2017.02.01

【ボリビア】

■マクリ氏の妻に反発 Página Sieteの記事
アルゼンチンのマウリシオ・マクリ大統領の妻フリアナ・アワダ氏に、反発が広がっている。同氏が経営、所有する縫製工場で、ボリビア国民が「奴隷労働」につかされていた。同国では安い労働力としてボリビア国民が、違法に低い賃金で使用されるケースが相次いでいる。ホセ・アルベルト・ゴンサレス上院議長は、アワダ氏を厳しい口調で批判した。

■アルゼンチン、厳しい対処 Página Sieteの記事
アルゼンチン政府によるボリビア国民への「厳しい対処」が始まっているという。マウリシオ・マクリ大統領は先週、違法移民に対する厳しい対応をする方針を示した。このターゲットとなっているのがボリビア国民で、入国を断られたり、不当な嫌がらせを受けるなどのケースが、ブエノスアイレスの大使館に報告されているという。

■アルゼンチン大使「冷静な対応を」 Página Sieteの記事
在ラパスのアルゼンチン大使は、ボリビア国民に冷静な対応を求めた。マウリシオ・マクリ政権がボリビア国民を念頭に、違法移民対策を強化させる方針を示した。これを受けぼボリビア国民間で不安が高まり、同国への批判が強まっている。ノルマンド・アルバレス大使は、正規の滞在者には影響はないとして、ボリビア国民に冷静さを求めた。

■アルゼンチン議員、壁建設提案 El Paísの記事
アルゼンチンのアルフレド・オルメド下院議員が、ボリビア国境への壁建設を提言した。米国のドナルド・トランプ新政権がメキシコ国境に壁を建設する方針を示したことに賛意を示し、これに倣う提言をしたものだ。同議員はこの壁建設で、違法移民や薬物輸送の問題が大きく改善すると断じた。政府側はこの可能性を否定し、国境のサルタ州知事は不快感を示している。

■エボ、メキシコにCelacの勧め El Díaの記事
エボ・モラレス大統領はメキシコに対し、ラテンアメリカ・カリブ海諸国共同体(Celac)入りを勧めた。米国のドナルド・トランプ新政権の強硬な姿勢に、メキシコ政府は厳しい立場に立たされている。モラレス大統領はメキシコに対し北米ではなく、南を向いた政策を進めることを勧めた。在ラパスのメキシコ大使は、モラレス大統領が連帯を示したことに謝意を示している。

■ワナクニ大臣、外交デビュー La Razónの記事
内閣改造で着任したばかりのフェルナンド・ワナクニ大臣が、外交デビューした。外相として初めて、南米諸国連合(Unasur)の国際会議に出席したものだ。各国の外相が集まったこの会議では、南米各国をとりまく問題、とくに米国の新政権への対応などについて話し合われたとみられる。

■青線、3月に開業へ Página Sieteの記事
エルアルトで整備が進むテレフェリコ(ロープウェイ)青線は、3月にも開業する見通しとなった。ラパス、エルアルトではこれまで赤線、黄色線、緑線の3路線が開業し、青線は4路線めとなる。運営するミ・テレフェリコは近く、正式に開業日を発表する方針を示した。青線は赤線の7月16日駅とリオ・セコを結び、全線がエルアルト市内を通る。

■ボリビア、大陸横断鉄道プレゼンへ La Razónの記事
ボリビアは、ペルー、パラグアイとともに大陸横断鉄道計画のプレゼンに臨む。この計画はボリビア国内の鉄道網を活用し、大西洋岸と太平洋岸を結ぶ鉄路を整備するものだ。ドイツ、スイス政府と企業に対しベルリンで計画概要や意義を説明するという。一方この計画では大西洋岸の出口となるブラジルからの協力は取りつけられていない。

■タリハ県でミニバス事故 El Deberの記事
タリハ県でミニバス事故が発生した。セルカド郡にあるカーブを曲がりきれず、乗客を乗せたミニバスが80メートル下の谷に転落したものだ。この事故で、ミニバスに乗っていた4人が死亡し、複数の負傷者が出ている。この便はエル・トリガル社が運行するもので、事故当時相当のスピードを出していたとみられる。

