2017.01.24

【ボリビア】

■チョケワンカ外相が退任 Correo del Surの記事
2006年のエボ・モラレス政権誕生以来、外相を務めたダビド・チョケワンカ大臣が退任した。モラレス大統領は22日、新内閣を発足させたが、チョケワンカ外相がこの新内閣のリストから外れたものだ。この報道は国内だけでなく、周辺各国でも速報された。また大統領府のフアン・ラモン・キンタナ大臣も退任となった。

■内閣改造は選挙と永続性 Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領は、22日に発表した内閣改造は、次期選挙と政権や改革の永続性を図るため実施した、と発表した。2019年の大統領選では勝利が目的ではなく、政権が掲げる改革が続くことが目的だ、とした。新大臣らはこの改革に必要な人材だとも述べている。次期選挙については、ポスト新自由主義の新たな構造の構築が迫られる、とした。

■女性閣僚は減る Página Sieteの記事
22日に発表された新内閣では、女性閣僚の数は減っている。エボ・モラレス政権は女性人材の活用を図る方針を示しており、閣僚の半数は女性が望ましいとしていた。しかし今回発表された改造では、女性閣僚の数は従前の6人から、4人に減っている。女性閣僚の汚職や政治責任の追及などが相次いだことが響いたとみられる。

■検察総長にメナチョ氏 Correo del Surの記事
検察総長には、パブロ・メナチョ氏が指名された。エクトル・アルセ前総長に代わり、法の正義や透明性の番人となる。ベニ県出身のメナチョ氏は長い間司法行政に携わり、アルセ前総長を支える副総長を務めていた。エボ・モラレス大統領は国内の司法について、略奪の歴史に支えられていたとしており、同新総長のもとでこの改革が取り組まれる。

■ワナクニ氏、チョケワンカ路線の継承 La Razónの記事
外相に就任したフェルナンド・ワナクニ・ママニ氏は、ダビド・チョケワンカ前外相の路線を継承する、と断じた。今回の内閣改造で、モラレス大統領が信頼が厚いチョケワンカ外相を交代させたことは、驚きをもって受け止められている。ワナクニ新外相はラパス県のインディヘナ(先住民)の村の出身で、これまで外務省の要職を務めていた。

■エネルギー相はアラルコン氏 El Díaの記事
新設されたエネルギー大臣には、ラファエル・アラルコン氏が任命された。エボ・モラレス大統領は、国の新たな戦略と位置づけるエネルギー政策を担うエネルギー省の設置を発表していた。アラルコン氏はコチャバンバのマヨール・デ・サンシモン大学を卒業し、国営エネルギー企業ENDEに入り、そのトップを務めていた。

■国際航空線利用、2%増 El Díaの記事
2016年の国際航空路線の利用は、前年比で2%増えたという。民間航空局が明らかにしたものだ。この年の国際線利用者は131万4743人で、前年の128万3989人からおよそ3万人増えた。一方、チリのスカイ航空の撤退などもあり、国際路線の供給不足の傾向は否めないと、同局は指摘している。

■コチャバンバで水争い Página Sieteの記事
コチャバンバ県では各地で水争いが起こり、死者も出ているという。少雨による水不足で、取水などをめぐる衝突がティキパヤで起きているもので、17歳の男性がこの衝突で死亡した。県内では昨年11月にも、同じく水争いで衝突が起きている。国内の広い範囲は少雨の影響を受けたが、雨季の本格化で水不足は改善に向かっている。

■ロシアに牛肉輸出か El Deberの記事
ロシアに国産牛肉を輸出する機運が高まっているという。サンタクルス県の畜産業の団体が明らかにしたものだ。国産牛肉の新たな市場としてロシア、サウジアラビア、韓国が有力となり、中でもロシアへの輸出の可能性がもっとも高いという。ロシアはすでにブラジル産牛肉の輸入を解禁している。

■貧困率、下がらず Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領は、貧困率が下がらないことに警戒感を示した。国内の貧困率は2005年時点では60.6%だったが、2013年には38.9%と、大きな減少を見た。しかしそれ以後数字は停滞し、2015年38.6%となっている。モラレス大統領は、社会改革と経済発展でこの数字はさらに下がるとの見方を示しているが、数字の停滞を招いていることを嘆いた。

■アラシータが開幕 La Razónの記事
ラパスでは24日、「アラシータ」が開幕する。アラシータは願懸けをするため、エケコ人形に捧げるミニチュア物品を販売する市だ。すでに市内ではプレ開催されているが、毎年1月24日に開幕する習慣となっている。ビセンテナリオ公園では2月19日までこの市が立ち、多くの市民で賑わう見通しだ。

