2016.12.21

【ボリビア】

■カトリック教会「国民投票尊重を」 Página Sieteの記事
カトリック教会は、ボリビア政府及び与党MASに対し、この2月に行なわれた国民投票の結果を尊重するよう求めた。与党MASは党大会でエボ・モラレス大統領の2019年次期選挙出馬を求め、モラレス大統領はこれを受領した。オルーロで採択された現行憲法ではこの出馬は不可能で、2月の投票では改正も否決された。カトリック教会は、民主主義に基づくべきとの見解を示した。

■キロガ氏「民主主義を否定する行為」 Página Sieteの記事
元大統領で、現政権と対峙するホルヘ・キロガ氏は、あらためてエボ・モラレス大統領の2019年大統領選出馬を批判した。現行憲法の規定で禁じられているこの出馬を「強行」しようとしている件について、ボリビアの民主主義を否定し、侵す行為だと強く断じた。政府側は、任期満了前にモラレス大統領が辞任し、多選規定を逃れる方法があるとの見解を示している。

■ラミア事故、2人を国際手配 La Razónの記事
ボリビアの警察は、航空会社ラミアの事故を受け、国外逃亡した2人を国際手配した。手配されたのはラミアの共同経営者だったマルコ・アントニオ・ロチャ容疑者と、空港を管理するAASANAのトップだったセリア・カステド容疑者だ。ロチャ容疑者は事故後にパラグアイに、カステド容疑者はブラジルに逃れたことが分かっている。

■ペイ・ダイヤモンド、閉鎖命令 La Razo´nの記事
国税局はペイ・ダイヤモンドとその関連会社の13支店について、閉鎖を命じた。投資などを扱う同社だが、マルチ商法である疑いがあるとして、苦情が多くある。同局は、同社グループが税法上の許可を受けていないとして閉鎖を命じた。ラパス、サンタクルス、コチャバンバ、スクレ、ポトシ、オルーロの関連施設が一斉に閉鎖された。

■ブラジルとペルーの国境、年末警備強化 La Razónの記事
カルロス・ロメロ大臣は、ペルーとブラジルの国境地域について、年末にかけて警備体制を強化することを明らかにした。南米各国間では薬物や武器、現金の密輸が国境を越えた問題となっている。年末にかけ、警察と軍はラパス、パンド、ベニ、サンタクルス各県の両国との国境での警備を強化し、対策にあたる。

■カルテス、エボを招待 La Razónの記事
パラグアイのオラシオ・カルテス大統領は、エボ・モラレス大統領を首都アスンシオンに招待した。来る1月2日、ダカールラリーがこの町を発ち、ボリビア、アルゼンチンと3か国をめぐるルートで開催される。この出発セレモニーに、モラレス大統領を招待したものだ。またカルテス大統領はこの際、ボリビアが進める大陸横断鉄道計画についても意見交換したい意向を示した。

■日本、ボリビアの8つの計画に投資 Página Sieteの記事
日本政府は、ボリビアの8つの計画に対し、投資を行なう。在ラパスの日本大使、古賀京子氏が20日、明らかにしたものだ。投資するのは国内の通信網整備事業と、市民の安全を図る8つの事業だ。投資額は総額で50万478ドルとなる。対象となる事業の地域はラパス、コチャバンバ、サンタクルス、ポトシ、パンド県だ。

■小頭症、13件に El Díaの記事
国内での小頭症の事例は、13件となった。保健省が20日、明らかにしたものだ。ブラジルを震源にラテンアメリカに広がったジカ熱は、ボリビア国内にも上陸し、166件の感染例が報告されている。妊婦の感染により小頭症のこどもが生まれることが指摘されているが、国内ではサンタクルス、チュキサカ県で合わせて13件となった。

■アラニで降雹被害 Los Tiemposの記事
コチャバンバ県のアラニで、降雹による被害が広がった。この地一帯では雹が激しく降り、一面が雹に覆われる事態となった。この影響で農地500ヘクタールが被害を受けたという。トウモロコシやアルファルファ、小麦、豆類などの作物が損なわれた。被害を受けた農家数は2500軒だ。

■オリノカ、開館見通し立たず Página Sieteの記事
政府が建設、整備を進めているオルーロ県オリノカの博物館は、未だに開館の見通しが立たない。マルコ・マチカオ文化相が明らかにしたのものだ。オリノカはエボ・モラレス大統領が幼少期を過ごした寒村で、この博物館ではモラレス大統領の生い立ちなども紹介される。

