2017.01.27

【ボリビア】

■メキシコ大統領に「南を見よ」 La Razónの記事
エボ・モラレス大統領はメキシコのエンリケ・ペニャ・ニエト大統領に「南を見よ」とのメッセージを送った。米国のドナルド・トランプ新政権は、メキシコ国境に壁を建設し、メキシコにその費用を要求する姿勢だ。ペニャ・ニエト政権は難しい立場に立たされているが、モラレス大統領は「北ではなく南を見よ」として、ラテンアメリカ各国との連携を勧めた。

■エボ、チリに連帯の意 El Deberの記事
エボ・モラレス大統領はチリの火災被災者らにに対し、連帯の意を表した。チリでは中南部で林野火災が広がり、広大な面積を焼失し、今も被害が広がり続けている。モラレス大統領はこの被災者に連帯の意と、犠牲となった消防士に哀悼の意を表した。ボリビアとチリは外交関係が悪化しており、物資支援などについてはモラレス大統領は言及していない。

■横断鉄道、ブラジルが鍵 Página Sieteの記事
アルバロ・ガルシア・リネーラ副大統領は、大陸横断鉄道計画の鍵をブラジルが握っているとの見方を示した。ボリビア国内の鉄道網を活用し、太平洋と大西洋を結ぶ鉄道を建設する計画だ。ボリビアとペルー、パラグアイが賛意を示しているが、ブラジルはこの態度表明をしていない。同国はペルーとを直接結ぶ鉄道計画との比較検討を進めているとみられる。

■スペイン、ボリビア渡航者に注意喚起 La Razónの記事
スペイン政府は、ボリビアを訪れる自国民に対し、注意喚起を行なった。ラパス、エルアルト、サンタクルスを訪れる国民に対し「最高度の警戒」を呼びかけたものだ。これらの町で偽警官による即席誘拐や、東南の被害にあう国民が多いためだという。またラミア機がコロンビアで墜落事故を起こしたことを挙げ、交通機関利用の際にも注意が必要としている。

■ラ・クンブレで積雪 El Deberの記事
ラパス市近郊のラ・クンブレで積雪があったという。Facebookで報告がなされているものだ。ラ・クンブレ(頂点)はその名の通り、標高4670メートルの高地で、ラパスとユンガス地方を結ぶ要衝にあたる。25日午後から雪が降り始め、積雪し、通行する車輛が影響を受けているという。国内の広い範囲は夏だが、高所では雪が降ることは珍しくない。

■鉱山事故の遺体、4日間収容されず Página Sieteの記事
ラパス県インキシビ郡コルキリのコオポラティバ2月26日鉱山内から、事故遺体が収容されないまま4日が経ったという。23日、鉱山内の事故で37歳の男性労働者が生き埋めとなった。その後死亡が確認されたが、落盤による土砂が多く、未だにこの遺体の収容ができない状態となっている。

■民主主義度、低下 Página Sieteの記事
ボリビアの民主主義度のランクは、低下した。エコノミスト誌がランキングを発表したもので、ボリビアは166か国中90位となっている。2015年の85位から、5ランク下がったことになる。昨年2月21日の国民投票で憲法改正が否決されたにも関わらず、2019年に選挙にエボ・モラレス大統領が出馬表明されたことが、大きくマイナス評価された。

■サンタクルスで倒木 El Díaの記事
サンタクルス市内で、大きな木が倒れた。この事態が起きたのはアナ・バルバ通りで、強風と大雨の影響で木が倒れ、路上に駐車していたピックアップトラックが下敷きになった。この事故による人的被害は生じていない。また強風は近郊のポルタチュエロでも吹き、各方面に影響が広がっている。

■ユンガス交通規制続く La Razónの記事
ラパス県ユンガス地方の交通規制は、しばらく続く。ボリビア道路管理局(ABC)は27日から、ウンドゥアビ-チュルマニ間の通行規制を行なうことを明らかにした。工事のためで、月曜から土曜は15~20時、日曜と祝日は6時から20時の時間帯、一般車輛の通行はできなくなる。ユンガスはアンデス高地とアマゾン低地の間にある巨大な崖で、道路事情は悪い。