■ワイラ・ハポン、オルーロを沸かせる La Patríaの記事
日本人フォルクローレ演奏家らのユニット「ワイラ・ハポン」がオルーロ市民を沸かせた。国内シーンで活躍するメンバーらが、新譜「グラシアス・ボリビア」(ありがとうボリビア)発売を機に、オルーロで演奏したものだ。ボリビアのフォルクローレのリズム曲だけでなく、日本のポップスをアレンジした曲も披露した。


【ペルー】

■小型トラック、海に転落 Correo Perúの記事
アレキパ県で小型トラックが海に転落する事故が起きた。21日、カマナ郡の海岸道路を走行していたこのトラックが、道路を外れて転落したものだ。この車には運転手1人が乗っていたが、海に流され行方不明となっている。現場海域を中心に、この男性運転手の捜索が続けられている。

■バジェ・サグラドで大量マリファナ Correo Perúの記事
クスコ県のバジェ・サグラド(聖なる谷)で、大量のマリファナ(大麻草)が摘発された。警察によるワイリャバンバのワヨカリで、マリファナの苗380本が摘発され、44歳の男が逮捕された。さらにワンカパンパでは農作物にまぎれてマリファナ26本を栽培していた47歳の男が逮捕されている。


【チリ】

■4か国、チリの消火支援 BioBio Chileの記事
エラルド・ムニョス外相は、チリの消火支援に4か国が手を挙げていることを明らかにした。国内では高温乾燥により、各地で大規模林野火災が起きている。米国、アルゼンチン、フランス、メキシコが消防士派遣や機材貸与などの支援を発表した。さらにブラジルやペルーなども、支援の動きを見せているという。

■「ムラ」で緊急入院、逮捕 BioBio Chileの記事
第12(マガジャネス)州プンタ・アレーナスで、「ムラ」の容疑で28歳のドミニカ共和国出身の男が逮捕された。この男は地域の病院に運ばれ、胃の中に薬物入りのカプセルを仕込む「ムラ」を行なっていたことが発覚した。病院側はこのカプセルを緊急に取り出し、その数は実に44個にも及んだ。この男は、胃に薬物を仕込んだまま、ブエノスアイレスに向かおうとしていた。


【アルゼンチン】

■レモンにトランプショック La Nacionの記事
米国のドナルド・トランプ新大統領のショックを国内で最初に受けたのはレモンだ。同大統領は、貿易不均衡を理由にアルゼンチン産レモンの輸入停止を命じた。この事態は予想はされていたものの、国内北部のレモン生産地の衝撃は大きい。米国に輸出されるレモンの80%は、トゥクマン州産だ。

■海水浴地、クラゲの害 La Nacionの記事
ブエノスアイレス州大西洋岸の海水浴地で、クラゲの害が広がっている。夏のこの時季、この一帯の砂浜は水浴客で賑わうが、ピナマールやビジャ・ヘセルといった海水浴地でクラゲが大量発生していものだ。海水温の上昇にともなうものとみられるが、水浴客がクラゲに刺される被害も相次いでいる。

■プレメトロ、月内に正常化へ Clarín.comの記事
ブエノスアイレスの交通システム「プレメトロ」は月内に、正常化するという。プレメトロは路面電車で、スブテ(地下鉄)に接続しているサービスだ。昨年10月から工事のため、一部の駅は利用できない状態となっている。この工事が終了する見通しで、月内には全駅が利用可能となるという。

■マクリ、メンドサへ Los Andesの記事
マウリシオ・マクリ大統領はメンドサ州を訪れる。ラス・エラスのエル・プルメリーリョで開催されるビセンテナリオ(200周年祭)に参加するためだ。アンデス横断の歴史を記念するイベントで、さまざまなアーティストがこの祭りに参加する。この機会に、メンドサ市内も訪れる予定だ。大統領のメンドサ訪問は、先月に続くものだ。

■タバコ生産、9.3%減 La Nacionの記事
国内でのタバコ生産は2016年、前年比で9.3%のマイナスだった。国立統計機構(INDEC)が明らかにしたもので、この年の生産量はデータがある1990年以来、もっとも少ない水準となった。健康志向の高まりから国内でも、タバコ消費が落ち込んでいることが背景にある。一方、国外へのタバコ輸出はこの年、前年のほぼ倍に増えている。