■ラパスとオルーロ、気温上昇 La Razónの記事
ラパスとオルーロ19日、気温が大きく上昇した。気象機関によるとこの日、オルーロでは摂氏27.6度、ラパスでは27.2度を記録したという。いずれもこの夏もっとも高い気温で、初夏としては異例の暑さだ。12月のこの時期に、このレベルの気温に達するのは、1997年以来、19年ぶりだという。

■サンタクルス、狂犬病158件 El Díaの記事
サンタクルス県内で今年、確認された狂犬病の件数は158件となったという。県保健局が明らかにした数字だ。昨年、県内で確認された件数は30件で、今年は大幅に増えたことになる。県側は飼い犬に対するワクチン投与を進め、また野犬対策を今後も展開する方針だ。今の時点で、人が狂犬病を発症したケースは、今年は国内では報告されていない。


【ペルー】

■ジョッキー・プラサで火災 Perú21の記事
リマ市内最大の商業施設、スルコのジョッキー・プラサで火災があった。20日14時30分頃、マヌエル・オルギン通りに面する区画の建物のフードコートの一角から出火した。この事態で館内にいた利用客や職員が一斉に避難した。この建物以外の商業施設については、18時30分から営業を再開している。市内では11月16日、ラルコマールで火災があり4人が死亡している。

■アプリマック、警官12人事故死 El Comercioの記事
アプリマック県で車輛が谷に転落し、乗っていた警官12人が死亡した。20日午前10時45分頃、アンタバンバ郡を走行していたバスが道路を外れて転落した。このバスはアバンカイからアンタバンバに向かっていたという。この事故で負傷した13人のうち重傷者は、ヘリコプターでクスコやリマの医療機関に搬送されている。


【チリ】

■国外での年越しが増加 La Terceraの記事
年末年始を国外で過ごすチリ国民が、年々増加している。この年末年始に国外に出かける国民は、前年同期比で12%の増加になると旅行会社の団体が明らかにした。マドリードやマイアミといった、例年人気の観光地に加え、今期はブラジルやメキシコのカンクンなども人気を集めているという。

■アリカ、漁獲制限 BioBio Chileの記事
国内北端のアリカ沖の一部海域で、漁獲制限が行なわれている。地域の保健局が命じたもので、同海域で赤潮が発生しているためだ。この制限措置がとられたのはアリカから12マイル南の、プンタ・デ・ロボと呼ばれる一帯だ。魚介類の安全が確認されるまで、この措置は継続されるという。


【アルゼンチン】

■マルビナス、直行便再開へ Clarín.comの記事
国内本土と、マルビナス(フォークランド)諸島を結ぶ航空直行便が、来年10月に再開される。アルゼンチン、英国両政府が合意したものだ。帰属をめぐる対立を抱える両国だが、この直行便運航と、ダーウィン墓地のアルゼンチンの戦争犠牲者のDNA検査などの実施について、合意がなされたものだ。

■航空、142便欠航 Radio FMQの記事
19日に行なわれた交通ストライキで、国内航空の142便が欠航となったという。税制に対する抗議行動から、交通分野の労働組合が一斉にストを行なった。鉄道やスブテ(地下鉄)、コレクティーボ(路線バス)は比較的早くに運転を再開したが航空は長時間に及び、影響が生じた便の数が増えた。運航された航空便にも、大きく遅れが生じた。

■プエルト・イグアスで停電 Iguazu Noticiasの記事
ミシオネス州のプエルト・イグアスで、大規模な停電が起きた。19日17時頃、市街地のほぼ全域で、電力供給が絶たれたものだ。エルドラードにある変電施設にトラブルが生じたためで、バックアップ施設への影響を避けるため全域での停電の措置を電力会社がとったという。もっとも長いところでは、4時間にわたり電力が使えなかった。

■コルドバにエア・ヨーロッパ就航 El Diario de Carlos Pazの記事
コルドバに、スペインのエア・ヨーロッパが就航した。マドリード-アスンシオン線を延伸する形で運航を開始したもので、この第1便が同空港に到着した。エア・ヨーロッパはラテンアメリカ路線に注力しており、国内ではブエノスアイレスに次ぎ2都市めの就航となる。同社は先週、エクアドルのグアヤキルにも就航したばかりだ。

■スブテ、3分間隔実現せず La Nacionの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)では、ピーク時の3分間隔での運行の約束が、果されていない。運営する市とスブテ側は、利便性向上のため朝夕の時間帯、この間隔で運転することを約束していた。しかしリネアA、E、Hでは遅れが慢性化し、ピーク時でも3分以上待つ必要がある状態だという。