■エボ博物館、2日開館 El Díaの記事
オルーロ県の寒村オリノカでは2日、国が整備を進めた民主革命・文化博物館がオープンする。国が5千万ボリビアーノを投じて4年をかけ建設したものだ。オリノカはエボ・モラレス大統領の出生の地で、同大統領の生い立ちの紹介などがあることから、一部では「エボ博物館」とも呼ばれている。

■TAM移管、完了せず Los Tiemposの記事
ボリビア空軍航空(TAM)の移管は、期限内に終了していない。12月14日、公共事業省は同社の公営企業への移行を45日以内に行なうことを求めた。この期限が経過したが、プロセスはまだ完了していない。同省はTAMの運航停止の可能性も示していたが、これも発動されていない状態だ。TAMは空軍の一部門となっている。

■ラパス、グローボも禁止 Página Sieteの記事
ラパス市は、カルナバル期間中のグローボ(水風船)の使用も禁止した。カルナバル期間中、市内では若者やこどもたちが水遊びをする習慣がある。市側は水をかけ合うなどの行為を禁じるとともに、このグローボについても禁止を決めた。暴徒化と水不足を受けた措置で、グローボを路上などで販売することとも禁止する。

■TIGO、5時間のネット停電 Página Sieteの記事
電話会社TIGOによると、通話やインターネット接続のサービスが先週末、5時間にわたり途絶えたという。29日21時頃から、翌日午前2時頃にかけて、サンタクルスを中心にサービスが利用できない状態になった。同社によると通信に必要な設備が破壊されるなどの被害を受けたとして、警察に被害届を出しているという。

■ビモダルでスト El Díaの記事
サンタクルスのビモダルバスターミナルで31日、ストライキが行なわれた。同ターミナルの職員らが解雇されたことを受け、ほかの労働者らがこの撤回を求めてストに入ったものだ。ターミナル内では労働者らが、怒りの声を上げた。組合側は違法な解雇だとして法廷闘争の可能性も示している。


【ペルー】

■チンチェロ問題で72時間スト Perú21の記事
クスコ近郊のチンチェロ新空港の着工中止問題で、クスコ側は72時間のストライキを通告した。31日、この新空港の建設着工となる予定だったが、直前にペドロ・パブロ・クチンスキー大統領がコスト面の問題などから中止を決断した。クスコ側は、早期の着工を求め、ストライキで政府に圧力をかける方針だ。

■マチュピチュで防災訓練 Correo Perúの記事
マチュピチュで異例の防災訓練が行われる。遺跡観光の拠点となるマチュピチュ村で、ビルカノタ川が氾濫し水害や土砂災害が発生するとの想定で、避難や対策の訓練が行われるものだ。地域行政と県、国の防災側が実施するもので、関係諸機関のほか住民も参加する。この一帯では土砂災害が起きやすい傾向にある。

■ピウラで大雨被害 Perú21の記事
ピウラで大雨による被害が生じている。30日夕方から31日未明にかけ、市内では激しい雨が降った。この影響で街路が水に浸かるなどし、交通に大きな障害が生じた。さらにこの雨の影響で、一部または全部が崩落する建物も続出している。気象機関によると短時間に54.2ミリもの雨が降ったという。

■水遊び、罰金405ソル El Comercioの記事
トルヒーリョの行政は、水遊びの摘発で、最大で405ソルの罰金を科す。カルナバルの時季、若者やこどもたちの間で、水をかけ合うなどの遊びが伝統的に行なわれている。しかし一部でこの暴徒化が発生していることから、国内各地の行政は規制を強めている。トルヒーリョでは見知らぬ者に水をかけるなどの行為を禁止し、違反した場合摘発する方針だ。


【チリ】

■チリ国民、ビザ要件など変更なし BioBio Chileの記事
在サンティアゴの米国大使は、チリ国民の同国ビザ要件などは変わっていないとした。ドナルド・トランプ政権誕生以降、移民に対する厳しい政策の発動が続く。現在チリ国民は、南米各国で唯一米国入国時のビザが不要だが、この状況は変わらないと大使は断じた。それでも、チリ国民間に将来の扱いに対する不安の声が高まっている。

