヒモリ氏、また入院 Perú21の記事
元大統領のアルベルト・フヒモリ(フジモリ)氏が、また入院した。在任中の人権問題で25年の刑を受け、服役中の同氏だが、腹部の痛みを訴え、リマ市内の医療機関に入院したという。診察した医師は、膵臓の機能低下がみられることを明らかにした。同氏は舌癌の手術を繰り返すなど、健康問題を抱えている。

■ラルコマール、再開できず Perú21の記事
リマ、ミラフローレスの商業施設「ラルコマール」は19日、営業再開には至らなかった。行政側はこの日、営業禁止措置を解除する方針だったが、これを延期したものだ。この施設の映画館で11月16日、火災が発生して4人が死亡した。この事態を受け閉鎖されているもので、行政側によると工事などの不備が見つかったため延期を判断したという。


【チリ】

■韓国大使館員、セクハラで告発 BioBio Chileの記事
在サンティアゴの韓国大使館の文化担当官が、セクシャルハラスメントで告発を受けた。この男性担当官は韓国の「Kポップ」の普及活動を通じ、少女らに性的な嫌がらせ行為を行なったという。この被害を受けた12歳の少女の両親が、告発したものだ。またほかの20歳女性、13歳少女にも同様の嫌がらせをした疑いも浮上している。

■マウレ、ヘリの事故 La Terceraの記事
第7(マウレ)州のサンクレメントで、ヘリコプターの事故が起きた。19日午前11時頃、ヘリ・アグロ社のヘリが、地面に激突したという。このヘリは、山岳部の水力発電所の資材運搬の作業にあたっていた。この事故でヘリの操縦士が重傷を負い、タルカ市内の病院に運ばれ手当てを受けている。


【アルゼンチン】

■空の便も正常化へ Télamの記事
国内空港を発着する空の便も、正常化に向かいつつある。19日、国内では交通の労働組合連合が、新たな税制に反対する姿勢を示すため、一斉にストライキを行なった。ブエノスアイレスのホルヘ・ニューベリー空港(アエロパルケ)では13時30分まで便の運航が休止され、エセイサ国際空港では国際線は通常通り運航されたが、国内線は軒並み運休した。以後、便は再開され正常化に向かっているところだ。航空各社は現在、スケジュールの調整を急いでいる。

■スブテ、コレクティーボは昼までに再開 ARG Noticiasの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)やコレクティーボ(路線バス)、近郊鉄道は昼までに運転を再開した。税制をめぐる交通の一斉ストで、この日は朝から、これらの交通機関もストップしていた。コレクティーボは11時頃、スブテと鉄道は昼前に運転を再開し、ダイヤは正常化に向かいつつある。

■AR、20機調達へ La Nacionの記事
アルゼンチン航空は来年にかけて、新たに20機を調達するという。調達計画が示されたのはボーイング737-800型機を9機、737MAXが11機だ。これらの機材は、従来機に比して燃費が14%向上するという。また調達価額はクリスティナ・フェルナンデス前政権時代に比して安くあがる。

■警官、勤務中にコカイン使用 La Nacionの記事
ブエノスアイレスのエセイサ国際空港に勤務する警察官が、勤務中にコカインを使用していたという。容疑がかけられているのはルイス・エマヌエル・モンテロ巡査で、コカインをパトロール中に使用している動画が流出し判明したものだ。警察車輛に同乗していた女性警察官も合わせ、警察側は取り調べを行なっている。


【エクアドル】

■アタカメス、M5.8の地震 El Universoの記事
エスメラルダス県のアタカメスで19日午前2時11分頃、強い地震が起きた。この揺れで建物の一部の崩落などの被害が報告され、揺れに驚いて心疾患を起こすなどして2人が死亡し、6人が負傷した。この地震の余震とみられる揺れが頻発し、同日7時11分にはM5.4の地震も起きた。この日、一帯の学校は休校措置がとられた。

■アタカメス地震は余震 El Universoの記事
19日にエスメラルダス県アタカメスで起きた一連の地震は、4月16日のM7.8の大地震の余震だという。地質学の専門家が明らかにしたものだ。4月の大地震はプレート境界型で、地盤の変化が今も続いており、こうした地震が起きやすい状況にあるという。当面、大きな余震が起きるおそれがあると、専門家は警告した。

■コレア、エスメラルダスへ El Comercioの記事
ラファエル・コレア大統領はこのクリスマスの連休を、エスメラルダス県で過ごすという。今年4月16日の大地震で同県は大きな被害を受け、さらに19日の余震でアタカメスでまた被害が繰り返された。コレア大統領はこの滞在中に被災地を訪れるほか、海岸の観光を内外にアピールするという。

■サルマ危機、中心部の70%に El Universoの記事
エル・オーロ県サルマの危機は、中心市街地の実に70%にわたるという。この町では先週、住宅地で陥没が発生し、最大で深さ15メートルの穴が開いた。この事態は、長年にわたり地下で違法採掘が行なわれていたことが原因とみられる。市側の調査で、こうした採掘が、市街地の70%にわたっていることが分かった。