■リオ・ネグロとネウケン、悪天候 Río Negroの記事
リオ・ネグロ州とネウケン州の広い範囲は、悪天候に見舞われる予想だ。気象台は各地で強風が吹き、雷をともなった雨が降るとの予想を示し、注意を呼びかけている。強いところでは、風は風速30メートルに達する予想だ。注意が必要なのはリオ・ネグロ州中部と西部、そしてネウケン州中部だ。


【エクアドル】

■アタカメス、揺れ止まらず El Comercioの記事
エスメラルダス県アタカメスでは20日になっても、小規模の地震が続いている。この地では19日午前2時11分にマグニチュード5.7の地震があり、建物の部分崩落などの被害が報告されている。以後、余震とみられる地震が相次ぎ、日付が変わってもこの状態が続いている。これらの地震は、4月16日に発生したM7.8の大地震の余震とみられている。

■イバラ、教会の屋根が崩落 El Universoの記事
インバブラ県のイバラで、教会の屋根が崩落する事故が起きた。この事態が起きたのは18日夕方のことで、消防は瓦礫の影響を受けた4人を救出したという。1872年建造のこの教会は、地震の影響で被害を受けたとして昨年から閉鎖され、改修工事が進められていた。


【コロンビア】

■女子学生、路上で注射される Caracol Radioの記事
メデジンの路上で、18歳の女子学生が何者かに「注射」されたという。52番街を歩いていたこの女性は、突然男に注射器を刺され、何かを注入された。女性はパニックに陥り、その医療機関に搬送された。HIVの有無などさまざまな検査を受けているが、注入された物質が何なのか、まだ特定されていない。


【ベネズエラ】

■紙幣不足の状況、変わらず El Universoの記事
国内の紙幣不足の状況に、変化はないという。新紙幣発行にともない100ボリバール札を廃止すると発表されて以降、国内は大混乱に陥った。この100Bs札の使用期限延長で概ね鎮静化したが、それでも国内では紙幣不足は変わっていない。中央銀行は新紙幣の500Bs札が到着したことを発表しているが、今の時点で市中で流通はまだしていない。

■議会、マドゥロ非難決議 El Universoの記事
議会はニコラス・マドゥロ政権を非難する決議を行なった。新紙幣切り替えにともない100ボリバール札を廃止する発表をして以来、国内は大混乱に陥り、各地で動乱や略奪が発生した。議会は、政権の場当たり的対応がこの事態を招いたとして非難決議を行なった。昨年12月に改選された議会では、野党が圧倒的多数を占めている。

■コロンビア国境、再開 CNNの記事
コロンビアとの国境が、再開された。ベネズエラ政府は、通貨の違法両替阻止やコロンビアマフィアの暗躍を止めることを理由に、今月12日からこの国境を閉鎖していた。しかし周囲の影響が大きいといて、コロンビア側と協議し再開を決めた。政府は、100ボリバール札の流通期限である1月2日まで、閉鎖を維持する姿勢を示していた。

■シウダー・ボリバール、破壊450店 ABC.esの記事
略奪が横行したシウダー・ボリバールでは、合わせて450の店舗が徹底的に破壊されたという。通貨涸渇の混乱からデモ隊が暴徒化し、この町はまさに略奪都市と化した。この一連の混乱で、食料品を扱う店の9割が何らかの被害を受け、これまでに5人が死亡している。一部の店舗は、焼打ちにあった。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ニカラグア、災害訓練 News24の記事
ニカラグアでは災害発生を想定した大規模な訓練が実施された。国内153の行政地域のうち、144地域が参加して20日に行なわれたものだ。地震と津波、さらにハリケーン接近などを想定した一連の訓練には、合わせて50万人が参加した。学校や民間企業だけでなく、市場や港湾地区、カトリック教会なども積極的に参加したという。

■エルサルバドルでM5.3の地震 Caraco Radioの記事
エルサルバドルで20日14時8分頃、やや強い地震が起きた。観測機関によると震源は中部ラ・リベルタ付近の太平洋で、震源の強さはマグニチュード5.3、震源の深さは15キロだ。首都サンサルバドルではメルカリ震度3の揺れを観測し、国内だけでなくグアテマラの広い範囲でも揺れを感じた。人や建物への被害はない。

■ウルグアイ、殺人が減少 El Paísの記事
ウルグアイでは殺人件数が減少した。内務省が明らかにしたもので、今年国内で発生した殺人件数は、昨年に比して7.5%減ったという。首都モンテビデオについては、13%の減少だ。国内の犯罪数全体が5.3%減っており、強盗・窃盗件数も4.0%のマイナスとなっている。