■コチャバンバ、水遊び規制開始 Los Tiemposの記事
コチャバンバでは26日、水遊びの規制が開始された。カルナバルの時季、国内では水をかけたり水風船を投げたりする水遊びが行なわれる。しかしこの暴徒化に加え、今期は水不足が起きていることから、市議会はこれを禁止した。26日から、警察などはこの取り締まりを開始する。違反した場合、最大で2千ボリビアーノの罰金が科せられる。

■アナタ・アンディーノは2月18日 El Paísの記事
オルーロでは2月18日、アナタ・アンディーノ2017が開催される。25日のユネスコ無形文化遺産、カルナバルの前哨戦として行なわれるイベントだ。カルナバルはメジャーダンスの祭典だが、このアナタはアウトクトナと呼ばれる古典ダンスの祭典だ。主催側によると、今の時点で100の団体が参加を申し込んでいるという。

■スプレー4種を公認 El Deberの記事
サンタクルス市は、カルナバルに向けてスプレー4種を公認した。カルナバルには水をかけ合うなどの水遊びが行なわれるが、同時に泡が出るスプレーも伝統的に使用される。市側は、安全性などを確認し、4種類について販売などを公認した。一方こどもや若者らに対し、安全な使い方を啓発する方針だ。


【ペルー】

■川の増水でホテル倒壊 El Comercioの記事
ワンカベリカ県で、川の増水を受け川沿いのホテルが倒壊した。この事態が起きたのはアンガラエスのリルカイにあるホテル・ラ・アシエンダだ。シルカ川が増水し、この流れにのまれる形でホテルの建物全体が倒壊した。宿泊客や職員らは事前に避難しており、この事態による負傷者などはない。

■イカ、水浸し続く El Comercioの記事
イカ県都の水浸しも続いている。鉄砲水の発生で市街地が浸水したもので、国防省の分析では市内の1520棟が水に浸かった状態にあるという。この町でこうした事態が起きるのは、1988年以来だ。イカ県はこの事態を受け、同市内に60日間の非常事態を宣言した。今の時点で、この水害による死傷者は出ていない。

■CuzcoではなくCusco Correo Perúの記事
クスコの行政は、市名の表記が「Cuzco」ではなく「Cusco」であることを説明したビデオクリップを制作した。1971年3月12日、市議会は市名表記を「Cusco」とすることを決めている。インディヘナ言語ケチュア語には「z」の音はなく、この文字を使うことは不適切としている。英語などでは「Cuzco」表記が一般的で、国内でもこの表記を使用する人は少なくない。

■国産有機バナナ、ポルトガルへ La Repúblicaの記事
国産有機バナナの第1便が、ポルトガルの港に到着した。国内では北部を中心に、2千世帯が有機バナナを生産している。「フレッシュペルー」の名のもと、新たに欧州に輸出されたものだ。これらの有機バナナは同国とスペインに流通予定となっている。世界市場でのバナナの競争は激しいが、ペルーは有機バナナとして差別化している。


【チリ】

■中南部、大災害の状態 BioBio Chileの記事
内務省は国内中南部が、大災害の状態にあると宣言した。同地域では林野火災が激甚化し、広大な面積を焼失したほか、消防士10人が死亡している。被害が広がっているのは第6(オイヒンス)、第7(マウレ)、第8(ビオビオ)州を中心とするエリアで、第8州の一部については公民権が制限される戒厳令が出されている。

■ロシアからの支援受け入れへ BioBio Chileの記事
ミチェル・バチェレ大統領は、ロシアからの支援を受け入れることを決めた。中南部を中心に広がっている林野火災を受け、ロシア政府は一部に42トンの水を運べる輸送機提供を打診していた。すでに米国からは、スーパータンカーと呼ばれる輸送機の提供を受けている。このほかメキシコやフランス、アルゼンチンからも消防士の派遣を受けている。