■国内、55個所で消火活動 BioBio Chileの記事
国内では現在、55個所で消火活動が続いているという。政府緊急事態局が明らかにした数字だ。中南部などで林野火災が発生しているもので、今の時点で1万1千人が消火活動に携わっているという。これらの火災による死者は11人、焼失面積は54万ヘクタール、焼失家屋は1047棟、避難者数は3782人だ。


【アルゼンチン】

■BsAs、電力値上げ La Nacionの記事
ブエノスアイレスでは2月1日から、電力料金が値上げされる。フアン・ホセ・アラングレンエネルギー相が明らかにしたもので、その値上げ幅は60~148%だ。国内の電力料金は助成で安さが保たれていたが、マウリシオ・マクリ政権はこの助成削減と財政健全化を目指している。マクリ大統領は、適正化を通じて国の経済発展が図られると説明している。

■アコンカグア、登山者が死亡 La Nacionの記事
南米最高峰のアコンカグア山で、登山者が死亡した。メンドサ州側が明らかにしたもので、死亡したのは米国籍の男性登山者だという。この男性は仲間2人とともにこの山の登頂を目指していたが、山頂近くのウスピリャタで死亡が確認された。現在山岳救助隊が、この遺体を回収する作業を行なっている。

■LATAMアルゼンチンでスト La Nacionの記事
LATAMアルゼンチンの労働組合が、突然のストライキを行なった。31日、24時間のストに突入したのは、同社の機体整備士の組合だ。組合側は賃金の改善などを経営側に要求している。この事態を受け、労働省が斡旋に入っている。同社便の多くが欠航したり遅れたりしているが、運営側は1日には正常化するとした。

■トップレス問題で抗議行動 Clarín.comの記事
ブエノスアイレス州のネコチェアのビーチで女性3人がトップレスになった問題で、ブエノスアイレス市内で抗議デモが行われるという。国内では公序良俗に反するとして、公の場で女性がトップレスになることは違法とされる。しかし女性団体などが、ビーチなどでは認めるべきとして、オベリスコ前でデモを予定しているという。


【エクアドル】

■アタカメス、M5.4の地震 El Comercioの記事
31日午前9時22分頃、マナビ県北部のアタカメスで、やや強い地震が起きた。観測機関によると震源の強さはマグニチュード5.4、震源の深さは9.5キロだ。この地震は昨年4月16日に発生した、マグニチュード7.8の大地震の余震とみられる。この地震の前後にはマグニチュード3.2~3.6の地震が3度発生した。首都キトなどでもこの揺れを感じた。

■LATAM、キト-マイアミ線休止 El Comercioの記事
LATAM航空は、キトと米国のマイアミを結ぶ路線を休止する。同社はこの路線の利用とコストの問題を挙げ、2月以降、休止することを明らかにした。この使用機材などはキト-マドリード線に投入するという。このマイアミ線の利用者は昨年、前年比で15%程度落ち込んでいた。この路線はアメリカン航空も運航している。

■キトで大雨、死者も El Universoの記事
キトは激しい雨に襲われた。30日夕方、市内は激しい雨に襲われ、この影響で交通事故が数件発生したという。これらの事故で、1人が死亡し、1人が負傷した。この雨によりサンタアナでは道路の冠水が生じ、さらに倒木も各地で発生した。同じ日、サリナスでも大雨が降り、市街地の冠水が各地で起きている。


【コロンビア】

■アビアンカ、身売りは困難 Prensa.comの記事
南米2位の航空グループ、アビアンカはその身売りを困難と判断したとみられる。同社は8か月前、身売りの可能性を示しており、米国のデルタ航空とユナイテッド航空、パナマのコパ航空が名乗りを上げていた。同社はこれら3社からの計画を示され、審査をしていたがいずれも実現性が薄いと判断したという。