【コロンビア】

■国境、緊急オープン Caracol Radioの記事
コロンビア、ベネズエラ両国は国境を、緊急扱いで開くことに合意した。ベネズエラは通貨切り替えを受け、違法な両替と密輸を抑止することを目的に、陸路国境を閉ざした。しかしコロンビア側も、国境地域の商業などが大きな影響を受けている。政府同士の合意により、一部で緊急に国境を開けることになったという。

■10月の輸出、20%減 Caracol Radioの記事
この10月のコロンビアの輸出は、前年同月比で20%のマイナスだった。国の統計機関DANEが明らかにした数字だ。一方の輸入については、農産品や食料品はやはり前年同月比で13.8%のプラスだが、石油など燃料については32.8%のマイナスだ。輸入の相手国の24.6%を米国が占め、以下中国、メキシコ、ブラジル、ドイツ、日本が続く。


【ベネズエラ】

■500ボリバール札が到着 El Periodicoの記事
中央銀行は、500ボリバール紙幣が国内に到着したことを明らかにした。同行と政府はこの15日から、6種類の新紙幣を発行すると発表していたが、これが遅れていた。新紙幣のうちの最少額であるこの500Bs札がスイスから国内に到着したという。この通貨切り替えと100Bs札廃止を受け、国内では大きな混乱が生じている。

■混乱、動乱の逮捕者300人に El Universoの記事
紙幣涸渇をめぐる混乱、動乱による逮捕者は、300人に達したという。通貨切り替えと100ボリバール札廃止の発表を受け、国内では紙幣が涸渇し、経済活動が事実上ストップした。全土で抗議デモが行われ、各地で暴徒化や店舗などからの略奪が横行した。現在も混乱は続いているが、100Bs札の使用延長が発表され、鎮静化の方向に向かっている。

■シウダー・ボリバール、略奪都市 El Nuevo Heraldの記事
シウダー・ボリバールは、略奪都市と化した。紙幣涸渇をめぐる混乱で国内では、店舗などを狙った略奪が横行したことが伝えられている。人口70万人のこの町はとくにその事態が激しく、食料品を売る店舗の9割が破壊行為にさらされたとみられる。多くの逮捕者が出たほか、少なくとも3人がこの一連の事態で命を落としている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ターキッシュ、キューバ乗り入れ Bohemiaの記事
トルコのターキッシュ・エアラインズは20日、イスタンブールとキューバ、ハバナ、そしてベネズエラのカラカスを結ぶ路線を開設する。使用機材は349人乗りのボーイング777型機で、週3往復での運航となる。同社は中東、アジア、欧州からキューバに向かう、新たな需要の掘り起こしに期待を示している。

■シウダー・デル・エステで土砂災害 ABC Colorの記事
パラグアイのシウダー・デル・エステで、土砂災害が起きた。19日午後、レヒミエント・サウセ通りに面する崖が、擁護壁ごと崩れた。この影響で、周囲に駐車していた車輛10台が被害を受けたが、人的被害は出ていない。地域では雨の影響で地盤が緩み、気象機関が注意を呼びかけていた。

■ブラジル、国境の37人を救出へ Caracol Radioの記事
ブラジル、ロライマ州は、ベネズエラで取り残されている自国民37人を救出する。ベネズエラは通貨問題から国境を閉鎖しており、この37人は国境のパカライマで足止めされ、身動きがとれなくなっている。同州は国境に専門官を派遣し、この37人の早期の越境を試みるという。ベネズエラ側は、国境閉鎖は1月2日まで続くとしている。

■パナマ、メトロ3号延伸要請 Día a Díaの記事
パナマシティの新交通システム、メトロ3号線の延伸が早くも求められた。この3号線は、パナマ運河をまたぐ初の交通システムで、現在建設開始に向けた準備が進められているところだ。パナマシティの西、ラ・チョレラの行政などが国などに対し、この路線を同地域に延伸するよう陳情した。この新路線には、日本政府も協力している。

■アズール、地域ハブと位置づけか América Economíaの記事
ブラジルのアズール航空は、ウルグアイのモンテビデオを「地域ハブ」と位置づける姿勢だ。財政難から運航を停止したアラス・ウルグアイを、同社は買収する姿勢を示している。この件についてウルグアイの交通、観光省などと協議を行ない、この意思を示したとみられる。同社は買収した場合、アラス・ウルグアイの職員の再雇用の可能性にも触れている。

■パナマ、若者の雇用が課題 E&Nの記事
パナマでは、若者の雇用拡大が大きな課題だ。労働省がデータを示したもので、2016年時点の若年層の失業率が15.8%にのぼることが分かった。この数字は昨年の13.1%から2.7ポイント悪化したことになる。同省は企業などに若者の雇用を求め、さらに能力開発などのプログラムを進める方針だ。


【国際全般】

■カタール航空、トビリシ直行便 Arabian Aerospaceの記事
カタール航空は、ジョージア(旧名グルジア)の首都トビリシへの直行便を開設した。同社はハブであるドーハとトビリシを結ぶ路線を、アゼルバイジャンの首都バクー経由で運航している。この路線を維持したまま、新たにトビリシへの直行便を週4往復で開設する。同社によると、観光需要が高い路線だという。