【アルゼンチン】

■パラナ川にまたパロメタ現る Clarín.comの記事
パラナ川にまた、ピラニアの仲間であるパロメタが現れたという。ミシオネス州のポサーダスで、泳いでいた5人がこの魚に噛まれる被害を受けた。この被害者は、周辺部を含めるとさらに増える可能性もある。夏の間、国内の河川にもこのパロメタが現れることがあり、ポサーダスの行政は川遊びをする人に、注意を呼びかけ始めた。

■安全相、ハッキング受ける Clarín.comの記事
パトリシア・ブルリッチ安全相のツイッターのアカウントが、乗っ取られたという。同大臣が明らかにしたものだ。本人の公式ツイッターに何者かが不正アクセスし、本人の覚えのないツイートを繰り返した。現在この件について捜査が行われており、不正アクセスをした者の摘発を急いでいるとした。

■サンニコラス、聖堂火災 Clarín.comの記事
ブエノスアイレス州のサンニコラスで、カテドラル(聖堂)が火災にあった。行政側によると火はこの聖堂の内部などを激しく焼いたという。火はすでに消防士らにより消し止められているが、損傷が激しいため建物そのものが崩落する危険性がある。この聖堂は、市内でもっとも古い建物だ。

■ナウエル・ワピ湖、水浴など規制 Clarín.comの記事
観光地サンカルロス・デ・バリロチェが面するナウエル・ワピ湖の一部で、水浴などが禁じられた。リオ・ネグロ州側が明らかにしたもので、対象となるのは浄水場に近い地域だ。水浴のほか釣り、カヤック、カイトサーフなどのアクティビティも規制対象となる。湖の環境と水質の保全のための措置だ。

■ノルウェー社、子会社設立準備 La Nacionの記事
ノルウェーのLCC、ノルウェー・エアシャトルはアルゼンチン国内の子会社設立の準備を進めている。国内では今年、LCC参入が相次ぐ見通しで、同社も国内をベースとした便の運航を目指している。政権交代によりアルゼンチンでは昨年12月に、ようやくLCC参入の道が開かれ、今年はLCC元年になる見通しだ。

■航空便乗客、情報管理を強化 La Nacionの記事
国際線航空便の利用者について、情報管理が強化される。政府と移民局が明らかにしたもので、利用客の情報について航空各社と協力し、情報管理が徹底されるものだ。空港でのセキュリティ向上を目的とするほか、国際的な犯罪に対応するための措置だ。また違法移民対策にも、こうした情報が活用される。

■トゥクマン空港が好調 D24の記事
トゥクマンの空港は2016年、好調だったという。空港の管理側によると、この年の同空港の利用者総数は67万人だった。2015年のこの数は60万700人で、実に11.5%もの増加となった。国内全体でのこの年の航空利用は前年比で7.2%の増加で、トゥクマンはこれを上回る増加幅だ。

■コロニア-イグアスフェリー実現か Rosario Plusの記事
ウルグアイのコロニアと、プエルト・イグアスがフェリーで結ばれるかもしれない。新たに、コロニアと国内第2の都市ロサリオを結ぶフェリー運航計画が明らかになった。この計画者側は、このフェリー便を将来的に、プエルト・イグアスまで延伸する考えだという。実現すれば、新たな観光ルートとして注目されそうだ。


【エクアドル】

■コトパクシ山、小爆発繰り返す El Comercioの記事
コトパクシ山は、小さな爆発を繰り返しているという。地質機構が明らかにしたもので、2015年8月14日に噴火活動の再開が確認されて以降、今も活発な状態にあるものだ。標高5897メートルのこの火山は国内2番めの高さで、大噴火に至れば国内では大きな被害は避けられない。