■ビバ・コロンビア便、キャンセルで抗議 RCN Radioの記事
ビバ・コロンビアの旅客便が欠航となり、利用者らの激しい抗議で収拾がつかなくなったという。この事態が起きたのはペレイラのマテカニャ空港だ。サンアンドレス島に向かう便が突然欠航となり、150人の乗客が激しい抗議行動をとった。同社側は利用者が少ないことなどを欠航理由としたが、他社を含めて代替便がない状態だという。

■AA機にコカイン Caracol Radioの記事
ボゴタ発マイアミ行きのアメリカン航空の機内から、コカイン14キロが見つかったという。ボゴタの空港で、このボーイング757型機の整備をしていた職員が発見したものだ。このコカインはコロンビア国内で精製されたものとみられ、その時価額は2万ドルだ。このコカインは、麻薬捜査犬による発見を避けるため、包装に油がぬられていたという。

■受取送金、6%減の見込み Caracol Radioの記事
コロンビアが今年、米国から受け取る送金額は、6%程度減る見込みだという。米国ではドナルド・トランプ新政権が発足し、移民に対する厳しい政策を発動しつつある。米国で働くコロンビア国民からの国内への送金は、国内総生産(GDP)でも一応の割合を占めるが、今年はこの影響でこの額が減る見通しだ。

■メデジン、殺人32%減 Caracol Radioの記事
国内第2の都市メデジンではこの1月、前年同月に比して32%も殺人が減ったという。この1~30日の市内の殺人件数は32件と、前年同期の47件から15件減った。とくにメデジン中心部ではこの月、20日間にわたり一件も殺人が起きない事態となった。メデジンは殺人や暴力事件が多い町として、内外に知られていた。


【ベネズエラ】

■最高裁、マドゥロ継続を判断 El Universoの記事
ベネズエラ最高裁は、ニコラス・マドゥロ政権の継続を判断した。12月、野党が圧倒的多数を占める議会が、マドゥロ政権の退陣を議決した。この件について最高裁は審査を行なったが、マドゥロ政権の正統性を認めたことになる。議会側は、現在国内で経済的混乱を招いていることについて、マドゥロ政権の失政が原因と指摘していた。

■イスラエル、難民を受け入れ El Universoの記事
イスラエル政府は、「ベネズエラ難民」の受け入れを決めた。受け入れを決めたのはユダヤ教を信仰する9人のベネズエラ国民だ。国内では経済悪化により物資不足や物価高騰が生じ、これらの9人は生活が圧迫されているとして同国に難民申請したという。イスラエル政府は、人道的見地からこの申請を受け入れた。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■黄熱病、サンパウロへ El Observadorの記事
ブラジル最大都市のサンパウロに、黄熱病が上陸した。同国ではミナス・ジェライス州で、黄熱病が流行しつつある。新たにサンパウロとエスピリト・サント州で黄熱病感染による死者が確認されたものだ。このほかマト・グロッソ・ド・スール州でも、感染の疑いがある事例があるという。同国保健省は、来訪観光客に予防接種を受けることを推奨している。

■ウルグアイ、鉄道再開に36か月 El Paísの記事
ウルグアイで持ち上がっている鉄道再開計画は、36か月で実現するという。ビクトル・ロッシ交通公共事業相が明らかにしたものだ。国内で新たにセルロース工場が立地することになり、この輸送のため休止中の鉄道のリバイバルプランが浮上しているものだ。全長300キロのこの鉄道の再開に向けた工事は、36か月で整備を負える見通しだという。

■カラスコ空港、11%増 El Paísの記事
ウルグアイ、モンテビデオのカラスコ国際空港の利用者は2016年、およそ190万人となったという。プエルタ・デル・ソルのディエゴ・アロサ氏が明らかにした数字だ。この利用者数は、2015年比で11%の増加だ。アマスソナス・ウルグアイやスカイ航空、GOL航空の新規就航などがこの数字に資したという。


【国際全般】

■カタール航空便、ハヤブサ搭乗 Infobaeの記事
カタール航空の旅客便に、ハヤブサ80羽が搭乗したという。エコノミークラスの座席80席が、これらのハヤブサのために購入された。この便の操縦士が撮影した写真が、SNSで拡散しているものだ。これらのハヤブサは、サウジアラビア人の乗客が輸送したもので、これら80座席分の支払いも行なわれているという。