■ブエノスアイレス、暑さ続く La Nacionの記事
ブエノスアイレスは24日も、暑さが続く予報だ。夏を迎えている国内だが、現在広い範囲で熱波の影響が生じている。気象機関はこの時季特有の風が凪いでいる状態から、気温が上昇しやすいと説明した。24日には市内では、最高気温が摂氏32度となる予想で、熱中症予防などが市民に呼びかけられている。


【エクアドル】

■エア・ヨーロッパ、減便へ El Universoの記事
スペインのエア・ヨーロッパは、マドリード-グアヤキル線を減便するという。同社は週5往復の体制でこの路線を運航しているが、3便に減らす。利用率が低迷しているのが原因で、状況が改善すればまた5便体制に戻す方針だ。同社はこの路線を開設したばかりだ。マドリード-キト線については変更はない。

■オタクイベント、キトでは6回 El Comercioの記事
キトでは今年、6度にわたり「オタク」のイベントが開催されるという。日本の漫画、アニメ、音楽、サブカルチャーなどをテーマとしたもので、すでに今月7日には最初のイベントが開催された。キトや国内でもこのオタクカルチャーの愛好家らが増えており、年々その規模は拡大している。


【コロンビア】

■カウカ川、氾濫のおそれ Caracol Radioの記事
アンティオキア県を流れるカウカ川が、氾濫するおそれがある。県の災害対策委員会が指摘したもので、氾濫を招けば県内西部、南西部で大きな被害が起きかねないという。今の時点で避難世帯はないが、今後の事態に備える動きが活発化している。国内の広い範囲は雨季に入っており、各地で土砂災害などが頻発している。


【ベネズエラ】

■国内各地でデモ行進 El Universoの記事
国内各地で23日、デモ行進が行われた。野党が呼びかけたもので、大統領選挙の前倒し実施を政府に求めた要求行動だ。カラカスやサン・クリストーバルなど複数都市で行われ、参加者は数万人とみられる。議会で圧倒的多数を占める野党は、経済の混乱を招いたとしてニコラス・マドゥロ政権の早期退陣を求めている。

■米国、制裁の可能性 Provinciaの記事
米国政府がベネズエラに対し、制裁を科す可能性が高まっている。ベネズエラでは経済失政による輸入の滞りで、物資不足が蔓延している。多くの国民が食料不足に直面している状態で、米国政府はベネズエラ政府が人道的な問題行為を働いたとの見方を強めている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ブラジル、サルが黄熱病死 Misiones Onlineの記事
ブラジル、エスピリト・サント州で、野生のサルが黄熱病感染で死んだという。同州保健局が明らかにしたものだ。州北西部で、サル80頭が死んでいるのが確認され、うち2頭の黄熱病感染が確認されたものだ。隣接するミナス・ジェライス州で黄熱病の流行が起きつつあり、関係性が指摘される。

■ウルグアイ、初のチクングニヤ Infobaeの記事
ウルグアイ国内では初めてとなる、チクングニヤ熱の感染例が確認された。この感染症はデングや黄熱病、ジカ熱と同じネッタイシマカが媒介するもので、保健省はモンテビデオを含む海岸地方などに、この蚊に対する注意を呼びかけた。同省は今後、感染拡大を抑止するため、薬剤散布などを予定しているという。

■パラグアイも黄熱病警戒 ABC Colorの記事
パラグアイ保健省も、黄熱病に対する警戒を呼びかけた。隣国ブラジルのミナス・ジェライス州で黄熱病感染が流行しつつあることを受けたものだ。国内でもこの感染症を媒介するネッタイシマカが多く、ウイルス上陸により流行が起きるおそれがある。保健省はとくにこどもに対し、この予防接種を受けさせるよう、国民に呼びかけている。

■フエゴ火山、活発な状態 EFEの記事
グアテマラのフエゴ火山は、きわめて活発な状態だ。観測機関によると、この火山では23日、実に27回もの火山性爆発が観測されているという。灰色の噴煙が4500メートルの高さまで立ち上っている。首都グアテマラシティに近いこの火山は、国内ではサンティアギート火山と並び、もっとも活発な活火山だ。

■パナマのメトロ、工事存続の危機 Panamá Américaの記事
パナマシティのメトロ2号線の建設工事が、存続の危機にあるという。現在建設中のこの都市交通システムは、複数の外国企業の共同企業体が請け負っている。参加しているブラジルのOdebrecht社が、公共工事受注にからみ大規模な汚職を行なった容疑が米国当局の捜査対象となり、米国金融機関からの建設資金の流れが途絶えているためだ。