2017.02.02

【ボリビア】

■海があれば成長8% Los Tiemposの記事
エボ・モラレス大統領は、ボリビアに海があれば8%の成長が実現できた、と語った。大統領はこの20年、海があれば年率2.8%の整腸効果が望めた、との試算を示した。19世紀末の太平洋戦争でボリビアはチリに海岸線を奪われ、内陸国となった。政府はこのことが、ボリビアの社会発展を阻害した最大の要因と位置づけている。

■アルゼンチン大使、ボリビア政府に対応促す El Díaの記事
在ラパスのアルゼンチン大使は、ボリビア政府に対し移民政策についての強い対応を求めた。同国のマウリシオ・マクリ政権はボリビア国民を念頭に、違法移民規制を強化する方針を示している。ボリビア国内から反発が出ていいるが、ノルマンド・アルバレス大使はボリビア側も、違法移民を避けるよう対応を強化することを求めた。

■外相に国境の把握求める La Razónの記事
野党は、フェルナンド・ワナクニ外相に対し、国境地域の現状把握や視察の実施を求めた。アルゼンチン政府が、ボリビア国民を念頭に違法移民対策を強化する方針を示している。一部の議員からは、国境に壁を設けるべきとの意見が出ているほどだ。これを受け、野党はワナクニ大臣にビジャソン-ラ・キアカ国境の現状把握などを求めた。

■ボリビア移民、不安の声 La Razónの記事
アルゼンチン在住のボリビア移民の多くが、不安の声を上げている。マウリシオ・マクリ政権がボリビア国民を念頭に、違法移民対策を強化する方針を示した。在ブエノスアイレスのサントス・ティト大使は、国内在住のボリビア移民の98%が合法としているが、アルゼンチン政府のスタンス変更で、今後違法となる可能性もあり、状況に戦々恐々としている。

■野党、2月21日を祝う Página Sieteの記事
野党は2月21日にを祝う準備を進めている。昨年のこの日、国内では憲法改正を問う国民投票が行われ、反対多数で否決された。この改正は2019年選挙へのエボ・モラレス大統領の再選出馬を可能にするかどうかが焦点で、野党側はこの結果を勝利と捉えている。現在政府は改めて、モラレス大統領の再出馬を模索しており、この日を通して牽制する姿勢だ。

■COB、転用反対 Página Sieteの記事
有力労働組合連合COBは、年金財源の転用にあくまで反対する姿勢だ。ギド・ミトマ委員長があらためて示したものだ。政府はこの財源を、緊急に国内の農業行政の資金に転用する方針を示している。COBは労働者の将来に対する不安を招くとして、このことに反対の姿勢を貫くことを明らかにした。

■TAM、移行期間延長 La Razónの記事
ボリビア政府は、空軍航空(TAM)の公企業移行期間を延長した。昨年12月、停滞していたプロセスを進めるため、政府側はこの期限を1月29日までとしていたが、この日までに実現しなかった。運航停止となれば国内交通に影響が大きいため、この延長を決めたものだ。しかし新しい期限は示されていない。

■ティワナク、観光列車運行へ La Razónの記事
アイマラの聖地、ラパス県のティワナクへの観光列車の運行が始まるという。ボリビアアンデス鉄道(FCA)が明らかにしたもので、エルアルト-ティワナク-グアキを結ぶ観光列車を毎月第2日曜日に運行する。エコノミークラスで往復40ボリビアーノ、エクティーボクラスで160ボリビアーノだ。同社はこの運行で、地域の観光開発に資するとしている。

■コロミでバス事故 El Deberの記事
コチャバンバ県のコロミで、バス事故が起きた。コチャバンバとサンタクルスを結ぶ道路を走行していたチノ・ブス社の便が衝突事故を起こしたものだ。この事故で2人が死亡し、20人の負傷者を出している。重傷者はサカバやコチャバンバのビエドマ病院に運ばれている。事故の原因はまだ分かっていない。

■ポオポ湖、また干上がるおそれ La Patríaの記事
オルーロ県のポオポ湖は、また干上がる可能性があるという。水利の専門家が指摘したものだ。少雨の影響でこの湖は干上がり、2015年12月に「消滅」が宣言された。今年に入ってからの雨で水量が増し、事態が好転していることが指摘されていた。しかし専門家は水量は十分ではなく、このままいけば乾季の5~6月にまた干上がるおそれがあるとした。


【ペルー】

■チンチェロ闘争は一時中断へ Correo Perúの記事
クスコ、チンチェロ新空港をめぐる闘争は、一時中断となった。31日に着工予定だったこの空港について、ペドロ・パブロ・クチンスキー大統領が突然凍結した。これに反発した地元が社会闘争に入っていたが、クチンスキー大統領が3日に現地入りすることを受け、中断された。この3日の訪問時、着工が宣言されることが濃厚となっているという。