【コロンビア】

■ビバ・コロンビア、17%増 Portal de Turismoの記事
LCCのビバ・コロンビアの利用者は2016年、前年比で17%も増加した。同社が明らかにしたもので、この年の利用者総数は340万人となったという。同社は国内では初めての本格的LCCで、その利用の裾野が着実に広がっていると判断している。昨年には銃声のパナマ線に加え、ペルーのリマにも乗り入れた。同社は今年、国際線の増便を狙っている。

■農村部に移動図書館 Caracol Radioの記事
国内農村部に、移動図書館が導入される。フランスのNGO「国境なき図書館」が、国内の団体と共同で運行するものだ。国内の農村部では、書籍に触れる機会はきわめて少ない状況にある。選んだ本380冊と、電子書籍250冊を用意し、農村部を回る。日常的に本に触れる人の底上げを図るのが目的だ。


【ベネズエラ】

■野党、対決姿勢を鮮明に El Paísの記事
野党はニコラス・マドゥロ政権との対決姿勢を、より鮮明にしている。議会で圧倒的多数を占める野党と政府側は、昨年11月から対話による国内問題の打開の道を探った。しかし野党側の不信感は強く、この対話は中断されたままとなっている。野党側は、政権の退陣と選挙の前倒し実施を求め、国内で再び激しいデモを行なう道を選んだ。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ブラジル、観光地4個所を閉鎖 Infobaeの記事
黄熱病感染の広がりを受け、ブラジル政府は観光地4個所を閉鎖した。この措置がとられたのはエスピリト・サント州のペドラ・アズール、フォルノ・グランデ、マタ・ダス・フローレス、カチョエイラの4個所だ。同州では野生のサルが黄熱病に感染し、大量死した可能性が指摘されている。感染拡大を抑止するため、観光地閉鎖の事態となった。

■キューバ-グアテマラ直行便再開か Prensa Latinaの記事
キューバのハバナと、グアテマラの首都を結ぶ直行便が再開するかもしれない。スペインのWamosエアが、マドリード-ハバナ-グアテマラシティ線の開設を検討しているものだ。早ければ6月にも運航開始となる可能性があり、376ユーロと格安でチケットの購入ができるようになるという。同社はドミニカ共和国のプンタ・カーナとメキシコのカンクンに乗り入れている。

■フエゴ火山、活発な状態 Caracol Radioの記事
グアテマラのフエゴ火山は、活発な状態が続いている。首都の西50キロにあるこの火山は、国内では現在、サンティアギート火山と並び、もっとも活発な活火山だ。観測機関によると26日にも火山活動が続き、噴煙が上がり続けているという。専門家はこの火山のエネルギーは活発で、このような状況はしばらく継続するとの見方を示した。

■セルロース工場と鉄道 El Paísの記事
ウルグアイでは、鉄道網の活用が、工場建設計画にともない浮上しているという。フィンランドの企業が、国内3番めとなるセルロース工場の建設計画を示した。産出されたセルロースの輸送手段として、国内の鉄道網を活用する案が浮上しているものだ。貨物輸送の機運が高まっているのはカネロネスと首都モンテビデオを結ぶ区間だ。

■マナグア、6千年前の足跡 El Universalの記事
ニカラグアの首都マナグア近郊で見つかった古い、人の足跡は6千年前のものと推定されるという。鑑定したカリフォルニア大学の研究者らがマナグアの博物館で明らかにしたものだ。北西部で見つかったこの足跡は1千歩分ほどで、火山からの溶岩流の跡にできたものとみられる。同国でもっとも古い年代の、人の存在が証明されたことになる。

■ホンジュラスで衝突事故 Caracol Radioの記事
ホンジュラス北部でバスとトラックが衝突する事故が起きた。現場となったのはヨロのサンシモンの道路だ。サンペドロ・スーラを発ったバスとトラックが衝突したもので、主にバスの乗客ら17人が負傷し、この中には重篤な者も含まれる。今の時点で事故原因は分かっていない。ホンジュラスでは交通事故により、年間700人が命を落としている。