■ワイコロロ氾濫でメトロ延長 Perú21の記事
リマでワイコロロ川が氾濫したことを受け、メトロ(電車)1号線は運転時間を延長した。この氾濫で、サンフアン・デ・ルリガンチョなどで浸水被害が生じ、交通にも影響が生じている。このためメトロは運転時間を延長し、地域の人々の交通の便を確保することを決めた。災害で運転時間を延長するのは、開通以来初めてだ。

■カンデラリア、アルコール中毒増 Los Andesの記事
プーノではカンデラリア祭が開催される間、アルコール中毒の症例が激増するという。主催側が指摘し、注意を呼びかけたものだ。毎年2月に開催されるこの祭りは国内最大のフォルクローレの祭典だ。しかしこの際、アルコールの消費が伸び、この影響で急性アルコール中毒を起こす人が増えるとみられる。


【チリ】

■蔵相、緊急増税を否定 BioBio Chileの記事
ロドリゴ・バルデス蔵相は、緊急増税を否定した。国内では中南部を中心に林野火災が広がり、この消火活動に費用がかさんでいる。このため国民などの間から、財源の穴埋めに、日本の消費税に相当する付加価値税(IVA)の税率が緊急に引き上げられるとの見方が強まった。しかし蔵相は、社会的影響が大きいとしてこの可能性を否定した。

■大統領選、ギジェル氏がリード BioBio Chileの記事
次期大統領選では元記者で上院議員のアレハンドロ・ギジェル氏がリードしている。Adimarkが行なった世論調査の結果で、次期選挙に同氏を推す人は28%と、セバスティアン・ピニェラ前大統領の27%をわずかに上回った。一方、ミチェル・バチェレ現大統領へ支持率は27%となっている。

■レッドペッパーに注意情報 BioBio Chileの記事
消費者保護行政は、国内で市販されているレッドペッパー(トウガラシ)製品について、注意情報を出した。「マルコポーロ」のシリーズから発売されているこの製品について、カビの一種であるオクラトキシンAが検出されたという。消費すると、肝臓に障害が起きるおそれがあるとして、消費者に使用しないよう呼びかけた。


【アルゼンチン】

■政府、ヘリ購入へ La Nacionの記事
アルゼンチン政府は、新たにヘリコプターを調達、購入する方針だという。購入するのは、大統領の移動などに使用されるヘリだ。現行ヘリに置き換える形で、最新鋭の機材を調達したいという。政府は大統領専用機タンゴの買い替えを決めたばかりで、相次ぐ大統領選用機材の調達に、批判が起きる可能性もある。

■新車販売、61%増 La Nacionの記事
国内での新車販売はこの1月、前年同月比で61%もの増加をみた。自動車販売業の団体Acaraが明らかにしたもので、この1月の販売台数は9万2945台と、前年同月の5万7771台から3万5千台以上増えた。新車販売は2016年、前年比で10.2%の増加を示しており、販売の好調さがこの月も続いたことになる。

■AR、1月は絶好調 La Nacionの記事
アルゼンチン航空はこの1月、まさに絶好調だった。同社によるとこの月の利用者は115万人と、1月としては過去最高を記録したという。この数は前年同月比で7.1%の増加で、国内線、国際線ともに一応の伸びを記録した。一方、国内市場には今年、LCCが続々と参入予定で、同社は臨戦態勢に入りつつある。

■プエルト・マデーロ、最大観覧車 El Universoの記事
ブエノスアイレスのプエルト・マデーロに、南米最大の観覧車がお目見えする。設営される観覧車は、高さが90メートルで、現在南米でもっとも高いエクアドル、グアヤキルの57メートルを実に23メートル上回る。これから建設、設営作業が始まり、2018年の早い時期には、パノラマが楽しめるようになるという。

■GOL機、重大事故の可能性 ARG Noticiasの記事
メンドサ空港で、GOL航空の旅客機が、重大事故を起こしていた可能性があったと報告された。1月19日、同空港からブラジル、サンパウロに向かった同社のボーイング737型機が、異常な低空となり、隣接する国道40号を走行する車輛から「恐ろしい光景だった」との苦情が上がったものだ。航空当局は分析の結果、この事実を認めた。

■トップレスは無罪 La Nacionの記事
ブエノスアイレス州ネコチェアの司法は、トップレスについて「犯罪ではない」と判断した。このビーチで先週末、女性3人がトップレスとなり、警察に咎められたものだ。国内では公衆の面前で女性がトップレスになることは、公序良俗に反する行為とされている。しかし司法はこれは犯罪ではなく、処罰の対象ではないと判断した。


【エクアドル】

■モロナ・サンティアゴ、M5.0の地震 El Comercioの記事
モロナ・サンティアゴ県で31日18時38分頃、地震があった。観測機関によると震源はスクア付近で、震源の強さはマグニチュード5.0、深さは34.91キロだ。周辺コミュニティや、アスアイ県のクエンカなどで揺れを感じたが、人や建物への被害はない。同地域はアマゾン低地で、昨年4月16日に発生したM7.8の大地震との関係はないとみられる。

■米国大使館、質問の時間 El Comercioの記事
在キトの米国大使館は、エクアドル国民に対し「質問の時間」を設けた。Facebookを通じて告知したもので、同大使館のウェブサイトを通じ、1日14時から15時まで、個人的な質問を受けつけるという。ドナルド・トランプ政権が移民政策の強化を発表し、米国訪問を希望する国民間からの不安が高まっていることを受けた動きとみられる。


【コロンビア】

■アビアンカ、ユナイテッドと連携強化 Caracol Radioの記事
アビアンカ航空は、米国ユナイテッド航空との戦略的連携強化を決めた。同社は身売りの可能性を示し、ユナイテッド、デルタ、コパ航空が手を挙げていた。しかし身売りの判断は凍結し、同じスターアライアンス加盟のユナイテッド航空との連携強化を図る方針を固めたという。

■不明機、セルバで発見 Caracol Radioの記事
消息不明となっていた小型機が、グアイニアのセルバ(ジャングル)で発見された。不明となっていたのはアエロメネグア社が保有する小型機で、通報を受けた空軍が空から捜索し、発見に至った。乗っていた操縦士を含む5人に負傷などはないという。この機はに何らかのトラブルで、この地に不時着したとみられる。

■アリタリア、カルタヘナ乗り入れか Caracol Radioの記事
イタリアのアリタリア航空が、カルタヘナへの乗り入れに関心を示しているという。カルタヘナのマヌエル・ビセンテ・ドゥケ市長が明らかにしたもので、数か月以内にローマ-カルタヘナ線が実現する可能性があるとした。また在ボゴタのイタリア大使館も、この可能性を否定していない。


【ベネズエラ】

■ベネズエラ、自由のない国 El Universoの記事
ベネズエラは世界でもっとも「自由のない国」となった。米国のNGO団体フリーダムハウスが、新たなレポートを発表した。政治的自由、国民の自由の点においてベネズエラはキューバを下回り、最低評価となったという。同国では2014年に拘束され、収監された野党リーダーについて、国民間からも弾圧だとの指摘がある。

■リウマチ患者の訴え La Patrillaの記事
国内のリウマチ患者らが、悲鳴を上げている。経済失政のため輸入が滞り、国内では多くの物品が不足している状態だ。とくに輸入への依存度が高い医薬品は不足の割合が高く、リウマチ患者の治療や痛み緩和などに使用される薬剤は国内でほぼ涸渇した状態だという。国内には30~36万人のリウマチ患者がいると推定されている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■黄熱病、1942年以来の流行か RPPの記事
ブラジルでは1942年以来となる、黄熱病の流行の現実味が増している。ミナス・ジェライス州で感染者が続出したが、さらにサンパウロ、エスピリト・サント州でも感染による死者が確認された。保健省が確認した感染者数は130件だが、感染が疑われる事例は430件に達している。保健省は、750万件分のワクチンの調達を急いでいる。

■ウルグアイ、観光15%増 El Paísの記事
ウルグアイの観光産業が絶好調だ。この1月、同国を観光で訪れた人の数は、前年同月比で15%の増加となったことが明らかになった。とくに海岸の観光地であるプンタ・デル・エステやロチャが好調で、隣国アルゼンチンからの観光客が激増しているという。これからカルナバルを迎え、さらなる観光シーズンとなる。

■エンカルナシオン、ハチの大群 ABC Colorの記事
パラグアイ、エンカルナシオンで60歳の男性が、ハチの大群に襲われた。この男性はサンペドロ地区の教会の庭で、掃除を行なっていた。この際に現れた大群に襲われ、全身100個所以上を刺されたという。男性は病院に運ばれ手当てを受け、一命を取り留めた。この男性は、この教会で一人で生活していた。

■リオ、殺人19.8%増 Caracol Radioの記事
ブラジル、リオデジャネイロ州での2016年の殺人件数は、前年比で19.8%増加した。同国の機関が明らかにした数字で、この年に起きた殺人件数は5033件と、前年から833件増えた。人口10万人あたりの殺人発生数は29.9件となっている。月別で殺人がもっとも多かったのは4月で575件だった。

■環境保護活動家に危険が及ぶ国 El Paísの記事
環境保護活動家がもっとも危険にさらされる国は、ホンジュラスだという。NGO団体のグローバル・ウィットネスがレポートしたものだ。同国では2010年以来、こうした活動家が123人殺害されている。土地争いを背景に、こうした活動家が脅されたり、殺傷されるケースが多いためだ。